マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

京料理人中川善博の言葉より 「揃っていることは一つの味付け」 

今月の「上級幸せコース」の授業は「煮物」でした。
むそう塾の煮物はとても美味しいので、この日を楽しみにしている人も多いのです。

以前は「玄米の炊き方秘伝講座(愛クラス)」で提供される「福ZEN」があって、その中に煮物が何種類も入っていました。
この中に「金平牛蒡」があるのですが、「こんなに美味しい金平牛蒡は食べたことがない!」と仰って、金平牛蒡を習うためにコース受講に進んだ塾生さんがいました。

ところが、金平牛蒡を習えるのは2年目の「上級幸せコース」です。
「煮物」の授業でやっと登場します。
それは、材料を「揃えて切る」ことが、まだ1年目では難しいからです。

ふだん私たちは色々なものを切っていますが、「揃えて切る」ことはあまり意識していない人が多いかもしれません。
お鍋の中に色々な厚さや細さの材料が入っていて、それはそれとして「作る人の味」になっているのが現実だと思います。

ところが、先日の授業中に、中川さんはこんなふうに塾生さんに話していました。
揃っていることは一つの味付けだからね」と。

確かに、揃うと火の通りも、味付けも均一になるし、何より見た目にも美しいですからね。
美味しいお料理に求められる第一歩が包丁仕事なので、むそう塾ではこの「切る」「むく」授業を大切にしています。

最初の金平牛蒡ですが、これはまさに「揃え」のお料理なので、先輩塾生さんでも日々真剣に向き合っています。
揃えがもう一つの味付けになるという視点は、包丁を持つたびに肝に銘じたいですね。

 
 

 
 

動画も載せておきましょう。

【京料理人 中川善博による牛蒡の引き切り】

 
 
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「あもさん料理10選講座」の追加メニューが決まりました!

8月にご案内しておりました「あもさん料理10選講座」ですが、全部のメニューが決まりました。
昨夜試作会も済ませたのですが、あまりにも意外なので、当日のお楽しみに全部の公表は避けておこうということになりました。

お餅の食べ方というと、みんなが知っているものぐらいしか浮かばなくて、ネットで調べてもイマイチそそられるものもなかった私です。

しかし、中川さんは10種類全部を初めてのお料理として登場させました。
プロってすごいものだなあと改めて感心したものです。
色々な経験がここにつながっているんですね。

昨夜も漏洩したかったのですが、皆さんのお楽しみのために思いとどまりました(笑)
10月29日に受講予定の方々には、ワクワクして京都にいらしてもらえますね。
11月3日に受講される方々は、29日の写真を見て、「早くたべた〜い♪」となることでしょう(^o^)

 
 

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【あもさん料理10選講座】メニューの一部より
1 みぞれあもさん
2 あもさんのガーリックバター
3 みたらしあもさん
4 にっきもち
5 チーズもち
6 くるみもち
7 内緒
8 内緒
9 内緒
10 内緒

 
 

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昨夜の試作会では、あもさんを5個分も胃袋に収めたのですが、胃もたれもせず、さすが玄米餅だなあと感心しました。
白米のお餅だとこうはいきません。

だんだん寒くなってくると、お餅がいっそう美味しく感じます。
それは、体を温めてくれる力を無意識に求めているからですね。
手軽にパワーを補える玄米餅を活用して、主食やおやつとしてお楽しみいただけたら嬉しいです。

 
 

(料理 京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

これが最高に美味しかったです!
お楽しみに!

 
 
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実りの秋はキッチン仕事も大忙し 京料理人の仕事 動画あり

古い写真を探していたら、綺麗な栗の写真が出てきた。
京料理人中川善博がむいた栗だ。

 
 

 
 

うっっとりするような色白で、スベスベ肌の栗。
短い旬の間に、瓶詰めまでするむそう塾生も多い。
おせちに必要だから。
栗の皮むき授業はこちらの記事から。

 
 

(丹波栗の甘露煮 奥は黒豆 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

動画も載せておこう。

【プロが教える栗の皮むきコツのコツ(1)】

 
 

【プロが教える栗の皮むきコツのコツ(2)】

 
 

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南瓜の皮のむきかたにも苦労する人が多い。
黄色と緑のグラデーションが参考になるので、ここに載せておこう。
指を切らないように気をつけて練習しよう。
南瓜の授業はこちらの記事から。

 
 

 
 
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うれしかったこと 玄米ごはんを炊いてくれるご主人さま

昨日の講座でとても嬉しいことがありました。
久しぶりに受講してくれた塾生さんのことです。
Aさんとします。

Aさんは昨日の「煮物講座」を受講したかったそうなのですが、開催日が平日なので、子どもを預かってくれる人がいません。
その気持ちを察したご主人さまが、「休みをとって子どもを見ているから行っておいで」と背中を押してくれたのだそうです。
素敵ですねぇ。これが本当の大人の行動ですね。

Aさんはとっても幸せそうで、しっとりしていて、本当に見惚れてしまうほど素敵になっていました。
独身のときにむそう塾のコースに2年間通ってくれたのですが、その後結婚されてお子さんを出産されました。
お仕事も続けておられたのですが、出産後Aさんがとても大変そうなので、ご主人さまが自分でもなにか助けてあげたいと、玄米ごはんを習いに京都までこられたことがあります。

「せめてごはんだけでも炊いてあげたら助かるかな」と思って、ご主人さまの判断で申し込まれたのでした。
2020年2月のことでした。
それから4日後にパスポートを取得されて、今でも玄米ごはんを炊いてくれているそうです。

Aさんがこんなふうに話してくれました。
「すっごく美味しい玄米ごはんを炊いてくれるんです」と。
ああ、だからAさんはこんなに素敵な女性になっているんだなあと大いに納得です。

ちなみにご主人さまは、珈琲講座も受講してくださっているので、仲睦まじい時間を過ごされているのだろうなあと想像しています。

嫁いだ娘がご主人さまに大事にしてもらって、仲良く暮らしているような嬉しさでいっぱいになりました。
久しぶりに里帰りをしてくれたAさんの姿を見て、本当に安心しました。
やはり男性の態度は、家族の幸せに大いに影響するなあと思ったことでした。
Aさんのご主人さまにも感謝しています。

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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稲荷寿司の折り箱への詰め方 京料理人中川善博の動画あり

「マクロビオティック京料理教室 むそう塾」では、毎年「玄米の稲荷寿司」を教えています。
これが本当に美味しいので、お知り合いの人に差し上げるととても喜ばれます。
玄米で作っているのに、玄米嫌いの人も喜んで召し上がってくれます。
玄米とは思わずに(笑)

ところが、これを折り箱に詰めるのが結構難しいのです。
折り箱を汚さないように。
稲荷寿司の形を崩さないように。

今日、中川さんが稲荷寿司を作りました。
急に思い立って、詰めるところを動画に撮りましたので、参考になさってください。
お弁当投稿をされる皆さんへの応援になったら嬉しいです。

 
 

 
 

【稲荷寿司の折り箱への詰め方 京料理人中川善博】

最後に左端にガリを入れます。

 
 
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