マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

男性でもお料理ができるのが本物だと私は思う

最近は男性でもお料理をする若い人が増えてきた。
さら〜っと、自然体でキッチンに立つ男性を素敵だなと思う。

それに比べて、ある程度年齢が上の世代は、キッチンに立つことに想像以上にためらいがあるようだ。
なんというか、キッチンに立ったら負けみたいな雰囲気を感じる。

でもね、私は思うの。
人間はみんな働いて食べて行くのだから、まずは働く。
次に食べる。
このどちらも自分の力で賄わなければ、社会に生きているとは言えないと思うの。

結婚するまでは母親が、結婚したら奥さんがお料理を作って、それを食べるだけの男性は、人生の半分しか生きていないと思うの。

暮らし方も変わって、働く女性が増えて来た今は、男性は仕事をしていればそれで良い時代ではなくなって来たと思う。
男女ともに、心から助け合える関係を築くために、男性でもキッチンに立つことをおすすめしたい。

 
 

お料理は案外と理系の人がストンと納得できることが多い。
そんな切り口からお料理に入ったら、面白がってくれるかもしれない。

女性ならそれに加えて、可愛いとか、綺麗とかいう感性が付加価値になるけど、男性は案外美味しさをストレートに求めるかもしれない。

お料理をして、現実の生き方が身についた男性は、仕事の内容にも変化が出ると思う。
生活感のある人とない人では、結果が違うのは当然だ。

よりよい結果のために、より現実的な生き方をしてみてはいかがだろうか?

 
 

女性が疲れているとき、ごはんとお味噌汁が出てきたら、それだけでもじゅうぶん幸せだよ。
あとは、納豆でも玉子かけでも、いいじゃない。

作ってくれた気持ちが最高のご馳走なんだから。

 
 

あ、そうそう。
お味噌汁の簡単な作り方を、この講座で伝授するので、男性にもぜひ受けてほしいなあ。
「陰陽別お出汁の取り方と味噌汁大全講座」
2023年3月25日の開催。

 
 

(味噌汁 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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だから むそう塾では 手づくりします 

クリスマスが近づいて来ました。
そのすぐ後にはお正月がやってきます。

クリスマスといえばケーキ。
お正月といえばおせち。

どちらも手作り派と購入派に分かれるでしょうが、健康面のことを考えたら、やはり手作りが一番です。
本物の味覚を持っていたら、ケーキもおせちも手作りしたくなるはず。
もし、今年は間に合わなくても、来年はぜひご自分で作ってみましょう。

 
 

平気で「ケーキ」を買う人が知らない超残念な真実 2022.12.23
【前編】平気で「おせち」を買う人の超残念な盲点 2022.11.17
【後編】平気で「おせち」を買う人の超残念な盲点 2022.11.18

 
 

【むそう塾のおせち】
全部で37種類のお料理が詰められています。
しかも、どれも本当に美味しいのです。
「まずいものは詰めない」のが、むそう塾のおせちです。

(おせち 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾 秘伝コース11月の授業より)

 
 

新鮮な食材を選んで、作ってから時間をおかずに食べるようにすれば、添加物は限りなく避けられます。
そして調味料の厳選。
むそう塾では、体によいお料理をプロの美味しさでお伝えしています。

 
 
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塾生さんが作った見事なブッシュ・ド・ノエル

今年も塾生の好さんが、見事なブッシュ・ド・ノエルを作ってくれました。

昨年も素晴らしいブッシュ・ド・ノエルを作ってくれたのですが、今年も再挑戦です。
続けてきたからこそ育ったお料理の感覚 お弁当投稿とケーキ作り 2021.12.13

 
 

<好さんのメールから>  抜粋

美風さん
こんにちは!

今年もブッシュドノエル作りました。嬉しくってメールさせてもらいました!
美風さんがTwitterで、ブッシュドノエルを作る気持ちを盛り上げてくださって、とても嬉しかったです。
むそう塾のブログは今、ケーキで華やかですね。

ネットでブッシュドノエルを検索しますと、むそう塾のケーキはまず見た目がもう・・・違いすぎます。
そしてあのクラスみんなでお味みが止まらなくなった魅惑のチョコレートクリーム。
美味しくて、品のあるバランスの良い甘さなので美味しくいただけます。

私は甘いものは特別なので・・・満足する美味しいものをいただきたいと思っています。
それを叶えてくださったのが、むそう塾のケーキです。
そしてその美味しいものを家族や友人と“一緒に”シェアできる安心感も、叶えてくださいました。
甘いものは心から“一緒には楽しめない”ものでした。(体調の関係で)
今は・・・お味はみんなに“プロ!?”と驚かれるクオリティでなおかつ自分も一緒に楽しめる、そんな嬉しい時間を沢山重ねて来れてきています。

 
 


(ブッシュ・ド・ノエル 料理:マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生 好さん)

 
 

実は、12月17日にもお写真を送ってくれました。
2つの写真の違いは、撮影の角度もありますが、「の」の字の形にもあります。


(ブッシュ・ド・ノエル 料理:マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生 好さん)

 
 

***

<マクロ美風より>

今年も頑張ってくれましたねぇ。
おせち料理の練習があるので、大忙しの12月なのに、こうして見事なケーキを作り上げられたことに感動しています。
と同時に、安堵しています。

あなたが1型糖尿病を患って、むそう塾に来られたときから、絶対笑顔にしてあげたいと思っていました。
あなたは本当に努力家で、お料理を通じて見違えるようにたくましくなりました。
なんといっても、精神面での成長が素晴らしかったです。

そして、お料理の神様がついていらっしゃるのでは?と思えるほど、見事に開花されました。
この技術を武器にして、人生を思いっきり楽しみましょう。
すでに楽しんでくださっていますが、あなたは周りの人を幸せにする力も持っています。
この力を信じて、思う存分生きてみてください。

私はどこまでも応援し続けます。

 
 
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不安な気持ちは姿勢にも影響します ぜひ深呼吸を

「望診」という言葉を聞いたことがあると思います。
東洋医学では「四診」の一つとされていますが、マクロビオティックでも「望診」を基本にしています。

望診にはよく当てはまるものと、そうでもないものがありますが、最近よく当てはまった事例が続きました。
正確には、本人が発している氣のとおりに体がなっているわけです。

 
 

猫背。
これは肺が弱い人の代名詞みたいなもので、現に呼吸器系にトラブルのある人が多いです。
特に心配事があると、途端に姿勢が悪くなるのは、やはり「肺は悲しみの臓器」と言われるゆえんだと思います。

本人は普通のつもりでも、周りから見たら相当心配症の人がいます。
あるいは、なんでも悪い方へ悪い方へマイナス思考をする癖の人がいます。
そういう人はうっかりすると、前かがみの姿勢をしているので要注意です。

お若いのに、あるいは美人なのに、前かがみの姿勢になると、実年齢より老けて見えますし、美人度も下がります。
こういう人が本当に多くなって来ました。
やはり、コ◯ナ騒動に影響されているのでしょうか。

 
 

さらに、陰陽五行説では肺は大腸にも関係していますので、下痢・便秘・アトピーは、呼吸器系の弱い人に症状が出やすいのも納得です。
たかが呼吸と思われるかもしれませんが、吸い込んだ空気は肺で氣となって、全身の臓器に届けられますから、肺の状態は重要なのです。

呼吸法を変えて健康になる人はいっぱいいます。
これらは陰陽五行説でみていくと、どれも関連しているのです。
まずは、深く呼吸をすることから始めましょう。
これで不安が減ってくるように感じたらシメたもの。
まずは一歩前進です。

 
 

(晴れたり曇ったり強い風になったり忙しい京都の空 2022.12.14)

 
 
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偉大な先人の教えであっても、常にアップデートが必要

私がマクロビオティックを教わった大森英櫻という人は、本を出さない人だった。
その師である桜沢如一は、反対にものすごい量の本を出版し、あちこちに文章を寄せ、手紙も大量に書いている。

桜沢如一資料室というのがあって、そこでコツコツと資料を集めたり、データベース化している。
たとえば、書籍はこんなふうに
朗読もしている。
「永遠の少年」

 
 

では、なぜ大森英櫻は本を出さなかったかというと、「世の中の万物は刻々と変化しているのだから、桜沢如一の唱える『無双原理』をそのまま、その時代に当てはめればよい」と考えたからである。

そこには大きな理由がある。
桜沢が本を書いた時代にはうまくいった食事法が、すでに大森の時代には合わない事例がたくさんあったからだ。
桜沢の本のとおりに実践して体調が思わしくない人を、大森はたくさん治すようになってしまい、本を残すことの不都合を知ったのだった。

だからこそ、『無双原理』の解釈に力を注ぎ、その時代に合ったマクロビオティックを実践できるように、あえて本を残さなかったのだ。

 
 

「万物は刻々と変化している」のだから、私たちの体も、食べ物も、環境も変化している。
だから、食べ方も常にアップデートが必要なのだ。
しかし、何年も前に出版された本を参考に、あるいは、古い記事をネットで見つけて実践する人が後を絶たない。

その結果、思ったより体調が良くならなかったり、むしろ体調が悪くなってしまう人が出てきてしまう。
仮にどこかで指導者に習っても、その指導者が古い考えのままだったりする。

医学の世界でもそうであるように、食べ方の世界でも「今」に即した情報をもとにして、健康を守らなければならない。
時代は目まぐるしく変わっている。
嘘も多い。

体内に入れるものは、食べ物だけでなく、薬も空気も注意しよう。
触れる情報も選別しよう。
不自然なことには簡単に納得しない姿勢。
みんなで貫いて行こう。

 
 

(焼きプリン 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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