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安保徹先生の免疫力のお話
2016年12月6日に亡くなった安保徹先生については、ネット上でも色々な憶測が飛び交っておりますが、真相は闇の中です。
しかし、安保先生の考え方でお元気になられた方も身近にいますし、免疫学者の藤田紘一郎先生の考え方も子育て中の人には大いに参考になることがあります。
それは清潔にしすぎるのはかえって免疫力を低下させてしまうということです。
今はインフルエンザやノロウイルスが流行っていますから、必要以上に消毒や殺菌に気がいってしまうでしょうが、平常時にはもっと雑菌と共存するくらいのつもりでいると、子育てが楽になりますよ。
安保徹先生の公式サイトは閉鎖されてしまいましたので、こちらのサイトから免疫の超基本的なことをリンクしておきましょう。
<引用開始>
<安保徹博士の免疫学から「自然摂理に反した清潔・安心安全 信仰は人類の危機である」>
【安保徹博士との対談】 抜粋
『免疫学について、分かり易く教えていただけますか?』
私達は、単細胞生物から進化して、1つ1つの細胞が皆、特殊化していったでしょう。1つ1つの細胞は皮膚の細胞になったり、腸の細胞になったり、目の細胞になったり。そして、体を守る事を忘れていったんだよね。
その弱点をどうやってクリアしたかと言うと、単細胞生物時代のアメーバーをそのまま残して、異物が入って来ても、中で異常細胞が出ても、全部処理するような仕組みができた。疫病から免れる白血球ができたんだよね。白血球は単細胞生物時代のアメーバの生き残りなんだ。
だから私達は、どんな微生物が入っても癌ができても、皆、処理してくれるから、風邪が流行っても、手洗いとかうがいとかする必要がないんだ。今、皆、すごく手洗いするけど、ノロウイルスとかインフルエンザとか、全然心配ない。
『ばい菌は入っても大丈夫なのですね?』
いろんな異物に遭遇して免疫ができるから、子どもの場合は、むしろ風邪が流行ったら手洗いとうがいは控えめにする位の感じが必要なんだ。そうすると、大人の免疫に辿りつくから。だから、子どもさんには、「そんなに手洗っちゃだめよ」っていう指導だよね。
『免疫力をつけていく方が良いのですね?』
そうそう。鼠とか無菌飼育すると、すごく弱い。異物で刺激されないから、リンパ節とか発達して来ないんだ。普通の餌とかの環境で飼うと、あっという間に病気になって死んじゃう。
だから人間もなるべく、小さい時だったら床なめたり、スリッパなめたりして、いろんな異物にさらされて丈夫になるといいんだ。気楽にやれば良いのさ。皆、その能力が備わってるからね。
だけど現代人は「温かい家の中で清潔に」っていう雰囲気になってるから、段々ひ弱になって来て危険だね。若いお母さんとかは、子ども育てるのにビクビクし始めてる。清潔の方が良いと思うと大変だよ。キリがないからね。
皆が触る物をなめて、丈夫になるさ。身体を鍛えるにはスポーツや力仕事だよね。免疫力を高めるには、異物にさらされること。異物にさらされて、丈夫な子どもに育つ。
【無理すると免疫が下がるし、楽すると免疫が上がり過ぎる】
『免疫力と自律神経との関係について、教えていただけますか?』
私達は、日中は活動して、夜は眠って生きているでしょう。この活動と休息の体調を、交感神経と副交感神経という自律神経が準備してくれている。この自律神経の働きがあるから、日中活躍して、夜はぐっすり眠る、そういうバランスで生きられる訳だよね。
ところが現代人は、真面目過ぎて忙しくしたり、睡眠時間を削ったりするので、自律神経が交感神経の側に偏るでしょう。逆に子どもだったら、外で遊ばないとかご馳走ばかり食べるとなると、リラックスの副交感神経の側に偏るでしょう。
自律神経が偏ると、忙しい時間が続けば心臓に負担が掛かるでしょう。逆に楽な生き方が続くと、身体は能力が低下する。だから特に大人の場合は、忙しさや悩みで身体を壊す。子どもは楽し過ぎて、能力低下で身体を壊すんだね。
それと更に免疫低下と連動して、細菌を処理する顆粒球の方が交感神経の支配で、免疫の方が副交感神経の支配になる。無理すると免疫が下がるし、楽すると免疫が上がり過ぎる。バランスが崩れるんだよね。
『免疫が上がりすぎるというのは、どういう事なのでしょうか?』
過敏体質だね。紫外線に過敏になったり、金属に過敏になったり、化学物質に過敏になったり。ハウスダストに過敏になったのが、アトピーや喘息。
逆に無理して顆粒球が増えると、顆粒球は細菌を処理する大切な細胞なんだけれど、増え過ぎると常在菌とかの炎症を起こすんだね。そうすると、歯周病とか痔とか過敏性大腸炎になる。
昔の子どもは青っ鼻をたらしてたけれど、今は青っ鼻をたらす子はいなくなったでしょう。昔は寒さやひもじさがきつかったから、顆粒球が増えて、副鼻腔常在菌が反応して炎症を起こして青っ鼻をたらしてた。今は青っ鼻たらす子どもがいなくなった。
逆に、アトピーや喘息の子が増えてきたでしょう。たった50年とか60年の歴史で、病気の内容が変わっちゃう。だから私の免疫の理論を知らないと青っ鼻の謎も解けないし、アトピーも治せない。皆、右往左往してるね。
だけど医療の世界というのは、長い歴史と保守性があるから、新しい事を言ってもすぐには受け付けないんだね。だから一般書で啓蒙して行く流れも必要になる。
<引用おわり>
* * *
いかがですか?
お子さんを育てていらっしゃる方、汚れに神経質になりすぎていませんか?
お部屋を綺麗にしなくちゃと自分を責めていませんか?
子育て中は圧倒的にお母さんの出番が多くて、ノイローゼになるほどですよね。
授乳中なら寝不足、歩き始めたら追いかけることで体力的にもきつくなります。
子育て中は綺麗に暮らすことはあきらめて、親も野生児になりましょう。
免疫力獲得のためだと思って。
(むそう塾生 緋乃さんのお子さんたち 笑顔と可愛いリュックが最高ですね )
+ – + – + – + – + – + – +
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カテゴリー: 子育て・野口整体・アトピー, からだ
2件のコメント
マクロビオティックとアレルギーの考え方
こちらの記事にいただいたコメントのお返事にマクロビオティックのことが含まれています。
他の方にもお読みいただいきたい内容なのでこちらに転載しておきます。
あなたのマクロビオティックに関する認識が少しは変わるでしょうか?
そして、アレルギーで苦しんでいらっしゃる方に、少しでも参考になることがあれば幸いです。
<マクロ美風のコメント>
ともこさん、こんにちは。
私は息子のアトピーがひどい時に、なんとかして治してやりたいと藁にもすがる思いでしたので、あなたのご苦労やお気持ちはよ〜く理解できます。
今こうしてむそう塾を運営しているのも、そういうことで苦しんでいる人のお手伝いができたらと思っているからです。
むそう塾には様々なアレルギーを抱えた人が来られますが、アレルギーを治すのは体の内側からであることをご説明して、そのためにまずはお食事を見直すことから始めます。
すると多くの人はグググッと変化されますね。
その度にお食事の影響の大きさを実感します。
ともこさんはアレルギーを病気ととらえて、病気を治すのはお医者さんであり、食べ物のことを教えてくれるのは栄養士さんだと思われているでしょうが、アレルギーは体の中の反応であり、外部へのお知らせです。
ですから、それを改善するためには、注射や薬を使うことより腸を改善してあげることなのです。
腸は食べ物の影響をまともに受けますね。
そして、精神面の影響もまともに受けます。
その最たるものがストレスです。
これらの考え方を奇異に感じるかも知れませんが、ドイツからやって来た西洋医学や栄養学ではなく、東洋医学の考え方では当たり前のことなのです。
ともこさんは今まで西洋医学と栄養学の中でウロウロされていただけです。
そして世の中は圧倒的にその方が主流です。
なぜなら、政府は文明開化とともに日本をその方向に誘導したからです。
でも、日本にはもともと東洋医学があったし、その方が人間らしく病気を治して行く方法だったので、細々とそれを伝え続けて来た人たちがいたわけです。
西洋医学にも緊急時や外科的には優れているものがありますが、慢性病に関してはもうお手上げ状態です。
アレルギーに関しては、薬で症状を抑えたり改善したりする方法が効果的な場合もありますが、「なぜそうなるのか?」という根本的なところを治さない限り、また再発します。
その場合は東洋医学の考え方に沿って、コツコツと体の内側から治す方が賢明です。
マクロビオティックの考え方は、その東洋医学と東洋哲学を合体させたものなので、単に病気治しにとどまらず、生き方をも含めた壮大な考え方です。
その考え方の中に陰陽を踏まえたお食事の方法も含まれるわけですが、この視点がとても健康に貢献してくれるので、これだけが話題になって独り歩きしている傾向が現代のマクロビオティックの一部にはあります。
それだけをピックアップして協会を作って資格を発行するところが、雨後の筍のように増えました。
しかし、本当のマクロビオティックは資格制度でもないし、昔から連綿と受け継がれてきた生き方や暮らし方の中にすでにあります。
改めて声高に宣伝するものでもないのですが、西洋的なものに流されてしまって、忘れ去られようとしているこの時代に、あえて「マクロビオティック」という言葉で東洋的なものの良さの気づきを促そうとしたものです。
ですから、マクロビオティックという言葉をしらなくても、マクロビオティック的に暮らしている人はたくさんいます。
特にお年寄りに多いですね。
こんなふうにマクロビオティックを正しく認識してくださったら嬉しいです。
>そしたら、身近に食事に関して相談できる場所(人)は、あまりないのが現状なのかもしれませんね。
上に書きましたように、本当に体に合っている解決方法は、アレルギーの場合は東洋的な視点の方が良いでしょうね。
私も息子もそれで解決しましたし、マクロビオティックの指導者たちもそれで治してきた実績があります。
むそう塾でもお食事や暮らし方を変えて改善した例が多くあります。
>生まれた直後から冷え性であまり汗をかかず、排泄が滞ることもあったので、デトックスが上手くいかない体質のように感じています。
妊娠中にあなたが召し上がった食べ物が影響しているかもしれませんね。
習った陰陽の知識で考えてみると、陰性のものを多く摂っていませんでしたか?
あなた自身やご主人様の体質も影響しますので、ここではいい加減なことは言えませんし、何のアレルギーかも書かれていませんし、お子さんの年齢もわかりませんので、具体的なアドバイスもできないのが残念です。
お子さんに一度でもお目にかかっていたら、アドバイス出来ることもあるのですけどね。
>それにしても、世の中のマクロビオティックに関する記事・書籍で、マクロ美風さんのような切り口で書かれているものは少ないんじゃないかしら…?
はい、少ないです。だからこのサイトを立ち上げたのです。
誤解された情報だけが広まって、すでにその影響を受けてしまった人が周りにもたくさんいたので、こういうサイトがあっても良いと思って発信しています。
マクロビオティックに限らず、体調不良で困っている人の目にとまって、健康的な人生を送るきっかけになってくれたら嬉しいです。
ともこさんもお子さんも、これを機に良い方向に前進できますように。
(中川式玄米ご飯 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
+ – + – + – + – + – + – +
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アレルギーのお子さんをお持ちのお母さんからの相談
こちらの記事にともこさんという方からコメントをいただきました。
再度のコメントのお返事を書いておりましたが、アレルギーで苦しまれている人に向けて、何らかの参考になるならと別記事でお返事をさせていただきます。
<ともこさんからのコメント> 抜粋
>マクロ美風さんは、何を頼りに子育てを、そして今のお仕事(活動)をされていますか?
>私は、子供のアレルギーについて手探りで毎日を送っています。なんの根拠もない直感の食事作りをしていて、子供の健康状態が気がかりです。せめて改善策の方向性くらいは知りたくて何人かの医師・医療関係者に食事のことを尋ねましたが、みんな言うことが違いますし。。。何を頼りにしたらいいのか。。。
>マクロ美風さんは、(たぶん)フリーという立場でありながらも強い信念をもって活躍されている印象でしたので、お伺いしたいと思い、書き込みました。
<マクロ美風からのお返事>
まず子育てについて。
私は20代の頃から野口整体をしていましたので、子供が出来たら絶対野口整体で育てようと思っていましたし、事実そのように育ててきました。
ただ、息子は生後1か月頃からひどいアトピーになったので、それを治すべく色々な方法を模索する中でマクロビオティックを知りました。
すでに20代から西洋医学とは距離を置いた暮らし方をしていましたので、マクロビオティックに出会った時にはごく自然にその考え方が納得出来ました。
そして、野口整体とマクロビオティックを組み合わせたら最強だと考えましたので、そのまま今に至っています。
このブログには「子育て・野口整体・アトピー」のカテゴリーもありますので、そちらに色々なことを書いていますから、よろしければお読みいただけると参考になるかと思います。
http://musojuku.jp/bifu-blog/?cat=24
次はお仕事ですが、こちらも野口整体とマクロビオティックを中心軸に据えて、私の人生で経験した確かなものだけを加えて全体を構成しています。
その詳細は多岐にわたりますが、68歳の今までの積み重ねで多くの人が結果を出してくれた体験にも支えられています。
>何人かの医師・医療関係者に食事のことを尋ねましたが、みんな言うことが違いますし。。。何を頼りにしたらいいのか。。。
前述のように息子のアトピーが重度だったため、私はお食事のことも相当勉強しました。
もともとお料理関係の仕事をしていたこともあったので、私なりの体験もあったのですが、やはりマクロビオティックの陰陽が決定的な解決策になりました。
それから、はっきり申し上げて西洋医学のお医者さんは食事のことは大学で習いませんので、相談しても無駄だと思います。
むしろお薬のことばかりを習いますのでね。
ですから、それは相談する相手が違うと思いますよ。
たま〜に独自に勉強されて、お食事にも言及されるお医者さんもいらっしゃいますが、数としては圧倒的に少ないです。
アレルギーについては、添加物や農薬の問題がとても影響しますし、品種改良され続けた農産物や畜産物も多いので、お子さんにはそれらに注意して選んであげるようにされたら良いと思います。
今では少数ですが、そういうことを発信してくれる医師も出てくるようになりました。
>私は、子供のアレルギーについて手探りで毎日を送っています。なんの根拠もない直感の食事作りをしていて、子供の健康状態が気がかりです。
アレルギーには原因があります。
場合によってはお子さんだけでなく、お母さんのお腹の中にいるときからその原因をかかえている場合も多いです。
そういうことを知って解決するためにも、マクロビオティックの考え方はかなり有効です。
どうぞお子さんの健康状態が納得できる方法でお食事作りに向き合ってみてください。
ともこさんの精神面も安定しますよ。
最後に。
お察しのとおり、私はまったくフリーですから、何のしがらみもなく自由に発信しています。
本当に信頼できる情報だけを発信しています。
マクロビオティックではこのブログのタイトルのように、落とし穴が結構あるので、それを一つひとつ丁寧に記事にしています。
サイトの「マクロビオティックの盲点」をお読みいただけると、気になっていることの答えが得られるかもしれません。
私の記事が少しでもともこさんと息子さんのためにお役に立てることがありましたなら、こんなに嬉しいことはありません。
(中川式玄米ご飯 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
お子さんは玄米ご飯のアレルギーはいかがですか?
玄米ご飯は炊き方次第で毒になることもあります。
そんな時には白米を召し上がってもいいんですよ。
あくまでも基準は目の前にいらっしゃるお子さんで判断してくださいね。
マクロビオティックの奴隷になりませんように。
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2件のコメント
中川式玄米ご飯を食べ始めて8日間での変化
本日パスポートを取得されたMi(103-1)さんは、 玄米投稿のメールに毎回「その他」として色々な気づきを書かれていました。
その観察がとても細かくて、「体の声を聴く」ことが出来ています。
ご主人様のことも書かれていて、その変化がとても嬉しいものでした。
次にご紹介させていただきます。
<Miさんからのメール>
【第1回目】2016.12.14
愛クラスに伺ってから、お腹が温かく感じます。
朝起きると、いつもお腹が冷えているのですが、触ってみると温かいです!
お腹が温かいおかげで、身体の中心が意識でき、いつも感じる身体のブレを感じにくく思います。
動くときに下半身がしっかりして動きやすいです。
あと、声が出やすいです。
お昼に、1度目の失敗した玄米を食べましたが、食後に眠気がきました。
2度目に炊いたものは、眠気が来ることなく、食べた後も元気で動けました。
むそう塾に行った後から、排便が悪くなく、いつもは朝食を食べないとトイレに行きたくなかったのですが、朝起きて、水分をとるとトイレに行きたくなります。
甘いものを取ったりすると、便の形がなくなっていたのですが、昨日は甘いものを取ったのですが、きちんとした形で排便できています。
身体の変化を感じ、とても嬉しく、びっくりしています。
【第2回目】2016.12.16
嬉しいことは、むそう塾に行った後より、アレルギーで夜、知らないうちに眼をこすってしまい、切れてなかなか治らなかったまぶたが治ってきています!
今朝、傷口がきちんとひっついていました。
【第3回目】2016.12.18
状態の違う玄米を食べるとこうも違うのかと、ここ数日実感しています。
朝、早めにスッキリ目が覚めました。
【第4回目】2016.12.22
中川さんの玄米を炊き始めてから、身体の変化も大きいのですが心の変化を大きく感じます。
今までも、身体と心は一体と思ってはいましたが、日々の生活で中庸に保つのは難しく、乱れた身体に心を無理やり合わせてバランスを取ろうととがんばっていた部分があったのだなと感じました。
身体が落ち着いていると、心がこうも落ち着くのかと驚いているのとともに嬉しく感じています。
私の頑固だった部分が、少し変わって来ているせいか、主人の色々な面においての考え方も、良いほうに変わってきている様に思います。
まだ、パスポート取得前の玄米ですが、進んで食べてくれているのがわかり、嬉しいです。
身体は2年前より出始めた、朝起きた時、寝る前、甘いものを食べ過ぎた時に出ていた、アレルギーっぽい大量の鼻水が出なくなりました。
朝の寝起きが良くなり、時間も早めに目が覚めます。
夜中トイレに起きることがなくなりました。
あと、長年の大量下剤摂取と腸内洗浄でゆるゆる寸胴だった私のお腹に少しくびれが出来てきました~。
止めてから10数年経ち、前よりは良くなりましたが、なかなかくびれなかったので、甘いもの+骨格筋肉の問題もあると思っていました。
こんなところにも、陰陽が!とびっくりしました。
甘いものへの欲求が減りました。
<マクロ美風より>
>今までも、身体と心は一体と思ってはいましたが、日々の生活で中庸に保つのは難しく、乱れた身体に心を無理やり合わせてバランスを取ろうととがんばっていた部分があったのだなと感じました。
>身体が落ち着いていると、心がこうも落ち着くのかと驚いているのとともに嬉しく感じています。
ここまで観察されていて素晴らしいと思いました。
さすが東京のマクロビオティック教室で陰陽を学んだだけのことがあります。
問題は、理論が先行していて、現実の生活の中で中庸の保ち方を実践出来ていなかったことです。
むそう塾はマクロビオティックをお伝えしていますが、あくまでも実践と理論を車の両輪のように、いつも心身で感じながら身につけてもらうようにしています。
そのための中心軸は主食である玄米ご飯なのです。
ここがきちんとしていると、他のことで陰陽バランスを取るのが楽になるのです。
今はまだ玄米ご飯だけでの変化ですが、ご事情が許せば幸せコースに通われて、美味しいおかずや暮らし方の陰陽バランスを徹底されると、もっと下半身に安定感が出て、マクロビオティックの良さを実感されることでしょう。
愛クラスの日にご主人様と一緒に京都入りされたとき、ホテルでのお食事の後にご主人様が召し上がってくれたお土産のお料理と同じものを、あなたが作れるようになるのは、何と夢のようなことでしょうか。
これからも心身の変化を観察されて、Twitterなどで交流しながら、陰陽バランスの取り方を練習していきましょう。
(瀬戸内海 2016.12.7)
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4件のコメント
低年齢のダイエットと月経ストップ インターネットの弊害
ちょっとしたきっかけで少学生時代からダイエットを意識してしまう子どもたちがいる今の時代。
中学生ならなおのこと、ダイエットは大きな関心事になってしまいます。
そんな小中学生時代に拍車をかけるのがインターネットの存在です。
まだまだ世の中の裏表がわからないうちにネットから情報を得ると、相当頭でっかちになって混乱するようになります。
つまり、情報の取捨選択ができないからですね。
ダイエットの必要性が全然ないにもかかわらず、クラスメイトの心ないひと言からダイエットに走ってしまう低年齢の子どもたちのことを考えると、本当に哀れでなりません。
むそう塾にも今はそのような人が来られていて、過ぎ去った日々と彼女の歩んできた道を思うと、なんと酷いことかと思います。
過ぎ去った時間と体の成長時期はもう戻って来ないのです。
大人になってからのダイエットと異なって、成長時期である低年齢でのダイエットは、体にも心にも大きな影を落としてしまいますので、周りの大人は子どもたちのために動いてほしいなと思います。
これから体を作る大事なときに、生理がストップしたまま何年も経ってしまうのは、どんな情報であっても間違っていることを教えてあげましょう。
むそう塾には月経が止まったお若い女性がたくさん来られました。
でも、マクロビオティックの陰陽に照らし合わせて不自然なところを陰陽バランスが取れるようにしてあげると、大体3か月前後で月経が戻って来ます。
それでも戻ってこない場合は、精神面でよほど大きな闇を抱えていることが多いです。
ところで、体は脳を守ることを最優先にしますが、良質の血液が乏しいと月々の月経で血液を体外に出すことをストップしてしまいます。
そのために、著しく痩せた状態になると、体は命と脳を守るために月経を止めてしまいます。
大体40キロを切ってしまうと、月経ストップになる人が多いです。
よく「マクロビオティックをしていると体の修復中は生理が止まることがあるけれど、修復が済んだら生理が復活するので大丈夫」という指導者が多いのですが、私はその言葉を過信してはいけないと思っています。
特にダイエット中の方は要注意です。
月経があるべき年齢で月経がないのは問題なのだという意識を持ちましょう。
(京都 瓢亭 2016.12.13)
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