こころ・想い」カテゴリーアーカイブ

マクロビオティックの陽性の氣 陰性の氣

今夜、いつもと違う道を歩いていたら、とあるマンションの生け垣が綺麗だった。
きっと昼間なら、もっと寝ぼけた色をしていると思うのだが、夜はライトに照らされて幻想的に見えるから美しく感じる。

美しいものを見ると、人はやさしい気持ちになれる。
そこからは心地よい氣が流れてくるから。

食べ物も同じ。
盛り付けが美しかったり、お味が美味しかったりすると、そこからよい氣を感じる。

いつも怒ってばかりの人はイヤな氣を周りに与える。
そして、その人はますます怒りの波動に包まれてしまう。

まずは自分。
自分が笑顔でいられるよう心がけよう。

 
 

マクロビオティックでは、陽性の氣の流れが順調だと、物事がスムーズに行くと考える。
滞りをなくして、氣を集中すると、懸念事項が減る。

反対にあっちこっちで陰性な思考をしていると、流れが悪くなって失敗につながる。
大抵「デキル人」というのは、陽性な思考をする。
時間を上手に使う。

そんな意味において、私は陽性さが好きだった。
でも、最近は陰性もいいものだなと思っている。
歳をとったのか(笑)

特に人は体調が悪いときに、陽性を求められるとつらい。
今はコロナのこともあって、体調の悪い人がたくさんいる。
そんな人の負担にならないように、労りあえたらいいな。

 
 

(京都市左京区にて)

 
 
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うれしかったこと 玄米ごはんを炊いてくれるご主人さま

昨日の講座でとても嬉しいことがありました。
久しぶりに受講してくれた塾生さんのことです。
Aさんとします。

Aさんは昨日の「煮物講座」を受講したかったそうなのですが、開催日が平日なので、子どもを預かってくれる人がいません。
その気持ちを察したご主人さまが、「休みをとって子どもを見ているから行っておいで」と背中を押してくれたのだそうです。
素敵ですねぇ。これが本当の大人の行動ですね。

Aさんはとっても幸せそうで、しっとりしていて、本当に見惚れてしまうほど素敵になっていました。
独身のときにむそう塾のコースに2年間通ってくれたのですが、その後結婚されてお子さんを出産されました。
お仕事も続けておられたのですが、出産後Aさんがとても大変そうなので、ご主人さまが自分でもなにか助けてあげたいと、玄米ごはんを習いに京都までこられたことがあります。

「せめてごはんだけでも炊いてあげたら助かるかな」と思って、ご主人さまの判断で申し込まれたのでした。
2020年2月のことでした。
それから4日後にパスポートを取得されて、今でも玄米ごはんを炊いてくれているそうです。

Aさんがこんなふうに話してくれました。
「すっごく美味しい玄米ごはんを炊いてくれるんです」と。
ああ、だからAさんはこんなに素敵な女性になっているんだなあと大いに納得です。

ちなみにご主人さまは、珈琲講座も受講してくださっているので、仲睦まじい時間を過ごされているのだろうなあと想像しています。

嫁いだ娘がご主人さまに大事にしてもらって、仲良く暮らしているような嬉しさでいっぱいになりました。
久しぶりに里帰りをしてくれたAさんの姿を見て、本当に安心しました。
やはり男性の態度は、家族の幸せに大いに影響するなあと思ったことでした。
Aさんのご主人さまにも感謝しています。

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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白川沿いを歩きながら 人の生命を考える

きょうは朝早くに訃報の知らせが届いた。
ある人のお父様が入院されていて、もしかしたらという状態だったから、ついにその時が来たのだと受け止めた。

時間とともに、人の生命というものを考えていた。
生命はあんがい踏ん張りを見せるが、あんがいもろい一面もある。
あっけないほどに。

誰にもわからない、人の最期。

 
 

ある人のことを想うと、家にじっとしていられず外に出た。
少し足を伸ばして、鴨川まで行ってみた。
川面を眺めていると涙がにじむ。

誰しも親には長生きしてもらいたいと思う。
しかし、本人が納得の行く人生だったら、それはそれで幸せなのだとも思う。
子どもにとっては納得がいかなくても。

親子も夫婦も別人格だから、それぞれの意思を尊重するしかない。
そんなことをつらつらと考えながら歩いた。

 
 

私の好きな白川沿い。
春には桜が美しいが、そろそろ色づき始めている。

 
 

枝垂れ柳は今の気持ちにぴったり。
水は心の涙を洗い流してくれる。

 
 

足早に日が暮れてしまった。

 
 

京都市京セラ美術館の庭に着いたら、ライトアップされていた。
しばし見入る。

 
 

さようなら。

 
 
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うれしかったこと マクロビオティックもどきを脱出してくれました!

先日「マクロビオティック(もどき)で体調不良になった人からのご相談」という記事を書きました。
今日はその結果のご報告です。

何回もメールでやり取りをしました。
病院でも診断してもらいました。
ちょっとその経過を記してみます。(抜粋)

【9月22日】
玄米菜食ですが、どこかの教室で教わったりはしていませんでした。
自分でインターネットで調べ、自分で行っておりました。
主食は玄米が絶対に自分の身体に合っていると勝手に頭で考え、2年間断固として白米を頂いておりませんでした。
玄米菜食は絶対に玄米で無いといけない、とも思っていました。

【9月23日】
玄米は食べずに白米のお粥を頂きました。
初めは、少し恐怖感があったものの思い切って頂いて見ると、とても美味しく感じました。
今日の朝起きるとなんと、いつもより身体が軽く調子が良いのです。
次は卵や白身魚も試してみようと思います。
本当に有難うございます。
感謝申し上げます。

ダイエットを行っていた頃は酷く、痩せる事で頭が一杯でストレスばかり溜まっていました。
白米は太る、身体に悪い、老ける、絶対に玄米で無いと痩せれないなどと言う事は、その頃にインターネットから覚えた知識でした。
玄米信仰や過食の道から早く抜け出せるように、食事や考え方を改善しようと思います。

【9月25日】
今まで胃腸や身体の事は全く無視していましたが、これからはしっかりと胃腸はもちろん、身体の声を聞いて偏らず、痩せにこだわる事は辞めて生活自体を改めようと思います。白米はとても美味しく、食べていて非常に満足した気持ちになりました。

今までは、何だか食事自体があまり好きではありませんでした。
玄米信仰やこの食べ物は太るから駄目、動物性や乳製品は悪い、小麦は毒、等今思うと情けないです。
アドバイスに感謝申し上げます。
今は白米は毒や動物性や乳製品が悪い、痩せる、玄米信仰や菜食主義は無くなりました。

 
 

***

相談者さん(Aさん)がすぐ対応してくださって、本当によかったです。
今は体調を立て直すために、お医者さんの診断を仰いで、ご自分の体がどうなっているのかを正しく把握していただきました。
そのうえで、胃腸に負担のかかるものを一旦お休みして、健康人の胃腸に戻す段階です。

Aさんはダイエットのためにネットで情報を得て、玄米菜食がよいと信じられたのですが、それはすべて「玄米が胃腸に負担をかけない状態に炊けていることが前提」でした。
しかし、玄米を炊飯器で炊かれていて、Aさんの胃腸には無理だったわけです。
これでは玄米の良さを享受できません。

Aさんの胃腸の状態をマクロビオティックで治すことも可能ですが、まだお若いので、一旦知識をリセットされて、仕切り直しをされた方がよいと判断しました。
それで、社会生活やお友達との関係も、20代にふさわしいものに戻してあげたいと思いました。

マクロビオティックもどきと本来のマクロビオティックの違いは、正しい陰陽判断があるかないかです。
陰陽の判断のうえに食べ物をコントロールするのはマクロビオティックですが、特定の食材を排除するのは単なる偏りにすぎません。
偏りは必ず途中で破綻します。

陰陽を正しく知って、楽しくなるように活かすことがマクロビオティックでもあります。
食べ方だけでなく、暮らし方や生き方、人づきあいや考え方など、至るところに陰陽を当てはめていけば、心穏やかに人生を過ごすことができます。

Aさんには、今後陰陽を知っていただいて、そのうえで充実した人生になることを応援させていただきたいと思っています。

「うれしかったこと その1「その2」に続いて、「その3」になる出来事でした。

 
 

(中川式小豆玄米ご飯 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

絶対胃腸の負担にならない小豆玄米ご飯の炊きあがりです。
小豆は玄米と同じか、それ以上の柔らかさに炊き上げます。

 
 
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接種した人としなかった人 その差を時間をかけて縮められるのか?

このブログで何度も取り上げた荒川央 (あらかわ ひろし)さんの最新記事が、とても心にしみます。

 
 

「人はコロナ後の世界の夢を見るか?」2022.9.20

荒川さんほどの方でも、このような思いになられるのですから、私たちはもっともっと周りの人の変化を待つために時間を費やすべきなのかもしれません。
諦めないで!

 
 

それにしても、次の言葉には重みがあります。

過去は変えられませんが、これからの未来は変えられます。

コロワクチン接種によって文字通り体の老化が進み、繰り返す度に更に寿命を縮める可能性があるのです。

コロナ騒動の始まりに集団心理があるのなら、終わらせるには集団心理の転換が必要なのです。

 
 

(夜の京都タワー)

 
 
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