マクロビオティックが楽しい♪」カテゴリーアーカイブ

子育てにおける3本の柱

私は独身時代に野口整体を知ったので、妊娠が判った時から野口式で
出産・育児に臨むべくスタートしたのですが、世間の常識と反対のところも
あって、まわりの人には不思議がられました。
しかし、野口整体の考え方は理解できたので、「わが道を行く」感じで、
ある意味孤独な子育てをしていました。
白米・白砂糖・牛乳・肉などを是とする現在の社会において、玄米のよさを
信じて黙々とマクロビオティックを実践している姿と似ています。
ただし、最近のマクロビオティックより前の、マイナーな時代を指しますが。
子供を育てるにあたって、親は子供に何を教えなければいけないか。
この答えを、独身時代に書き抜いて手帳にはさんでおきました。
毎年手帳が新しくなっても、その紙ははさまれ続け、今も目の前にあります。
そして、子育てで悩んだり、迷ったりした時には、その紙を開いて自分の
子育て方針を再確認して、仕切りなおしをしていました。
その紙には次のように書いてあります。
 「小学生の時 : 世の中には楽しいこととそうでないことがある
 「中学生の時 : 大事なこととくだらないことがある
 「高校生の時 : 自分に出来ることと出来ないことがある
            ◇     ◇     ◇
以前、何かの本で読んだのですが、「子供は笑ったときに成長する
そうなので、子供が笑顔でいられるように心がけました。
「笑う」ことは大人にとっても大切なので、当たり前といえば当たり前
なのですが、実際に育児をしていると、これとは反対になりがちです。
眠っている時が一番カワイイ、なんてことになるのですから。
でも、「笑ったときに成長する」と意識していれば、いざという時、
心のブレーキになっていいですよ。


 

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マクロビオティック・マクロ美風

マクロビ・パパの奮闘記の「マクロビオティック・自分流」に刺激されて、
「マクロビオティック・マクロ美風」と名づけてみました。
私は、マクロビオティックを実践するにあたり、○○派・□□流などと
こだわる必要は、まったくないと思います。
マクロビオティックの歴史はともかく、何事も時代とともに変わっていく
ものだし、変われるだけの弾力性も必要だと思います。
純粋にいえば、大森先生は桜沢先生の弟子ではなかったけれど、
桜沢先生も、久司先生も、大森先生も、最終的な目標は「世界平和」
だったはずです。
三人が「玄米を食べる」ことと、「宇宙の法則にしたがって生きる」ことを
共有して、「家庭の平和 → 世界の平和」を目指して活動した事実に
意味があると思うのです。
あとは、実践しながら自分の頭で考え、工夫しながら、「自分にとって
心地よい、マクロビオティック」をつくり出せばいいのではないでしょうか。
そうでないと、「頭でたべる」弊害がでてくるからです。
大事なのは、「体の声を聞いて食べる」ことであり、その結果精神も
穏やかになって、自分も・家庭も・社会も・世界も中庸になることです。
○○派・□□流にこだわるということは、一方を排斥することであり、
そのこと自体すでに中庸ではありません。
もっとマクロな目で、マクロビオティックを考えてみてはいかがでしょう。
「頂上を目指すルートが何通りかあって、自分の好きなルートを選ぶ」
くらいの感覚でいいと思います。
楽しく・生き生きと・自由に人生を送るのが、マクロビオティックの本領


なのですから。

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アトピーの究極的改善法の補足

アトピーの究極的改善法の文中、私のアトピーを治すために両親が
費やしたお金として、
「あなたには家を一軒建てられるほど、お金がかかったわ」
という私の母の言葉があります。
正確を期するために補足します。
現在は、「家を一軒建てる」といっても、いろいろな受け止め方が
あるでしょうが、ポイントは土地です。
私の実家は北海道で酪農をしているため、家を建てる土地に関して、
出費はゼロです。建物だけの金額です。
首都圏で「家一軒」といえば、何千万?1億円以上をイメージする
でしょうが、北海道の片田舎では事情が違いますので、誤解なきよう
お願いいたします。
それにしても、家を建てるには相当なお金が必要です。
なぜ、そんなにお金がかかったかというと、主に薬代だそうです。
当時は、アトピーという病名がなくて、「湿疹」と診断されたのですが、
どんな薬をつけても、飲んでも治らなかったそうです。
 (それはそうでしょうね、今だってそうなんだもの。)
いつも新しい薬の実験台になっていたんでしょうね。
その極めつけが「ペニシリン」の注射です。
日本に入ってきたばかりで、高かったらしいですよ。
相当打ったらしいです。
注射がイヤで泣く私のご機嫌をとろうと思ったのでしょうか、いつも
薬の空き箱をもらって帰りました。
もの心ついた時の記憶では、薬の空き箱をいっぱい部屋に並べて、
積み木のようにして遊んでいました。
薬をつけるために、髪の毛を切られて坊主頭だったので、写真は
いつも帽子をかぶった姿です。


それでも薬では治らず、最後は温泉に何ヵ月も入って治った
のですが、その費用も相当なものだったろうと思います。
         ◇    ◇    ◇
母は私のアトピーを治すために、西洋医学に頼りました。
私は子供のアトピーを治すために西洋医学を拒否して、
民間療法に頼りました。
しかし、どちらも完治にはいたらず、奇しくも最後に頼ったのは
二人とも温泉でした。
自然は助けてくれました。
私達親子を二代にわたって救ってくれたのです。
自然には恐るべきエネルギーがあると実感していたのですが、
マクロビオティックを知って、「やっぱり!」と思います。
  詳しくは後日。
  参考:アトピーと温泉療法
  

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アトピーの究極的改善法

今まで、アトピーの記事を書くことに、抵抗がありました。
かつて、アトピーでつらい体験をされた方なら、ご理解いただけると思うのですが、
当時のことは思い出したくなかったのです。
しかし、当時の私は、藁にもすがる思いで情報を求めていました。
そんな患者や家族の思いを踏みにじる便乗商法もあり、情報の真贋性に神経質
にもなりました。
少し怪しげかな?と思っても、治りたい、治してあげたい気持ちの方が勝ってしまい、
試した方法は数知れずです。
その結果、高級車を1台買えるほどのお金をつぎ込みました。
その頃初めて、母が昔私に言った言葉の意味がよく理解できました。
「あなたには家を一軒建てられるほど、お金がかかったわ」と。
私はその言葉を、当時イヤな気持ちで聞いていました。
しかし、我が子がひどいアトピーになって、初めて親の気持ちがよく理解
できたのです。
今は、「そんなにお金をかけてくれて、ありがとう」と素直に思えます。
            ◇     ◇     ◇
だいぶ前に、二人のアトピーの子供をかかえて、経済的に行き詰まり、一家心中
した家族のことが報じられていました。
このニュースと同様に、「明日はわが身か」と思う人は、全国にいっぱいいるはずです。
その方達のために、私がたどり着いた結論を記事にすれば、経済的に出費を
抑えられる人達がでてくると思うのです。
            ◇     ◇     ◇
簡単な結論を先にいうと、
 1. 外から何かをつけて治すのではなく、 
 2. 食事を完全に見直して、からだの中から治す。
 3. さらに、潜在意識をコントロールするイメージトレーニングによって、
   意識改革を実行する。
この3点に尽きます。 
特に3番目のイメージトレーニングは効果絶大で、食事の見直しをしても限界を
感じている方は、ぜひ実行されることをお勧めします。
イメージトレーニングは、あらゆる場面で使える方法ですが、精神のありようが
病気にどれほど影響するかを知って、愕然とするはずです。
私は、天と地が入れかわるくらい感動しました。
もちろん、日々実行し、家族中でそのイメージを共有しています。
もう、体の細胞の一部になっている感じがします。
なお、ここで言う「食事の見直し」は、いわゆる「除去食」ではなく、玄米を主食
とする「マクロビオティック」に移行することを指します。
今回はこのへんで。

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アトピーと温泉療法

長男が中学2年の夏休みのこと。
帰宅途中の電車の中で、長男に切符を渡そうとしたところ、
私の手が長男の手に触れました。
「エッ?、冷たい!」
夏だというのに、指の先がビックリするほど冷たいのです。
冷え性の私より明らかに冷えていました。
これではアトピーが治るわけない、と思い早速温泉に行く決意を
しました。
この時、長男の体からは血汁が24時間出て、もう限界でした。
問題はどこの温泉にするかです。
実は、私も小さい時からアトピーがひどくて、母の言葉によると、
「きれいだったのは足の裏だけだったわ」
ということです。
それを母は何ヵ月も温泉に連れて行って、きれいに治してくれたそうです。
長男は私の体質を受け継いでいるのだから、きっと私が治った温泉が
長男にも合うはずと思って、予約を入れました。
そして、母も誘ってあげようと思い電話をしたところ、その温泉は
やめたほうが良いというのです。
理由は、観光ブームでホテルが乱立し、湯量が減ったので循環しているから、
ということでした。
それより、うんと山の中だけれど、地元の人達に評判の温泉があるから、
そこにしなさいと命令されてしまいました。
何しろ8月の一週目なので、空室がありません。
どんなところでもいいからと頼み込んで、翌々日に出発しました。
JRの駅から何十キロも離れた山あいの底に、その旅館はありました。
たった一軒。
古い、汚い。
電気はかろうじて通っているものの、携帯は全然通じません。
トイレは汲み取り式で、水洗しか知らない長男は○○○が出ません。
それでも、朝6時から夜9時までの間に4回入ることを日課として、
3週間頑張りました。
2週間目から著しい変化があり、体中の皮膚がウロコのようにポロポロ、
ポロポロはがれてきました。
一回に大きな丼がいっぱいになるほど、1週間くらいはがれました。
そして、それっきり皮膚はきれいになったのです。
昔から伝わる「湯治」は、こんな時代だからこそ、もっと見直されるべき
だと思うのですが、3週間の休みをとれる環境が,なかなかね?・・・。

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