マクロビオティックが楽しい♪」カテゴリーアーカイブ

浴衣を着たら歩き方にご注意

ただ今京都に向かう新幹線の中です。
駅や電車の中で浴衣姿の男女を多く見かけました。
いいですね?。
日本人にはやはり和服姿が良く似合います。
若いカップルがニコニコして浴衣姿で歩くのを見ていると、なんとなく応援したくなります。
が、しかし。。。
お履物が??
なんというのでしょうか、それってビーチサンダル?
と言いたくなるものまで履いている人がいました。
サンダルの人もいましたね?。
かと思うと、真新しい下駄で痛そうに歩く女性の姿が・・・。
ああ、可哀想。。。
下駄が日常生活から遠い存在になりつつあるんですね。
そういえば、下駄や草履にある鼻緒。
あの鼻緒ってとっても体に関係があるんですよね。
鼻緒のあたる場所に意識してグッと力を入れてごらんなさい。
どこが反応しますか?
人間にとって、とっても大切なところが呼応するはずです。
このカテゴリーに関係があります^^;
鼻緒の大切さを見直して、草履を使用している幼稚園があったりしますね。
あれはとてもいいことです。
足の発達に「陽」の働きが加わるのでね。
陽の力は、上の大切な部分にも必要です。
そういえば、浴衣姿の女性が外股で歩いている人がいました。
これが結構いるんですよね?。
お若くなくても、中年世代でも、勢い良く外股で歩いている人が多いのは、単に和服を着なくなったからというよりも、食べ物の影響があるのかも知れません。
つまり、陰性の食べ物が多いのですね。
代表的なのは甘いものでしょうか。
でもね、和服の美しさは、やはりしとやかに内股で歩くところにもあります。
歩く度にチラッチラッとめくれる着物の裾は、最高の色気です。
これから浴衣をお召しになるご予定の方、ぜひ、歩き方だけでも内股になさってください。
内股にするのは簡単ですよ。
ちょっと意識してつま先を内側に向けるだけなんですから。
着物を着る時には、肩と背中と丹田とつま先を意識するといいですよ。
いかり肩の人は、忍者のように肩の関節をカクンとはずす(落とす)つもりで下げます。
これだけのことでも、着物姿が素敵に見えますから、ぜひ試してみてくださいね。
では、素敵な着物姿で彼氏をゲットしてください。
ゲットしたら、「カレーうどん」でカレの心をわしづかみにしてね。
あ、これは「幸せコース」のメニューだったね。
ゴメンゴメン。

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マクロビオティックはいつだって現在進行形

「妊娠中の食生活について」のコメントにお返事をしていたら、長くなってしまいました。
例によって、他の方にもぜひ読んで頂きたい部分があるので、加筆して記事にさせていただきます。
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よく、マクロビオティック歴○年と言って、その長さに振り回される人がいます。
もちろん、一つのことを長く続けることは素晴らしいことであり、続けてみなければ到達できない世界があることも確かです。
私自身を振り返ってみても、マクロビオティックを始めた頃から年々体や心の変化があって、その変化が楽しいから歳を重ねることに喜びを見い出している有様です。
しかし、中には「ただ長いだけ」という人もいます。
そのような人は、自分が教わった「食養」をそのまま第三者にも勧める人がいます。
しかしこれは大きな間違いです。
まず、その人と第三者は別人です。
その人の体調と体質に合わせてマクロビオティックをお勧めするのでなくては、マクロビオティックは毒にもなり得ます。
次に、病気治しからマクロビオティックに入った人は、マクロビオティックで病気が改善されたという体験が上乗せされるので、悪い方向に転んだ場合はより厄介です。
たとえ同じ病気であったとしても、人が変わればアドバイスも変わるのです。
それは、人間には「心」があるからです。
「心」の部分を抜きにして、マニュアル的なマクロビオティック対応は慎むべきです。
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上記のことを前提にして申し上げると、マクロビオティック料理を厳格に長く食べているから偉いのではありません。
肝心なのは、時代と体の変化に合わせる柔軟性こそがマクロビオティックの真の姿です。
ただし、マクロビオティックの骨格部分はきちんと維持しなければなりませんが。
そこを間違わないでくださいね。

 

マクロビオティックはいつだって現在進行形です。
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<ストイックなマクロビオティック料理について>

 

精神性が整って、素晴らしい判断力を身につけるためにマクロビオティックはあります。
そのためには余り動物性のものや、体の組織を緩めてしまうものは摂らない方が、質の高い精神性をキープ出来ますよというものです。
お坊さんがそのいい例ですね。
その理想の状態に近づくためには、健康である方が早いですね。
だから、体に不都合があるなら、まずはそれを治しましょう。
そのためには、体調に合わせて食べ分けると早く健康になれます。
その食べ合わせ方の基準を示したのがマクロビオティック料理ということです。
ストイックなマクロビオティック料理は、病気を改善するためのものであり、一時期行なうものです。
決して盲目的に長く続けるものではありません。

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カレーうどんで夫婦円満!

「むそう塾 幸せコース」の7月のメニューは麺三昧でした。
冷たい麺はもちろんのこと、温かい麺も二種類伝授しました。
「カレーうどんは男性に喜ばれますよ?」という中川さんの言葉に促されてかどうか、帰宅してからその日のうちにカレーうどんを作った人の何と多いことか!
その後も続々とカレーうどんの報告が届き、皆さんやはり男性陣に喜んでもらえたと、嬉しそうに書いてくれました。
きょうもNさんからカレーうどんのメールが届きました。
一時はうまくいかなかったご夫婦ですが、これでもう安心。
二人でカレーをすすって、いい汗をかいてね。
ところで、中川さんが作るお料理が男性に喜ばれる理由は良く解ります。
つまり「男の味」なんですね。
決して女性の自己満足の味ではないんです。
メリハリのあるキレのいい味とでもいいましょうか。
私も試食しましたが、確かに中川さんの「カレーうどん」は抜群の美味しさです。
一般的にお饂飩(うどん)屋さんで出てくるカレーと比べて、はるかに美味しいと私も感じています。
う?ん、お見事!
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<Nさんからのメール>

昨日、主人が休みだったので、カレーうどんを作り一緒に食べました。
汗をかきながら二人ですすっていたら主人が「熱いね!」と一言、そしてしばらくして「美味しいね」と言ってくれました。
「わ?うれしい?」とおもわず子どものように喜んでしまいました。
あまり「美味しい」と言わない人なので・・・。
お教室では満腹でできなかった「残ったカレーつゆに玄米御飯」もできて大満足でした。
幸せコースで教わったお料理を、実際家で作ってみると、教えていただいたことの素晴らしさを改めて感じます。
一つ一つの工程の意味、そして意味の無いことは一切ないこと、自分で実感し、家でもう一度感動しています。

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1ヵ月半で6キロ痩せました

先日「幸せコース」の時に、中川さんが何人もの方から「痩せましたか?」と聞かれていました。
本人曰く、お誕生日から6キロ痩せたそうです。
1ヵ月半の間に。
意識したことは、「食べすぎない」ことだけだそうです。
そういえば、中川さんと一緒に「痩せましょう」と宣言したあの人は、どうなったかしら?
気になるーー。
気になるといえば、クリームパンの手はどうなるんだろう?
あれはあれで可愛くていいのにな?^^
スジスジでない手って、結構気持ちのいいものだなって思う。
さあ、どんなふうになるのか、楽しみ♪

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妊娠中の食生活について

妊娠すると女性の身体は一変します。
しかし、妊娠は病気ではないので、慌てないで冷静に対応しましょう。

よくマクロビオティックではこのように表現します。
「妊娠中の一日は赤ちゃんにとって1000万年の進化に相当する」と。
つまり、こういうことです。
赤ちゃんは受精卵から人間になるまで、30億年の進化を280日で成し遂げて誕生するのですが、それを1日に換算すると1000万年余りになるというわけですね。
ということは、お母さんが何気なく口にするその食べ物は、赤ちゃんの1000万年分の進化に影響すると考えられませんか。
そんなことを知ってしまうと、妊娠中の一食一食がいかに大事か、身震いしてしまいますね。
でも、厄介なことに妊娠中には身体から色々と変な声が聞こえてきます。
どう考えたってジャンク過ぎるものが食べたかったり、玄米ご飯が嫌になったり、日替わりメニューのように嗜好も変わります。
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妊娠すると女性の体はコロッと変わります。
女性ホルモンが活発に働いて、赤ちゃんのために体の機能が総動員されます。
多くの人が経験するのは、体が熱く感じることです。
そりゃそうですね。
身体の中に陽性の塊を抱えているんですものね。

一気に体調が陽性化して、圧力のかかった玄米ご飯が食べられなくなる人もいます。
赤ちゃんはお母さんの体の中を大掃除してくれます。
凄いスピードで進化しながら、お母さんの体の不都合をあぶりだしにします。
その時に理解不能な食べ物を欲しくなる人もいます。
甘いものが大好きな人はミネラルが欠乏しやすいからでしょうか。
炭をかじっていた人もいます。
元々陽性な人は、パタンと玄米が入らなくなって、パンや麺類に逃げる人もいます。
でもね、これを体の声だなんて単純に思わないでくださいね。
どんな時にも、「今は赤ちゃんのどこが作られている時か」を考えて、大きな脱線はしない方が賢明です。
なぜかと言うと、赤ちゃんの体作りのためにも、お産のためにも、ちょっとだけ陽性よりに持って行った方が良いからです。
特に妊娠初期は大切です。
この時期は脳が出来るので、脳の栄養であるブドウ糖をきちんと摂りたいですね。
間違ってもブドウ糖は甘いものから摂ろうなんて思わないでくださいね。
ブドウ糖の最高に理想的なものは穀物のでんぷんです。
ですから、妊娠中にはぜひ穀物を多く摂ってください。
食べる量の6割を穀物で摂りましょう。
なお、今玄米ご飯が入らないという人も心配しないでください。
妊娠中の好みは刻一刻と変わります。
必ず体の求めに従うべき時が来ます。
その時にはドンピシャの玄米ご飯を食べてくださいね!
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妊娠中のことについては、本が一冊書けるくらいの量になってしまいます。
とてもこの記事だけで言い尽くせるものではありません。
しかし敢えて一つだけ。
それは、とにかく冷やさないで下さいと言うことです。
女性の場合は冷やして良いことは何もありません。
特に妊娠時期には、冷えからくる不都合が赤ちゃんにも母体にも大きく影響します。
これはファッションについても言えますし、暮らし方についても言えます。
この時期はクーラーにも要注意です。
さらに水分の摂取の仕方も重要です。
もちろん、陰性の食べ物の取り入れ方も重要です。
こんなふうにして、妊娠は人間にとって一番大切なものを見直し、価値観を問い直すきっかけを提供してくれます。
丁寧に、大切にこの時期を過ごしましょう。
そのことがあなたの人生に大きな転機となることは間違いありません。
私もそうでした。
39歳での出産は遅かったけれど、出産して良かったと思います。
私の世界が拡がりました。
ありがとう。
◆次の記事もご覧ください。
マクロビオティックはいつだって現在進行形

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