こころ・想い」カテゴリーアーカイブ

保険の話

突然ですが、保険の話です。
台風15号の被害のようすが写真や動画で流れてきます。
アパートの屋根がはがれたうえに、天井が落ちてきて途方に暮れている動画や、ゴルフ練習場のネットごと支柱が倒れて、沢山の民家を破壊してしまった画像などがあります。
動画や写真は凄まじい被害を伝えているのですが、とてもお気の毒でここに載せることができません。

こういう被害に遭われると、後のことがとても大変です。
たとえばアパートの場合は、屋根や天井の復旧は大家さんが保険でまかなえるでしょうが、住民の家財は別途家財保険が対象になるでしょう。

昨日は「無双原理&盛付コース」の授業中に、保険についての話が出ました。
そこではマクロビオティックの考え方も含めてお話をしたのですが、我が家を例に取りますと、車に関する保険と住まいに関する保険は入っていますが、人間に関する保険は入っていません。
つまり、損害保険は入っていますが、生命保険や医療保険は入っていないということです。

4月に夫が居眠り状態で自損事故を起こしたため、新しい車の買い替えで自動車保険が役立ちました。
本来は保険が役立つことはあってほしくないのですが、車の事故はもらい事故もあるので、絶対必要ですね。

埼玉の家は自己所有のマンションなので、火災保険に入っていますが、京都のマンションは賃貸なので、家財保険に入っています。
どちらも第三者にご迷惑をおかけすることがあるかもしれないので、保険に加入しているわけです。

我が家の保険はそれだけ。
とても簡単です。
生命保険や医療保険には入っていません。
約8割近くの人が生命保険や医療保険に加入している時代だというのに。

住宅ローンを組む時に、生命保険に加入する人が多いせいもあって、8割近い加入者数だと思うのですが、私は本当に必要だと思われる保険以外は整理して、お金の有効な使い方をしたいからです。
でも、お金のある人は、保険を税金対策として利用しているんですよね。
私には無縁の話ですが(笑)

 
 

(京都 瓢亭本館)

 
 

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髪の色も「色の陰陽」として気持ちに変化を与えます

今日で8月も終わり。
朝晩がとても涼しくなってきました。

2017年8月から髪を染めるのを止め、9月にはバッサリ髪を切り、しばらく白髪生活を楽しんでみました。
主に肝臓と皮膚の状態を知るためだったのですが、そんなに影響は大きくないように思われたので、2019年2月に1年半ぶりに髪を染めてみました。
せっかく白髪なので、一気に黒っぽくするのは勿体ないと思い、毎月明るい色を選んでいましたが、明るい色は色落ちが早いのが難点でした。

そこで、7月に少し茶系の色を足したところ、一気に色あせが遅くなりました。
それに気を良くして、8月は2段階茶系を増やして「ブロンズ」に染めてみたのです。
ライトと白髪の関係で上の方は明るいのですが、実際の色は円の中が近いです。

 
 

 
 

美容師さんの説明によると、この色は外国人ではよくある色なのですが、日本人がこの色にしようと思うと、ブリーチを3回ほどして、それから染めるときにも1回では色が入らず、2回〜3回に分けないと綺麗な色にならないのだそうです。
ところが私は元が白髪なので、綺麗にブリーチができた状態のため、この「ブロンズ」カラーが綺麗に入ったというわけでした。

というわけで、これから毎月この色に染めてもいいかなあと思える色になりました。
色々な色を楽しんだ6か月間でしたが、ファッションカラーの楽しい色は、お洋服選びが難しかったです。
やはり茶系や黒系は色々なお洋服に合いやすいですね。

ところで、髪の色が変わると気持ちも変わるのは事実です。
それは色の陰陽の影響を受けるから当然なのですが、ファッションに敏感な若者が自由にヘアカラーを楽しんでいるのを見ると、躍動感があっていいなあと微笑ましく思います。
髪の色は心の表現であったりするからです。

とまあ、呑気な記事で申し訳ないのですが、白髪になられた人の参考になるかなと思い、この記事を書いてみました。

 
 

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「あす生きていたら、何をしようかしら」 樹木希林さんの生き方

新聞に樹木希林さんのことが載っていた。
私はネットで読んでいるので、ネットには内田也哉子さんの動画もついている。
ネットと新聞で微妙に表現が異なるのも面白い。

「希林さんの死、見守った夜の空気に思う 内田也哉子さん」 2019.8.28 11:30

 
 

ーー「命と密接に向き合うこと。母の意図を理屈抜きで理解しました。どんな人にも等しく死が訪れる。自然の摂理の中に私たちはいるんだと。するとかけがえのない日々に自然と感謝の気持ちがわく。」ーー

そう。私たちは自然の摂理の中にいて、自然とともに生きることが最も人間らしく生きられるはず。
環境は自然からどんどん離れていく現代社会だけど、心は自然とともにありたいもの。

この記事の中に、「あす生きていたら、何をしようかしら」という表現がある。
誰しも明日も生きているのが当然ではないからこそ、この言葉に深く共感する。
一日一日を大切に生きて行きたい。

 
 

 
 
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「読みたいことを、書けばいい。」より 「履歴書の書き方」 

先日読んだ田中泰延さんの「読みたいことを、書けばいい。」の中で、一番気に入ったのが「履歴書の書き方」だ。

私は71歳の今まで、履歴書をこのように書いても良いと思ったことがなかったので、すごくビックリした。
と同時に、私はなんてつまらない発想をしていたのだろうかと思った。
ありきたりな生き方が嫌いな私のはずだったのに。

 
 

 
 

まだ読まれていない人のために、履歴書全体の写真は避けるが、どうしてもこの部分だけはご紹介したいと思った。

自己PRがメチャクチャ気に入った。
こんなに短くてもいいの?

志望動機だって、全然一般の書き方と違っていて、一瞬「えっ?」と思ってしまった。
でも、そのように書いた理由を読むと、大いに納得できた。
相手に訊ねさせることが大事なのだ。

なるほどね〜。
そうだよね〜。
ここまで考えを煮詰めて、言葉を削ぎ落としてもいいのか〜。

何歳になっても人は学べる。
学びたい。

*   *   *

昼間は長時間立ちっぱなしの仕事で、お盆休みもない忙しい日々だけど、帰宅してから田中さんの本を開くと楽しくなってくる。
メールやコメントのお返事を書いていると、いつも日付が変わってしまうけど、そんな時間からでもブログの記事を書こうと思わせてくれる。
発想が面白いからだ。

この本は絶対そばにおいて、毎日触りたいと思う。
そう、触るのだ。
会ったことがないのに、田中さんの発想が気に入ったから、話し相手としてそばにいてほしいのだ。
本を開けば田中さんが何かしら応えてくれる。

触れるのは握手に似ているかもしれない。

*   *   *

田中さん、今日はこんなラーメンを授業で教えたんですよ。
澄んだスープがたまらなく美味しいラーメンです。

(中川式ラーメン 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

それでね、煮豚丼も作ってしまいました。
煮豚の下にあるのは玄米ご飯なんですよ。

(煮豚丼 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

では、おやすみなさいませ。

 
 
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荻昌弘・映画解説 「ロッキー」より するかしないかの分かれ道

 
 

田中泰延さんの「読みたいことを、書けばいい。」を読んでいたら、荻昌弘さんの「ロッキー」の映画解説について書かれていた。
もちろん、この映画は観ているけれど、私の中では遠い記憶になっているのと、映画解説にピンと来なかったから、紹介されていた動画を観た。

 
 

ああ、懐かしいなあ。
そういえば、法律の勉強をしていたとき、大学を卒業したばかりの若者が、夜眠くてつらくなったとき、ロッキーのテーマ曲を聴いて頑張るんだと言っていた。
男性と女性の感じ方の違いがあるけれど、男性は特にあの映画から勇気ややる気をもらえたのだろう。

この解説の最後の方(3:11あたり)で、「これは、人生  するか  しないか  というその分かれ道で、する  という方を選んだ、勇気ある人々の物語です。」というのがある。

そう。
する と決めたら する。
ただそれだけなのだ。

 
 
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