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投稿者「マクロ美風」のアーカイブ
「2016年度 (第8期) 幸せコース」クラス追加のご案内
むそう塾では玄米ご飯を炊くことが最初のクラス(愛クラス)として用意され、ここで一定の基準に合格した人がお料理の基本を習う1年制のコース(幸せコース)に進むことができます。
ここで包丁砥ぎや切り方やむき方、そして各種お料理の基本を習ってから、次のメニュー満載コース(上級幸せコース)に進みます。
ここまで来ると、もうお料理が楽しくて美味しくて周りから一目置かれる存在になります。
ですから、むそう塾では原則として2年制を採用しているのです。
しかし、お料理の世界は技術の世界なので、幸せコースでの基本がしっかり身についていないと、お料理の仕上がりに今ひとつ高度な満足感が持てなくなります。
そこで用意されているのが、さらに技術を高めるための練習を特訓するコース(満足コース)です。
ここで技術的なこぼれを修復した人は、最後の高度な内容を伝授されるコース(秘伝コース)を受けることが可能になります。
秘伝コースはある意味で、中川善博からの感謝のコースなので、お料理教室ではあり得ないような高度で贅沢な内容が盛り沢山です。
なお、満足コースおよび秘伝コースは該当者がいない場合は開講しないため、サイトのご案内には内容が掲載されておりません。
このような授業内容をもつむそう塾ですが、来年度の幸せコースはすでに満席になってしまったため、今後愛クラスを受講される方のために、もう一クラス追加しておきます。
ご用意出来る日は月曜日になってしまいますが、ご都合の良い方とご縁をいただけたら幸いです。
お申込みにあたって、不安やその他のご心配がある場合には、お気軽にご相談ください。
なお、現段階では仮受付となり、来年の1月下旬〜3月下旬に受講費のお振り込みが済んだ時点でお申込み完了となります。
【2016年度(第8期)幸せコースの講座内容】
【講座名】
「2016年度(第8期)幸せコース」
【コースのカラー】
若草色
【授業時間】
11:00 入室および準備
11:30~15:30 実習&試食
15:30〜17:00 座学
17:00 解散
17:00~17:30 質問&自由時間
17:30 退室(時間厳守)
【授業内容】
【5月】
◎実習
・美味しい糠漬けを漬けよう
・お箸を正しく綺麗に持とう
・今さら聞けない和食のルールを学ぼう(盛り付けを含む)
◎座学
・むそう塾での学び方、復習の仕方
・座学の宿題(課題本を読んで6月に感想文提出)
・1名ずつ写真撮影
【6月】
◎実習:<切るということを理解しよう>
(まな板の選び方、包丁の選び方・持ち方・砥ぎ方)
・斜め千切りした1本の断面を意識してみよう
・乱切りなども知ろう
・かつらむきに挑戦
・1か月間の桂むき投稿あり(メールに写真または動画添付)
◎座学:なし
【7月】
◎実習:<麺類を美味しく作る>
・熱い麺類(噂のむそう塾カレーうどんはこれだったのか!)
・冷たい麺類の基本を覚えよう
・めんつゆの作り方
・冷えた体も煮麺(にゅうめん)でぽかぽか
◎座学:料理における陰陽の説明
【8月】
◎実習:<和え物、酢の物の達人になろう>
・1+1が3になる
・火通りによる食感の差異
・和えころもの数々
・香りと歯触り
・和え酢のいろいろ
・出し酢 甘酢 からし酢みそ
・海藻・野菜 なにが酢の物になるの?
◎座学:マクロビオティックと食べ方の説明
【9月】
◎実習:<加熱しないけど生じゃない>
・加塩とは 加圧とは 乾燥とは 加熱ではない陽を覚えよう
・冬に食べられるサラダを作ろう
・本当に美味しい車麩のカツレツを作ろう
・絶品トンカツのデモ
◎座学:食事日記のつけ方と体質別アドバイス
【10月】
◎実習:<汁物の達人になろう!>
・料理屋の一番出しを覚えちゃおう
・煮え花を見つける
・丹波栗の栗ご飯を炊こう。
・丹波松茸の炊き込み玄米ご飯を作ろう
◎座学:食事日記に対する個人別アドバイス
【11月】
◎実習:<焚くってこういうことだったのか!>
・味が染みるということは
・フタの使い方
・予測調味ができる(時間も調味料である)
・温度を考える
◎座学:体調のコントロール法
【12月】
◎実習:<焼くってこういう事だったのか!>
・料理屋のふうわり出し巻きを会得しよう
・野菜を焼くときの心得 いろんな焼くを覚えよう
◎座学:価値観・人間関係・生き方における中庸を知る
【1月】
◎実習:<料理屋の天ぷらはこうだったのか!>
・知りたかった揚げ物のコツを学ぼう
・揚げ出し豆腐を作ろう
◎座学:陰陽テスト
【2月】
◎実習:なし
◎座学
・マクロビオティックの考え方を生活に取り込むための具体的方法
・むそう塾スタイルの伝授
・丸一日をみんなで話しながら考えよう
【3月】
◎実習:<お魚のことも知っておこう!>
・魚をおろす お刺身定食を作ってみよう
・魚を焼くって簡単
・カラスガレイの煮付け
◎座学:各人への陰陽アドバイス
【4月】
◎実習:<お弁当を作ろう!>
・卒業作品としてお弁当を作ろう
・作ったお弁当を料理雑誌のように撮影して修了!
◎座学
・各人の1年間の報告
・1名ずつ写真撮影
※座学は生きた陰陽を理解できるように、各人の心身の陰陽状態をキャッチしながら、勉強を進めて行きます。
一人ひとりの体調に合わせた直接指導付きです。
※料理実習はひと月に最低2回は復習報告をすることが望ましい。
(メールに写真または動画を添付)
【授業日】
<土曜クラス> 満席
2016/5/7 6/4 7/2 8/6 9/3 10/1 11/5 12/3
2017/1/7 2/4 3/4 4/1
<日曜クラス> 満席
2016/5/8 6/5 7/3 8/7 9/4 10/2 11/6 12/4
2017/1/8 2/5 3/5 4/2
<月曜クラス> 追加
2016/5/9 6/6 7/4 8/8 9/5 10/3 11/7 12/5
2017/1/9 2/6 3/6 4/3
【定員】
8名
【受講資格】
・むそう塾のパスポート取得者
・パスポート未取得者は2016/3/31までに取得のこと
(現段階ではパスポート取得者が優先)
・再受講も可能
【受講費】
400,000円+消費税
【受講費の振込期間】
2016年1月25日(月)〜3月31日(木)
【申し込み方法】
こちらの予約システムから 随時
【キャンセル料】
・入金前:0%
・入金後〜3月31日迄:受講費の20%
・2016年4月1日以降:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

(幸せコース盛付の授業から 料理&盛付:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項
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人の身体や精神はその人固有のバランスを持ってる
きょう京都からの帰り道、Twitterを覗いていたら、下のようなTweetがありました。
きょうの深夜に書いた私の記事も、これと同じような背景を踏まえての記事でした。
こういうことを伝えたかったのです。
それにしても、良いタイミングでこのTweetを見つけました。
私が下のTweetの中で注目するのは、「施術を受けても自分の中に毒を持ったままでいられる。」という一文です。
ここがとても大事ですね。
ロボットのように同じ型にはめていくのではなく、その人らしさを残したままバランスを整えるというのが本来の整体であることを物語っています。
つまり、本当の健康とは歪んでいてもいいわけであって、施術者が理想を押し付けるのではなく、相手が気持ちよくしていられたらそれでいいのです。
あくまでも相手の立場に立つことが不可欠です。
<Twitterより>
Un Yamada @uncoubou
時々整体に行くと骨格や内臓は正しい位置にはまるけど何か気持ち悪く扱いずらくなり、癖や思考や踊りにあったスパイスが消えてしまう事がある。その場合歪まないように生活したくなるし歪むことが悪だと思うようになるし自分の体をどんどん受け入れられなくなったりする。正しさは人それぞれなのに。
Un Yamada @uncoubou
若林先生が凄いなーと思うところは私の体を私が扱いやすいようにしてくれるけど一般的な正しさの中に押し込めないこと。気力と体力のバランスを整えてくれて、施術を受けても自分の中に毒を持ったままでいられる。
若林理砂 @asilliza
多分、私自身が自分の精神と肉体の歪みを自覚してるからだろうなぁと思うことがあります。その人の身体や精神はその人固有のバランスを持ってるから、よそから「これが正しい」と矯正しても意味のないこと。
若林理砂 @asilliza
特にアスリートやクリエイターは、「壊さないでね、歪めないでね」がムリな人々。物理的世界から乖離しないことと、次元の違うクリエイションやパフォーマンスを産むことのせめぎあいを助けるのが私たちの仕事。
以上引用おわり

(ふろふき大根 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
歪んでいても、ずれていても、曲がっていても、それも自分
整体でもカイロプラティックでも、人の身体に触れることを職業とされている人が案外犯しがちなこと。
それは教科書どおりの身体でなければ、すべて異常と判断して調整しようとしてしまうことです。
結論からいってしまうと、少々骨がずれていても、姿勢が歪んでいても、指が曲がっていても、長年の間にその人にとってはそれがちょうど良いことがあるのです。
それを単純に教科書的に矯正してしまうと、他のところに歪みが生じたり、痛みが出たり、不快な症状に悩まされる場合があります。
みんなお顔が違うように、人の身体もそれぞれの個性があって、異常かと思えるような特徴にビックリすることがあります。
ベテランになると、その一見異常とも思える部分の存在をまるごと認めて、そこには手をつけないで他の部分に着目したりします。
私の父も若いお医者さんが「これは大変です」というのを、「いやいや、これで何十年もやって来ているので、ここは別にこれでもいいんだよ」とやんわり返していたことがあります。
あるいは、夫もカイロプラティックにたった一度だけ行った際に、骨盤を矯正しますと余計なところをいじられて、その後股関節が痛いといい、完全に痛みが消えるまで3年ほどかかりました。
ですから人の身体に触れる職業の人は、本当に腕を磨かねばなりません。
ちなみに頭はとても敏感なところなので、すぐ体調に影響します。
美容院では頭をマッサージするところもありますが、そのせいで体調が狂うのがいやなので、私は頭のマッサージはいつもお断りしています。
自分の頭は信用できる人にしか触らせません。
自分の体は自分でかなり調整できます。
ですから、骨折部分を元に戻す場合などを除いて、あまり機械的にいじくりまわさない方が良いと私は思っています。

(ひじき豆 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
自分の周りに存在している人たちには役割がある
私たちはいつも理想と現実の中で生きています。
人はともすると理想を求めてしまいがちで、そのために自分を苦しくさせたり、悩みを作ったりしてしまいます。
しかし、すべてを意味あるものとして受け容れられたら、気持ちの持ち方も現実に起きている悩みも受けとめ方が変わってきます。
私がマクロビオティックを知る前は、人生の悩みを宗教や哲学や文学に答えを求めて彷徨っていました。
求めても求めても肚の底に確信となって揺るぎないものとなるには今ひとつ弱いように感じました。
でも、マクロビオティックの陰陽で物事を判断するようになると、それまでには得られなかった安心感があって、いわゆる「肚が据わる」状態になりました。
マクロビオティックの前に野口整体を知っていた私は、東洋医学的な健康法を採用してはいたものの、その哲学部分を深く落とし込めていなかったと思います。
それが桜沢如一先生の本を読み進めて行くうちに、マクロビオティックの哲学部分の考え方がすんなりと胸に入って来て、とても心地よい安心感に包まれるようになったのです。
ところで、あなたが望みどおりでない人間関係に置かれた時、どのように考えますか?
自分の理想とちょっとでも異なっていると、人間は不愉快に感じるようになりますし、我慢をするか、言葉に出して人間関係を気まずくしてしまいがちになります。
そんなとき、すべては意味があって自分の周りに存在していると考えられたら、とても目の前が明るく感じるようになったりします。
それまで気に入らなかった夫や子供だって、あるいは親だって、全部意味があって存在しているんだと思えたら、視点が変わってきます。
あの人は私にどんなことを伝えたくて私のそばにいるんだろう?
あの人はどんな役目を持って私のそばにいるんだろう?
そんな視点で周りの人たちの役割を考えてみるのです。
たとえば産まれたばかりの赤ちゃんですら、ちゃんと役目を持っているのですから、大人目線だけで考えないで、自分に対する周りの人たちの役割に想いを注いでみましょう。
ここで大事なことは、気に入らない人ほど役割をもっているということです。
もしあなたの周りに気に入らない人がいたなら、自分にとってのその人の役割を探してみませんか?
あるいは、気に入らないまで行かなくても、ちょっと不満があるというのでもかまいません。
そんなちょっとした不満もストレスの要因になりますので、視点を変えてストレスを減らす方法として使えます。
私も常に「その人」の存在する意味を考えながら決断の参考にしているのですが、それをマクロビオティックの陰陽と照らし合わせてみると、面白いほどに陰陽バランスが取れているのです。
そんなことを陰陽で考えながら自分の人生や相手の人生を考えると、とても良い落とし所が得られて落ち着きます。
陰陽の視点って本当に凄い力をもっています。

(京都 真如堂にて 2015.11.24)
きょうは11月30日。
これで京都の街も紅葉を求めての観光客が減ることでしょう。
お料理の世界も11月と12月では盛り付けの季節感も変わります。
季節を反映しながら自然も人間も一緒に生きています。
ともに呼吸をしながら。
迷った時の考え方
生きていれば何かを決断するときに迷うことは多々ありますね。
選択肢がいくつもあると、ウロウロとそれらを比較して、あーでもない、こーでもないと時間ばかり消費して、一向に答えが出せない人もいます。
そういう人は案外損得で物事を考えていることが多いです。
マクロビオティックを知っている人ならば、何かを選択するときには「氣」で決めてみましょう。
ピピーンと自分の感性が反応するもの。
ハッとするもの。
選択したもの(方法)が自分を笑顔にしてくれるもの。
それだけで十分です。
そして大事なことは、チャンスを逃さないということ。
平和ボケしている人たちは、明日も明後日もずーっとこの平和と健康と環境が保たれると錯覚しています。
しかしそれは危険です。
本当は明日の命さえ定かではないのです。
今自分を取り巻く環境に心から感謝して、その中から自分が一番気になることに時間を費やしましょう。
目を閉じた時、あなたの頭の中には何が浮かびますか?
人ですか? 物ですか?
迷った時にはとにかく行動すること。
迷うことに専念してはいけません。
行動しながら答えを出すのです。
迷うことに時間を使える人は暇な人ですね。
自分に自信がなかったり、勇気がなかったりすると迷うことが多いです。
それでも迷うときには、信頼出来る人に相談するのも良いでしょう。
これはマクロビオティック的にいうと、考える人の陰陽が異なるので、思わぬ意見が聞けたりして、今まで悩んでいたのは何だったのだろうと思うこともあります。
つまり、迷った時の解決方法は、陰陽を入れ替えながら考えるということです。
陰陽を意識して答えを出す方法なら、短時間で結果が出せます。
今の自分の行動、考え方、すべてを陰陽でチェックしてみましょう。
時間は生産性のあることに使うのが人生です。
この生産性は、考え方一つで非生産性にもなります。
迷った時こそ陰陽を。
感情優先ではありません。

(京都 真如堂にて 2015.11.24)










