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「家事アドバイス」 大阪へ家具選びに リビング・ダイニングセット

今日は大阪に行ってきました。
塾生さんのLDセットの購入に同行するためです。
寸法はあらかじめ決めてあるので、それにピッタリの商品を探し出すのが目的でした。

家具というのは時代とともに流行があるのですが、人間の体は時代で構造が変わるわけではないので、あくまでも使い手の心地よさを優先して選びます。
形を見れば大体わかるので、デザインをチェックしながら商品を探します。

お店の氣も、対応してくれる人の氣も、そして何より商品の氣が良いものを選びます。
ウロウロしているうちに「!」という商品を見つけました。
以前の私ならおすすめしない椅子の高さだったのですが、座ってみるとなんとも心地よいではないですか!
座面と背もたれ部分のアーチが絶妙で、これがとてもしっくり来るのです。

そして、作りが良い。
お店の人の話によれば、先代から引き継いだ今の社長が女性で、日本の美意識を大切にした家具を作ることを前面に出した新作なのだそうです。
なるほど納得です。
とても落ち着くのは、細部に施された丁寧な作りのなせる技だったのですね。
惚れました。
デザイナーさんも30代でお若いそうです。

 
 

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セットだと下の写真のように揃っていますが、その中からアームなしの椅子を選びました。
そして、色も張り地も別カラーをオーダーしました。
なお、張り地は猫ちゃん対応で、爪が引っかかりにくいタイプです。

テーブルはあいにくオーダーできるサイズが合わなかったので、他のデザインで似た感じのものにしました。
もちろん、テーブルも椅子も高さは低めでのオーダーです。
(テーブル:65cm 椅子:38cm)

KASHIWA シリーズ SEN セン
画像はこちらのサイトからお借りしました。



オーダーなので納品まで4週間だそうです。
7月14日には配達してくれるそう。
配達料なし。
現在使用中の家具引き取りも無料。

良い商品に出合えて、塾生さんも大喜びです。
これで94-4さんの家事アドバイスはすべて終了しました。
あとは注文商品の納入を待つだけです。

すべて納得の行くものばかり揃えましたので、私も自分の家具を買ったような嬉しい気持ちで帰路につきました。

 
 
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飲む水分だけでなく「食べる水分」も取り入れて元気な夏を!

急に気温が高くなる日が続いています。
こうなると、水分の摂り方を上手にしないと、体調を崩す人が出てきます。

今年も「幸せコース」恒例の「食事日記」を拝見しているところなのですが、やはり水分の摂り方についてアドバイスが必要な状況です。
水分というと、すぐ飲み物をイメージされると思いますが、かなりの部分を食べ物でコントロールできます。

たとえばトマトもキュウリも水分をたっぷり含んでいますし、茄子も大根も果物も水分だらけです。
それらの水分は飲むのではなくて食べるのですから、繊維質とともに入って来るのでとても腸内環境を良くしてくれるのです。

さらに、多くの場合はミネラルとカリウムの両方を含んでいるので、これからの暑い季節には理想的な食べ物であり、飲み物でもあるのです。

 
 

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また、夏になると冷たい麺がとても美味しく感じます。
これは体がクールダウンを求めているためですが、麺と一緒に入ってくる麺つゆのミネラル成分も体は欲しているのです。
ですから、市販の怪しい麺つゆではなくて、安心して体に補ってあげられる麺つゆをご自分で作りましょう。

そして、ゴクゴク飲んで水分補給するくらいがちょうどよいのです。
血圧のために麺つゆは残すという方は、ぜひ本物の麺つゆで健康体になってください。

過去に「水分のとり方」についていくつも記事を書いていますので。今年もご紹介しておきましょう。
あなたの体に合った水分を適切に摂って、これからの暑い夏をお元気に乗り越えてください。

食事の前後20分間は水分を控えましょう 2023.6.16
水分の摂り方 便秘と食べ物 マクロビオティックの指導現場から 2021.6.2
水分の摂り方を変えたら背部痛が解決した事例 2020.9.29
食事日記から感じたこと 水分 毒消し 果物 2020.6.3
水分の摂り方に注意! 2019.7.3
熱中症対策として「食べる水分」の重要性 マクロビオティックの視点から 2018.7.22

 
 

(涼麺 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾 「夏の特別料理講座 涼麺と賀茂茄子のピザ」より)

 
 
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バリウムが原因で腸が破れた…胃がん検診の翌日に人工肛門

先日、ある塾生さんから「職場でのバリウム検査は受けなければだめですか?」と聞かれました。
私はバリウム検査のマイナス面をかねてから知っていたので、即座に「義務ではないから受けなくてもよい」と答えました。
それは職場で実施する健康診断の項目に、バリウム検査がないからです。

しかし、多くの人は「協会けんぽ」から補助金がでる「生活習慣病予防健診」の必須項目に、バリウム検査が含まれいるため、勘違いをされているのだと思います。
塾生さんは、拒否したら会社をクビになってしまうかもしれない、と心配されていました。
そこで「法定外項目なので受けません」と言っても大丈夫ですよと伝えました。

まだまだバリウム検査も義務だと思っている人は多いことでしょう。
実はこのバリウム検査を実施しているのは、世界でも日本ぐらいなのです。
バリウム検査が日本生まれであることも影響しているのでしょうかね。

 
 

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こんな記事がありました。

バリウムが原因で腸が破れた…胃がん検診の翌日に「緊急手術で人工肛門」となった61歳男性の怒りと後悔 リスクの多いバリウム検査が廃止されない裏事情 2024.6.5

 
 

なぜバリウム検診がなくならないのか、深く納得できる記事です。

一部引用開始

がん検診グループでは、バリウムX線の撮影装置を積んだ高額な検診車を保有し、放射線技師などの専門スタッフを多数抱えている。さらに各検診団体は、莫大ながん検診の費用を支出する各県の幹部職員の天下り先となっているのだ。

胃がん検診に投入される税金は、全国で年間600億円とも言われ、「利権」となっている。人々の命よりも業界の事情や役人の天下りを優先して、バリウム検査が今も脈々と続いているのである。

引用終わり

 
 

(教室の掛け花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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シャワーだけより 湯船につかった方が免疫力アップに効果的です

先日、ある人と話をしていたら、原則はシャワーで、湯船に入るときでもお風呂のお湯を半分にして入浴しているとのこと。
理由は水道代もガス代も勿体ないからということでした。
水道光熱費がどんどん値上がりして、そのようなお気持ちになるのはとてもよく分かります。
しかし、ある試算では、シャワーと入浴では17分程度のシャワーなら湯船にお湯をためるのと同じくらいの水道光熱費だそうですよ。

 
 

今ではシャワーだけで済ませる人が割と多いのですが、シャワーと湯船につかるのとでは大きな差があります。
マクロビオティック的に陰陽で考えるなら、シャワーの方が湯船に入るより陰性です。
ですから、陽性タイプの人はシャワーを好む傾向にあります。

でも、元気がないとき、体がだるいとき、疲れをとりたいとき、排毒を目的としたときなどは、シャワーより湯船につかることをおすすめします。
特に陰性タイプの人には、湯船に熱めのお湯をはって、顎(あご)がお湯につかるまで入ることをおすすめします。

なぜ顎までお湯の中に入れてほしいかというと、鎖骨のそばには頸部リンパ節があるからです。
このリンパ節というのは、ご存知のように免疫システムの一つなので、冷やさない方がよいのです。
湯船につかると、これらのリンパ節が温められますので、免疫力アップにはとても効果的です。

 
 


(画像はこちらのサイトからお借りました。)

 
 

私たちの体内では、血液やリンパ液がぐるぐる回っていますが、体調によってその循環が滞りがちになることがあります。
強いストレスをかかえた時、とても寒いとき、とても疲れた時などに、そんな経験をされた人もいることでしょう。
そんなときには外から応援できる方法の一つとして、入浴があるのです。

昔からあった「湯治」は、ただ温泉につかるだけで健康を取り戻したわけですが、これは言い換えると体内の滞りを改善した結果だったのです。

ですから私は、2020年に例の流行病に感染した日本人がとても少なかった理由の一つには、この入浴の習慣があったからだと思っています。

 
 

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もう一つ入浴でとても大事なことがあります。
それは「水圧」です。
水圧がかかることによって、体内ではリンパ液の動きも加速されるのです。
圧力の力って大きいですよね。
ここが大きな違いなのです。

ですから、夕方になってふくらはぎがむくむような人は、リンパ液の流れが悪いわけですから、お風呂の水圧を利用してあげると回復が促進されます。
ふくらはぎに限らず、むくむ症状は水分をうまく処理できていないわけなので、ぜひ腎臓を労る暮らし方をおすすめします。

昔、日本のお風呂は深かったのですが、今では浅い方が主流になってきました。
ノビノビと足を伸ばして入浴することが好まれるのかもしれませんが、陰陽で考えると深い方が陽性です。
実は、五右衛門風呂に首までつかってお風呂に入っていた昔の日本人は、とても健康的なことをしていたわけです。

そんなことも考えながら、これから入浴されるときには、ぜひ水圧も意識されてみてはいかがでしょうか。

 
 
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2024年4月から健康診断における受診勧奨が140から160になった説明動画

2024年3月11日に、「高血圧」の判定基準が2024年4月改訂へ! 「収縮期160/拡張期100」という記事を書いたのですが、ちょっと不完全だったので、追記のつもりである動画をご紹介します。

内科医の舛森悠さんの動画ですが、「収縮期160/拡張期100」というのは、高血圧の判定ガイドラインが変わったのではなく、健康診断における受診勧奨基準が変わったということです。
つまり、健康診断で140/90を超えると、高血圧に該当するわけですが、「病院で受診してくださいね〜」とは言われなくなるのです。

これによって、病院に行かなくてもよい人は10分の1になるそうですよ。
動画の内容をすべて肯定しているわけではありませんが、ご家族に高血圧と診断された人がいた場合には、考え方として参考になる部分がありますので、ご紹介させていただきます。

 
 

 
 

 
 
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