投稿者「マクロ美風」のアーカイブ

小学校の先生と「ロックじゃねえ!」が私にも響いた

先日、この記事を読んだ時、遠い昔が蘇ってきた。
私が若かった頃、背中にロックを載せながら暮らしている人によく出会った。
でも、年月が経って、彼らはどんな気持ちで生きているのだろうか?

この記事の先生、素敵だなと思った。
教育者とは、こういう姿勢でもいいのだと思う。
深く響く「想い」を残せたのだから。

そして、当時の生徒さんも幸せだなと思った。
「信念」として残っているのだから。

 
 

(声)今も聞こえる、ロックじゃねえ! 2024年1月13日朝日新聞「声」

大学生 森川葉の音(東京都 21)

 小学校を卒業して10年近いが、今も時折「ロックじゃねえ!」というしゃがれ声を思い出す。ロックミュージックが好きで、エレキギターを抱えて教室に来ることもあった、6年生の時の担任だった先生の声だ。

 その先生は、よく怒った。眼鏡もスーツも平凡だったけれど、全力で怒る姿も、怒る基準も、他の先生と違った。宿題を忘れても怒らなかったが、うそをついて言い訳をすると怒った。掃除中に過ってガラスを割っても怒らなかったが、それを黙っていると怒った。怒りが頂点に達した合図が「ロックじゃねえ!」だ。

 先生の叫んだ「ロック」は、この場合は、音楽ではなく、正直さとか、揺るぎのなさとか、そういう意味だったと思う。昔も今も、私は「ロック」になりたいと思わない。だけど、自分の信念に反したことをしてしまった時、逆に何も出来なかった時「ロックじゃねえ!」という先生のしゃがれ声が聞こえる。

 
 

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松重豊さん語る ガリッガリの腹とロック 思わず号泣した声欄の投稿 2024年6月8日

 
 

(金沢駅前で見かけた半夏生 ハンゲショウ)

 
 
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玄米ごはんやお味噌汁講座のご希望をお伺いします 開催日決定!

世の中には色々な健康情報が溢れていますが、健康の一番の急所は日々のお食事です。
そのお食事の中でも主食の占める割合は大変重要です。

むそう塾では玄米ごはんと白米を自由に使いこなして、日々の主食をおかずのように楽しんでいます。
こうすることによって、実は体調管理が容易になるのです。

また麺類やお味噌汁も、豊富な種類を用意して、多彩な講座を開催しています。
今後、次のような講座を開催する予定ですが、土日祝日はあいにく他の講座で埋まっていますので、平日での開催を検討しています。
(開催日決定 6月21日 22:44追記)

 
 

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【第9回 中川式絹玄米ごはんの炊き方教室 少量炊き(普通炊き含む)】 開催日:2024年8月5日(月)
<ご希望者>
1 こまめさん(142-3) 土日月希望 8/19×
2 ひなさん(103-2) 水曜以外なら調整可能 8/19,20NG
3 きなかぼさん(153-1) 月水金希望
4 姫さん(69-1)
5 あゆみさん(152-1)

【第5回 中川式小豆絹玄米ごはんの炊き方教室 少量炊き(普通炊き含む)】 開催日:2024年8月26日(月)
<ご希望者>
1 ひなさん(103-2) 水曜以外なら調整可能 8/19,20NG
2 こまめさん(142-3) 土日月希望 8/19×
3 きなかぼさん(153-1) 月水金希望
4 あゆみさん(152-1)

【陰陽別お出汁の取り方と味噌汁大全講座】 開催日:2024年7月22日(月)
今回は少し内容を変える予定です。
<ご希望者>
1 あゆみさん(152-1)
2 姫さん(69-1)
3 ひなさん(103-2) 水曜以外なら調整可能 8/19,20NG

 
 

(中川式小豆絹玄米ごはん 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

実は、6月16日に中川さんが炊いた「小豆絹玄米ごはん」を、昨夜パックに入れてもらってきました。
さきほど(6月18日)、常温のままのごはんをいただきましたが、柔らかさはそのままで、炊きあがり当日と温度だけ違うという美味しさでした。

これはとても驚異的なことです。
だからこそ、中川式のごはんが入ったお弁当は美味しいのだと、改めて納得している次第です。
冷めても美味しいご飯って、やはり本物の美味しさですね。
こちらの記事に美味しいお弁当がいっぱい並んでいます。

 
 

 
 
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玄米ごはんとお味噌汁講座の日程が決まりました

こちらの記事でお伺いしておりました3つの講座ですが、次のとおり日程が決まりました。

 
 

・2024年7月22日(月):「陰陽別お出汁の取り方と味噌汁大全講座」

・2024年8月5日(月):「第9回 中川式絹玄米ごはんの炊き方教室 少量炊き(普通炊き含む)」

・2024年8月26日(月):「第5回 中川式小豆絹玄米ごはんの炊き方教室 少量炊き(普通炊き含む)」 

後日、募集記事をアップして行きますので、ご希望者は予約システムからお申込みくださるようお願いいたします。

 
 

(お味噌汁 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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【幸せコースの皆さまへ】 桂むき投稿と切り方の授業について

6月16日は「幸せコース」の授業日でした。
(授業の様子はこちらの記事からどうぞ)
包丁砥ぎや桂むき、刻み方や糠漬け(発酵)など、内容が濃厚で頭がパンパンかもしれません。
その前に玄米炊飯の話もたっぷりありましたね。
疑問点が出てくると思いますので、どうぞご遠慮なさらずに質問してください。

ご連絡事項がいくつかあります。
①桂むき投稿する場合の要領について
②動画と過去記事のご案内

 
 

【桂剥き投稿】
むそう塾では桂剥き投稿月間があります。
桂剥きは難しい内容なので、投稿は強制ではなく任意になっています。
しかし、お料理にはあちこちで「むく」作業、「刻む」作業があるので、この作業が上手に出来た方がお料理が美味しく、美しくなるのは間違いありません。

それで、先輩たちはそれらの練習に時間を割いて頑張った人がいる反面、時間を割けない人もいました。
理由はそれぞれですが、練習して損をすることは何もないので、よろしければ「かつらむき投稿」をしてみてください。
要領は次のとおりです。
過去記事がたくさんありますが、一つだけご紹介しておきますね。

むそう塾の伝統である桂剥き投稿の応援記事として 2020.6.25

「桂剥き」(文字に注意)と検索すると、いっぱい記事が出てきます。
どれもこれも先輩たちの汗の結晶なので、参考になることがいっぱいあります。

【桂剥きの動画】
むそう塾チャンネル
マクロ美風チャンネル

 
 

【桂剥き投稿の締切日】
桂剥き投稿をされる場合は、締切日というのがあります。
7月17日(水)の21時受信で締め切ります。

 
 

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いずれもご無理のない範囲で結構ですから、楽しんで練習なさってみてください。
なにかが上手になるのは、何歳になっても楽しいものです。

初めてでこの桂剥き!
恐るべき才能です!

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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鱧の骨切り特訓講座 大きな包丁に挑戦した結果が凄いことに!

6月には3回「鱧の骨切り特訓講座」を開催しました。
6月3日
6月6日
6月10日

6月6日に面白いことが起きました。
骨切りするときに、あれこれ中川さんが指導していたのですが、どうしても尻もち状態が改善しない塾生さんがいました。
それで中川さんが、包丁のサイズを大きい(27cm)のに変えてみるよう指示しました。
するとどうでしょう?
すんなり綺麗に切れるではないですか!
これにはビックリ!

大きな包丁はそれだけ重みも多いので、その重みが良い方向に働いたようです。
中川さんによると、包丁が重いので悪い癖が出にくくて、素直に包丁の重みで綺麗に切れるのだろうということでした。

この現象に全員が感化されて、次々と大きな包丁で練習を始めました。
最後は中川さんの30cmの包丁を気持ちよさそうに振っています。

 
 

 
 

6月10日にも30cmの包丁が人気です。

 
 

というわけで、次々と27cmの骨切り包丁を購入することに!
昨日は6月3日に受講された人からも27cmの包丁の注文がありました。
なんだか今年の鱧の骨切りは面白い展開になってきましたよ。

包丁が大きくなると、秋になって鱧が大きくなってきたときにも切りやすいので、これから注文してもメリットがあるそうです。
幸いに鍛冶屋さんに在庫があったので、これから仕上げて納品してくださるそうです。

それにしても皆さん凄いですね。
華奢な女性たちが、鱧の骨切りというプロでも難しい包丁仕事に、嬉々として取り組むのですから。
指導の仕方によって、素人がここまで才能(技術)を伸ばせることに、改めて感動しているところです。

 
 
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