「第86回愛クラス」を終えて 玄米赤ちゃんが素晴らしい!

2月7日(土)に「第86回愛クラス」を開催しました。
受講者の内訳は、東京3名・神奈川1名、新潟1名・金沢1名・大阪1名・兵庫1名の8名でした。
また新人さんが5名で再受講者が3名でした。
今回の愛クラスは急に開催することになったのですが、8名の方が受講してくださって嬉しかったです。
新人さんはなかなかの陽性さん揃いで、それは申し込みの段階から判ります。
案の定の陽性さんたちは、下の写真のように懇親会の席上で全員がTwitterデビューされました。

むそう塾 愛クラス1

 
 

新潟からご一家で京都入りしてくれたMさんは、妊娠9か月に入ったばかりですが、元気に受講してくれました。
彼女が中川さんのブログに書き込んでくださったコメントがとても嬉しかったので、こちらでも転載させていただきます。

<iiyoさんのコメント>
中川さん、美風さん、麗可さん、昨日はありがとうございました!
ずっとブログで指を咥えて見ていたむそう塾のお仲間に入らせて頂けて、とびっきり美味しい福ZENを頂けて本当に幸せでした。(持たせて頂いたお土産を主人に食べさせたら、料理が評判で泊まったその日の宿の夕食全部忘れるくらい美味しい…と申しておりました 笑)
また、きちんとした理論や充分な経験に基づいたご指導は今まで自分の中でモヤモヤしていた色々をすっきりさせて下さいました。
昨日感じた大きくて温かなエネルギーをしゃんと受け止めて、玄米投稿に臨みます。
今後ともご指導宜しくお願いします。

むそう塾 愛クラス8

(iiyoさん)

今回は昨年赤ちゃんを産んだ“えりんこ”ちゃんが赤ちゃんを連れて再受講してくれました。
えりんこちゃんは39歳の高齢出産だったのですが、とても安産でこんなに立派な男の子を育てています。
8か月になって離乳食に玄米を食べ始めたので、お子さんのためにもう一度ちゃんと玄米の炊き方を見直しておこうと再受講されたのでした。
妊娠前から中川式の玄米ご飯を食べていたので、マクロビオティックでよく言われる「玄米っ子は静かで穏やか」のお手本のようなお子さんでした。

むそう塾 愛クラス2

むそう塾 愛クラス3

むそう塾 愛クラス5

むそう塾 愛クラス4

 
 

一日中見ず知らずの保育所に預けられていたのに、こんなに素晴らしい笑顔で精神的にも安定しています。
このことはとても大きな意味があり、大きくなるにつれてその凄さが判ってくることでしょう。
1時間ほど懇親会の会場にいて、下の動画の最後が一番大きな声でした。
言葉はまだ発していませんが、きっと最高に嬉しい時の歓喜の声なのでしょう。
穏やかっていいですね。
(えりんこちゃん、上手に育てていますよ。もったいないくらい素晴らしいお子さんですね。それにしてもあなたがちっともやつれていないことにビックリしました。この調子なら二人目もいけますね。ぜひ頑張ってください!)


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第191次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

<191次 むそう塾 パスポート取得者>
Ki(85−2)さん

<寸評>

◆中川善博より
鍋の使い方にも慣れ、米もだんだん仲良くしてくれるようになりましたね。
諦めずによく頑張りました。
お通じチェックは一番確実で普遍の健康診断です。これからもチェックするのが当たり前で居て下さいね。
ふうわり玄米を食べ続けて健康にお過ごしください。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
しっかりお通じチェックに時間を割いていただいてのパスポート取得は、あなたの体調を改善するために必須事項でした。
今まで習われたマクロビオティックは、あなたには陰性すぎましたので、これからはもっと陽性を心がけてお食事に気をつけるようにしてください。
もっともっと活気と笑顔が溢れる人になれますよ。
この時点でむそう塾にご縁があって良かったです。
5月から幸せコースでお料理も頑張りましょう!
おめでとうございます。

チューリップ

 
 

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「マクロビオティックの盲点」記事更新のお知らせ

サイトの「マクロビオティックの盲点」にぜひお読みいただきたい記事をアップしています。
ブログしかご覧になっていない方のためにリンクしておきますので、そちらも併せて読みいただければマクロビオティックのことがよく理解できるきっかけになるでしょう。

マクロビオティックを整理してみましょう(マクロビオティック料理で終わっていませんか?)
マクロビオティック「陰陽塾」(1) マクロビオティックの陰陽基本原理
マクロビオティックでは白砂糖を避ければ良いと思っていませんか?
 

宇宙の秩序 桜沢如一著 日本CI協会 マクロビオティック

 
 

(桜沢如一著 宇宙の秩序)

 
 

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無双原理がマクロビオティックの羅針盤である実例

「日本人(特にアトピーの人)はなぜ小麦粉を多く摂らない方が良いのか?」の記事のコメントに、てんこさんからとても深いコメントをいただきました。
おはるさんへのコメントを踏まえてのコメントなのですが、マクロビオティックの無双原理をよく理解されてのコメントにとても嬉しくなりました。
まずはてんこさんからのコメントをご紹介します。

 
 

<てんこさんからのコメント>

美風さん、こんにちは。

>迷わない背景には、勇気や度胸や決断や責任などが一緒にあります。

おはるさんへのコメントのこの文章に、とても惹かれました。
もとから長時間悩むのが苦手で、さっさと決めてさっさと行動してしまう傾向がありましたが、むそう塾でマクロビオティックを学んでからは本当に迷いがなくなりました。
どちらへ進めばいいのかは陰陽が示してくれるので、後は現状に合わせてどう行動するか、それだけなのだと思います。
勇気、度胸、決断、責任、一見重そうなこれらの言葉達を軽々と飛び越えさせてくれるのが無双原理なのですよね。

迷いがなくなった事に加えてもう一つ、『損をする』、という概念が私の中から無くなった気がしています。
他の人からみて損をしてしまったような状況も、その状況を招いたのは自分の選択なのだから、損というよりもあくまで『結果』と思えます。
大変な仕事を引き受けたりして損をしているように見えても、それで全体が望ましい状況になるのなら、やはり損というより良い結果になって得をした、と思えます。『損をした』という感覚を感じなくなってから、いろいろな選択が楽になりました。

何を食べても平気でいられる体は、何が起こっても柔軟に対応できる精神と繋がっているのですね。
むそう塾の深い学びに感謝です。

 
 

<マクロ美風からのコメント>

てんこさん、こんにちは。
お忙しい日々なのに、コメントをありがとうございました。

どちらへ進めばいいのかは陰陽が示してくれるので、後は現状に合わせてどう行動するか、それだけなのだと思います。
勇気、度胸、決断、責任、一見重そうなこれらの言葉達を軽々と飛び越えさせてくれるのが無双原理なのですよね。

そうそう、そうなんです!
すべては無双原理のとおりに動いているので、目の前のことを無双原理に添わせて考えてみれば自ずと答えが出てくるのですが、そこがあやふやになっている人が圧倒的ですね。
それが一般の人ならいざ知らず、マクロビオティックを何年も前から知っているという人が無双原理の無の字を知らないことも多くて、頭を抱えてしまうのが現状です。
てんこさんがおっしゃるように、軽々と飛び越えられる根拠が無双原理であり、それが羅針盤として安心感を生み出すのだと思います。

迷いがなくなった事に加えてもう一つ、『損をする』、という概念が私の中から無くなった気がしています。

ああ、それは私もないですねぇ。不思議なくらいありません。
それは「部分」でとらえるのではなく「全体」でとらえることが出来るからであり、それが無双原理のおかげですね。
原因と結果は陰陽なので、その視点で物事をとらえていくと、「損と得」も陰陽で説明がついてしまうからです。
そして、その結果残るのは安心感とか平穏とかいう中庸な心境なんですよね。
無双原理がマクロビオティックの羅針盤としてしっかり働いていることがよく理解できます。

最後に、「何を食べても平気」でいられる体は結果であり、その陰には何が起こっても対応しきれる精神が存在することは言うまでもありません。
こうして考えると、ほとんど大事なことは「見えない部分」にあるような気がしますね。食べ物もしかりです。

寒桜 宝泉 京都

 
 

(寒桜 宝泉 京都駅店)

 
 

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日本人(特にアトピーの人)はなぜ小麦粉を多く摂らない方が良いのか?

マクロビオティックでは穀物を主体として主食を6〜7割摂ることを奨めています。
この穀物については国によって種類が異なりますが、日本人ならお米が該当します。
そのお米も一物全体の観点から玄米が望ましいとされています。
では、パンなら駄目なの?というご意見が出てくるでしょう。
パンはご存知のとおり原料が小麦粉です。
小麦も穀物に変わりはありませんが、お米とは性質が異なるのでそこを陰陽で考える必要があります。
マクロビオティックでは何かを判断する時は、陰陽で考えるのですが、この場合はお米と小麦粉の陰陽を考えることになります。

まずお米と小麦の産地ですが、お米は高温多湿のモンスーン地帯で穫れるのですが、小麦は比較的乾燥した寒い地方で穫れます。
ですから日本に住む人とヨーロッパに住む人が同じ主食でないのは当然なのです。
日本人ならお米を食べる方が体調が良くなる人が多く、小麦を食べる方がトラブルを抱える人が多くなるのも何となくお解りいただけますか?

ちょっとお米と小麦の特性について比較してみましょう。
お米は保湿の良い土地に水をはって作りますので、暑い夏には水分をうまく逃すための気孔が稲の葉にはいっぱいあります。
しかし小麦は比較的寒くて乾燥した土地で(さらに寒い季節に)育つので、水分を逃がさないように葉っぱの気孔は稲に比べて少な目になっています。
これを食べると、お米は体内の水分を滞らせないように気化出来るのですが、小麦は体内に水分を閉じ込めようとします。
つまり汗腺に影響が出るのです。

アトピーの人の多くは体内に水分が滞りやすく、そのために今のような空気の乾燥している季節には、アトピーが増悪傾向になります。
ですからアトピー治療に最も良いのは汗をかくことです。
温泉治療がアトピーに効果を発揮するのも、この汗の問題が解決されるからです。
マクロビオティックでは、アトピーの人には小麦粉製品を避けるようにいうのは、このような背景があるからです。

小麦粉製品が好きな人はお肌が乾燥してザラザラして来ますね。
望診をすると、ほっぺやお口のまわりがガサガサしている人がとても多いです。
お菓子の多くは小麦粉を使いますので、それだけでも良くないのですが、お砂糖に代表される甘味料もまた体内で水分を溜め込んでしまう性質があるのです。
ですから、スイーツ好きの人はどんどん水はけの悪い体になって行き、まるでヨーヨーのように膨らんで来ます。

とまあ、主食だけに限らず、人間は食べたもののようになるので、一番割合の多い主食だけでも自分に合った種類をいただくことが一番健康への近道になります。
もし今あなたがアトピーで苦しんでいるなら、まずは主食を見直しましょう。
そして腸がきちんと改善するまでは、小麦粉を使ったお菓子も控えめにしましょう。
汗のかける体にすることがアトピーから脱出する一番の方法です。

 
 

白米のようにやわらかい玄米ご飯 むそう塾 マクロビオティック料理教室

 
 

(白米のようにやわらかい玄米ご飯 料理:陰陽京料理人 中川善博)

 
 

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