糖質制限ダイエットの長期継続は危険なので止めましょう

ずっと気になっていたのですが、最近身近でも間違った食事方法を取り入れている人が出てきましたので、糖質制限食について簡単に書きます。
まさかマクロビオティックを知っている人は、こんな馬鹿な方法は取らないと思っていたのですが、そのまさかが横行するようになってしまったからです。

一般的にダイエットというと、若い女性あたりが色々なことをしている程度の認識という方もおられるでしょうが、最近は男性も高齢者も病気の関係からこの糖質制限ダイエットを医療機関から勧められるケースがあるのです。
最初は特定の病気に対して、医師の指導付きで糖質制限をする程度だったのですが、その効果が目に見える形で現れやすいため、病気とは無関係に一般的なダイエット法として広まってしまったのです。
このダイエット法は日本人の食生活を根本から狂わせる内容なので、冷静に考えたら気づきそうなものなのですが、その渦中にある人は盲目になってしまうのでしょうかねぇ。

このダイエット法の問題点はいくつもありますが、一番問題なのは糖質に穀類も入れてしまったことです。
そのために日本人の主食であるはずのご飯を食べずに、肉を代表とする諸々の食べ物を好きなだけ口にするわけです。
もちろん、お菓子もアルコールも。
それが一時期ならいざ知らず、効果が早く出るものだから面白くなってどんどん続けるところが危険なのです。

マクロビオティックでは主食と副食の割合をこまかく調整します。
主食もおかずも陰陽で考えてバランスを取るようにします。
ですから、まさか主食抜きの食事法を採用するとは思えないのですが、人間はいざとなったら何を信じるか分かりません。
自分の都合の良い方にアレンジしてしまうことが日常茶飯事です。
ということで、間違っても主食抜き、あるいは著しく主食を減らした食生活を長期間は続けないでほしいです。

理由を書きます。
穀類や芋類に含まれる炭水化物に含まれる糖分は、人間のエネルギー源になります。
このおかげでご飯を食べて元気に動ける土台が出来るわけです。
昔から日本人はご飯とお味噌汁とお漬物と少しのおかずで元気に働いて来たのです。
しかし、体内でエネルギー(中性脂肪)に変わる炭水化物を著しく制限してしまうと、代わりにタンパク質や脂質からエネルギーを得ようとするのですが、これには凄い量のお肉を食べなければなりません。
それこそ体に負担をかけてしまいます。

すると体はどうするか?
糖エネルギーの不足した体は、自分の筋肉を分解してアミノ酸に変えて行くのです。
怖いですねぇ。
その結果は、当然のことながら筋肉量が減って歩けなくなったり、骨粗鬆症になったりして骨折しやすくなります。
女性なら生理が止まる人もいます。
それもこれも元々の原因は、主食であるご飯や麺類を避けたことにあります。
日本人の場合は、長い間にご飯や麺類からエネルギーをもらうように体ができているのに、それを無視した食生活を続けて健康になれるはずがありません。
穀類や炭水化物を避けるより、お菓子類に含まれる甘味料を避ける方が賢明です。

むそう塾が美味しいお料理の数々を教える前に、玄米ご飯を白米のような消化吸収力に炊き上げる技術を伝授するのは、健康の基本中の基本をしっかり押さえるためなのです。
ご飯をおかわりして食べましょう。これがむそう塾の合言葉です。
結婚するならご飯の好きな人を選びましょう。これもむそう塾の合言葉です(^^)

間違ってもご飯を減らして甘いお菓子に手を出さないように。
エネルギー切れだと思ったら小さなおにぎりを食べましょう。
でも、たまには甘いものを食べてみんなで楽しみたい時もあるもの。
そんな時には必ずお漬物やお味噌汁を前後で多めに摂っておきましょう。
2切れの糠漬けでも効果があります。

これから年末年始は食生活が乱れがちになります。
どんな時にも主食を意識して、糖質制限食の「糖質」に穀類を入れないようにしてください。
穀類の糖は生命維持のために必要なものであることをしっかり認識しましょう。
お正月ならお餅は生命の源になることをお忘れなく。
神様には生きるために必要なものしかお供えしません。
この機会に改めて日本の食文化を見直しましょう。

 
 

玄米ご飯 むそう塾 中川善博

 
 

(朝日と炊きたて中川式玄米ご飯 料理:中川善博)

 
 

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マクロビオティックの大先輩と貴重な一日(傘がない のお笑い動画あり)

昨日はマクロビオティックのお話やら、男女のお話やら、それらの道にかけてはベテラン勢(笑)が揃っての一日を過ごしました。
何やら男性二人がくっついていますが、この写真の主役は手前の柿渋です。
ぐい呑に注いだ柿渋をそのまま飲むのです。(ひぇ〜)
恐る恐る飲み干した私。。。
たしかに渋いのですが、飲めないことはないので、私の体に不要なものではないようです。
どれだけ後を引くかと思ったのですが、何かを飲んだり食べたりしたらそれで忘れてしまう程度でした。
この柿渋が色々なことに効果があるらしくて、ちょっと今興味を持っていました。
私は柿渋を塗料として使ったことがありますが、飲むのは初めてでした。

マクロビオティック 山村慎一郎 柿渋1

 
 

マクロビオティックの大先輩であるお二人のお話は、どんな内容でも勉強になります。
マクロビオティック 山村慎一郎 柿渋3

マクロビオティック 山村慎一郎 柿渋2
        (左:山村慎一郎先生 右:花井良平社長)

場所を変えてカラオケへ。
男は何歳になってもロマンチスト。
(本当に私はそう思います。女性より男性の方がロマンチストです。)
マクロビオティック 山村慎一郎 柿渋4

 
 

セクシーな「傘がない」をどうぞご覧あれ(笑) (R-18)
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焼き魚の波串の打ち方「鰆の西京焼き」(動画付き)

むそう塾はマクロビオティックの料理教室でありながら、お魚の授業もあります。
それはご家庭における日本料理の伝承という目的もありますし、体調の陰陽バランスを取るために必要なこともあるからです。
すでに幸せコースではお魚の授業で焼き魚の串の打ち方も伝授しているのですが、多くの塾生さんが難しいとおっしゃるので、お正月に間に合うよう、特別に動画公開をしておきます。
すでに習った人もまだの人も、この動画をじっくりご覧になれば、串打ちのリズムまでつかめて、上手に打てるようになるはずです。
少し長めの動画ですが、参考になることをたくさん話していますので、OBENTERSの皆さんもご参考になさってください。

 
 

焼き魚の波串の打ち方 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(鰆の西京焼き 料理:陰陽京料理人  中川善博)

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おせち講座の「鴨ロース」の切り方(動画つき)

昨日で6回にわたる本年度のおせち講座がすべて終了しました。
高度な技術を伝授していますので、デモを見ただけでは簡単に出来ないことが多いです。
食材費がお高いからと練習をカットして上手く出来るほど生易しいお料理ではありませんので、ぜひ本番前に何回か練習をなさってください。
少しでも完全にコピーできるよう、一昨日から動画をアップしていますので、ご参考になさってください。
中川さんの解説がとても丁寧で、大事なところがほとんど学べてしまいます。

この記事では「鴨ロース」の切り方をご紹介します。
お刺身の平造りと同じ切り方です。
幸せコースでお刺し身の授業を受けた人ならもうお分かりですね。
切り方だけでなく、盛付けのことも話していますので、OBENTERSの皆さんも必見です。

 
 

鴨ロース むそう塾 おせち講座

 
 

(鴨ロース おせち講座 料理:陰陽京料理人 中川善博)

 
 

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活け車海老の背わたの取り方(動画つき)

活け車海老の具足煮 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(活け車海老の具足煮 料理:京料理人  中川善博)

車海老の背わたの取り方を動画で撮っておきました。
遠くからの撮影なので手元がよく見えませんが、口頭で詳しく解説していますので、ご参考になさってください。

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