先日本屋さんに行ったとき、健康関連の本の多さにビックリしました。
どんどんその種類は増え続け、怪しいものまで並んでいます(笑)
ふと後ろを振り向くと、うずくまって本を読んでいる人がいました。
真剣に読んでいたので、きっとご自身か身内の人が病気になられたのだと思います。
そこは癌に関する本が並んでいるところだったので、もしかしたら癌かもしれません。
本当に癌になる人が多いですね。
かくいう私だって、体の中で癌細胞が作られているかもしれません。
電磁波の影響もいっぱい受けていますしね。
もう体が電磁波の影響を受けていることを知らせてくれています。
それで、それに対処した方法もとっているところです。
違いますね。
はっきりと変化が出て、体って本当に凄いな、体って凄く正直だなって思います。
健康雑誌があれほど並ぶということは、それを買う人がいるということで、それは病院の待合室にも似ているかと思います。
大病院の待合室には「こんなにも具合の悪い人がいるのか!」とビックリするほど多くの人が溢れていて、以前付き添いで病院に同行したときにクラクラするほど衝撃的でした。
しかし体はとても良くできていて、自分の健康は自分でまかなえるようになっているのですが、何らかの理由でそのシステムがうまく機能しないときがあります。
その理由はいくつもあるのですが、ストレスと食べ誤りが大きく影響していると思います。
その積み重ねが癌を誘発することもあるでしょうから、心身両面でそのことを意識して、自分にできることを増やしておかれるのが良いと思います。
自分にできることの筆頭は断トツでお食事の改善です。
あなたが口にするものは、すべてあなたが決断した結果なのですから。
その口にした食べ物があなたの血液をつくって、細胞もつくって、肉体だけでなく精神面まで影響を及ぼすのです。
そのことを60年以上前に説いたのがマクロビオティックの考え方ですが、この考え方と同じようなことが今ではあちこちで発信されるようになりました。
これらのベースは東洋医学にありますので、西洋医学一辺倒ではない空気が漂い始めたということですね。
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ところで、マクロビオティックは食べ物の力を重視しますが、その中でも私が大事にしているのが「毒消し」です。
毒消しの方法や食材はたくさんありますし、昔から伝えられてきた方法が案外マクロビオティックの陰陽から考えても納得できるものが多いです。
普通のお食事をされている方でも、この毒消しを意識して召し上がるだけで、驚くほど体調は変化して来ます。
過去記事もリンクしておきますので、ご参考になさってください。
(煮物コースより蛸のやわらか煮 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
このお料理の主役は蛸ですが、後ろにひっそりと鎮座している大根がとても良い仕事をしているのです。
大根なくしてこのお料理はありえないほどです。
これからの季節は大根が美味しくなりますが、動物性を多く召し上がっている人は、毎日何らかの形で大根を召し上がってください。
大根は毒消しの筆頭ですが、長時間加熱するとビタミンCとしての効果も薄れますので、酵素を期待したい人はなるべく生の状態でいただきましょう。
陰性の人は摂りすぎないように。
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