あなたの周りには陽性な人、陰性な人、さまざまだと思いますが、「気持ちの良い人だなあ」と思う時には、たいてい陽性な人が多いものです。
陽性な人というのは、マクロビオティックの陰陽で考えていますが、一般社会でも同じように伝わると思います。
あの人は陰気ね、あの人は陽気ねというように、ふだんから何気なく口にされていることでしょう。
ですから、私たちは知らず知らずのうちに、陰陽で物事を判断している面があるのです。
マクロビオティックだなんて改めていうと違和感を感じることでも、巷ではなんとなく氣として感じて、それぞれが判断してきたことです。
その氣を大事にすることが、マクロビオティックの暮らしへとつながるのです。
私たちは人間社会で生きて行くので、できれば気持ちの良い人間関係を築きたいですよね。
おつき合いというのは、氣のキャッチボールですから、それがスムーズに出来た方が関係も良好になります。
むそう塾には「むそう塾スタイル」というのがあって、これに近づくと生きやすくなりますよ〜とお伝えしています。
人生は判断・決断・実行の繰り返しですが、この3つが遅い人(陰性)と、早い人(陽性)がいます。
両者の違いは、自分を持っているか否かにあります。
常々自分を持っている人は、すばやく判断して決断し、すぐ実行に移します。(陽性)
でも、常々ボーッと生きていて、周りの意見に左右され、大事なことなのに第三者に丸投げしか出来ないような人もいます。(陰性)
こういう陰性な人は、時間をとても無駄に使っているので、生産性が悪いだけでなく、満足度も低くなります。
それからもう一つ。
陽性ではあるのですが、その欲求度が強くて、周りとぶつかる人がいます。(極陽性)
こういう人は人間関係がギクシャクして、一転して陰性を抱え込む危険性があります。
今の時代はこういう女性が増えてきましたね。
できれば、中庸からやや陽性寄りくらいで暮らせたら、心穏やかで気持ちの良い人になれます。
そんな暮らしに欠かせないのは、「即断・即決・即行動」です。
自分の周りで気持ちの良い人を観察すると、たいていこの要素を持っているはずです。
なお、誤解のないように書いておきますが、「即断・即決・即行動」は、常々慎重な判断をしているからこそ、スピードある行動につなげることが出来るのです。
慎重さは目に見えないところで育てておき、外部に対しては約束を守って素早い行動を取ると、信用されます。
ここでモタモタしていると、ろくなことはありません。
限りなく陰性に近づくだけです。
さあ、あなたも気持ちの良い人になってみませんか?
(新蓮根と茗荷の甘酢漬け 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
爽やかな甘酢と、新蓮根のシャリシャリ感がたまらなく美味しい一品です。
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