磯貝昌寛先生の大森英櫻先生に関する記事のご紹介(4)

<磯貝昌寛先生の記事より>

「無欲とは欲が無いのではない、無限を求める欲をいう」
正食医学セミナーや講演等でよく語られる言葉。
先生が若かりし日のある日、電車に乗っていると、合い向かいに髭を生やした老人が座っていたといいます。その老人とのやり取りのエピソードです。
先生「お歳はおいくつになられますか」老人「当ててみなさい」一緒に居合わせた一慧先生と七十歳前後よりはじめて七十五歳、七十六歳という具合に当てていくが一向に当らないというのです。老人「わしは百二歳じゃよ」と一言。その後、老人と先生との面白いやり取りが行われるのですが、老人は易を、先生は無双原理をやっていたので意気が合う所があったのかもしれません。最後に先生が長寿の秘訣を尋ねると長老はきっぱりと「無欲」と言ったといいます。
人間にはさまざまな欲があります。金銭欲、名誉欲、権力欲、知識欲など社会生活的な面の欲や、食欲、性欲などの本能的な欲があります。これらの欲が無いというのではなく、無限、神、大宇宙と一体となる欲求こそが無欲なのではないでしょうか。無限からの陰陽エネルギーを滞りなくスムースに体現することこそが無限の欲ではないか。2001年12月

 
 

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磯貝昌寛先生の大森英櫻先生に関する記事のご紹介(3)

<磯貝昌寛先生の記事より>

「宿便を抜いた瞬間、人間は善人になる」
人間の本性は一体何であるか。中国の孟子が唱えた性善説か、それとも同じく中国の洵子が唱えた性悪説か。
性善説は人はもともと善であり、教育の間違いで悪人になるという説。また一方の性悪説は人はもともと悪であり、教育を施し善に仕上げるという説。性善説にしろ性悪説にしろ教育次第で善にも悪にもなるということですが、なぜ人間の本性に関する見解がこうも見事に二分するのでしょう。
教育が人間形成に大きな比重を占めていることは今も昔も変わりません。しかし、本性に関して性善説と性悪説に二分する考えが生まれたのは、間違った教育法が広まったか、教育法があまりにも難解なものになってしまったかです。教育は簡素でどんな人にでも理解できるものでなくてはなりません。普段の生活で体得でき、実用的で人を幸福にするものでなくてはなりません。お金や時間をかけなければ受けられない教育は教育ではなくお金儲けの狂育です。
本来の教育とは宇宙の秩序・宇宙の法則を生活の中で学ぶことです。教育と狂育の間違い(アベコベ)が人間の本性が善であるとか悪であるとかいう混乱をまねいたのです。大森先生の「宿便を抜いた瞬間、人間は善人になる」という宿便とは宇宙法則違反が凝り固まったものといえます。   2002年2月

 
 

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磯貝昌寛先生の大森英櫻先生に関する記事のご紹介(2)

<磯貝昌寛先生の記事より>

「歴史は戦争と平和の繰り返し、人生は排毒と平穏の繰り返し」
戦争の世紀といわれた二〇世紀が終わり、二一世紀こそ平和の世紀にしたい、しなければならないという気運は世界的にあったはずです。ところが二一世紀が到来してみると・・・。
昨年(2001年)の9月11日米国同時多発テロを機にアフガン戦争の勃発、イスラエルとアラブの闘いの激化、21世紀も戦争の世紀かと思わせるような出来事が続発しています。
「歴史は戦争と平和の繰り返し」、戦争(陽性)と平和(陰性)は交互に繰り返すものです。「陽性大きければ陰性もまた大きい」のとおり、大きく激しい戦争の後には平和が長く続くことは歴史が証明しています。
一方、人間の営みの縮図が歴史であれば、歴史の小さな断面が人生でもあるといえます。「人生は病気と健康の繰り返し」ともいえ、食養人にしてみれば「排毒と平穏の繰り返し」といえます。
肉食文明を演じている英米はピストルを持って闘い、セックスと映画とスポーツの快娯楽。魚を食した文明、室町時代・鎌倉時代をあげてみれば刀をもってチャンバラし、能楽などの娯楽。では、穀菜食を基本とするマクロビオティックのの文明はどうかというと・・・。これは未だ歴史上に登場していないが、スバラシイ平和の歴史が演じられることかどうか。これはこれからの私たちに委ねられているのでしょう。   2002年4月

 
 

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磯貝昌寛先生の大森英櫻先生に関する記事のご紹介(1)

2019年11月24日は私が無双原理の面白さを教えてもらった、大森英櫻先生の「生誕100年祭」が開催されました。
ご案内状をいただいた時、それはそれは出席したかったのですが、むそう塾の授業があって行かれませんでした。
「生誕100年祭」の後、ご出席された方々の記事がFacebookで載せられるようになりました。
それらの記事から当日の様子に思いを馳せているところです。

その中に、磯貝昌寛先生の記事があって、大森先生に関する過去の文章が掲載されています。
とても素晴らしい内容なので、こちらに転載させていただいて、多くの皆様にマクロビオティックの考え方や、大森先生や磯貝先生のことを知っていただけたらと思います。
連続記事でご紹介させていただきます。
(改行は原文のままです。)

*   *   *

<磯貝昌寛先生の記事より>

師の大森英桜先生と今生のお別れをして早いもので14年になります。大森英桜先生は1919年の生まれなので今年は生誕100年。誕生日の11月24日に宇宙法則研究会で生誕00年祭を開催できたことは、ひとつ大きな節目になりました。
私にとって英桜先生からの学びは一生の宝です。英桜先生なくして今の私は絶対に存在しません。英桜先生晩年の10年に学ばせてもらったことが私の基礎になって今の食養人生につながっています。
宇宙法則研究会で発行していた「宇宙研つうしん」に「大森英桜先生・言行録」と題したコラムを掲載していました。初期のころは石田英湾先生が担当し、後に私が担当して掲載していました。その中の一部、私が担当し解説したコラムを今回の「和道たより」とします。
今でも色褪せない英桜先生の言葉。次世代にこそ受け継ぎたい精神と実践があるように感じます。
「変わらないとは変化しているということ」
「変われば変わるほど変わらない」という諺がフランスにあります。時代が変わっても物事の本質は変わるものではない、という哲学的な言葉ですが、食養的、無双原理的に考えてもおもしろい。
マクロビオティックな生き方は、体と心にヨドミを作らないことにあります。胃腸などの臓器に負担をかけず、血液の流れを滞らせず、東洋医学で云われる「気血水」の流れをスムーズにする生活法がマクロビオティックです。
桜沢如一は健康の七大条件で「万事スマート」と云いましたが、体の中に滞りがあったら本当のスマートは実感できません。
心身ともにスマートであるということは、体の細胞の入れ替わりが順調で滞りないことを示しています。マクロビオティック実践者は年をとっても若々しい人が多いですが、体の中の細胞の変化がスムーズであるからでしょう。
年相応、あるいは年齢以上に老けて見えるのは、細胞の代謝がわるく、変わらない細胞が過剰に蓄積されているからです。フランスの諺とは逆に、「変わらないから変わってしまう」というのが老いの真相。人生は生老病死を免れることはできませんが、フランスの諺のように「変われば変わるほど変わらない」を実践するのがマクロビオティックといえます。
病気を治し、健康を増進し、平和を導くのは、根気のいることです。一朝一夕に成し遂げられるものではありません。むしろ、健康や平和は一生求め続けるものであるのかもしれません。求め続け、心身ともに変化に挑戦し続けていくことが人生の醍醐味です。病は体の中の革命です。心身の変化が病として表れているのだから、「変われば変わるほど変わらない」の序章が病です。
病に悲観することはありません。病はむしろ、健康と若さのプロローグです。この世の本態は変化です。変わらないものはありません。病は健康の入り口であるから、その入り口を閉ざすことなく、健康への道をただ黙々と歩んでいけばいいのです。    2002年10月

 
 

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マクロ美風の家事アドバイス講座(8)小物収納についてのお返事

<Mo(90-6)さん>
昨日は遠出していて、一気に記事を書けなくて失礼しました。
では、昨日の続きを始めます。
(緑の文字があなたからのご質問、黒い文字が私からのアドバイスです。)

※リビング扉収納に入っているもの
(上手なしまい方がわかりません。とりあえず、無印の引き出し収納ボックスを扉の中に入れ、細かく仕切ったのですがどうもしっくりきません。
ここは、キッチン南側収納を作ったら、日頃使うようなものをここに入れ、リビング扉収納にはそれ以外の人ものと本などをしまう方がいいのかな、と主人と話していました。)
はい、そのとおりです。

・私の手帳(ふと思った時に見直したいため、残してあります。)
Moさんは手帳派なのですね。
私はパソコンを使うようになってから、手帳をやめました。
Moさんは素敵なiMacをお持ちなのですから、それを活用するなり、iPhoneを活用する方がずっと楽チンだと思います。
もちろん、置き場所にも困りませんしね。

・お店のカードやクリニックなどの診察券(どのようにファイルしてしまっておけばいいのかわからない)
まず、お店のカードは本当に必要なのかどうか再検討しましょう。
不要なカードをいっぱい持っているのではありませんか?
どうしても必要なカードだけお財布に入れます。(たぶん1,2枚で済むはずです。)
ちなみに私は、お店のカードは1枚も持っていません。
診察券は名刺ホルダーを買って、それに入れれば1冊で済みますよ。

・光熱費・税金などの請求書や領収書
公共料金の支払いは銀行引き落としですか?
3年間分のみ保存すればOKです。
税金は自営業でなければ、10年分で大丈夫です。

・家車類の契約書類
家の場合は家がある限り、車の場合は車を手放すまで。

・銀行の通帳(後から見直す時があるかもと思い昔のもあります)
10年間でOK。

請求書・領収書・契約書類・古い通帳などは、上に書いた保存期間を参考にして再整理し、最も出し入れし難い場所がいいですね。
なぜなら、瀕雑に使わないものだからです。
新しく作るリビング西側の高い所にしまいましょう。

・筆記用具(家族全員のものが集まっています)
キッチン南側に作る収納に引き出しを作ってもらって、そこに全員分を入れます。

>・万年筆インク類
筆記用具とは別扱いの高級なものなのかしら?
それなら、リビング西側に新しく作る収納に引き出しを作ってもらって、そこに入れましょう。

・こどもが小さかった時のサンタさんとのやりとりのお手紙
これはもう不要なのではないでしょうか?
でも、それがどうしても要るというなら、お子さんの持ち物として、お子さんに管理してもらいましょう。
もう高3と高1なのですから。

・便箋など手紙セット
万年筆とインクと同じ引き出しに入れましょう。

*   *   *

・季節外れのシーツや毛布などの寝具、湯たんぽ
寝具は寝る部屋に置くのがベストです。
毛布・湯たんぽも同じね。

・部屋着をどこに仕舞うか。
(朝や夕方部屋で着替える時にどこに置いておけばいいのかわからず、とりあえずバサッと置いてしまいます。)
前にあなたの机(Mac)があった場所の壁に部屋着掛けを作ってはいかがでしょうか?
これなら、ご主人でも出来るはずですし、ネットで素敵なものを探してもいいですね。

・冬の間に使うニッセンストーブとアラジンストーブをどこにしまうか(今までは2階クローゼットの中にしまっていました)
ユーティリティでよいのではないでしょうか?

・私の編み物(針毛糸本)とお裁縫セット
リビング西側に作る収納がよいでしょう。

*   *   *

注文予定(見積もり発注中です)の収納のことですが、片付け途中に扉の中をどのような収納を作ってもらうか主人と考えてみました。
えっ? もう発注されているのですか? まだ詳細も決まっていないのに? ビックリ。ま、概算を知りたいということですかね。
注文されるのですから、予めこちらで持ち物の量とサイズを調べて、それを入れる場所も決めて、それから発注するのが間違いなく使いやすくなります。
アバウトに注文すると、また使いにくい家になってしまいます。

※キッチン側収納
・基本的にここにはダイニングに座っている時にすぐに使いたいと思うものをしまえるようにしたい
OKです。

・既存のキッチンより高さを25センチ程度あげると、キッチン手元が隠れていいのではないか?
それでもかまいません。

・主人私それぞれ私物を入れられる引き出しを作る
当然です。提案しようと思っていました。

・収納とダイニングテーブルとの距離を考えると、収納の中央には引き出しは作らない方が良い
はい、そのとおりです。
通路を確保しなければならないので、最低50センチはあけてほしいです。
使い勝手は扉の方がよいのですが、無理な場合は引き戸でもかまいません。

※リビング壁収納
既存のリビング扉収納とキッチン南収納に入らないものをしまう
使用頻度で使い分けてくださいね。
そのエリアで一番使うものを該当収納に入れるのです。

・扉、引き出し、オープン部分など、どんなものがあればいいのかわからないのは、しまうものが決まっていないからですよね?
そうです。
まだ発注段階ではないのです。
だから、持ち物の取捨選択を最初にしてくださいとお願いしているのです。

今は子供のものもありますが、そのうち夫婦二人のものだけになる、と考えると今の持ち物だけでは考えられず、先を考えながら決めるのって難しいなと思いました。
そのときには、また改めて模様替えをすることになります。
住む人の構成が変われば、住まい方も変えて行くのです。

今現在のリビング収納の疑問は、毎日着るコート類、バッグ類はどこにしまうか?です。
それはもう本来の寝室である部屋にあるクローゼットがベストです。
衣類もバッグもクローゼットです。
クローゼットはどうも・・とお思いなら、コート掛けをこの部屋に付けるのもいいですね。
リビングに衣類を置くと、グンとだらしなくなりますが、どうしてもというのであれば、玄関脇にあるクロークがよいですね。
事実そこにはハンガーパイプもついていますし。
でも、そのような使い方をされていないので、抵抗がおありだと思います。
あとは、階段下の斜めになったところですね。
ここにコートを掛ける場所を作ってはいかがでしょうか?

*   *   *

あなたのご質問にすべてお答えしました。
いかがでしょうか?
皆さんで話し合って、よい落としどころを探ってみましょう。
気持ちの良い空間が実現しますように。

 
 

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