桂剥き投稿の「ぴらーん」を写真で確認しましょう

第11期幸せコースの桂剥き投稿が始まって、10日以上が経ちました。
そろそろ「ぴらーん」を出来るようになった人がいるので、正しいぴらーんの方法をお知らせしておきます。

 
 

【例1】これだと長さが短いので、もっと伸ばしましょう。

 
 

【例2】手を真横に広げて大根シートの表情がわかるように撮影します。バックが黒っぽいので効果的ですね。

 
 

【例3】手は横に広がっているのですが、大根の持ち方が悪かったため、大根シートの面があまり見えません。せっかく黒い洋服を着たのですが・・・、残念。

 
 

【例4】この持ち方が上手ですね。これで手をもっと伸ばせればOKです。

 
 

【例5】上のかたの最終投稿の写真です。ちゃんと濃い色目のお洋服を着て、大根シートの薄さがわかるようにしてくれました。もちろん、桂剥き美人に選ばれました。

 
 

いかがですか?
先輩たちが投稿してくれたお写真の中から、ほんの一部、そう本当にほんの一部をご紹介しました。

*   *   *

たった1か月間ですが、人間はこんなにも成長できるのです。
大人になってから、自分が成長できるチャンスってそんなにあるものではありません。
でも、この1か月間を頑張れば、今まで経験したことのない世界が待っています。

もう残り期間は20日間を切りました。
あれこれ思うように行かないことが満載で落ち込むことでしょうが、落ち込んでいる暇はありません。

まずは包丁を浮かせて砥ぐこと。これが先決です。
包丁が切れるようになっていなければ、右手の力で剥き進もうとしてしまうからです。
そして、薄く剥けません。

包丁を浮かせて水の上を滑らせて(スピードが必要)、泥が出てくればしめたもの。
あとは角度を正しく当てられればOKです。

 
 

念のため、最終投稿日を載せておきます。
いずれも21:00までに受信できるように送って下さい。
【金曜クラス】7月5日(金)
【土曜クラス】7月6日(土)
【日曜クラス】7月7日(日)

 
 

+ – + – + – + – + – + – + – + – + – +

【ご案内】
これから開催予定の講座案内 最新版
中川式糠床宅配のご注文方法
中川式糠漬け(じゃい安Direct)のご注文方法
中川式鉄火味噌のご注文方法
【サイト内の記事】
マクロビオティックの盲点
塾生のきょうの100点お弁当
陰陽を感じる日々の暮らし
中川善博から娘へのお弁当
中川善博厳選!おすすめ器具と食材

+ – + – + – + – + – + – + – + – + – +

 
 

カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項, マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | コメントする

久しぶりに京都駅の宝泉へ 水無月の季節

昨日は東京に出かけたので、今日は息子と東京駅で待ち合わせて一緒に京都へ帰って来ました。
久しぶりに京都駅の宝泉に寄ってみました。
毎日とても忙しい私にとって、つかの間の幸せです。

ここで注文するのはいつも決まっていて、「雁金茶」ですが、今日はふっと「季節の和菓子」のセットにしてみました。
和菓子は3種類から選べるのですが、その中に「水無月」があったので、迷わずそれを選びました。
好きというより、6月だから。

1個を食べきれずに、残りは息子へ。
二人とも、帰宅したら糠漬けをせっせと口にしたことはいうまでもありません。

 
 

(京都駅 宝泉

 
 

ちなみに、息子はこちら。

 
 

落ち着いた雰囲気が好きで、たまに立ち寄るお店です。

 
 

カテゴリー: 京都やマクロビオティックのことなど | コメントする

「おしゃべり陰陽Cafe Vol.11」に参加して 

昨夜は「おしゃべり陰陽Cafe Vol.11」が開催されました。
会場は東京の乃木坂。
今回のテーマは「塩」と「天気」です。

まずは塩ですが、マクロビオティックでは大いに重要なテーマなので、発言も活発ですし、体験も豊富です。
それぞれが色々なルートで塩を調達していたのが面白かったです。

やはり、と思ったのは、私がマクロビオティックを始めた時に教えられた「海の精」が、その塩辛さゆえに他のお塩にシフトしている人が多かったことです。
塩の種類を変えたらお料理の味が変わるのはもちろんですが、その違いは塩の何が原因なのか、みんなで考えて行くのが楽しかったです。

前回から参加された男性が、お水の例をあげてヒントを提供してくれて、一同納得した感じでした。
また、塩をおにぎりに使った場合の変化も、おにぎり論として後々登場するかもしれません。

マイクロプラスチックの問題もあるので、海塩は大丈夫なのか?
岩塩との陰陽は?
現代人に合う塩は?
などなど話は尽きません。

次はお天気のテーマに移りました。
気圧の変化を敏感に感じ取る人がいたり、生活に支障が出るほど影響する人がいるけど、それは自律神経の問題もあるのではないか。
自分は影響を受けるタイプだったけど、都会から地方での暮らしになったら自然に治ったという話もありました。

植木屋さんをされている方がおられて、いつもお天気と一緒に暮らしている話と、晴耕雨読が陰陽的にも良い暮らし方なのではないかという話もありました。
お天気とともに生きるというのは、自然が与えてくれた特効薬なのかもしれません。

そういえば、私は京都の東山の近くに住むようになって、毎日緑を眺めながら暮らしていると、穏やかな気持ちになって幸せ感が増えました。
木々の間を通り抜けてきた空気の清々しさにも癒やされていますので、自然の力って偉大だなあと思ったことでした。

懇親会はいつものお蕎麦屋さん「東京へぎそば 匠 六本木店」へ。
Facebookでの記事はこちらからどうぞ。

懇親会の様子です。

 
 

次回は7月24日(水)の18:15〜20:30に開催予定です。
テーマは「政治」と「夏野菜」です。
高桑智雄氏がこちらのブログに詳しく書かれていますので、ぜひお読み下さい。

参考までに、過去10回のテーマを書いておきましょう。
Vol.1「根菜」と「戦争」
Vol.2「米」と「風邪」
Vol.3「冷え」と「恋愛」
Vol.4「甘味料」と「お金」
Vol.5「お茶」と「アレルギー」
Vol.6「果物」と「仕事」
Vol.7「お酒」と「仕事」
Vol.8「パン」と「睡眠」
Vol.9「味」と「入浴」
Vol.10「電磁波」

 
 

カテゴリー: 「おしゃべり陰陽cafe 」 | コメントする

食事日記の添削を終えて 「人は食べたもののようになる」を改めて実感

「人は食べたもののようになる」という言葉は本当だと、塾生さんの食事日記を添削すると再確認します。
それは、体調や体型だけでなく、精神面も「食べたもののようになる」からです。
昨日、塾生さんへの食事日記のお返事がすべて終わって、このことを強く実感したのでした。

主食が確立できていない人は、やはり精神面でのブレが大きいです。
反対に惚れ惚れするほど決断力と体力のある人の食事日記は、玄米ご飯がたっぷりでビックリするほどでした。
いえ、玄米ご飯でなくてもよいのですが、やはりお米の力は私達が考えている以上にパワーを持っているようです。

むそう塾で習ったお出汁が美味しくて、具の入っていないお味噌汁を飲んでいる人もいました。
理想的には具を入れて陰陽バランスをとってほしいところですが、彼女はとにかくお味噌汁に飢えていたのでしょう。
体の声が私には伝わってきます。
甘いお菓子や甘いパンで著しくミネラル不足になっているからです。

私から厳しい返事をもらった塾生さんが何名かいます。
しかし、食事日記は今までの食生活の記録なので、これからはむそう塾で習ったお料理で上書きしてくれればよいのです。
きっと今までの食生活を変えたくてむそう塾に通う決心をされたのだと思いますので、その分伸びしろが多いことになります。
その人達が笑顔になれるように応援してあげたいと思っています。

主食が確立していない食生活は、一人暮らしならいざしらず、お子さんがいるとなると責任重大です。
お子さんの味覚形成や、食文化としても家庭の味を伝えられないからです。
子どもの時には、やはり食事が楽しいことを教えてあげたいし、色々な味を経験させてあげたいですからね。

男女を問わず、食べることに前向きになれたら、それだけでも積極性が出てきます。
その積極性の繰り返しは、必ず精神面に良い影響を与えます。
自分で自分の食べるものを作れたら、人生として文句なしです。

そんな大袈裟なと思われるかもしれませんが、老人でもお料理ができる人とお料理ができない人では、圧倒的に勢いが違いますし、お料理ができれば生き方の選択肢も広がります。
ですから、人間の生命エネルギーを左右するのが食事だと実感します。

だからこそ、食に真正面から向き合って、素敵な人生にしてほしいなと強く思います。

 
 

(にゅうめん 万古焼青十草丼 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

第11期幸せコースの皆さんは、読書感想文と食事日記が終わって、今は桂剥き投稿の真っ最中です。
美味しいものを求めてむそう塾にいらしてくれたのに、過酷な日々かもしれません。
でも、今のこの体験が必ず美味しいものに結びつきますので、へこたれずについて来てください。
7月には麺三昧の授業が待っています。

食事日記を拝見しても、麺類の登場が圧倒的に少なかったです。
軽いものを食べたくなるとパンに走るのが今の時代のようですね。
でも、むそう塾ではいっぱい麺料理が習えますので、ググッと食卓の景色が変わりますよ。
そして、あなたの体も心も変わってきます。
お楽しみに!

 
 

+ – + – + – + – + – + – + – + – + – +

【ご案内】
これから開催予定の講座案内 最新版
中川式糠床宅配のご注文方法
中川式糠漬け(じゃい安Direct)のご注文方法
中川式鉄火味噌のご注文方法
【サイト内の記事】
マクロビオティックの盲点
塾生のきょうの100点お弁当
陰陽を感じる日々の暮らし
中川善博から娘へのお弁当
中川善博厳選!おすすめ器具と食材

+ – + – + – + – + – + – + – + – + – +

 
 

カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 食べたもののようになる | 2件のコメント

むそう塾では包丁を「砥ぐ」と書く 一般的には包丁を「研ぐ」と書く その違いは?

むそう塾では包丁を「砥ぐ」と書く

一般的には包丁を「研ぐ」と書く

この違いは刃を泥で砥ぐか、刃を砥石に押し付けるかの違い
これはまったく別の世界

「砥ぐ」は「砥石」の「砥」
「研ぐ」は「研磨」の「研」

包丁に傷がつかなければ刃はなめらかになるので、材料にも傷がつかない
包丁に傷がつけば刃に凹凸ができるので、材料には細かな傷がつく

傷がついた食材と傷がつかない食材は、料理の結果に違いが出る
舌触りがなめらか、かがやく、煮崩れしずらい

だから、むそう塾は包丁を「砥ぐ」ことを教える

包丁の輝きは心の輝き

 
 

(京料理人 中川善博の桂剥き マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | 4件のコメント