第310次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

<第310次 むそう塾 パスポート取得者>

Kaさん(131-1) (2019.11.24受講)

<寸評>

◆中川善博より
北海道のお米をふうわり皮感無く炊けるようになりました。
寒い季節を迎えますのでいつもほかほか玄米がジャーにあり、いつでもよそって食べられる環境を作ってください。
体温を1度上げましょう。
ブレたりわからなくなったりしたときはいつでもメールしてください。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
限られた環境の中で、あなたの力をいっぱい注いだ玄米ご飯が炊きあがりましたね。
あなたが長年食べてこられた白米も美味しいのですが、ご自身で炊き上げた玄米ご飯もなかなか美味しかったのではないでしょうか?
白米にはないパワーを持った玄米ご飯が、これからのあなたに大きな力となって、寒い冬を温かな気持ちで過ごせることでしょう。
これからは、「食べ方」をお勉強されるといいですね。
食べ方は人生をも左右するほど、心身に大きな影響を与えますので。
まずは、合格おめでとうございます。

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品の玄米ご飯)

 
 

【関連記事】
「マクロビオティック京料理教室  むそう塾」の玄米炊飯指導の過去記事はこちら、パスポート取得者発表の過去記事はこちらのカテゴリーからご覧いただけます。

 
 

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カテゴリー: 玄米の炊き方講座, むそう塾 パスポート発表 | 2件のコメント

差し障りのないネット情報が多い現代社会で真実の情報を得るには?

今はネット社会なので情報がどんどん出回っています。
しかし、本当に必要な情報は案外少ないと思います。
なぜなら、この吉野氏のお話の中でも登場する面があるからです。
以下に朝日新聞の記事からご紹介させていただきます。

 
 

引用開始(抜粋)

「給料泥棒かもしれない・・・」失敗9年、学んでノーベル賞ー 2019.12.10

記者:ネット社会が進み、情報を共有しやすくなっていますしね。

吉野:「ぼくは逆だと思う。なまじネット社会になったことで、表面的な情報はみんなが共有しているけど、肝心の情報は意外とつかめていないんですよね。つまり、『世間ではこう言われているけど、実はこうなんだよ』というような情報を得られていない」

記者:なぜでしょう。

吉野:「情報を出す側は差し障りのない情報は出すけど、ひそかに自分で考えているアイデアなんて、絶対に出さないですよね。もし出すとしたら、夜の席でワインを傾けながらでしょう。シリコンバレーを生むには、ワインの産地ナパバレーのような場所が近くにあることが、条件なのかもしれません」

引用終了

 
 

*   *   *

この記事は、記者が「オープンイノベーション」について吉野さんに質問をした場面で引き出された言葉です。
吉野氏が「情報を出す側は差し障りのない情報は出すけど、ひそかに自分で考えているアイデアなんて、絶対に出さないですよね。とおっしゃっていますが、これが真実だと思います。

ですから、本当に重要な情報はネットでは得られないと思った方がよいと、常々塾生さんにも伝えています。
ある程度までは正しい情報が得られても、奥深くの情報は出されていないことが多いからです。
時代が変わっても、本当に必要な情報は自分の足で得てくるものであって、ネットで得られるのは情報の一部でしかないということですね。
価値のある情報を得るには、お金も時間も費やす覚悟が必要です。

 
 


(粕汁 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

お料理はネットで伝えるには限界があります。
動画を利用しても、お味や香り、そして、柔らかさや美味しさも伝えられません。
作り方は文章では表しきれない部分があって、ちょっとした“加減”が伝わらないのですよねぇ・・・。

 
 

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お風呂の温度と入り方について ある記事より

先日忙しい時に、後で読もうと思って出典をブックマークしていたはずなのに、されていなかった・・・_| ̄|○
幸いスクショはとってあったので、ここに引用させていただきます。
日本人には全身入浴する習慣があって、そのメリットは以前から知られていることですが、今はシャワーだけという人が多くなってきたので、改めて記事にしておきたいと思いました。

 
 

<引用開始>

【風呂は食器洗い洗浄機ではない!!入浴を“体を洗う”と勘違いしている人があまりにも多い!!】

入浴の目的を体の『洗浄』と思っている人があまりにも多いです。洗浄はあくまで目的の一つです。

入浴の最大の目的は、体に水圧をかけること、そして体温を上昇させて末梢循環をあげること及び免疫力をあげること、そして浮力で体重を軽くすることです。

西洋医学では、体の末梢循環を下げることはできても、末梢循環を上げることは不可能です。ロキソニンやボルタレン、市販のセデスバファリンなどNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬、解熱鎮痛剤)は、全て末梢循環を悪くします。女性が生理痛でNSAIDsを飲めば飲むほど、子宮内膜の血液循環が悪化しますので、生理痛はどんどん悪化し、まさに悪循環になります。

また、ステロイドもNSAIDs以上に血液循環を悪化させますので、アトピー性皮膚炎などは、つけば使うほど皮膚症状は悪化して汗腺が減少して皮膚からのデトックスもできなくなってしまいます。末梢循環が悪化すれば、末梢の体温まで下がり、冷え性にもなってしまいます。

しかし、漢方薬であれば、末梢循環を改善することが可能である事に加え、西洋医学では不可能な(西洋医学の医師には想定外の事実ですが)、体温上昇をすることが可能です。八綱弁証により証を立ててから投薬しますが、たとえば十全大補湯などは平熱を37度ちかくまで上げることが可能です。体温が1℃さがると、白血球機能(免疫)はなんと37%も低下、基礎代謝は12%も低下、体内酵素の働きは50%も低下します。当然、癌やアレルギーを発症しやすくなります。

 

入浴不良の生活習慣の患者様は、当クリニックにも沢山きています。

たとえば、4~5年シャワーしかあびないでいたら、30代で乳がんを2回も再発(つまり、3回癌になっている)、20年以上風呂につからず、洗うだけという方が多発性萎縮症に罹患している60代の方、10年以上シャワーだけで直腸癌になり末期でなくなった方、仕事がおわったらキンキンに冷えたビールを冬でものんで入浴しないでそのまま寝て胃がんで亡くなった方など沢山います。

入浴の目的は、末梢の血液・リンパ系の循環をよくして体温も上昇させ、癌の予防やアレルギーの予防をすることです。ですから、低温の風呂に長く入ってもリラックスすることはあっても、深部体温が上昇しなければ無意味です。

むかしの銭湯などは、みな43℃くらいという、高温でした。40年以上まえは、こんなに癌やアレルギーや自己免疫疾患はありませんでした。

HSP(Heat Shock Protein)というものがあります。熱ショックタンパクと言い、大やけどや大けがをしたときに分泌され、場所や組織を問わずに修復するタンパク質です。掌蹠膿疱症などでは、このHSPの異常修復が手のひら足の裏にでることが知られていますし、重度の歯周病でも掌蹠膿疱症になることがわかっています。

このHSPを産生するのが、じつは熱い風呂に入ることなのです。熱い風呂にはいると3日目にHSPがピークになります。

正しい入浴は、これらの疾患の予防や治療にすらなるのです。

入浴のもう一つの目的は体に水圧をかけること。

水圧がかかることで、むくんだ下肢(ふくらはぎなど)に貯まった疲労物質を体内にもどし、腎臓で濾過して排泄を促します。水圧がかかることで、腎臓にも膀胱にも圧力がかかるので、おしっこが出やすくなるからです。

よく、小さな子供がお風呂に入れるとおしっこをするのがこの理屈です。

最後は、浮力によって重力から解放されることです。アルキメデスの原理で、風呂に入ると体重は十分の一に減ります。浮力がかかると造血能があがり、新しい血液がうまれます。当然、免疫力もあがりますし、貧血にも対応可能です。

貧血の女性が、ぬるい風呂で半身浴をして上半身の体温をわざわざ下げ、浮力もかけないで造血をせず、むしろ乳房の温度をさげて乳がんを発症させるような生活習慣をしている方を当クリニックでも散見します。

風呂は熱い温度で顎までつかり、浮力をうませて水圧をかけてはいるのがよいのです。

低体温はうつ病にも関与すると言われています。

末梢循環を改善し、体温を上昇させてうつやアレルギーや癌、自己免疫疾患などにならない、36.5℃以上の平熱にする習慣を、正しい入浴は作ります。

<引用終了>

 
 

カテゴリー: からだ | 2件のコメント

京都 瓢亭別館

久しぶりに息子と瓢亭さんへ。
瓢亭玉子の手前は蓮根の天ぷら。
蓮根の左奥には菊花蕪。

京都 瓢亭別館

 
 

今月の煮物椀は蟹真丈。
蕪のすり流し仕立てで湯気もごちそう。
あられ柚子の香りが食欲をそそう。

 
 

帆立と茸ご飯。
いつもより柔らかめだった。

 
 

*   *   *

今月はもうお店の大掃除も済んで、年内のお店の営業は24日迄とのこと。
おせち作りが始まると、板前さんたちは2日間はほぼ徹夜になるそう。(ちょっと仮眠あり)
別館のテーブルを寄せて、女性たちはおせちの発送準備。
東京店の分も京都で作るそうなので、それはそれは大変らしい。
1月1日から営業して、6日からお休みになるそう。

 
 

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京都の紅葉もおしまい

京都の紅葉もいよいよ終わりになって来ました。
ふと思い立って南禅寺まで行ってみると、観光客は大勢いるのですが、もう落ち葉もチリチリになって、一層寒さを感じました。

 
 

(京都 南禅寺)

 
 

(京都 南禅寺)

 
 

今日の朝方からは初の雪マークがついています。
日中の気温も上がらず、寒い一日になりそうです。

 
 

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