先日、何十年もマクロビオティックを続け、ご自身でもマクロビオティックのお料理を教えていたことがある方とお話をしていました。
そこで面白いお話が。
ある女性が、「正食はイヤ!、マクロビオティックをやりたいの!」といって、はるばる遠くから憧れのマクロビオティック講師のもとにやって来たというのです。
どうも、今はやりのマクロビオティックを習いたいようです。
そして、正食という名のマクロビオティックは、彼女の中ではマクロビオティックではないようです。
う〜ん、これには参りました。。。
そういえば先日、名刺の交換をした時に、「マクロビオティックのブログを書いています」と言ったら、即座に「何派ですか?」と聞かれてしまったのです。
どうも、マクロビオティックを外から見た時には、色々なマクロビオティックがあると思われているんですね〜。
(本当は一つなんですが・・・)
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先日の「尾形妃樺怜先生のお話し会」でも、尾形先生が仰っていました。
マクロビオティックは特別なものではなく、生活の中に根付いているものです。
だから、その生活を認めてしまえば、それがマクロビオティックなのです。
陰陽の波動で生活をすること。
自分は今こういう状態だから、これを食べたいと考える。
ダメダメではないのです。
宇宙の秩序に従って食べるのです。
特に2行目の「その生活を認めてしまえば、それがマクロビオティック」って、とっても簡単明瞭でいいと思いませんか。
認めると認めないとに拘らず、私達は陰陽の波動で生活しているんですよね?。
それを意識するかしないかが分かれ目だと思うのですがいかがですか。
たとえば、佐藤初女さん。
陰陽とも、マクロビオティックとも言わないけれど、生き方は立派にマクロビオティックですね〜。
そんな素敵なお年寄りが沢山いらっしゃいますよね。
型もマニュアルもない世界。
宇宙の懐に抱かれて、自由に生きること。
私は、それがマクロビオティックだと思っています。
決して「あれダメ、これダメ」がマクロビオティックではないことを、しっかり理解していただきたいと思います。