山並みに夕日が沈んだ
赤い
大きな
燃える夕日だった
夕日を見るたび想い出す
幼いある日
父の背中で眺めた夕日を
大きく
広い背中だった
ギンギンギラギラ…
歌も唄ってくれた
父はもういない
いくつになっても私は幼子
ずっと幼子
山並みに夕日が沈んだ
赤い
大きな
燃える夕日だった
夕日を見るたび想い出す
幼いある日
父の背中で眺めた夕日を
大きく
広い背中だった
ギンギンギラギラ…
歌も唄ってくれた
父はもういない
いくつになっても私は幼子
ずっと幼子
11月29日(木)、秋田での美風ゼミが終わりました。
秋田での滞在時間は27時間。
いっぱい、いっぱいお話ししました。
笑顔も涙もありました。
懇親会にはとっても美味しい玄米おにぎりや玄米お寿司、お婆ちゃんが漬けたお漬物、手作りお菓子などが登場して、それはそれは、心がこもっていて感動しました。
男性も参加して下さって、嬉しかったぁ?♪
東京や仙台までお勉強に通われている方もいて、頭が下がりました。
あ?、それにしても、秋田の皆さんは熱かったです!
秋田でお会い出来た皆さん、ご縁に感謝致します。
* * * *
今、新幹線が仙台を通過しました。
28日(水)に仙台でお会い出来た皆様も、ありがとうございました。
とってもいい「氣」が流れていて、さすがまくろび庵さんが指導された生徒さんだけあるなぁと感じました。
マクロビオティック界の今後に関する姿勢も一致したし、後は実行するのみですね!
お互いに力を合わせましょう!
熱い思いでマクロビオティックを語った足かけ3日間。
お陰で、いっぱい気持ちも通じたし、いろんな思いも共有できました。
来年は、東北6県が一つになって、東北に新しい花を咲かせましょうね♪
私も精一杯応援させていただきます!
伊豆から帰ったばかりですが、明日から東北に出かけます。
そして、「美風ゼミ」が1週間に3つも!
28日(水)は仙台の「美風ゼミ」。
まくろび庵さんのお料理教室に、なんと「美風ゼミ」を導入してくださったのです。
マクロビオティックはお料理だけではないことを、よ?く熟知されているオーナーさんの粋な計らいです。
29日(木)は秋田の「美風ゼミ」。
札幌から引っ越されたぢゅんさんや、秋田の皆さんが頑張って準備をしてくださいました。
秋田を訪れるのは初めてです。
青森から会社を休んで参加してくださる方もいて、感激です。
また、な、なんと岩手県の盛岡(山村慎一郎先生のお住まい地)からも参加してくださいます。
それから、それから、あ?ら不思議、仙台から秋田に駆けつけてくださる方もいらっしゃいます。
東北という土地柄、雪や交通機関のことも考慮して、お泊りで参加してくださる方もいらっしゃいます。
もちろん、同じホテルにしました。
いっぱいお話ししましょうね♪
30日(金)は、ご都合のつく方と一緒にランチをいただいてから、帰路に着きます。
翌12月1日(土)は、東京の「美風ゼミ」。
ドドドっと、3つの「美風ゼミ」が集中したのは初めて。
よく、皆さんに「大変ですね?」というお言葉をいただくのですが、私はいたって平気!
だって、やりたいことしかやっていないので、楽しくて疲れないのです。
それに、皆さんからいっぱいパワーを戴けるのですから、とても有難いことなのです。
平均睡眠時間は3時間でも、楽しいの♪
感謝の気持ちでいっぱいです!
ところで、東北は雪が積もっているようですから、冬のコートを引っ張り出して着ましょうね。
伊豆の小春日和も良かったけれど、雪国特有のあの凛とした(キン!とした)空気も大好きです。
私の故郷である北海道は、日本各地から入植して開墾された歴史があるので、東北の人との接点はとても多いです。
半分故郷へ近づく感じがして、今回の仙台・秋田行きは、とても楽しみです。
東北6県を一つのネットワークで結び、しっかりとしたマクロビオティックの核が出来たら嬉しいですね。
ここまで準備をしてくださったぢゅんさんをはじめ、お世話になる皆さん、本当にありがとうございます。
頑張ります!
2007年11月25日(日)は、とっても暖かくて、風に揺れるススキの穂を目にしなければ、春かと思うような素晴らしいお天気でした。
伊豆はさすがに温暖です。
伊豆長岡に向かう電車の中で、私はありし日の大森英櫻先生のお顔を想い出していました。
それは、日本CI協会の一室で、大森先生と二人っきりでお話をしていた時のこと。
最近(2005年当時)のマクロビオティック事情を憂いて、思わず大森先生が本心を吐露した時の、悔しく、苦しく、やるせない想いがない交ぜになった表情です。
2年後のマクロビオティック界を、大森先生はどんなお気持ちで予想されていたのでしょうか。
その時の大森先生の表情を想い出すたびに、「きちんとマクロビオティックを伝えていこう」と気持ちを新たにするのです。
* * * *
さて、昨日は伊豆長岡のこだま荘さんで、大森英櫻先生の生誕88年記念を兼ねた「第12回穀菜食祭」が開催されました。
北海道や九州から110名の方が参加されていたのですが、その中に、な、なんと札幌の「Lilas(りら)・マクロビオティックスクール」を受講してくださっているMさんがいらっしゃってビックリ!!
大森一慧先生にお会いしたくて参加されたとのこと。
その熱意に頭が下がりました。
大森英櫻先生が亡くなってから3年経った今も、多くの人達が遠くから駆けつけて来る光景を目にすると、生前の大森先生の「美学」ともいえる生き方に共感しているからなんだなぁと思います。
その証拠に、大森先生を慕う人には男性の数が多いのです。
よく、お葬式でその人の真価が分かると言われますが、お葬式より月日が経ってもなお、人の心に生き続ける大森先生を、やはり私は尊敬します。
今私が死んだら、何人の人が悲しんでくださるのだろう。
それから3年経ったら、何人の人が私を覚えていてくださるのだろう。
そして、何人の人が私の生き方を肯定してくださるのだろう。
そんなことを思うと、大森先生の偉大さがよく分かります。
希薄なインターネットで繋がっている私の世界。
どれだけ現実の繋がりとして生きていけるのでしょうか。
ご報告すべきことが沢山あるのですが、きょうは、故人を偲んでこれだけの内容にいたします。
ずっと前から感じていたことなのですが、まわりに風邪ひきさんが多くなったので、ちょっと一言。
マクロビオティックを始めて間もない人に、多く見られる傾向なんです。
・ マクロビオティックがカラダやココロにいいらしい。
・ このとおりにやればいいらしい。
ということで、マクロビオティック(らしき)ことを始めます。
しかし、病気の根本をもう一度見直すことを忘れたまま、「薬をマクロビオティックに置き換えただけ」という人が多いんですね?。
つまり、「なぜ病気になったか?」は追求せず、「病気になったらマクロビオティックをきちんとやればいいんだ」と思っているんですね?。
あるいは、「マクロビオティックをしてたら病気にならないんだ」と思っている人もいます。
(いえいえ、病気はそんなに甘いもんじゃありません)
ですから、自分の体が自分の思うとおりにならないと、すぐ、誰か(何か)に答え(薬)を求めます。
最初は分からないことだらけですから、誰かに尋ねるのは当然ですし、むしろ、そうしながらマクロビオティックを理解してほしいと思っています。
でも、体の不調には、何かしら必ず原因があるはずです。
その原因を探ることが、第一になされるべきだと思うのです。
それをしないで、すぐ何かに飛びつくのは、「マクロビオティックをしている」ことにはならないと思います。
* * * *
分かりやすい例で言うと風邪かも知れません。
特にインフルエンザは、予防接種に始まって風邪薬うんぬんまで、考えることがいくつもあります。
でも、病気は「治す」のではなくて「治る」のです。
体には病気を治そうとする力があるのです。
ですから、「その力の邪魔をしない」ことです。
もし、何かをするのなら、その力を最大限に尊重して、その力を引出すお手伝いをするくらいでしょうか。
もちろん、病気によっては西洋医学のお医者さんに診ていただくことも必要でしょう。
しかし、その時でも、決してお医者さん任せでは本当の快復ではないと思います。
病気を克服するのは、人間の遺伝子に組み込まれているプログラムであることを充分認識したうえで、そのプログラムがきちんと動作できるような環境を整えることがマクロビオティックなのではないでしょうか。
マクロビオティックは、精神の自立への道でもあります。
◆参考記事
風邪?おめでとう!
「H5N1」強毒性新型インフルエンザウィルス
強毒性新型インフルエンザウィルス の記事の補足
再びインフルエンザについて
◆追記(11/24)
病気によっては、どのように考えても原因が見当たらないものもあるように思います。
そのような病気に苦しんでいる人を何人も見ていると、不可抗力のような病気もあることを認めたいです。
不条理というか、無常というか、そんなどうしようもないやるせなさを、いつも感じます。
マクロビオティックの陰陽理論で病気の原因を追究して行ったとき、何だか、どうしようもなくせつなさを感じてしまう病気があるのです。
本当にすべてが必然と言い切っていいのだろうか?
本当にすべてに原因があるのだろか?
そんな想いも去来するのが、今の私の正直な気持ちです。
ですから、今病気で苦しんでおられる方は、私の記事によって落ち込んだり、ご自分を責めたりしないでくださいね。
私の書いた記事があてはまる病気の場合はいいのですが、そうでない病気の場合は、患っている方を苦しめてしまうことに気づきましたので、追記いたします。
◆参考記事
マクロビオティックに優しさを!