本田宗一郎氏の父に学ぶ中庸

マクロビオティックでは体質の判定をする時に、陰性の特徴や陽性の特徴をチェックしますが、どちらにも当てはまらないものは中庸とします。
マクロビオティックの実践者とお話をしていると、陰性を悪いことだと思ったり、陽性が最高だと思っている人に出会います。
それぞれがマクロビオティックに出会った経緯と、勉強の仕方で違いが出るのですが、陽性信仰の強い人にちょっとお伝えしたいことがあります。
確かに陽性タイプの人は、この経済社会で都合の良い場合が多いのですが、こと、人間関係になると、そうではないことも多いように思います。
私は少し陰性寄りの人に出会うと、ホッとした気持ちになります。
しかし、これは私との相性であって、少し陰性寄りの人が最高だという意味ではありません。
一般的に陽性の強いタイプの人は、自己主張が強いですね。
そうすると、人間関係でギクシャクすることが多いものです。
最近はそんな人を多く見かけるようになりました。
日本人の特徴であった「和」より「個」の時代に入ったということなのでしょうか。
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「本田技研工業」の創始者である本田宗一郎氏に関するエピソードで、とても印象に残っていることがあります。
少年時代の本田宗一郎氏は、自分の意見を押し通すことばかりを考え、対立した相手と始終衝突していたそうです。
そんなある時、鍛冶屋を営んでいた父がおもむろに一尺(約30cm)の物差しを本田少年の鼻先に突き出しました。
そして、「真ん中はどこか?」と尋ねたのです。
本田少年が迷わず「五寸(約15cm)の所」と答えると、父親は物凄い勢いで怒ったというのです。
「一尺の物差しだからといって、五寸が真ん中じゃない。こっちの端から四寸(約12cm)、こっちの端から四寸(12cm)。その残った二寸(6cm)が真ん中なんだ」
意見の違う二者が、五寸の所でぶつかれば衝突するだけですが、間の二寸で譲り合えば、互いに工夫して、知恵を活かすことが出来るというのです。
若き日のこの父の教えが、本田宗一郎氏の対人関係の原点になったと、遠い昔本で読みました。
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似たようなことは、歴史上の人物でも色々出てきますよね。
そして、マクロビオティックでも、やはり五寸が中間ではない方がいいなと思います。
残りの二寸に限りない魅力を感じるからです。
私事ですが、歳を重ねると益々二寸を意識するようになりました。
どんな晩年になるのか、今から楽しみです♪


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歯を守るための食事- – 最低限 – –

以前、 「歯は命とつながる臓器」という記事を書きました。(2007/9/25)
そこに頂いたコメントに対して、現役の歯科医師さんからアドバイスのコメントを頂きました。
ぜひ、多くの方にも知っていただきたい内容なので、記事にさせて頂きます。
<以下コメントの抜粋>
虫歯がいっぱい出来る、歯ぐきが腫れ出血する、歯が揺れる、などの症状をお持ちの方はもともと妊娠しにくかったり流産しやすかったりするものです。
まず考えなければいけない事は食です。
食が正しければ歯は壊れないものです。
今良い治療を受けられ、身体が調子よくなっている事は喜ばしいことですが、食が変わらなければまた同じ失敗を繰り返す可能性があります。

◆歯を壊さない食事とは◆
1 玄米をおかわりして食べる。
2 パンを食べない。(良いパンも含む)
3 砂糖類を含む物は口にしない。
間食はしない。

このくらいの事はまもって下さい。
壊してしまった歯は歯医者に治してもらわないと何ともなりませんが、どの歯医者にでも身を委ねることは出来ません
治療を繰り返さない、もう二度と歯を壊さないことが大事と思います。
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コメントをお寄せいただいた歯科医師さんは、「玄米先生」と呼ばれ、奥様もマクロビオティックの先生をなさっております。
ご自宅で患者さんや地域の人にマクロビオティックのお料理を教え、「歯を守る」ことに情熱を注いでおられます。
このコメントには、とっても重要なことがいくつも盛り込まれていますので、この文章のもつ意味をよく考えながらお読みいただければ嬉しいです。
玄米先生は、当然ながら、もっともっと「歯を守る」ためのノウハウをお持ちです。
今回のコメントは、そのホンの一部なので、タイトルにも「最低限」と入れさせていただきました。


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食べ物への欲求 

最近、食べ物に対する感覚が変わって来ました。
体が変化しているようです。
・ずいぶん前から「ごま塩」に手が伸びなくなった。
・木枯らしが吹くというのに、圧力炊きの玄米ご飯がおいしくない。
・1週間に1回ほど、レーズンパンを食べたいと思うようになった。
・お酒は外でしか飲まないが、ひと月に2?3回、日本酒でお銚子1本未満。
 よっぽど相手がいいと、それ以上。
・甘いものはひと月に2回くらい「食べたいな?」と思う。
 いずれも和菓子。
・1週間に1回ほど、りんごかみかんを食べたくなる。
               *    *    *    *
その他に、なんというか、食べ物に対する欲求が薄くなっているのが分かるのです。
私は元々食べ物に対する執着が薄いのですが、それが更に薄くなったように思うのです。
食べてもいいし、食べなくてもいい。
食べなさいと言われれば食べられるのですが、食べるなと言われても悲しくない。
著しい空腹感もない。
食事を抜いても心地よい。
目の前で、美味しそうにデコレーションされたケーキを食べられても、無関心でいられる。
「目で買ってしまう」こともない。
何だか、食の楽しみを奪われたような、楽なような、不思議な感じ。
それが最近の私です。


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強毒性新型インフルエンザウィルス の記事の補足

「H5N1」強毒性新型インフルエンザウィルスの記事に、補足をさせていただきます。
「H5N1」強毒性新型インフルエンザウィルスの情報に接したかたがどんな行動をとるか、正直なところ興味があります。
特にマクロビオティックを実践してきた者にとっては、ある意味では「試される」わけですから、気持ちが引き締まるというものです。
しかし、誤解をされるといけないなぁと思うことがありました。
それは、「H5N1」の本は、「こんなウィルスが日本にも上陸するかも知れません」と警告をして、その時に予想されることを事前に知らせようとしています。
間違いなく、大パニックが予想されるからです。
でも、解決法は、今までのインフルエンザの域を出ていません。
ところが、マクロビアンは、もう一つの物差しをもっているんですね?。
少しマクロビオティックの理論を勉強した人なら、大体気付くと思うのですが、ウィルスって、それ自体は活発に活動しないんですよね。
宿を貸してくれるところがあって、初めて増殖できるわけです。
ということは、私達の体が宿にならなければいいのです。
では、増殖しないようにするためには、どうすればいいのか?
何年も前に大森英櫻先生から答えは教えていただきました。
そして、最近、細川順讃先生からも答えを教えていただきました。
お二人ともまったく同じでした。
ごくシンプルなお答えでした。
答えを書くと、「な?んだそんなこと」と言われてしまいそうです。
でも、意外と実行出来ていない人が多いです。
さあ、考えてみましょう。
*    *    *    *

 

<ヒント>

 

●ワクチンの材料をあなたは体の中に入れていますか?
関連記事

再びインフルエンザについて


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「美風ゼミ@東京」の忘年会を開催します!

先日の告知記事でも予告しましたが、12月1日に開催される「美風ゼミ@東京」では、お楽しみとして忘年会を開催します。
お店が決まりましたので、告知記事を書き換えました。
どうぞご覧下さいませ。
お申し込みは「美風ゼミ」申込みフォームから。
お料理は、メニューがとっても多いので、各自の体調に合わせて、お選びいただきたいと思います。
注文の仕方も、マクロビオティックのお勉強ですから、「美風ゼミ」の実践優先のお勉強方法を生かしてくださいね。
ここが、単なるグルメのお食事会(忘年会)とは違うところですね。
なお、「美風ゼミ@東京」にご参加できなくても、忘年会だけのご参加でもOKです。
何かしらマクロビオティックに興味のある方なら、この忘年会にご参加してくださることを歓迎します。

あ、それから、ご家族お揃いでもOKですよ。
どうぞ、お子様もご一緒にお出かけくださいね。
では、楽しい夜になりますように♪


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