「美風ゼミ@名古屋(第3回)」を終えて

昨日(7月20日)、「美風ゼミ@名古屋(第3回)」が終わりました。


ただでさえ熱い名古屋の人たち。
そこに、うだるような暑さ。
そりゃもう、真面目に暑いです。


でも、マクロビオティックをしていると、お肉を食べている人より暑さに強いんですね?。
結構違いますよ?。


と言う訳で、前日の大阪に続いて名古屋でも、暑さの洗礼を受けましたが元気に動いています(^0^)
北海道生まれの北海道育ちの私は、本当は暑いのが苦手なんですが
               *    *    *    *


明後日(7月23日)は、青森で初めての美風ゼミです。
これから急いで帰宅して、メールやブログをチェックして、家事と格闘します。


名古屋でお会い出来た皆さん、素敵なご縁をありがとうございました。
お一人お一人のお顔が目に浮かびます。
皆さんの笑顔は、私の宝物です。
またお目にかかりましょうね♪


携帯からなので、詳しい記事を書けなくてごめんなさい。


さあ、これからホテルを出て東京に向かいます!


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第3回「“夜の”美風ゼミ@大阪」を終えて

昨日(7月19日)は、第3回「“夜の”美風ゼミ@大阪」の日でした。
昼夜2回の開催だったのですが、お昼の部の人が何人か夜まで残ってくださって、13時?23時まで、延々10時間美風ゼミは続きました。
お茶を飲む人、ジュースを飲む人、お酒を飲む人、お菓子を食べる人、ご飯を食べる人、それぞれが好きなものを口にしながら、自分の関心事についてみんなで話し合いました。
この「“夜の”美風ゼミ@大阪」のスタイルは、リラックスしながら人生に大切な事を学べる、すご?く貴重な場だと思います。
今回は、奈良から参加してくださった女性が、昼夜お話に加わってくださいました。
そして、暗くなってからやっと「心のうち」をさらけ出す事ができました。
照明の力の大きさに、改めて感心したものです。
人間って、暗くなればなるほど、自分に正直になれるんですよね。
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それから、嬉しいこともありました。
前回の参加者で変化の第一歩を踏み出した人が、別人かと思うほど大きく変化をして登場されたのです。
その変わり方には、本当に驚きました。
ヘアスタイルもバッチリ似合っているし、服装も最高にセンスが良くて、それはそれは女優さんのように美しかったです!
その人によって、アドバイスを受け入れられる人と、受け入れられない人がいます。
でも、彼女は受け入れた結果、まったく生まれ変わりましたね?。
表情が明るくて、迷いがなくて、しっとりした落ち着きが漂っていて、そばにいても、すご?くいい氣を感じました。
本当に嬉しかったです。

 

さらに、オーラ測定をすると、彼女のオーラは確実に別のステージに上がっていました。
そして今回。
なんと! 彼女は名前を変えました。
姓名判断をした結果、やはり今までの彼女は名前のとおりだったので、今の彼女にピッタリの名前を“なかなか”さんが付けてくれました。
それにしても素敵な、しっとりしたいい名前です。
参加者全員で拍手をして、彼女の新しい名前を祝いました。
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それから、夜の部には20代の男性の他、50代の男性も参加してくださいました。
もちろん“夜の”お話も、豊かな経験を交えて披露してくださって、「へぇ?」という場面もありました。
しかし、何より嬉しかったのは、彼が全くマクロビオティックを知らなかったのに、これから玄米ご飯を炊いて、家族の皆さんに食べさせてあげたいと思って参加してくださったことです。
7月30日に開催される「なかがわ」さんでのイベントにもお申し込みを頂いて、彼の本気度は本物です。
昨日も20代・30代・40代・50代、さらに男女が集まって、普通の社会ではなかなか実現しにくい組み合わせでお話をすることが出来ました。
そんな異業種・異性だからこそ出てくる新たな視点が、大きく人の心を動かす生の声になるんですね?。
やっぱり、生の人間との触れ合いは大切です。
洪水のような情報社会の中で、時には自分を見失いそうになる人が多いですね。
そんな時にこのゼミはとても意義ある存在だと思います。
このようなすばらしい“場”を作ってくださった“なかなか”さんに、心から感謝を申し上げます。
ありがとうございました。


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「岡部賢二先生と食べよう会(第3回)」は7月27日です

ただいま申込受付中の「岡部賢二先生と食べよう会(第3回)」は、今回が最後になるかも知れません。
8月から、新しく楽しいイベントを始めようとしているためです。
今回は少人数で、岡部先生とゆっくりお話が出来る最後のチャンスになるかも知れませんね?。
あと少し空席がありますので、ご希望の方がいらっしゃいましたら、こちらの記事からお申し込み下さいませ。
楽しいひと時を過ごしましょう♪
◆お知らせ記事
これからのマクロビオティックイベント


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マクロビオティックの真髄~「明治の男ここにあり-序文(2)-」

- - マクロビオティックの真髄~「明治の男ここにあり-序文(1)-」より続く - -
マクロビオティックの語源は十八世紀の頃、ドイツのイエナ大学教授で当時世界的名医といわれていたフーヘラントが「マクロビオティーク」(長命術)を出版、その大体の内容は次のようなものであると、千島喜久男博士がまとめています。
概略は
「人間は自然ならびにその法則に忠実であればあるほど長生きする。
長生きの根本は万事に中庸と精神の旺盛にある。
極端は生命を短縮させ、医薬を用いることは自然的なものを壊し、人為的な病気の発生を助けるとして分析的な肉体医学ではなく、精神の安定、心身の鍛錬、生まれる前からの両親の健全な生活、合理的な育児、青少年の活動と勤勉、幸せな夫婦生活、正しい食生活、病気の予防や治療の根本義を説いたものである。
長寿研究は世界的であるとされるソ連の学者たちもこのフーヘラントの説を支持している。
その他数々の長命術を発表した学者たちの共通の結論は『心身ともに節度を守る』『大自然と人との調和』である」
「マクロビオティックスと民族の興亡」千島喜久男

 

如一がこの言葉を最初に使ったのは昭和十三年「人間?この未知なるもの」アレキシス・カレル著(一九一二年ノーベル生理医学受賞者)の翻訳(仏文)をした時に「不老長寿法」にマクロビオチックと仮名を打ったものが初めてです。
一九六〇年には如一自身が英文で「ゼン・マクロビオティックス」とタイトルをつけた本を書いてアメリカで出版され、後に和訳されて日本でも販売されています。

 

マクロはギリシャ語からの造語で大、長、巨大などを表し
ビオは生命、ビオティックは生物の、生命に関する などの意味。
マクロビオティックはフランス語、マクロバイオティックは英語。

 

マクロビオティックな生き方は大昔から世界の各地で自然に実践されて来たものであり、日本でも先祖代々より伝えられて来た人間の生き方そのものを指します。
近代科学の発達により人々は便利で合理的な新しいものに魅力を感じ、嬉々としているうちに「古きをたずねて新しきを知る」の心を忘れてしまいました。
文章の中に多くの宗教に関する言葉が引用されていますが、心霊的、神秘的なものではなく直観力と判断力、そして巨視的視野で読んでいただければ意味が理解していただけると思います。
今は科学の発展は止まることを知らず、ミクロからナノへ更に微分化されて新製品は次々と出されています。
宗教組織や教育、医療関連の機関は増えていますが凶悪犯罪や病人と病気、保険の種類も比例して増え続けています。
私達は何か大切なものを見失っていることには間違いありません。
この本に書かれている内容の殆どは如一の思想であり言葉です。
また同じ思想で貫かれている様々な宗教の経典、或いは提唱者の言葉を引用させていただきました。
その他は私自身の体験や約三十年弱関わる中で感じたり得たことを組み入れています。
如一の思想は余りにも偉大で膨大で奥深く、私などが文字などで表現することさえ憚かられるものですが、東洋のすばらしい思想や、日本人の先祖が子孫に残してくれた大切な「人としての生きる基本原理」をもう一度見つめなおしてほしいと願っています。
このような素晴らしい偉大な人物が「明治の男」の中に存在していたことも知って欲しいのです。
「みっつめの目」と重複する文章も多々ありますが是非伝えたいことを、掲載させていただきましたのでご了承下さい。

 

兎龍 都


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マクロビオティックの真髄~「明治の男ここにあり-序文(1)-」

– – マクロビオティックの真髄~「明治の男ここにあり-序文-」のご紹介 – -より続く
はじめに

 

「みっつめの目」・(生命の原点にたちかえるマクロビオティック)を一九九九年に初めて自費出版致しました。
当時は今ほどマクロビオティック関連の本が一般書店では見られず冊数も少なかったので友人、知人に配った程度でした。
「なぜ本を?」の答えはある一人の明治時代の日本男児に惚れ込んだからです。
明治生まれの日本男児の伝記などを読むにつけ、何て素晴らしい人物が多いのかと度々感動していたのですが、今回ほど本に書かれた思想や実践法が直接我が生活に生かされて命を助けてもらった上に、人生観まで変わるほどの凄い影響を受けたのは初めての経験だったからです。
おしゃべりな私は黙っていられず、文字にして伝えるべきだと体の底から得たいの知れないパワーが湧き出て出版へと事を運んだ次第です。
一番初めにこの惚れた男の思想や生き方を知ってほしい、理解してほしいと思ったのは最も身近にいる主人でした。
やっと本が完成して我が家に届いた時は私は少々興奮気味で、嬉しさや恥ずかしさや感謝の気持ちなどが入り混じる中、何かの言葉を期待しながら主人に一冊差し出しました。
「何が嬉しいて本なんか出すんや」と大金を快く出してくれたにも拘わらず、私の期待を大きく裏切った照れ隠しの第一声(素直デナイ!)でした。本が宅配される(五百冊)知らせを受けた時も「部屋中本だらけになったらどないするんや?」となど、これまた常識はずれなことを言っていたので私は本棚にそっと入れておきました。

 

主人が大学を卒業した頃は職場は真空管から半導体へ一変した新しき時代の幕開けで、江崎玲於奈氏のノーベル平和賞受賞で電機業界を初め商社などは革命期で企業戦士無しには日本の発展はあり得ない頃でした。
科学、科学の時代で遊びさえもICチップを応用したゲーム機の始まりでしたから、その利用、応用範囲は天井知らずで、当時の食生活もゆったりした自然食や玄米食などは軽蔑され、私自身も欧米風の食事が時代の先端を行って恰好良く思えて、無知なる者の標本版で過ごしていました。

 

私が四十三歳の時、明治二十六年生まれの桜沢如一(さくらざわゆきかず)の著書「魔法のメガネ」を読んで大きな衝撃を受けたのです。
三十代は子育てと接待で明け暮れていましたから、気休めはフレンチポップスのミッシェル・ポルナレフの歌が唯一の癒しでした。

 
突然、私が大変な衝撃を受けた世界は東洋哲学の世界で、人が生きて行く基本理念であり、私の幼稚な世界とは全く次元が異なり今までに誰も教えてくれなかった、けれども誰もが知っている当たり前のことを知らされたのです。
興奮して喋る私に主人は自分は一応化学者だからデーターのないものや専門業界で認められて無いものは認めたくないなど排他的発想で「好きなもん食って飲んで仕事するのが一番や」と全くの無視で横綱級の午前様の連続でした。
人は知れば知るほど自分が無知であることを知らされるものだとつくづく知って、今更どうしょうもない恥ずかしさに陥り子供達にも申し訳なく、と言っても素直に謝る勇気も可愛げもなく、反面このような素晴らしい本に巡り会えたことを唯々、心から感謝して人間の生命力と食物の持つ偉大な神秘性に感動していました。
それ以後は彼の著書を読み始めてどれも納得、感動、実践となったのです。
そのような「みっつめの目」(初版・新風社)でしたが、あるご縁からこの本が大分県のなずなグループの赤峰勝人氏(完全無農薬農業実践者)の手にわたり、絶版にするのは惜しいと言われて再版をして下さることになったのです。そして現代に至りこれはなずなグループより販売されています。
私を虜にして人生観をすっかり変えた桜沢如一の思想と実践は主人の仕事の都合もあって途中下車は何度もありましたが、結局、私達家族(主人さえも)は度々命の危機を救われたのです。
その後、幾年も歳月が流れる中、様々な事を体験しつつ桜沢思想の共鳴者、賛同者の仲間を得て毎日が楽しく学ばされる日々を過ごしながら現在に至っています。

 

私がここに伝えようとしているテーマはマクロビオティックの真髄です。
最近はマスコミの情報も増えていますが言葉だけが先走りして、本当の意味を把握している人は非常に少ないのではと感じています。
如一は世界中を歩き廻りあらゆる人々に会い、多くの不幸な人々から話を聞きあらゆることを実践しました。
そして得たことは

学校や教育が多くなるほど世の中は戦争、いさかい、犯罪、悲劇が多くなって人間の不幸とつながる、人間が幸福で楽しい一生を送るには必ずしも学校とか教育(マクロビオティックから外れたもの)が必要でないこと。
(しかし、あっても少しも邪魔にならない)

人間が幸福な一生を送るためには直観力、正確な判断力、行動力が必要であること。

人は誰でも生まれながらに記憶力、判断力を持っていること。
(マクロビオティクで言う本能とは精神のことであり、一般で言う食欲、性欲などは欲望と見なす)

過剰な欲望は時間、場所、環境、生理的などの条件によって歪められたものの姿であること。

私達は道徳、教育、宗教を知らなくても生まれながらに持っている真実の健全な本能(精神)に磨きをかければ良いこと。
「人間は本来の自由、平和、健康、愛を失わない限り、文明も科学も教育も楽しく面白いものである」と述べています。
マクロビオティックの真髄~「明治の男ここにあり-序文(2)-」へ続く


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