アラフォー
男女雇用機会均等法
男女同権
どれも虚しさを残す
私もアラフォー的に生きた時があった
でも、気持の高鳴りとは逆に、今ひとつ物足りなさがあった
いつももう一人の自分が後ろにいた
何かが違う
夢に向かって燃えていたある日
多摩川の土手で泣いた
水鳥が番(つが)いで泳いでいた
愛した人への操から生涯独身を通そうと思っていた私
でも、アベックの鳥に涙する私を、天国の彼は喜んでくれるだろうか
「せめて形見に子供だけを」の願いを聞き入れてくれなかった人
私が自由に生きられるようにと言って
だからこんなことで泣いていてはいけない
私は恋をしよう
* *
それから3年、私は結婚した
それまでの胃の不調は完全に消えた
それから1年、子供を産んだ
アラフォーは遠い別世界になった
マクロビオティックを知れば当たり前だった
男と女がいて陰陽が揃うのだ
本当の男女平等
それは「男は男らしく、女は女らしく」生きられることだ
男女雇用機会均等法は、女の男化を促進したのではないか?
その結果、男の女化が起きつつあるのか?
う〜ん、まさに陰陽だ。