冷えと免疫力 さらにリウマチやアトピーの改善例

最近、冷えのことについて記事を書き続けている。
それは、まわりに冷えている人が多いから。

そもそも、なぜ冷えたらいけないのか?
それはひとえに免疫力が低下するからだ。

私が教わったマクロビオティックの師である大森英櫻氏は、「21世紀はウイルスの時代」だと事あるごとに言っていた。
対処法もまことに納得のいくものだった。
まさに今、その言葉どおりにウイルスに振り回されている多くの人がいる。

ウイルスは細菌とはちがって抗生剤は効かない。
だから、自分の免疫力で立ち向かうしかないのだ。
コ◯ナ騒動が始まった2020年の1月から、私はずっと免疫力のことを塾生さんにも言い続けている。

これからはワ◯チンのせいで、免疫力がうまく働かない人が増えてくるだろう。
それに加えて冷えが伴うと、免疫力はさらに下がってしまう。
心配しても、不安になっても免疫力は下がる。
だから私はこの時期に、自分でできる対策として、冷やさないことをうるさく言うのだ。
そして、心配するより対処法を伝えて安心してもらうようにしている。

 
 

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そもそもリウマチは、自分を守るはずの免疫が、相手を間違えて自分を攻撃してしまう病気だ。
こちらの記事で私は、とにかく体を温めることをすすめた。

こういう例がある。
北海道の山奥のさらに山奥に、1軒の湯治宿があった。
リウマチで車椅子生活になった奥さんの病気を治してあげたくて、ご主人が会社を休んでここにやってきた。

湯治の基本はまずは3週間だ。
それを間隔をあけながら繰り返すと効果があがる。
そのとおりにご主人が頑張った。

数か月が経って、奇跡が起きた。
奥さんの車椅子がいらなくなったのである。
なんて素晴らしいことだろう。

そんな泉質の良い湯治宿だが、閉館されると知り、このご夫妻は後を継ぐ決心をする。
会社を辞めて、ご主人もこの山奥で働くことになった。
やっと車椅子にサヨナラできた奥さんは、女将さんになった。
でも、完全に治ったわけではないから、毎日毎日この温泉に入った。
そうしたら、ついに寛解したのである。

リウマチはとにかく早く対処すること。
おかしいなと思ったら、すぐ行動しよう。

 
 

なお、アトピーも冷え体質の人に多い。
息子のアトピーもそうだった。
中学生男子なのに、ふと触れた手が異常に冷たくてビックリしたことがある。
まさにこのとき、アトピーが再発してグチャグチャのときだった。
その後、息子も温泉でアトピーが治った。

体を温めることは、免疫力アップになることを、多くの人に知ってもらえたら嬉しい。

 
 

(寒い京都の空 左京区にて 2022.12.20)

 
 
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