むそう塾の満足コースは、お料理の基本中の基本を確実に自分のものにするための特訓コースです。
特訓する内容は次のとおり。
1 出汁とり
2 出汁巻き玉子
3 包丁とぎ
4 盛り付け
5 玄米炊飯
6 刻み
7 桂剥き
これは、過去に行なった「秘伝コースへの実技試験」の内容とほとんど同じです。
(総合では最高得点なのに出汁巻きが合格点に達しなかった例 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
この7項目がどれだけレベルアップできるかは、ご自宅での練習にかかっています。
教室での授業日には、1か月間の練習の成果を確認してもらうのですが、本年度は5月のスタートから3か月経った今も、なかなか進歩しない人が多いですね。
昨日も失敗しているところを見ていましたが、すべて教えられたことのポイントが守られていないために起きていることでした。
チャートの7項目はすべて幸せコースでお教えした内容です。
ですから、上級幸せコース修了時点までに、合格ラインに達していれば、満足コースを受講しないで、すぐ秘伝コースに進めるのです。
しかし、残念ながらそれが出来ていない人のために、その弱点克服をするのが満足コースでの練習になりますが、先輩たちが最後まで苦労していたのが、「出汁巻き玉子」と「桂剥き」でした。
桂剥きは、まず包丁が正しく砥げていなければきちんと剥けないので、満足コースで包丁とぎを徹底しようとしているわけです。
一方、出汁巻き玉子は、鍋を振る動作(オロエス)が確実にできないとお箸に頼ることになるため、絶対オロエスが出来なければなりません。
スピードも必要ですね。
昨日、私がそばで動作を見ていると、「なぜそうするのか?」が解っていない人が見受けられました。
中川さんはすべて「なぜそうする必要があるのか?」というところから教えてくれています。
幸せコースの時に。
でも、忘れてしまっているんですね・・・。
ですから、まずは「なぜそうするのか?」を確実に理解してほしいです。
そうすると、二度と同じ間違いはしないはずですから。
もし頭では解っているのだとしたら、それは頭と手が結びついていないだけです。
それを克服するのは正しい練習です。
正しい練習になっているかどうかは、ご自分で動画を撮れば解決出来ることがほとんどです。
でも、その動画を見ても問題点がわからない時には、中川さんにiMessageで動画を見てもらいましょう。
ただし、ダラダラと送るのではなく、要領よくスマートにね(^_-)-☆
もし、動画も撮っていない人がいたら、それは論外です。
(上達が著しく遅れて、時間の無駄になります。)
回数をこなすだけが練習ではありません。
1回毎に問題点をはっきりさせ、それを直すための練習をしましょう。
モヤモヤしたまま1か月間を過ごしてしまわないようにしてください。
カリキュラムでは10月までにすべてを克服するようになっていますので、エンジン全開で頑張りましょう。
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