私は体中に出ていた湿疹のために、幼い時には薬漬けでした。
当時はアトピーという言葉がありませんでしたが、今ならきっとアトピー性皮膚炎の病名をもらったと思います。
どんな薬を使っても治らなかったので、両親は私を温泉に連れて行きました。
何か月か温泉に滞在して、私の皮膚はきれいに治りました。
解毒できたのだと思います。
小学校に入る少し前の頃でした。
思春期のころのお肌はトラブルもなく、白くてスベスベでした。
しかし社会人になってお化粧をするようになると、お肌に少しずつ変化が現れ始めました。
結局その変化の原因はお化粧品だと分かったので、メーカーをあちこち変えて最終的にはお化粧をするのを止めました。
途中でマクロビオティックを知ったこともあり、食事を変えて行くと一層お肌の調子は良くなって、もう30年以上お化粧はしていません。
お薬の方はもう40年以上何も飲んでいません。
これはマクロビオティックに出会う前に野口整体をしていたので、その時から完全に断っています。
人間って案外薬なしでもやって行けますね。
息子も胎児の時から野口整体の影響を受けていますので、薬には無縁です。
場合によっては薬の力を借りる必要のある人もいるでしょうが、命を左右するほどでないなら、なるべく薬は使わない方がよいと私は思っています。
このたび、内科医の内海聡先生が「薬が人を殺している」という本を出版されました。
Facebookではお馴染みの先生ですが、ネットに無縁の人にはこの本を読んでいただいて、薬に対する認識を新たにされた方が良いと思います。
人間はどこかで薬に頼りたくなる時があると思いますが、そんな時に薬の実情を知っているのと知っていないのとでは大違いです。
さらに、病人ではないのに病人に仕立てあげられてしまう今の社会では、薬の良し悪しの前に、「自分は本当に病人なんだろうか?」と疑う姿勢も必要です。
自分の体は自分で管理することを大前提にして、お食事と解毒にポイントを置いた暮らし方で自分を守りましょう。
(薬が人を殺している 内海聡著)