足るを知る（陰陽ひとり立ち講座　投稿５８）

＜陰陽２-１０さん＞

遅くなってごめんなさい。
詳しくご報告くださってありがとうございます。
じっくり読ませていただきました。
全体的に緩やかではありますが、着実に変化してきていると思います。
お掃除や物の整理も、朝早くから頑張って素晴らしいと思います。
物を整理するということは、心を整理するということ。
一連の物の整理が、これからジワジワとあなたの心を整理してくれるようになりますので、期待して待っててね。
また、お忙しい毎日なのにＧ睡眠にも挑んでくださったり、あなたのその陽性な部分が好きです。
ただ、今はお仕事の関係上、不安定さが拭いきれない時なので、どうしても食べ物が整わないのは仕方がないかも知れません。
こんな時にはあれこれ悩まずに、食べ過ぎないことだけを心がけましょう。
食べ過ぎは確実に身体に負担になります。
精神的に疲れている時には、往々にして食べ物に逃げがちになりますが、こんな時だからこそ食べ物を減らすのです。
そうすると、日々が空しいように思えても、ふっと気づくと達成感らしきものが存在することに気づきます。
そこから自分に自信がついて、新しい局面を迎えることが可能になります。
ご質問の件です。
体温の感じ方は、長い間の体温に身体が慣れてしまっているからです。
結構あなたは頑固なところがあるので、どうしても慣れに支配されている部分が優先されるのだと思います。
水分が多いことに身体が慣れ、その水分が身体を冷やすことに慣れているんですね。
人間はそんなに多くの水分を必要としないので、最低限の水分さえあれば大丈夫です。
＜陰陽２-６さん＞
遅くなってごめんなさいね。
１２月１８日の分と一緒にお返事をさせていただきます。
まず体調のことですが、変わりましたよね?。
その変化にあなた自身が驚かれていることでも、良く分かります。
間違いなくあなたは良い方向に向かっていますね。
元々のアトピー体質は、一生おつきあいする覚悟でいてください。
私の年齢になっても、たまにそれが頭をもたげることがあります。
しかし、いつもはアトピーのことなんか忘れてしまうようなお肌になれますから、頑張りましょう。
過去にあなたが召し上がったお食事のことを考えたら、今のあなたの状態は目まぐるしい変化です。
初めてお会いした時のあなたの肌の状態は、別人のように思えます。
痛々しかった。
可哀そうだった。
お便りの方は腸の調子を如実に反映しますので、日々刻々と変化してもやむを得ません。
いつも一定を望むより、いつも一定になるような食べ方、生活の仕方を心がける方が大切です。
この中には精神的な影響が含まれます。
あなたの場合は、こちらの方が影響大ですね。
内観の件です。
あなたには内観は合わないと思っております。
ですからあなたにはお勧めしませんでした。
しかし、内観をご希望でしたので方法はお伝えしました。
なぜなら、あなたは何でもご自分で試していないことに飛びつく癖があるからです。
最初から合わないと私が思っていても、あなたがご自分の感覚で合わないことを知る必要性があると思いました。
あなたの場合は内観をするよりも、少ないことを徹底的にやり抜くことが必要です。
玄米投稿の時に中川さんに言われましたよね。
「変更点は一つ」と。
このことはどんな場合にも当てはまります。
多くのことを望んで満足感のない暮らしをするより、少ないことを確実に自分でコントロールすることの方が、達成感を味わえます。
「足るを知る」。
このことをあなたに実感していただきたいです。
満足感は限りないエネルギーを生み出します。
あと１週間、「足るを知る」ことを心がけてみてください。
自然に感謝の念が湧いてくるはずですよ。
この感謝が「愛の原点」です。
これを大切に生きてほしいと思っています。
ご質問の件です。
まずお料理に関して。
あなたはお若いのに柔軟性がありませんね。
パターン化して物事をこなそうとされています。
いくらマニュアルを集めてみても、それをコピーしていてはだめです。
あなた仕様に置き換えなければ、あなたのものになりません。
マクロビオティックはむしろマニュアルの対極にあるものです。
それが出来なければマクロビオティックをしているとは言えません。
お料理はほんの入り口です。
そんなことに悩まないでさっさと本丸に行ってください。
お料理においても、今自分は何をしようとしているのか。
その目的のためには、陰性なことをすればいいのか、陽性なことをすればいいのか。
それだけ押さえれば、むそう塾で習ったお料理は作れます。
常に玄米炊きの基本を忘れずに。
それが美味しくなるには、ひたすら回数をこなすしかありません。
ここでもあなたは、本を片手に多くのお料理を１回だけ作りませんでしたか？
そうではなく、同じお料理を最低３回は作ること。
それがスタートです。
頑張ってください。
次に身体の特定部分の痒みについて。
きっと排毒の時期なのだと思います。
どうしても我慢できなければ、先日目の症状でもメールを差し上げましたが、私の座学の「西洋医療とのつき合い方」でもお話をしたように、上手に塗り薬を使うのもアリです。
痒みのつらさは私も大変よく解りますので。
ただし、身体に不要なものを、玄米の力を借りて外に出すことが出来ている喜びも持ってくださいね。
なお、私は２年半排毒に苦しみましたが、薬は一切使いませんでした。
あとはあなたのスタンス次第です。