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今年度から中川式お箸の正しい持ち方をコースの授業に追加します

いつも塾生さんの手もとを見ていて思うのは、お箸が正しく持てていない人が多いなあということです。
これは日本人全体に広がっていることなので、単にむそう塾生だけの問題ではないのですが、せっかくむそう塾にご縁があったのですから、ぜひお箸を正しく持てる人であってほしいと思います。
これもむそう塾が大事にしている日本文化の伝承に含まれると考えます。

過去には何回もお箸の正しい持ち方講座を開催しましたが、次年度からは幸せコースの授業に組み込むことにしました。
今期はカリキュラムを一部変更して次のようにしました。
なお、今年度に限り上級幸せコースでも同じ内容の授業を実施します。
さらにじっくりコースでもお箸の持ち方を実施します。

<コース別中川式お箸の正しい持ち方授業>
【第6期幸せコース】:2月の座学の時間に2時間実施
【第4期上級幸せコース】:9月の座学の時間に2時間実施
【じっくりコース】:9月の授業で1時間実施
【満足コース】:希望者がいれば実施(希望の場合はTwitterで呟くこと)

中川式お箸の正しい持ち方は、一般的に正しいといわれている持ち方の上を行く方法です。
これは間違いなくお料理を美味しくするための方法で、たとえば胡麻粒一つでも瞬時にパッと持ち上げられる持ち方です。
短く切られた水菜の茎でもスッとお箸でつまんで持ち上げられなければ盛りつけも遅くなりますし、綺麗に仕上がりません。
麺類のお料理でも中川式のお箸の持ち方だと格段にスピードアップ出来ます。
なんといっても極めつけは出汁巻き玉子が上手に巻けるための条件の一つであることでしょうか。
最初の芯作りの時に威力を発揮します。(これはスピードと味と美しさにつながります。)
さらに天ぷらの揚がった状態もお箸で判断出来るようになります。
さらにさらに、最近では大人気の「万願寺唐辛子の肉詰め」も芯抜きがうまく出来ない人はお箸の持ち方が正しくない人なので、このお料理が美味しく綺麗にできるようになります。
頑張れば1週間で正しい持ち方が定着するようになりますよ。

中川式お箸の正しい持ち方 むそう塾1

 
 

(中川式お箸の正しい持ち方 モデル:じゅん子さん)

じゅん子さんは左利きだったのですが、右手にお箸や包丁を持ってお料理をしています。
美しいですねぇ。

 
 
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「玄米の炊き方秘伝(第84回愛クラス)」のご案内

健康のために玄米を食べようと思っていらっしゃる方は多いと思います。
しかし、健康になりたくて玄米ご飯を食べ始めたのに、その玄米が胃腸を傷めつけて、かえって不健康になってしまったという人がかなりいます。
それは一言で言うなら玄米の炊き方に問題があります。
玄米は白米に比べて硬い皮があるため、その皮の部分をいかに軟らかく炊き上げるかが勝敗の分かれ目になります。
よく健康関係の雑誌などで、「玄米を炊くのは簡単!」なんて書いてありますが、100%簡単ではないと声を大にして叫びたいです。

確実に体に吸収してもらえて、それが胃腸に負担をかけることなくいつまでも食べ続けられる玄米ご飯であるには、四季おりおりの炊き方があり、食べる人の体調とにらめっこの微調整が必要です。
そこまで調整して炊き上げた玄米ご飯は、驚くほどに体調を変えてくれます。

一般的に玄米での炊き込みご飯は無理(あるいは美味しくない)というのが通説です。
それは白米と同じ方法で炊き込みご飯を炊いても、玄米の皮が邪魔をして白米とは異なる炊き上がりになるためです。
しかしむそう塾では、下の写真のように松茸の炊き込みご飯をはじめとして、玄米のちらし寿司や稲荷寿司まで白米以上に美味しく作ってしまう技術をもっています。

これは京料理人である中川善博のたゆまぬ研究心ゆえに可能になった技術であり、それは中川式と称して多くの人に絶賛されています。
それとともに、この玄米ご飯のおかげで体調が良くなった人も数多く存在し、体験談もたくさん寄せられています。
一番嬉しいのは、マクロビオティックに反対していたご家族や、玄米が嫌いだとおっしゃっていたご家族が「これは美味しい!」といって笑顔で召し上がってくださることです。
むそう塾はご家族の笑顔のために、お料理のベストをお伝えします。

なお、この愛クラスは個人がご家庭で美味しい玄米ご飯を炊くことを目的としていますので、残念ながら商業目的やお料理教室関係者のご参加はご遠慮いただいております。
ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

*   *   *

【講座名】
「玄米の炊き方秘伝(第84回愛クラス)」

【開催日】
2014年10月4日(土)

【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18

【内容】
・プレーンな玄米炊飯デモ1回&試食
・使用する鍋:「シコマチックeコントロールVision(ビジョン)2.5L」
 (ビジョン鍋がない場合は愛クラス開催前に購入のこと)
・玄米とお塩の診断(1名ずつ)
・圧力鍋のフタ、部品のチェック(1名ずつ)
・玄米ご飯の写真の撮り方指導(1名ずつ)
・高圧洗浄の方法(デモ)
・昼食(福ZEN:玄米ご飯・おばんざい・お味噌汁・糠漬け・三年番茶)

【玄米投稿の内容】
「むそう塾 パスポート」取得可(一定レベルに達することが必要)
「玄米投稿」の写真指導  期間:2ヵ月間
・パスポート取得者の投稿期間と回数:受講後10日間のうち3回まで

【懇親会】
・希望者のみ(なるべく参加した方が良い)
・費用:喫茶店のメニュー料金による
・会場:京都ホテルオークラ(カフェレックコート)

【タイムテーブル】
11:00       開場
11:30~12:15 お食事&玄米ご飯の撮影指導
12:15~14:15 自己紹介&マクロ美風のワンポイントアドバイス
14:15~17:00 玄米炊飯デモ&試食/米と塩の診断/圧力鍋蓋の診断
17:00       記念撮影・解散
17:30~19:30 マクロ美風との懇親会

【定員】
10名

【受講資格】
・一般の方(デリバリーを含む飲食店関係者や料理教室関係者を除く)
・パスポート取得者の再受講もOK

【持ち物】
・デジカメ
・炊飯に使用する玄米1カップと塩小さじ1杯(診断用)
・圧力鍋のフタ(新品の場合は不要)

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
27,000円(消費税を含む)

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
HPの予約システムから
 初めての方は事前に会員登録をお済ませください。

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前~8日前:受講費の50%
・開催日の7日前~当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

【お問い合わせ】
こちらから

玄米の松茸ご飯 むそう塾 マクロビオティック料理教室

 
 

(玄米の松茸ご飯 料理:中川善博)

 
 
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「夏から秋の極上お弁当講座」についてのお知らせ

お弁当講座 むそう塾 マクロビオティック

 
 

夏から秋の極上お弁当講座メニュー一部の盛り込み例 料理&盛り込み:中川善博)

「夏から秋の極上お弁当講座」を2回開催しましたが、中川さんがつい11品も考えてしまいましたので、デモにも時間がかかります。
その結果、当初はお弁当を教室でお召し上がりいただく予定だったのですが、その時間が取れない状態ですので、お持ち帰りしていただいております。
お帰りの新幹線内で味わってくださいませ。
なお、個々人のお弁当箱に詰めなかったメニューは、それぞれお持ち帰り頂ける数をご用意していますので、小さな密閉容器を持参されると便利です。

また、この講座に福ZENはついておりませんので、予め昼食を済ませてからいらしてください。

さて、写真の盛り込み例を見てOBENTERSの皆さんはどんな感想をお持ちですか?
「あれ?  ◯◯被りだ!」なんて思われているかも知れませんね。
そうなんです。被るんです。
それはお教えしたお料理から盛り込んだためであって、一つのお弁当を完成させるためのメニューではないからです。
ですから、ご自宅で復習される場合は、今回習ったものを一気に盛り込むのではなく、陰陽バランスを考えて今までのお料理と組み合わせながら、一つひとつお楽しみください。

今夜の京都は五山送り火があるのですが、何だか雨のような感じですね。
雨でも決行するようですよ。

 
 
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出汁巻き玉子講座とじっくりコースのご質問にお答えします

今夜募集予定の「料亭の一番出汁の取り方と出汁巻き玉子特訓講座」についてお尋ねがありました。
その内容は他の方にも共通すると思いましたので、記事でお答えいたします。
じっくりコースの方からですが、「料亭の一番出汁の取り方と出汁巻き玉子特訓講座」と同じ内容をじっくりコースでしてもらえないでしょうかというものでした。
当初は幸せコースの再受講のつもりだったので、桂剥きや出汁巻き玉子の1か月の練習結果を教室でチェックする今の形式に戸惑っているとのことでした。

おっしゃる意味はよく理解できます。
「料亭の一番出汁の取り方と出汁巻き玉子特訓講座」のご案内記事の冒頭にもありますように、幸せコースで習う料理技術のうち、一番難しいのが出汁巻き玉子です。
幸せコースで習ったお料理を完全に出来るようになりたいとの思いで申し込まれていらっしゃるからこそ、なかなか出来ない桂剥きと出汁巻き玉子に時間を割いている現状があります。
しかし、じっくりコースに申し込まれた方は、その他のおかずを実際に作りたいのかもしれません。

でもね、幸せコースで習ったおかずを美味しく作れないとしたら、それは何かを勘違いをしているか、陰陽をちゃんと理解していないか、動作が遅い場合です。
なぜそこでそのようにするのか?
各お料理に存在するポイントは、皆さんが大好きな書くことによってお伝えした方が効率が良いと判断して、口頭で説明することにしています。
そういうポイントは出汁巻き玉子が巻けるようになったら、ちゃんとご説明します。
まずは出来ないことを一つずつ減らしましょうということで今があります。
なぜなら、出来ないことを出来るようにするためのコースだからです。

じっくりコースと満足コースの受講者は、きっと今が一番つらいと思います。
なかなか進化しない自分と向き合うのはとてもしんどくて、教室への足も遠のくと思います。
しかし、これが出来るようになると激変します。
毎月が待ち遠しくて待ち遠しくてたまらないはずです。
なんとか早くそうなってほしくて、先日から「オロエス動画Tweet」なんてことをしてタイムリーにサポート出来るように中川さんも頑張っています。

Tweetに動画を投稿するのは写真と違って一手間かかりますが、みんなと共有できて、OKをもらった人から学ぶこともできます。
現に昨日まで7名の方がOKをもらいました。
残りの方はもうフライパンを振ることが出来ているのでしょうか?
もし出来ていないとしたら、動画を撮ってTweetしてください。
出汁巻きはフライパンが振れないと永遠に美味しく作れません。

・「降ろす 返す」を意識するために声に出してフライパンを振る。
・本当のコツは降ろすの「す」と返すの「か」がくっつく速さだから、縮めてオロエス(オロ◯◯エス)と発音する。
これだけのことが出来るようになるためには、何十分かで充分なはずです。
難しいのはそれを玉子でも同じようにするところです。
なぜなら玉子は破れるからです。
ですから布巾で練習するときに、布巾を玉子だと思って練習する必要があるのですが、それが出来ていない人が沢山います。
Air桂剥きの練習で、大根を剥いていると思えるかどうかと同じですね。

たとえば絹ごしのお豆腐をお箸で持ち上げる時、乱暴に扱うとすぐ崩壊しますね。
ですから玉子を巻くときも絹ごしのお豆腐に接するような感じでお箸を動かすのです。
これはもう、ご自分の感覚を訓練していただくしかないので、ご自宅で練習してくださいとしているのですが、ここのところを良くご理解いただけていないようです。

ということで、じっくりコースの中で問題解決をするのもよし、特別講座で違った刺激を受けるのもよし、ということになります。
要は自分でいかに積極的に課題解決に取り組む姿勢を作り出せるかが問題だと思います。
笛吹けど踊らずというのであれば、お金と時間があまりにも勿体ないです。
ギューッと一時期真剣に取り組んでみてください。
何となくではなく、ロジカルに出汁巻き玉子を解説してお伝えしているのですから、これ以上解りやすい教え方はありません。
あとはあなたの頑張りだけです。

今とても難しく感じていても、練習を続けているうちにフッと「あ、出来た!」という時があります。
まだそこまで練習が出来ていないから、あーだこーだと思いを巡らすのです。
きっと今まで、ある程度の努力で出来るようになることしかしてこなかったのでしょう。
そうだとしたら、この壁は破れません。
ご自分を試すつもりで新たな挑戦をなさってください。
いくらでも応援をします。
喰らいついて来てください。

<じっくりコースと満足コースの方へ>
中川さんの前で何本も焼きたい人は特別講座を受講されるのも良いでしょう。
その中から何かをつかむことが出来るかもしれません。
一方、じっくりコースも満足コースも今までどおり毎月1本勝負で行きます。
練習結果のすべてを一本に託すのです。
その緊張感も含めての学びがあるからです。
この点もご理解くださいますように。

出汁巻き玉子入りお弁当 むそう塾

 
 

(幸せコースの盛付けの授業から 料理&盛り込み:中川善博)

 
 
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「料亭の一番出汁の取り方と出汁巻き玉子特訓講座」のご案内

むそう塾の幸せコースで習う授業のうち、一番難しいのは出汁巻き玉子です。
桂剥きも苦戦される人が多いのですが、こちらは火を使わないので出汁巻きに比べるとまだ楽です。
幸せコースで出汁巻き玉子を習ったけれどもう一度習いたい方、まだ幸せコースに行っていないけれど今から予習しておきたい方、そのような方を対象にビッグな一日を企画しました。
まずは料亭の一番出汁の取り方をデモで伝授します。
それから出汁巻きの練習方法を特訓します。(もしかしたら新しい方法になるかも知れません。)
さらに、中川さんの出汁巻きデモを何回も披露して、参加者にも時間の許すかぎり何回も焼いていただきます。

マクロビオティックの教室なのに一番出汁と出汁巻き玉子?と言われそうですが、これを喜んで召し上がってくださる男性が実に多いのが現実です。
これから寒い時期に向けて、料亭レベルの美味しいお澄ましやお味噌汁、そして数多くのお料理の基本になるお出汁の取り方を、正統派の京料理人から学ぶ意義は大きいです。
じっくりコースや満足コースの人でも、これで自信をつけて出汁巻き玉子の卒業チャンスに出来たらいいですね。
レベルに応じて個人特訓しますので、安心してご参加ください。

なお、今回は少しでも練習時間を確保するために、福ZENはありません。
申し訳ありませんがお昼を済ませてからお集まりください。

*   *   *

【講座名】
「料亭の一番出汁の取り方と出汁巻き玉子特訓講座」

【開催日】
・2014年9月15日(
・2014年9月23日(

【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18

【内容】
・料亭の一番出汁の取り方(デモ)
・出汁巻き玉子の巻き方練習
・各人で実際に出汁巻き玉子を焼く

【タイムテーブル】
11:00  開場
11:30〜16:30 実習
16:30〜17:00 質問&記念撮影
17:00 解散

【定員】
各10名

【受講資格】
むそう塾のパスポートをお持ちの方

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
43,200円(税込)

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
8月7日(木)21:00予約システムから

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前〜8日前:受講費の50%
・開催日の7日前〜当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

【お問い合わせ】
こちらから

 
 

出汁巻き玉子 むそう塾1

 
 

出汁巻き玉子 むそう塾2

 
 

(料理:中川善博)

 
 
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