うれしかったこと」カテゴリーアーカイブ

お嬢さんが小豆玄米ご飯を食べるようになった 塾生さんの食事日記より

今年も「幸せコース」の食事日記の添削が終わりました。
食事日記も感想文も提出は任意なのですが、全員が両方を提出してくれました。
いつもの日常生活に、負担になることを取り込むのは大変なものですが、それをきちんと終えてくださったことに、心から感謝しています。

皆さんの1食1食を細かく見ていくのは、とても時間のかかる作業なのですが、塾生さんの今後の健康や、より良い人生へのヒントが日記にはいっぱい潜んでいるので、そこを見つける作業をしているわけです。

食事日記には感動することが色々書いてあって、本当ならその都度記事にしたいくらいでした。
でも、次々に送られてくるメールに早くお返事を出すことを優先していたため、こまめに記事化できませんでした。

 
 

そんな中、Tさんの食事日記に嬉しいことが書いてありました。
娘も最近玄米小豆ご飯、糠漬けを食べてくれる。玄米を食べると便秘をしないと言ってます。

いやあ、嬉しかったです\(^o^)/
便秘をしないということは、これからお肌の状態もよくなるでしょうから、ますますお嬢さんは小豆玄米ご飯を見直してくれると思います。
(糠漬けを召し上がってくれるのも嬉しいな)

小豆玄米ご飯の注意点は、しゃもじが当たると小豆がホロッと崩れるくらい柔らかく炊き上げることなのです。
それ以上柔らかいと、ご飯に小豆のでんぷん質がくっついてしまうので、ご飯の美味しさが減ってしまいます。

このレベルに炊き上げると、誰しも小豆玄米ご飯にハマってしまう美味しさになります。
梅雨入りが始まった今、湿度に負けないように小豆を摂ることはとても重要です。
腎臓の働きを助けてくれるからですね。

 
 

セカンドジェネレーションの炊き方を習った人は、あの柔らかさでせっせと召し上がってください。
まだ習っていない方は、9月10月の単発講座を受講なさってください。
腎臓の調子がよくなると、疲れにくくなりますよ。

 
 

京都市京セラ美術館の庭)

 
 

東山を借景として作られたこの庭は、心落ち着く場所。
七代目小川治兵衛氏が作庭に関わったとされる池泉回遊式の庭園。
藤の季節には綺麗な藤の花越しにこの景色を眺められる。
上の方から垂れ下がっているのは藤のさや。
このさやの中に藤の種(実)ができる。

 
 
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好き嫌いが多いのでむそう塾のお料理を食べてみたい うれしかったこと

9月23日に「第3回 京料理人中川善博の料理試食会」を開催するのですが、今朝お申し込みいただいたAさんが、備考欄に次のように記入してくださいました。

初めてむそう塾に伺います。好き嫌いが多いのですが、苦手な物でも、むそう塾でなら「がんばって食べてみよう」と想って、申し込むことにしました。今から、少しどきどきしています。よろしくお願いします。

備考欄にご記入があると、すごく嬉しいのですが、初めての方なので嬉しさは倍増です(^o^)
ああ、好き嫌いの多いかたなんだなあ。
もし嫌いなお料理が出たとして、それを美味しいと思えて召し上がってくださったら、私も嬉しいし、なによりご本人が一番嬉しいだろうなあと思います。

今までむそう塾には、好き嫌いのある人がいっぱい来られました。
でも、不思議なことに、嫌いなはずのお料理を笑顔で召し上がっていて、「これは美味しいです!」なんておっしゃるのです(^^)
面白いですね、好き嫌いって。

 
 

過去に一番多かったのは、「煮魚嫌い」ですね。
これは塾生さん本人のこともありますし、ご家族のこともあります。
しかし、むそう塾の幸せコースではお魚の授業があって、そこで煮魚を教えるのですが、これがすごく美味しくて、煮魚嫌いさんが消えていきます\(^o^)/

過去にもいくつか記事を書いているので、ご紹介しておきますね。

煮魚嫌いのご主人様が皮までペロリと完食! 2018.3.11
煮魚嫌いのお父様がペロッと食べた中川式の煮魚 陰陽って凄い! 2018.3.7
玄米の炊き方そしてカラスガレイの煮付けに感動した塾生さん 2017.3.8
食べ物の好き嫌いとマクロビオティック料理 2016.9.6
食べ物の好き嫌いとマクロビオティック 2016.8.21
家庭料理だからこそプロの技術を! 2016.6.24

 
 

今度の試食会では、煮魚を召し上がっていただくのもいいかなあ?
でも、嫌いな確率の高いものをお出しするのは失礼かなあ?

 
 

(カラスガレイの煮付け 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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狭いキッチンもなかなかよいもの お料理上手さんに多い?狭小台所

5月5日に「プロから学ぶ台所の整理術と道具講座」を開催しましたが、そのご報告メールが中川さんに届いて、嬉しかったということで私にも転送してくれました。
(相談されて、その後報告があるのはすごく嬉しいものなんです。)

東京都内に住む舞さんのキッチンは、本当に狭いのですが、キッチンにおいて狭いというのはある意味有利なのです。
動線が少なくて済みますからね。

第一、中川さんのキッチンの狭さに比べたら、塾生さんの99%は広すぎると思うほど、中川さんのキッチンは狭いです。
でも、そこからあの美味しいお料理が生まれるのですから、美味しさに広さは無関係と言いきれますね。

舞さんもお料理上手なので、女性版中川さんのキッチンを見ているような感じです。
狭いながらも、すごく工夫されていて、住まい方が上手だなあと感心しました。
むそう塾生の皆さんは、お料理道具が多いので、キッチンがどんどん狭くなることでしょうが、工夫次第でいくらでも快適にできますのでご安心ください。

 
 

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余談ですが、私の兄は妻のために広いキッチンを設計して家を建てました。
私がたまたま帰省してそのキッチンを見た時、「疲れるキッチンだなあ 動線が多すぎる」と思いました。
案の定、兄嫁は疲れると言って、ダイニングテーブルにあれこれ物を置くようになってしまいました。

兄はアメリカ映画に出てくるような広いキッチンに、妻も憧れていると思ったのでしょう。(ざんね〜ん)
そうなんです。広すぎるのは疲れるのです。
効率優先で、手を伸ばせば必要なものがすぐ取れるキッチンがいいですね。
コックピットのように。

 
 

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舞さんのメールに次のような文章がありました。
今まで「端っこのごちゃっとしたエリア」だったのが
「お気に入りの秘密基地」になりました。
美風さんが氣が滞る場所は作ってはいけないとよく仰っている意味がよくわかりました。

嬉しいですねぇ。
一番大事なことを受け取ってくれていました。
端っここそ、気が通るようにして、気持ちよく暮らすのが陰陽的です。
(端っこ=陰性 気が通る=陽性)

昔から「四角い部屋を丸く掃く」と言って、隅をきちんと掃除するように躾けられたものですが、これがそのままお片付けにも適用されるわけですね。
日本人の綺麗好き文化は、こういう精神的な気を受け継いでいると思っています。

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

教室の氣を下げないために、中川さんがいつもお花を活けています。
ここは教室の隅(陰性)ですが、一輪のお花が陽性の場所に変えてくれるのです。
日本人はこういうことを昔から知っていましたね。

 
 
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2022年度のコースすべてがスタートしました 水無月も伝授しました

5月29日。「第1期 自由人(びと)コース3」がスタートしました。
これで、むそう塾の7つのコースすべてが始まったわけです。

・5/7 「2022年度(第3期)自由人(びと)コース1」 授業の様子はこちらから
・5/8 「2022年度(第2期)自由人(びと)コース2」 授業の様子はこちらから
・5/14 「2022年度(第8期)秘伝コース」 授業の様子はこちらから
・5/15 「2022年度(第14期)幸せコース」 授業の様子はこちらから
・5/21 「2022年度(第12期)上級幸せコース」 授業の様子はこちらから
・5/22 「2022年度(第9期)満足コース」 授業の様子はこちらから
・5/29 「2022年度(第1期)自由人(びと)コース3」 授業の様子はこちらから

 
 

毎週土日に2022年度のコースがスタートしていたのですが、昨日の「第1期 自由人(びと)コース3」は、今年はじめてのコースなので、その準備に中川さんは相当時間を費やしていました。
試作の段階で色々な工夫があって、ブログには書けない丸秘技術の裏話もありました(^_-)-☆

ところで、昨日は「水無月」が登場しました。
試作段階では違う材料も用意して、和菓子店と同じように作ったのですが、文句なしに中川さんの配合の方が美味しかったのです。
それで、塾生さんには「中川式水無月」が伝授されました。

 
 

(中川式水無月 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

中川さんによると、中川さんがお料理屋さんを経営していたときにお出しした水無月より、さらに美味しく出来上がったそうです。
その理由を尋ねると、「歳をとったからだろう」とのことでした。

歳をとるというのは、単に歳を重ねるだけではなく、色々な味のお料理やその世界を体験したからということですね。
「人間も料理も一緒」だと、中川さんは話していました。

人生にも同じようなことが言えますよね。
ですから、何事も体験して無駄にはならないと前向きにとらえて、不満ではなくチャンスと思って生きられたらいいなあと思ったことでした。

 
 

なお、水無月については、ご存知ないかたもおられるでしょうから、宝泉堂さんのサイトをご紹介しておきましょう。
京都駅の2階にも宝泉堂さんがありますので、ぜひ召し上がってみてください。

 
 
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「上級幸せコース」と「満足コース」がスタートしました

5月21日には「2022年度(第12期)上級幸せコース」が、5月22日には「2022年度(第9期)満足コース」がスタートしました。
上級幸せコースの内訳は、北海道1名・茨城県1名・神奈川県1名・石川県1名・京都府1名・大分県1名の6名(うち男性1名)です。
その中に再受講者が2名おられて、とても嬉しかったです。

上級幸せコースは、「桂剥き投稿」や「出汁巻き投稿」のような特訓期間もなく、ひたすら美味しいお料理を習いまくるという、実に楽しいコースです。
そして、日常的にどんどん登場するメニューが多いので、その精度を高めたいと再受講してくださる人が毎年のようにおられるのです。

「南瓜含め煮」「高野豆腐白煮」「牛蒡と人参のきんぴら」のような、素朴な煮物の重要性を再認識されての再受講は、きっと実り多い日々になってくれると思っています。
現代人は美味しい煮物を作れる人が少ないので、お知り合いに差し上げてもとても喜ばれますしね。

上級幸せコースが初めての皆さんは、毎月食卓に美味しいお料理が増えて、ご家族様から驚かれることでしょう。
そして、あなたの存在感がグンと増します。
これは精神的に結構よいことなんですよ(^o^) ぜひこの感覚を味わっていただきたいです。

授業の様子はこちらから。

 
 

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一方、満足コースの内訳は、東京都3名・神奈川県1名・京都府1名・兵庫県1名・広島県1名・大分県1名、上級幸せコースとのダブル受講者1名、自由人コースとのダブル受講者1名です。
上級幸せコースからストレートに進級された人が6名、一休みされてから進級された方が2名です。
特にKiさんは、昨年満足コースのキャンセル待ちをされていたのですが、空席が出なかったため、1年間待ってくださいました。お待たせしました。

満足コースは、ブラッシュアップ期間が3か月間あって、その間が一番精神的に大変だと思います。
できないことに時間を費やすのは気が重いですからね。
でも、出来るようになった喜びは、想像以上に自信となって一生ご自分を支えてくれます。

iMessageも活用して、どうか3か月間を実り多いものにされることを願っております。
多くの先輩たちが、「満足コースの練習期間で力がついた」とおっしゃいます。
ご自分の勘違いや我流を、教室で中川さんの目の前で指摘されて、それを直す時間の使い方はとても効果的なのです。

今月は皆さんの今の実力を確認させていただきました。
来月からは「いま!」というのをライブで感じていただきます。
その感覚の把握が、これからの技術向上につながりますので、どうぞ楽しんで練習なさってくださいね。

なお、長いメールより1本の動画の方が効率的です。
こまめに動画を撮って、iMessageでスッと送りましょう。
中川さんに甘えましょう。チャンスを利用しましょう。

授業の様子はこちらから。

 
 

(出汁巻き玉子 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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