料理人 中川善博の陰陽料理」カテゴリーアーカイブ

中川式カレーライス

先日、スタッフの麗可ちゃんが作ったというカレーを食べさせてもらった。
まろやかで私好みだった。
聞くところによると、中川さんはピザ屋さん時代にカレーの研究を相当したそうな。
北海道にも足を運んでいたとか。
カレーを食べると胃が痛くなる私なのに、不思議と麗可ちゃんのカレーは胃が痛くならなかった。
中川さんがスパイスを教えたらしいということで納得。

私はまだ中川さんのカレーを一度も食べたことがない。。。
どんなお味なんだろう?
中川さんのカレーも胃が痛くならないのかな?

中川さんのブログに昔カレーの記事がいくつか載っていたのを覚えていたので、ちょっとリンクしてみよう。
私のコメントもあった(汗)
でも、今はもっと進化しているのかもしれない。

チキンカレー 2009.11.28
中川式カレーライス 201.5.13

 
 

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(中川式カレーライス 料理:京料理人  中川善博)

マクロビオティックではベジ仕様のカレーが一般的だが、陽性の強い人ならいざしらず、陰性になりたい時以外はそんなにいらないかなと思う。
私は珈琲の香りもカレーの香りもそれだけで胃が反応するタイプなので、1年に1回食べるかどうかという感じ。
積極的に食べることはまずない。
仕方のないときだけ食べる。
でも、カレー好きの人は多いよね。

そういえば、順天堂大学医学部附属順天堂医院のレストランはお食事が美味しくて、カレーであってもちゃんと作ってあって美味しかった記憶がある。
それもそのはず、山の上ホテルの経営だったのだ。
ここのメニューは病室にも届けてくれる。
そういえば慶応義塾病院には帝国ホテルのレストランがあるし、今や病院はホテル並みにリッチなお食事を病室で食べることもできる。

だから政治家が雲隠れのように入院しても、美味しいお食事で毎日過ごせるのだ。
あ、話が飛んでしまった。

う〜ん、それにしても気になる中川式カレーライス。

 
 

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「中川善博の盛付秘伝」の内容に身震いする!

「中川善博の盛付秘伝」の原稿に目を通した。
「中心線とマトリックスの説明」が中川善博ならではの世界で、身震いする内容に仕上がっている。
マクロビオティックの陰陽も導入しての説明は、辻嘉一もしていない手法で、後世に残る名文章になると思う。
こういう説明ができる人は、もう出ないのではないだろうか?

それにしても凄い内容だ。
受け取る側はそれぞれのレベルに合わせて咀嚼する内容だ。

 
 

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(中川善博の盛付秘伝の原稿より マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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再び「一杯のお吸い物からマクロビオティックの陰陽を感じる」

「一杯のお吸い物からマクロビオティックの陰陽を感じる」という記事が2年前の過去記事としてFacebookで上がって来ました。
読み返してみると、なかなか良いことを書いている(笑)ので、もう一度こちらでご紹介しておきます。

「一杯のお吸い物からマクロビオティックの陰陽を感じる」

 
 

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(京料理人  中川善博の料理)

慣れという世界にも陰陽があります。
技術の習得には慣れというのは陽性に働きます。
効率が上がりますし、精度も上昇します。
しかし、悪癖や怠惰な環境に慣れると、それは陰性に働きます。
上達を阻み、成長がありません。

もしそれが食生活での悪癖や怠惰な環境なら、間違いなく健康を損なう方向に行くでしょう。
あなたの食べ癖も悪癖にならないように、良い癖をつけましょう。
怠惰な暮らしには陰性が渦巻いて氣の流れが良くありません。
血液と同じように、体の隅々まで良い氣を巡らしましょう。
そのノウハウはこのブログ内にいっぱい書かれています。

 
 

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京料理人が作る賀茂茄子のピザ・グラタン

マクロビオティックでは乳製品の摂取を控えた方が良いと説明され、その理由も一般的に知られるようになって来ました。
むそう塾でも乳製品を使ったお料理はたま〜にしかお伝えしません。
それは香りづけであったり、コクを出すためであったり、あえて陰陽バランスを取るために採用するのみです。

しかし、乳製品といっても、バターやチーズは発酵食品なので、牛乳をゴクゴク飲むのとはわけが違います。
少量をたま〜に摂って体調を上向きにしたり、ご家族のお楽しみ料理を作ってあげたり、良質の乳製品は見直しも必要かと思います。
ただし、質と量はいつも脱線しないように気をつけましょう。

 
 

賀茂茄子のピザ 京料理人 中川善博

 
 

(賀茂茄子のピザ 料理:京料理人  中川善博)

*   *   *

先日「2013年 夏の特別料理講座 涼麺と賀茂茄子のピザ再開催」の講座がありましたが、その時に口頭でお伝えした賀茂茄子のグラタンは次のような感じで仕上がります。
とてもさっぱりしていて食べやすいので、賀茂茄子のあるうちに召し上がってみてください。

 
 

賀茂茄子のグラタン 京料理人 中川善博

 
 

(賀茂茄子のグラタン 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

[youtube width=”880″ height=”440″]

きょうはもう立秋です。
実際には気温が高くて猛暑の連日ですが、陰性タイプの人は体の芯を冷やし過ぎないようにして、こんなふうにさっぱりしているんだけど陰性すぎないお料理をいただくようにしましょう。

そういえば、賀茂茄子のピザではこんな先輩もいました。
「マクロビオティックで泣く時 本物の自由人になるために」
なりたい自分になるために、マクロビオティックの陰陽を上手に生活に取り込んでみましょう。
その第一歩は食生活の見直しからです。
「なりたい自分になるためにマクロビオティックの食べ方を」

 
 


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包丁砥ぎと桂剥き講座のこと

先日急遽募集しました「包丁を泥で砥ぐことと桂剥きの面圧を理解する特訓講座」は、2日間とも満席になっておりますが、裏でずいぶん多くのお問い合わせがありました。
それほどこの講座の重要性を認識してくださっている塾生さんが多いわけです。

今回包丁砥ぎと桂剥き講座の受講資格にあえて制限を設けましたのは、何年もこの問題を引きずっている人達に突破口を開いてあげたいと思ったからです。
さらに、幸せコース在籍者であっても、上のコースの人達と同じようなレベルの人もいますので、その方たちのやる気をさらに伸ばしてあげたいと思ったからです。

ある塾生さんが申し込みの際の備考欄に次のように書いてくださいました。
【講座の開催ありがとうございます。お盆明けで厳しいなと悩みましたが、満足さん、秘伝さんも参加したいと言うことは、お料理を習う程に必要性が増すんだと思い、申し込みさせて頂きます。『悩んだら困難な方を選ぶ』美風さんが書かれていた事に、少しでも挑んでみます。】

『悩んだら困難な方を選ぶ』。
憶えていてくださってありがとうございます。
玄米投稿の時に彼女の頑張り精神は認識していましたが、こうして見事に物事の核心を見抜いておられて素晴らしいと思いました。
そうなんです。
まさに上のコースに進むにしたがって、包丁砥ぎと桂剥きの必要性をひしひしと感じている先輩がゴロゴロいるのです。

実はこの私だって、こんなにも包丁砥ぎと桂剥きがお料理の仕上がりに影響することを知って、毎日身震いする思いです。
今朝もそのことを鱧の骨切りで学びました。
中川さんによると、鱧の骨切りも人参の引き切りも同じ理屈なのだそうです。
それほどに「砥ぐ・剥く・切る・刻む」の基本が後々まで影響するわけですが、「剥く・切る・刻む」は正しく砥げた包丁がなければ実現しません。
それで包丁砥ぎをしっかり出来るようになってもらいたいと思って講座を開くことにしたのです。

今、鱧の骨切りに挑んでおられる先輩たちは、包丁砥ぎがきちんと出来ないと骨切りも思ったとおりにいかないことを痛感しておられることでしょう。
ただし彼女たちのレベルは、出刃包丁や骨切り包丁なので、包丁の形が変わることによる砥ぎ方の違いをまだ会得していないだけです。
包丁の形は変わっても、砥ぎ方の基本は幸せコースで使用する三徳包丁にありますので、これが正しく砥げるようになれば良いのです。

何かを会得することに時間を使う生き方は、その後のあなたの人生に楽しみと可能性をもたらしてくれます。
食べることは一生ついてまわりますので、その内容や質を高めることはあなたの人生の質を高めることにつながります。

今回お申込み出来なかった皆様には、もう少し基本的なことにウエイトを置いた講座を開催したいと思っていますので、その講座までお待ちくださるようお願いいたします。

 
 

皮を剥いたトマト マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(皮を剥いた人 京料理人  中川善博)

こんな写真を載せると、マクロビオティックを盲信している人たちから怒られそうです。
あんな陰性なものを!
皮を剥くなんて!

 
 

冷やしトマトの炊いたん マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(冷やしトマトの炊いたん 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

でも、こうして仕上がったお料理は、汗をかく季節のミネラルバランスを調整してくれます。
体というのは正直なもので、陽性な人は大喜びで召し上がっておられます。
実に判りやすいです(^^)

 
 

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