マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

むそう塾満足コースの授業より

マクロビオティック料理教室 むそう塾 刻みの授業

 
 

むそう塾満足コースの刻みの練習風景です。
写真は茗荷1個を2等分して300枚に刻む練習をしているところです。
包丁が正しく砥げていることの他にいくつもの重要なポイントがあります。
下の動画は桂剥きにした大根を刻んでいるところです。
なかなか綺麗な手つきで、白衣を着たらプロのように見えることでしょう。
手だけを見ていると女性のようにも見えますが、れっきとした男性で、なかなかのフェミニストでもあります。

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10月のじっくりコース・満足コースのお知らせ

今月のじっくりコースと満足コースのお食事についてのお知らせです。
お食事は中川さんが炊き込みご飯を用意してくれます。
どんな炊き込みご飯になるかはお楽しみに♪
(松茸ではありません^^;)
それからお汁はお吸い物になります。
他に盛付け練習のお料理が一品と糠漬けでお食事となり、練習した出汁巻き玉子はそのままお持ち帰りとなりますので、容器をご持参くださいね。
(練習は出汁巻き1本、桂剥き1さく)

なお、10月で前半の練習が終了しますので、少し時間をとって皆さんと一緒に今後のお話し合いをしたいと思います。
いつも塾生さんのためになる講座にしたいと考えていますので、遠慮なくご感想やご希望を述べていただいて、後半が楽しい講座になるようにしたいと思っています。

 
 

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梅干しのクエン酸がカルシウムの吸収を助けてくれます

おぼろ昆布と梅うどん

 
 

先日京都から帰宅する時、家族は外に出ていて私だけだったので、駅に直結するおうどん屋さんで夕食をいただきました。
手打ちうどんのお店で「おぼろ昆布と梅うどん」というのがあったので頼んでみました。
最初ウインドウで見ているとき、あんなに大きな梅干しだと汁が酸っぱくなるだろうなと思ったのですが、梅干し好きな私は気にせず注文したのでした。
おそらく「甘い梅干し」を使っているだろうという予測のもとに。

おうどんが運ばれて来ると案の定梅干しははちみつ処理のされた甘い梅干しでした。
今は梅干し本来のあの酸味が苦手な人が多いらしくて、このようにはちみつ処理をされた梅干しが出まわっていますが、これは絶対食べない方が良いですね。
もし食べるならお菓子を食べるつもりでいただきましょう。
理由は簡単、もう梅干しの効能が半減しているからです。

本来の梅干しはサプリメントと同じくらい力を持つもので、あの酸っぱさのクエン酸が命なのです。
このクエン酸はカルシウムと結合してカルシウムの吸収を助けてくれますから、ミネラル不足と思われる人は積極的に摂ってほしい食品です。
さらに、このクエン酸は体液が酸性に傾かないようにして、乳酸を増やさないようにしてくれるばかりでなく、すでにある乳酸も分解して体外に排出する力を持っています。
昔から一日に一個は梅干しを食べようと言われましたが、それはまさにミネラルを補給して疲労物質を取り除くための生活の智恵だったわけですね。

昔行ったステーキ屋さんで、ステーキに梅干しをつけていたお店がありました。
マクロビオティックの陰陽で考えれば陽に陽と思われるかも知れませんが、クエン酸の力で酸性とアルカリ性のバランスが取れるわけです。
ですから、ステーキを食べたあとに酸味のある果物や梅干しは健康のためには良い組み合わせです。
今食事日記をつけていらっしゃる幸せコースの皆さんも、体の反応を気をつけて観察してみてください。

なお、マクロビオティックでいうところの体質が陽性の人は、梅干しを嫌ったりすることがあります。
動物性がたくさん入っている人も梅干しを嫌ったりします。
そのような人は果物の酸味を積極的に摂りましょう。

 
 
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出汁巻き玉子を巻くときの指の形(中川善博の動画付き)

中川式お箸の持ち方 手の形

 
 

お箸を持つと指が真っ直ぐ伸びきってしまう持ち方をする人がいるのですが、それではもう指がロックされてしまって、つかむ動作がし難くなります。
物をつかむ時には必ず指はアーチ状に丸まっていなければなりません。
それは指の先っぽを一か所に集めるためです。
お箸は指の延長として持つものであることを考えれば当然ですね。
次の動画で中川さんの指をじっと見てください。
玉子を見るのではなく、指の形を見てください。
ずっと上の写真のような手つきのままですね。

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中川さんの手がクリームパンに似ているからというのは抜きにして参考にしてください(笑)

 
 
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出汁巻き玉子が巻けないのはお箸の持ち方が主原因です

今月の満足コースはお箸の持ち方が問題点として浮き彫りになりました。
出汁巻きが巻けないといって盛んに練習しても、実は基本中の基本であるお箸の持ち方がきちんと出来ていなかったということです。
一般的にお箸の持ち方は食べるときの美しさやマナーとして捉えられていますが、ひとたびお料理を作る側にまわると、それは早さや正確さが要求されますから、お箸の持ち方が正しくないと美味しいお料理からどんどん離れて行きます。
そして、出し巻き玉子のように火を使うスピード料理では、確実に仕上がりに影響するわけです。
1週間頑張れば新しい持ち方が定着しますから、ぜひ頑張って中川式の正確な持ち方をマスターしてほしいと思います。
下にそれぞれの写真を掲載しました。
どこが問題なのかよく判らないという人はコメントをしてくださいね。
解説しますから、必ず改善しましょう。


4

 
 

2ー1
5

 
 

2ー2
6

 
 

3ー1
7

 
 

3ー2
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5ー1
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6ー1
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7ー1
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7ー2
3

 
 


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次は動画の一部分です。
5名のみですが参考にしてください。
こちらもどこが問題点か判明しない人はコメントをくださいね。

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