マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

京都の出汁巻き玉子が自宅で焼けるむそう塾生

今では手料理のおもてなしが喜ばれますが、お客様にはきちんと外からとったものをお出しするのが昔の京都の礼儀とされていたそうです。
洋食屋さんの仕出しもあって、エビフライやカツレツ、ビフテキなどを頼むと、銀のナイフとフォークを添えて持って来てくれたのだとか。
お祭りやお節句のお祝いなどでも仕出し屋さんに頼んだそうです。
あるいは単品で鱧焼きや出汁巻き玉子だけを頼み、おつゆや煮びたしやお漬物は家で用意するということもあったそうです。

その出汁巻き玉子ですが、むそう塾生は仕出し屋さんにお願いしなくても、立派に美味しい出汁巻き玉子を自分で焼けるのですから、これは考えてみるととても凄いことなのです。
今、むそう塾ではじっくりコースと満足コースで出汁巻き玉子の特訓をしていますが、ちゃんと練習すれば全員が上達することが確認出来ています。
練習の仕方が分からなかっただけなんですよね。
人間の上達する力に改めて感心しているところです。

今月は15日と23日にも出汁巻き特訓講座があります。
その予習のためにも先にアップした中川さんのデモ動画をご覧になって、イメージや呼吸をつかんでおかれると上達が早いです。
舞ちゃんの上達中の動画角度も参考になります。

 
 

京料理人が焼いた出汁巻き玉子 むそう塾

 
 

(出汁巻き玉子 料理:陰陽京料理人  中川善博)

こんな切り方も斬新ですね。
でも、盛付けは難しそう。。。
なお、茗荷は1個を300回以上刻んでいますので、布や糸のようなやわらかさです。

 
 
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塾長と塾生の出汁巻き玉子にみる火力の違い(動画付き)

出汁巻き玉子 むそう塾

 
 

(出汁巻き玉子を焼いているところ むそう塾生 舞さん)
(身長の割にはコンロの高さが低かったようですね。今度は高さを変えましょう。)

満足コースもじっくりコースも出汁巻き玉子が上達して来ました。
やはり頑張れば上達しますね。
皆さんが明らかに練習不足でした。
毎月動画を撮って自分の欠点を自覚してもらっているのが効いているのかも知れません。
少しずつの進歩の人でも、出汁巻きのポイントが解って来たようです。
最近は舞ちゃんの進歩が著しいです。
出汁巻きトップの麗可ちゃんを追いかける勢いで上達しています。
他の皆さんも頑張ってくださいね。

舞ちゃんの出汁巻きは次のステージに進みました。
最初からリフトアップなしの上級巻きで練習することになっています。
満足コースの人もじっくりコースの人も上級幸せコースを修了しているのですから、出汁巻き玉子は上級巻きで巻けるようになってくださいね。
リフトアップするより最初から上級巻きする方が綺麗に早く巻き上がるのです。
下の動画ではコンロがジュニアなので中川さんはリフトアップしていますが、ボーの火力ならどんどん上級巻きで進めます。
中川さんにとってこの火力はじれったくてしょうがないといったところでしょうか。

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(じっくりコース 9月8日の塾長デモ)

一方舞ちゃんはここまで上達しました。
ボーの火力をちょっとだけ絞っています。
2分31秒で巻き上げています。
これは9月8日の動画ですから、きょうはもっと上達していることでしょう。

[youtube width=”640″ height=”344″]

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「宇宙の秩序」からはずれたものは、この世にも、あの世にもない

「宇宙の秩序」からはずれたものは、この世にも、あの世にもない。

実は全部が「宇宙の秩序」のもとで存在しているから。

このことに気づけば立派にマクロビオティックを理解したことになる。

だから、マクロビオティックは排除一辺倒ではない。

 
 

宇宙の秩序 桜沢如一著 日本CI協会 マクロビオティック

 
 

(宇宙の秩序 桜沢如一著)

 
 
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出汁巻き玉子の焼き方と芯を作るときのお箸の使い方(動画付き)

出汁巻き玉子 むそう塾

 
 

(出汁巻き玉子 料理:陰陽京料理人 中川善博)

出汁巻き玉子を作るときの難しさは色々ありますが、何といっても一番最初の芯の作り方が最重要課題ではないでしょうか。
ここでの仕上がりが最後まで影響するからです。
むそう塾では塾長が出汁巻き玉子を焼いている場面を色々な角度から撮影した動画がありますが、今回は今までにない角度から写した動画を公開します。
この動画の良いところは、自分の目線と同じ角度なので、卵液の状態が良く判ることと、芯を作るときのお箸の使い方が一目瞭然なことです。
この動画を参考にして、塾生さんの出汁巻き技術がさらに上達されることを願っています。

[youtube width=”640″ height=”344″]

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マクロビオティック料理はまずい? マクロビオティックは危険?

私は素敵なマクロビオティックの先生に恵まれました。
どなたも大変な実力をお持ちで、私が一生かかっても追いつけない知識とご経験だと思っています。
その先生ですら、今の人達にとってこれは合わないかなと思うところは、かつて出版した本の内容までも修正する姿勢を示され、そのための講座も開かれています。
なかなか出来ることではありませんが、ご自分が発信した内容で体調不良になる人を出したくない一心なのだと思います。
すべてはマクロビオティックを実践する人が、ご自分のさじ加減で決めれば良いことなのですが、どうしても本に書いてあることを優先してしまうので、その結果マクロビオティックをしてから何だか体調が今ひとつという人が出てくるのです。

さらには最初は快調だったけれど、その方法を続けているうちに何だか体調がすぐれないなあと感じるようになって、それでも気づかずにそれまでと同じ方法を続けてさらに体調が悪くなっている人も多くいて、むそう塾にもそのような人が毎月来られます。
そんな現実を見ながら私はいつも完全にフォローできる状態でマクロビオティックをお伝えしたいと思っています。
そうでないと責任あるマクロビオティックの伝え方は出来ないと思います。

これは私がむそう塾を始める前に、「マクロビ井戸端会議」や「美風ゼミ」で全国を歩いていた時に、多くのマクロビオティック難民と接した経験が土台になっています。
こんなにもマクロビオティックを誤解している人がいるのかと驚き、衝撃でもありました。
それはかつて私が歩んだ道でもありましたから、なぜそのようになるかは手に取るように理解できます。
ですから、マクロビオティック難民のための駆け込み寺を作らなくてはという思いが日々募っていったのです。

その結果がむそう塾なので、むそう塾では徹底的にフォローをしています。
メールでのご相談も、緊急で複雑な場合はお電話でのお返事もしています。
もちろん、教室に来られる塾生さんのことはその度に健康チェックしていますし、Twitterでは刻々と状況のやりとりをしています。
そこまでしなければマクロビオティックの食事法は誤解を招きかねない内容になっています。
マクロビオティック料理の作り方を教えるスクールや教室は、今や全国いたるところにかなりの数がありますが、食べ方をていねいに教えているところは圧倒的に少ないなあと感じています。

食べ方というのはマクロビオティックにとっては車の両輪です。
どんな体調の時にどんなものを口にするか? そしてその量は?
ここが一番難しいところなのですが、多くの場合はそこがないがしろにされているか、難しいからといって排除食に力を注いでしまうのです。
そこがマクロビオティック難民を生み出す原因だと思っています。
マクロビオティックを伝える人はそろそろ伝え方を工夫しないと、マクロビオティックは収斂され淘汰されていくことでしょう。
マクロビオティック料理はまずい、マクロビオティックの考え方は間違っている、マクロビオティックは危険だと。

GOレター マクロビオティック

 
 

(G.Oレター)

桜沢如一という人は動物性の完全否定はしていません。
今伝わっているマクロビオティックの多くは極端すぎます。

 
 
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