むそう塾では塾生さんとメールのやり取りを瀕雑に行ないます。
お料理を復習すると写真付き、あるいは動画付きでメールが送られてくるので、それを読んで(見て)さらにアドバイスをすることを日々繰り返しています。
そのメールのお返事に中川さんが書かれた言葉や、ブログで発した言葉、Twitterで発した言葉をお気に入りにしていてくれる塾生さんも多くいらっしゃいます。
どうしてもここはマスターしてほしいという要所は、どなたにも繰り返し説明する必要があるので、ある日ふと思い立って中川さんがbotを始めました。
botって何?という方がおられるといけないのですが、Twitterで自動的に流れてくるツイートのことです。
通常は名の知れた偉い人たちの格言的な言葉がbotには多いのですが、一つの連絡ツールとしてこのbotを利用したのが「@musooyajibot」です。
このmusooyajibotを始めるに当たって、塾生さんから原稿を寄せていただきました。
その原稿は実に様々な内容があるのですが、やはり桂剥きや出汁巻き玉子に関するものが多く、人生訓みたいなものもあります。
そのbotが流れて来ると、何だか今の私達を見ているかのようにピッタリな内容もあって、そのタイムリーさが塾生さんの間で評判になっています。
botさんには心があるのか?
検索能力があるのではないか?
というわけで、今朝のbotにこんなのがありました。
「美しい剥き姿を求めれば自ずと結果も美しくなるのです。」
これは桂剥きについての言葉ですが、姿勢は日常のすべてに通じることなので、とても重要な内容が含まれています。
今は姿勢の悪い若者が多くてとても気になるのですが、それは格好の問題だけではなくて内臓にも影響するからです。
前かがみの姿勢は内臓を圧迫し、呼吸器系にも悪影響を及ぼします。
正しい姿勢は健康への第一歩なのですが、これを正してもらうのがなかなか難しいのです。
癖の矯正は本人が自覚をもって直そうとしない限り、外部から言っても無駄になることが多いのですが、それでも塾生さんの健康のために言い続けています。
下の写真は昨日の授業開始前の光景です。
包丁を上手に砥いで来た塾生さんの包丁で、中川さんが桂剥きを始めた時のものです。
よく包丁を持つ手を脇にくっつける人が多いのですが、それをしている限り桂剥きは正しく剥けないと中川さんはいつも言い続けています。
中川さんの右手が体から離れていることをご確認くださいね。
(mikayan、頑張ってるね!)
ところで、望診においても姿勢は重要なポイントになります。
姿勢の悪さは陰性を表します。
内向的、自信のなさなどが伝わって来て、気持ちの良いものではありません。
それまでに甘いお菓子や果物を多く食べ、炭酸飲料を含む甘い飲み物が多くて、主食のご飯が少なめだったか、パスタやパンのような小麦粉製品が多いことが考えられます。
あるいは、ゲームやパソコンや勉強ばかりに熱中していて、背筋を伸ばす時間が著しく少ない成長期を送っていた場合ですね。
背筋がシャンと伸びた人は見ていても気持ちが良いものです。
それにファッションも見栄えが良くなって、若々しく見えます。
姿勢は自分では気づかない人が多いのですが、丹田に氣が集まるような時間の使い方をすることが大いに助けになります。
点が線につながることを意識して、一瞬一瞬の姿勢を大切にしましょう。
それはあなたの人生を大切にすることにつながります。
美風さん
こんばんは。人参の桂向きを目の前でしてくださる中川さんの正面写真をありがとうございます!
いつも手元に目がいってしまいがちですが、手元だけでなく全身の剥き姿も重要なんだと改めて知らされました。
剥きも刻みも脇がしまらない様にセルフチェックいたします!
mikayan、おはようございます。
包丁砥ぎがOKで良かったですね。
徐々にmikayanの調子が出て来てホッとしました。
中川さんは常々「姿勢をみればその人の仕事が判る」と口にされます。
それほど姿勢が表す意味合いは大きく、反対に仕事が姿勢を作ってしまうということです。
そんなことを意識しながら練習に励んでください。