マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

食べ物だけでなく陰陽を自在にコントロールできるのが本当のマクロビオティック

京都 瓢亭 松花堂弁当16

 
 

京都 瓢亭 松花堂弁当6

 
 

京都 瓢亭 松花堂弁当17

 
 

上の3枚の写真は某料亭で写したものです。
ご飯・香の物・汁物ですが、ふっとむそう塾のことを思ってしまいました。
この三種って、むそう塾が一番大事にしているものだから。
ですから、この三種が美味しいと心からホッと出来ます。
私は外食をする時、なるべくこの三種が美味しいお店を選ぶようにしています。
もっと欲を言えば、お茶も美味しくて、おしぼりも心配りのされたものを用意しているお店です。
中川さんはその他に、窓ガラスが綺麗なお店と言っていましたっけ。
その趣旨はもうお分かりですね。

でも、お漬物の美味しいお店はなかなか見つけるのが難しいです。
案外お婆ちゃんが経営している小料理屋さんあたりに、惚れるような美味しいお店があると思います。
私が独身の時よく通ったお店もそんなお店でした。
というか、その近くに住んでしまいました(笑)
私はお漬物の美味しいお店があったら、日本全国どこにでも飛んで行きたいほどの漬物好きです。
これは母親の影響ですね。
母は漬物小屋まで用意していっぱい樽を並べていた人でしたから。

ところで、2枚目と3枚目の写真で、あることに気づいた人はかなりレベルの高いむそう塾生です。
3枚目の正解は下の写真です。

煮物椀

 
 

上の写真はむそう塾生なら一度は見たことのある煮物椀です。
幸せコースの授業で使いましたね。
盛り付けの基本の授業で中川さんが素晴らしい講義をしてくれました。
その基本がこんな時に出てきます。
むそう塾にご縁のあった人は、こんな視点を大事にしてくれるだけでもお料理の格があがりますよ。
そしてそれは氣の通った心地良いお料理につながります。

むそう塾が単にマクロビオティック料理だけを教えるのではなく、日本文化の伝承を大切にしていることの一端がこの授業です。
むそう塾で学んでいる人は、自信を持ってお料理に取り組んでください。
そして、上達する楽しさを知るとともに、お料理が美味しくなると家族が変化して、その喜びが自分にも返ってくることを是非味わってください。
それこそがマクロビオティックでいうところの、陽性の氣の流れなのです。

陽性な食材をいただくことだけが陽性になる方法なのではなく、陽性な暮らし方や行動、そして陽性な空間や環境なども陽性化の強い味方になります。
反対に陰性になりたい場合は、そのような条件を整えてあげれば陰性になれます。
そんなことを自在にコントロールできる方法を教えているのがマクロビオティックの陰陽の考え方です。
なりたいあなたになるために、マクロビオティックの陰陽を駆使する方法をお伝えするために、私はついに京都まで来てしまいました(笑)
京都でさらに本腰を入れて皆さんをサポートします。

今朝も東山から澄んだ気持ちの良い風が流れて来ます。
先日ふと気づきました。
「マクロ美風」の「風」はそもそも恩師が亡くなった時の風を感じてつけた名前なのですが、私は今回も風を感じて京都に住まいを構えたのだと気づいたのでした。
私はどこまでも風に導かれ、風の吹くまま気の向くまま生きて行く人間のようです(^^)
ありがたいことです。

 
 
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鱧の棒寿司作りに挑むむそう塾生 秘伝コースは生き方コース?

秘伝コースで中川さんの絶品鱧料理を味わってしまったむそう塾生は、早速鱧の入手から苦労して復習していますが、お魚屋さんにしてもらった骨切りでは満足できません。
なぜなら、中川さんが骨切りした鱧は、まるで骨のないお魚のようにちっとも骨の存在を感じさせないほど、ビロードのような食感だったからです。

関東と関西では鱧のおろし方が違うので、習ったとおりの形にならないなんてこともありました。
鱧がいかに新鮮で、いかに腕の良いお魚屋さんを探すか。
このことと、自分の腕を上げたい気持ちの狭間でウロウロしている塾生さんには、思い切って挑戦してごらんとエールを送ります。
骨切り用の包丁は5万円未満で買えます。
おそらく孫の代まで使えます。
その舌が中川さんの鱧料理のお味を覚えているうちにトライしましょう。

チャンスをつかんだ時に自分のものにするのです。
自分のものにして損することは何もありません。

先日の授業で中川さんが鱧をおろしながら話をしていましたね。
質問:どうして中川さんはそんなに鱧の骨切りを練習されたのですか?
答え:京都では夏になるとどこでも鱧料理をするから、よそのお店と差をつけるためには、よそより美味しい鱧でなければならないと思ったから。「鱧を食べるんならあそこの店に行こか〜」ってお客さんが来てくれるでしょ?
お店の繁盛を願って練習した技術は、おそらく20年ぶりくらいに切った骨切りでも、有次さんを唸らせる腕前だったそうです。
(有次さんがこの動画を観てくれたそうです。)” frameborder=”0″ allow=”accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture” allowfullscreen>

(真新しい包丁は使いにくいそうで、使い込んで手に馴染んだ形になった方が使いやすいそうです。)

 
 

鱧の棒寿司 京料理人 中川善博

 
 

(鱧の棒寿司 料理:京料理人  中川善博)

ちなみに有次さんはこの棒寿司を1.5万円〜2万円とおっしゃったそうですから、その味を再現したくなる塾生さんの気持ちはよく分かります。
ハードルが高くても、今それを助けてくれる人がそばにいるのですから、私なら躊躇なく挑戦します。
秘伝コースは美味しいものを知るだけではなく、生き方を問われているコースなのかもしれません。

 
 
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今夜はお味噌汁講座の受付日です

お忘れになっている人がいるといけませんので、もう一度ご案内しておきます。
今夜21時から「お出汁の取り方と体調に合わせた絶品お味噌汁講座」の受付を開始します。
今回は5回目と6回目の開催になりますが、すでに開催した3回の講座では、お味噌汁革命が起きたと絶賛されています。

一番出汁の取り方や野菜出汁の取り方を伝授して、中川善博ならではの透明感あるお味噌汁を作る方法をお伝えします。
発酵食品を毎日摂ることと、お味噌汁が腸に与える効果を最大限に活かせる方法を初心者でも理解出来るように詳しく解説します。
体調に自信のない方はぜひ受講なさってくださいね。

2015年7月20日に開催されたお味噌汁講座の様子

 
 

鯛のお刺身 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(鯛のお刺身 料理:京料理人  中川善博)

この鯛をどんなふうにお料理するのでしょうか?
楽しみですねぇ。

 
 
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鱧の骨切り・鱧落とし・鱧の棒寿司・鱧寿司・鱧の焼き霜造りなど むそう塾生の初体験

秘伝コースでむそう塾初めての鱧づくしのお料理が並びました。
土曜クラスのお写真は日曜クラスのお楽しみのために公開を遅らせておりました。
2日間で1,000枚超えの写真をチェックするのも大変です(汗)
中川さんは今、お味噌汁講座の仕込みで忙しいので、私の方でスナップ写真をアップしますね。
みんなでいっぱいビックリしたこと、美味しさに唸ったこと、6桁値段の包丁を使わせてもらった感触。
細かい技術満載の講座でしたね。
それにしてもむそう塾は、なんて凄い人に教わっているんだろう!
そんな感動が胸を走り回った2日間でした。
(さらに…)

カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾, むそう塾の雰囲気(塾生の体験談を含む) | 2件のコメント

京料理人中川善博による鱧の骨切り(動画付き)に唸った日

秘伝コースの授業が2クラスとも終わりました。
「鱧を食べつくそう」ということで始まった今月の授業は、終わるまで何が出てくるのか分からない内容なのです。
先月の「鯛を食べつくそう」も凄かったのですが、今月はさらに中川さんの技術の凄さにみんなで唸りました。
そして、何と言っても美味しくて美味しくて、一口食べてはうっとり、もう一口食べては感動して、最後は恍惚の世界に行ってしまった人もおりました(笑)

技術を高めれば出来るお料理があることを目の前で見て、ハードルの高さにおののく人、俄然やる気になる人それぞれですが、実際に鱧の骨切りを体験してみて、塾生さんはどちらに転んだでしょうね。
ほんまもんの鱧料理に舌鼓を打った秘伝コースは、色々と考えさせられることの多い内容でした。
単に老舗料亭で修業しただけではなく、お休み返上でお魚屋さんでも腕を磨きあげた中川さんの若かりし日の努力の結果を見せてもらって、真剣に生きる姿に感動したのでした。
鱧料理のはずが、生き方まで教えてもらった感じがしました。

 
 

鱧の棒寿司 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(鱧の棒寿司 料理:京料理人  中川善博)

 
 

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