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「家事アドバイス」 家の重心 部屋の重心 インテリアの重心

「マクロ美風の家事アドバイス講座」で、塾生さんから送られてくる写真を見ていると、「重心」を意識されていない住まい方の写真が100%です。
おそらく「重心」なんて考えたことはなかったのでしょうが、これはとても大事なことなので、記事にしておきます。

重心には次の4つがあります。
①土地の重心
②家の重心
③部屋の重心
④インテリアの重心

もし分かりにくければ、「重心=中心」と考えてもよいです。
土地を購入して家を建てる場合は、まず土地の重心を計算して、次に家の重心も計算するのですが、今回はすでにお住まいの部屋の中だけのアドバイスなので、ここでは「部屋の重心」を考えます。
ちなみに、重心は面積にも高さにも該当します。

 
 

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【部屋の重心 高さ】
最近の住宅事情では、畳のお部屋があっても1部屋、もしくはゼロという状態です。
日本人の暮らし方は重心が低めですが、洋風の暮らし方は重心が高めです。
その差は40〜50㌢になりますが、これはちょうど椅子の高さと同じくらいです。

先日こういう写真を送って来られた塾生さんがおられました。
パッと見て違和感がありませんか?
その違和感とは重心が低すぎるのです。

 
 

 
 

この家具と使い方は畳のお部屋での使用例ですね。
しかし、床はフローリングで洋室ですから、この場合はぜひソファを使用してほしいです。
そうすれば重心が高くなります。

たとえば、こんな形のソファを。
画像はこちらからお借りしました。

 
 

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【部屋の重心 センター】
それから、もう一つ重心があります。
それはお部屋の重心(中心)です。
このお部屋にはダイニングセットもあるので、どちらが中心なのか分かりません。
その場合は、ラグを敷いて、「ここが中心ですよ〜」ということが視覚的に判るようにします。
これが「インテリアの重心」ですね。
おしゃれのセンスを表現するためにも、寒さ防止のためにもラグは最適です。

 
 

【フローリングに和布団】
こんな寝方をしている人も多いことでしょう。
しかし、これも重心が低すぎますので、床がフローリングの場合は必ずベッドを使用しましょう。
健康のためにもベッドは必須です。
和布団でもOKなのは、畳のお部屋のみです。

 
 

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【波動】
なぜ重心を気にするかというと、それは風水的にもエネルギー的(波動)にも関係があるからです。
設計士さんならそのことを踏まえてお仕事をされているはずですから、悪いとされていることは避けておいた方がよいと私は思っています。

波動というとスピ系の人?と思われがちですが、昔からちゃんと伝えられてきましたし、波動を大事にして暮らしている人も沢山います。
一定の影響も確認されていますし、私の両親も波動を大事にして生きていました。
そのおかげかどうか分かりませんが、穏やかで喧嘩一つしない両親でした。

私が幼いときから父母が口にしていたこと、避けていたことは、この年齢になってみると、「やはり意味があったなぁ」と思うことが多々あります。
そんなことの一部を、家事アドバイスでは織り込んでおきましょう。

 
 

【まとめ】
重心をはずすと何がいけないのか?
それは、波動が乱れてくるので、良くないことが起きる原因を作ってしまうからですね。
重心とは、陰陽でいうなら「中庸」だと思ってください。
シーソーの「支点」と同じですね。

この支点からずれて暮らしていると、上下運動の動きが増えていくので、無駄にエネルギーを消費したり、疲れたりします。
ですから、私たちはなるべく「支点」近くで暮らしていた方が、生きるためのロスが少なくて済むわけですね。
ぜひ意識してみましょう。

 
 
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「家事アドバイス講座」 夫婦別室をおすすめします 

<113-2>さん

【寝室とベッド】
たくさんのお写真を撮って、説明を添えてくださったので、とても判りやすかったです。
状況が判りましたので、大胆な提案をします。
まず寝室ですが、フローリングにマットレスで寝るのは止めましょう。
カーペットを敷いていても意味がありません。
寒い地方で、北側のお部屋で、床に寝るのはすぐストップしてください。
お二人の健康を心配します。

次に、彼(ご主人)は6畳の洋室に、あなたは5.5畳の洋室に寝ましょう。
ともにベッドを購入してほしいです。
そして、衣類や持ち物も、それぞれのお部屋に自分の物を収納しましょう。
つまり、それぞれが「自分の部屋」を持つのです。
二人で寛ぐのはリビングということになります。

あなたと彼がこのままゴールインしても、夫婦別室で仲良く暮らせます。
むしろ自分の空間を確保することによって、精神的にも疲れなくなっていいものですよ。
家の中にも陰陽が必要なので、こうしてメリハリをつけた整理の仕方が気持ちをスッキリさせます。
グチャグチャしていると、思考がまとまりません。

なお、ベッドにすると、布団類などがクローゼットから消えるので、収納スペースが増えますよ(^o^)
ベッドは購入される前にご連絡ください。
失敗しない選び方をお教えします。

 
 

【サンルーム】
雪国独特のスペースですね。いいものです。
サンルームが物置化するのは仕方のないことですが、まだまだゆとりがありますね。
ステンレスのラックでもいいので設置して、上のスペースも使いましょう。
まだまだゆとりがあります。

 
 

【お部屋の入口横の物置きスペース】
これだけでも貴重なスペースですよね。
まだまだ上の方が空いているので、ここも天井までびっしり使いましょう。
ステンレスラックのように強度のある物がおすすめです。
今お使いの棚は彼のお部屋に移動して、山関係の荷物をまとめて置いたらいかがでしょうか?

 
 

【ドライヤー】
ドライヤーがタオルかけにコード部分をかけてあったのですが、このようにするとドライヤーの重みでコードが傷みます。
できればソフトな入れ物に入れて、ヘアアイロンと一緒に保管しましょう。
保管場所は、洗濯機の横に作ると便利ですね。
コンセントも洗濯機のところに2口あるので、そこから接続しましょう。

 
 

【ランドリーラック】
洗濯機の周辺にゆとりがありますので、ラックを使って上の方も使いましょう。
ネット上でもたくさん種類がありますので、設置する場所の寸法をしっかり測って、ピッタリのサイズでお選びください。
たとえばこんな感じです。
画像はこちらからお借りしました。

 
 

洗面台のそばもゆとりがあるので、こういうもので整理するのもよいと思います。
画像はこちらからお借りしました。

 
 

【全体として】
お住まいの全体に感じるのは、上の方がすべて空いていることです。
うんと広い家ならわざわざ空間を減らすことはないのですが、効率よく収納しようと思うと、上の方を空けておくのは勿体ないです。
低い家具をいくつも並べるのではなく、高さのある家具でドーンとまとめた方がスッキリします。
それから、これから家具を購入するときのお約束なのですが、木の種類や色などをなるべく同じ系統にすると統一感が出ます。
家具選びについては、これから細かく打ち合わせをしましょう。
楽しみですね♪

 
 
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「家事アドバイス講座」 キッチンカウンターの新設を!

<94-4さん>

たくさんの図面とお写真をありがとうございました。
他のお部屋についてはメールでお返事をしましたが、こちらの件については記事でのお返事とさせていただきます。
キッチンにも関係するので、中川さんのアドバイスと混乱しないようにするためです。

まず、素晴らしいお部屋にお住まいです!
メールにも書きましたが、特にキッチンが素晴らしいです。
普通ならこれで大満足のキッチンなのですが、むそう塾生、特に自由人コース生ならではの悩みとして、「道具が多い」ということがありますよね。
そこで、私からの提案として、次の点をあげてみました。
ご納得いただけるようでしたら採用してみてください。

①リビングにキッチンカウンターを設ける。
②ダイニングセットを左にずらす。
③キッチンカウンターとダイニングテーブルの間は1メートルほど空ける。
④窓際にあるお母さんの必要品はキッチンカウンターに収納する。
⑤猫ちゃん関連は猫コーナーへ。
⑥グリラー・パン・コーヒー関連のワゴンにある物は、キッチンカウンターに移す。
⑦キッチン用品はキッチンまわりに置いて、サッと使えるようにする。

 
 

 
 

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では、キッチンカウンターのイメージとして、一つの例をあげておきますね。
これはあくまでイメージですから、ご自分の持ち物に合わせて数あるタイプから選びましょう。
画像はこちらからお借りしました。

 
 

幸いあなたがお住まいの地域には、大きな家具屋さんがあるので、そこに足を運ぶときっとご希望の商品に出会えると思います。
他に机と椅子のご希望もありました。
椅子は絶対座り心地を試した方がよいので、お店に行きましょう。
家具は長く使うものなので、後悔しないように選びましょう。

 
 
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28年ぶりに息子のベッドを購入 カーテンの意外な購入先

束の間の埼玉滞在で、きょう京都に戻ってきました。
昨日は息子のベッドを買いにデパートへ行って、ついでにあちこちの売り場を見てきました。
いや〜、なんと言いましょうか、日本経済がどんどん悪くなっているのが、デパートの品揃えからもビシビシ感じました。

それは「夢がない」ことです。
かつてのデパートには夢がありました。
お洋服だって「あれ買いたい」「これ着てみたい」と思わせる色やデザインが並んでいて、ワクワクしたものです。
私は銀座や日本橋、渋谷・新宿などのデパートを巡り歩くのが大好きだったのですが、残念ながら今のデパートにその魅力は激減してしまいましたね。

さて、息子のベッドですが、なんと28年も使っていたのです。
小学2年生のときに購入したまま、ずーっと同じベッドだったのです。
途中でベッドを買い替えようよと言ったのですが、息子はやわらかい方が好きだといって、なかなか応じませんでした。
でも、少し前から腰が痛いというようになったので、きっとベッドが原因だと思って、買い替え命令を出しました(笑)

あらかじめ購入する商品は決めてあったのですが、最新のベッド情報も知りたいので、デパートに行ったわけです。
案の定私が納得する商品はなかったので、取り寄せてもらうことにしました。
3月10日すぎに納品されるそうです。

 
 

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ところで、塾生さんからカーテンのことでご質問がありました。
先日も教室で質問されたので、書いておきますね。
「ニトリですよ」とお返事したらビックリされました(笑)
12月31日に大急ぎでカーテンを取り替えようと思ったら、既製品しか間に合わなかったのです(汗)

昔の私なら、絶対にそんなことはしませんでした。
あらかじめ入念にデパートで品定めをして、感性がピタッと合ったものをオーダーしていました。
デパートにない場合は、カーテンのショールームにも足を運びました。

そうやって、丁寧に丁寧に部屋を整えて来ました。
しかし、今は時間が足りない生活をしていますので、すぐ入手できる方を選んだわけです。
もちろん、そこには妥協があります。
オーダーカーテンなら、裾の仕上げ方もヒダの枚数も希望どおりにしてくれます。
でも、今はそれより優先させたいことがあったわけです。

さんざんカーテンを見てきて、実際に使ってみたからこそ、「これでもいいや」という選択ができました。
私が気に入る細部の作りより、部屋全体の雰囲気を変える力を優先したのです。
それでも夫や息子が気分が変わって大喜びしてくれました。

そうなんです。
カーテン一つでもお部屋は物凄く変わるんですよね。
ですから、もし薄汚れたカーテンになっていたら、ぜひ買い替えることをおすすめします。

 
 

宝泉 京都駅店にて)

 
 
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マクロ美風の家事アドバイス講座 テーブルは目的別が理想的

<141-1さん>

内容がオープンにしても良さそうになってきましたので、今回は記事にてお返事をさせていただきます。
早速カーテンを注文されたのですね。
すごいスピードです!(驚)

誰しも羨むようなお部屋の使い方なので、選択肢はたくさんありますが、それなら贅沢に使われてはいかがでしょうか?

目的別にお部屋とテーブルを使い分けるのです。
LDにはリビング・ダイニングテーブルを置き、4.1帖のお部屋にはパソコン作業もできるテーブルを置くと理想的ですね。
現段階では購入されなくても構いませんが、そのうちに必要になることを期待しています。

ダイニングテーブルと兼用されていると、「入る氣」の受け皿がなくなってしまうので、ここは受け入れる器を用意する気持ちで、別のテーブルを購入される方が良いです。
私が仕事を始める前に会社を作ったのと同じ発想です。

さて、ご質問の50✕50のカーペットですが、今のお部屋では残念ながら活躍の場がないように思います。
理由はいくつかありますが、一番の理由は色が暗いためです。
カーテンやカーペットは、お部屋全体での色合いを整えないと、不協和音を呈して落ち着かない空気が漂い始めます。
ですから、潔くサヨナラされても良いと考えます。

 
 

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次にダイニングテーブルと椅子ですが、使う人は2名であっても、4名用で購入されたほうが何かと便利です。
他にもお料理用の作業台を置かれるでしょうから、そちらの寸法とのバランスを取りながら決めましょう。
商品の購入は、しっかり寸法が決まってから選びましょう。

 
 


(早蕨 宝泉 京都駅店にて)

 
 
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