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「第141回 玄米の炊き方秘伝講座(愛クラス)」を終えて
昨日は、最後の「第141回 玄米の炊き方秘伝講座(愛クラス)」を開催しました。
ご参加くださったのは、東京都1名・神奈川県1名・山梨県1名・石川県1名・兵庫県2名・広島県1名・長崎県1名、再受講者が7名、初受講者が1名でした。
初めて受講してくださった方は、むそう塾の幸せコース第1期生が、ご夫妻で京都に送り出してくださいました。
こうしてつないでくださったことがありがたいと同時に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
初めての方は、体の中から美しくなることを意識されて、受講してくださったそうです。
そのためには食べ物の力がとても大きいので、これから玄米ご飯を召し上がって、体調の変化を感じながら目的を達成できるよう、応援させていただきたいと思っています。
再受講の方々は、最後になってしまう愛クラスに、慌てて駆けつけてくれたのでした。
かなり前に習っただけで、バージョンアップした炊き方を知らない方もいらしたのですが、ピカピカに磨きあげて、新品と同じ輝きのお鍋を持参されて、みんながビックリしました。
ずっと玄米ご飯を召し上がっていてくれて、嬉しかったです。
ふと思ったのですが、昨日集まってくださった方々は、「玄米と愛暮らす」人たちばかりだなあということでした。
だからこんなにも気持ちの良い空気が流れていたのだと、深く感じたのでした。
中川さんのブログ記事を読むと、言葉の合間から「惜しい」気持ちがにじんできます。
>こんなに楽しい講座が消えてなくなるのは本当に惜しいと思いました。
それはそうです。
2008年のむそう塾のスタートになったのが、この「玄米の炊き方講座」だったのですから。
私もまったく同じ気持ちです。
また形を変えて、玄米を愛する人たちで集まれたらいいなと思っています。
かつて開催していた「ふんわり会」のような内容もいいし、新しい企画も考えていこうと思っています。
私が中川さんの玄米ご飯の美味しさに惹かれて人生が変わったように、同じ感動がこれからも多くの人に伝わって、素敵な人生になってくださることを願っています。
今までご参加くださったすべての皆様に、感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
(福ZEN 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
(玄米ごはん)
(軽量カップの見方を確認しているところ)
2か月間ヴィーガン生活を経験した人の記事とマクロビオティックのこと
【ヴィーガン】
今朝、こういう記事を目にしました。
下記に引用させていただきます。
・2ヶ月のヴィーガン生活が教えてくれたこと。私が歩む「0か100かではない選択肢」
<引用開始>
「みんながプラントベースの食生活(ベジタリアンやヴィーガン)になれば、地球の温室効果ガスを2/3削減できる」
環境問題に関心のある私が、様々な活動に参加する中で知ったこの記事をきっかけに、「ヴィーガン」という新しい食の選択肢と出会った。
ヴィーガンとは、肉や魚、卵など乳製品を含む動物性の食材を一切食べない完全菜食主義者のこと。ヴィーガンになる理由は宗教やアレルギーの問題、食への価値観など様々だが、家畜が地球環境に及ぼす影響を考慮してヴィーガンになる人も増えていると聞く。
“地球のために私も食生活を見直そう”
“生活を見直すことで地球環境に貢献できるなんてカッコいい”
そんな思いから、ヴィーガンになることを決意した私だったが、実は2ヶ月間実践して一旦やめてしまった。なぜそうした判断になったのか?地球環境と食をどう考えていけばいいか?
私が学んだことをシェアしたい。
ライフスタイルを変える、初めての試み
ヴィーガンになることを決意してから最初の“小さな挫折“は、家族の反応だった。いつも料理をしてくれる母親に「うちでもヴィーガン生活を取り入れてみよう」と提案したところ、栄養士の母親からは偏った食生活になってしまうことを心配され、あえなく却下されてしまったのだ。(今思えばこの時の母の反応が、あとから大きな気づきにつながるのだが…)
実家の食事を変えるのが難しそうならば、一人暮らしを始めるときに、新しいライフスタイルの一環としてヴィーガンに挑戦してみよう。私は、きたるべき日のために情報収集に励んだ。
学業の傍で海洋プラスチック問題に関する活動をしているため、周りには環境意識の高い人が多い。そういうわけで、ヴィーガンに関する情報を集めようと意識してみると、自分にとってヴィーガンやベジタリアンなどの情報が割と身近だったことに気づいた。
健康面などで様々な意見があるヴィーガンだが、ライフスタイルを自分の好みで選ぶように「食」についても自分の好みで選択していく時代なのでは? とますます感じるようになっていった。
私は生活に関する情報は主にInstagramから収集している。#ヴィーガン と検索をして、どんな食事をしている人がいるのか頻繁にチェックをしていた。そこにはミーハーな私の心を掴むオシャレでキラキラした食べ物たちが並んでいた。「自炊生活が始まったら、自分もこんなオシャレで身体にも地球にも優しい生活を始めるぞ」と胸を高鳴らせていた。
意外と早く叶った“夢”
ヴィーガンを知ってから約半年後、マルタ共和国に語学留学をすることになった。今までずっと実家暮らしだった私は、食事を自分でコントロールできるこのタイミングでついにヴィーガン生活スタートさせた。
買い物に行くとヴィーガン用の食べ物は日本より品揃えが良かった。例えばミルクのコーナーには、牛乳と同じように様々な種類のソイミルクがバラエティ豊富に並んであった。
よくヴィーガンというと「選択肢が絞られる」というネガティブな声を耳にすることがあるが、マルタ共和国では全くその様な感覚はなかった。宝探しをしている様に買うものを探し当て、買い物から帰ってくると、SNSで見ていたヴィーガンメニューを試す。“こだわっている“生活を楽しんでいた。(完全にヴィーガン食のみにするのではなく、友人からもらった食べ物など、時にはヴィーガン関係なく摂取することもありました。)
しかし、留学先の学校で授業が始まると、料理ばかりに時間を割いているわけにはいかなくなった。こうして朝はオートミールとフルーツ、昼と夜はビーガンフードのテイクアウトか簡単にアレンジしたサラダの繰り返しになってしまった。食以外の生活が充実していくにつれて、食生活がおざなりになっていった。
その時がきた
留学生活2ヶ月が経ち、友達と市場に遊びに行ってランチを楽しんでいた日のこと。その時がきた。
私はテラス席で突然意識を失ってしまったのだ。不幸中の幸い、市場に行き交う人々の中に看護師の方が何人かいて、私を助けてくれた。その中にいた日本人の看護師さんに、「きちんとタンパク質は摂ってる?肉や魚は食べてる?」と食生活の偏りを心配されてしまった。
どうやら、栄養素のバランスを考えた上でのヴィーガン生活ではなく、ただ単に今までの食生活から動物由来の食べ物を差し引いただけの食事だったために栄養が偏ってしまい、身体に異変が起きたようだった。
まずは取り急ぎ、体調回復に向けてお肉や魚を積極的に摂取するようにした。改めて栄養バランスの大切さを思い知らされた経験となった。
そして私は食に関する勉強をしっかりしないまま、SNSの情報を頼りにヴィーガン生活を始めてしまったことを反省。それと同時にヴィーガン生活をしている人の裏の努力を知り、更に興味が増した。
私一人が完璧じゃなくていい
ということで2ヶ月で一旦終わってしまった私のヴィーガンライフだが、大きな反省と今後につながる気づきが残ったと思う。
今回の反省点としては、食に関する明らかな知識不足だった。主にSNSからの情報収集に頼っていた点は見直しが必要だと思う。
例えばSNSでヴィーガンのメニューを投稿している人も、1日3食あるうちの、たまたま一回の食事を切り抜いて投稿しているだけかもしれない。背景にあるその人のライフスタイルまではわからない。SNSの情報だけに頼らず自分自身の食生活全体のバランスを俯瞰するべきだったのだ。これもやってみて気づいたのだから、凄く価値のある経験だったと今は言える。
そして、逆説的ではあるけれども、挫折したからこそ「完璧を目指さない大事さ」に気づけた。
私がヴィーガンを始めた理由は、少しでも環境に気遣ったライフスタイルを送りたかったからだ。その力は微力ながらも、全く何も気にしないよりは良いだろうと思った。しかし、軽い気持ちで始めたヴィーガン生活も、一度始めるとだんだん完璧を目指さなければいけない気がしてきた。環境問題に関する活動をしている立場として「どういう食生活をしているのか」といつ聞かれても、きちんと答えられるようにしなければと心のどこかで焦っていた。それが早すぎる失敗にもつながったのだと思う。
ヴィーガンになる理由は人それぞれだが、環境への配慮という切り口から考えてみると、私一人で完璧を目指すより、みんなで少しずつ取り組んだ方が影響力は大きいのではないか。今はそう思うようになった。
77億分の1人が一生の食生活を変えるのと、77億人が一食分を変えるのとでは、後者の方が持続可能なやり方で、実現の可能性が大きいのではないかと私は思っている。0か100かの話でなくて、ベストでなくてもベターな選択肢はある。
必要以上にお肉などを食べる必要はないし、お店でメニューを選ぶときにヴィーガンメニューを選ぶことなら簡単にできる。完璧なヴィーガンが難しくても、ベジタリアンやフレキシタリアンなどの多様な選択肢の中で、できることから始めようと思う。
当然、私たちの食生活が環境に与える影響の大きさは計り知れない。だから食と環境の関係性については目を背けず、これからも知ることを続けていこうと思う。自分の食生活の豊かさを保ちながらも、微力ながら社会のことを考えられるゆとりを自分の中に持っていたい。食は立派な自分の生活の一部で、せっかくならば誇りの持てるライフスタイルを取り入れたいと今の私は思っている。
食の選択を通して、自信の持てる生活を送れる人が増える社会になりますように。そして何か新しいことを始める時に肩の力を抜いて、堂々と一歩を踏み出せる人が増えるといいな、と願いながらこの記事を送りたい。
※編集部注)
この記事は、植物ベースの食生活の栄養リスクについて評価したり指摘したりすることを意図した記事ではありません。
植物ベースの食事と栄養に関する研究が世界中で進んでおり、例えば米国栄養士会は「適切に計画されたヴィーガンを含む菜食主義の食事は、健康的で栄養も十分であり、一定の病気の予防と治療に健康上の利益をもたらしうる」という立場を取っています。
ただし、米国栄養士会の声明はアメリカ国内での研究をもとにしたものであり、「日本人の食生活や食の選択肢にまつわる現状を鑑みたヴィーガンまたは菜食主義の評価ではないことに注意したい」という研究者からの指摘があることも補足いたします。
ハフポスト日本版では今後も、あらゆる価値観やライフスタイルを尊重しながら、地球環境や社会の持続可能性と食生活の関係について考えるきっかけになるようなコンテンツを発信していきます。
<引用終了>
【Instagram】
この記事を読んで考えさせられることがありました。
それは下記の文章に表れています。
私は生活に関する情報は主にInstagramから収集している。#ヴィーガン と検索をして、どんな食事をしている人がいるのか頻繁にチェックをしていた。そこにはミーハーな私の心を掴むオシャレでキラキラした食べ物たちが並んでいた。
今はこういう人が多いですね。
少し前にも、大学生から「Instagramって勉強になりますよね。情報がいっぱいあって。」と私のブログにコメントがありました。
その時私は「えっ?」と思ったのでした。
私もInstagramを利用していますが、気まぐれに写真をアップするだけで、重要な情報はブログで発信していましたから意外だったのです。
「そうなのかあ、今の大学生はInstagramに書かれてある内容で満足してしまうのかあ。」と思ったのですが、でも、そこから深追いしてくれていると思っていたのです。
でも、大学生だって忙しいから、そんなに深追いする時間がとれなければ、そのままで済ませてしまうことも多いでしょう。
でも、ご紹介した記事の中で、投稿者さんが次のように書かれていてホッとしました。
例えばSNSでヴィーガンのメニューを投稿している人も、1日3食あるうちの、たまたま一回の食事を切り抜いて投稿しているだけかもしれない。背景にあるその人のライフスタイルまではわからない。SNSの情報だけに頼らず自分自身の食生活全体のバランスを俯瞰するべきだったのだ。
【ヴィーガンとマクロビオティック】
マクロビオティックも似たようなものです。
私のブログには、ヴィーガンやマクロビオティックで困った人の記事がありますが、どうも極端に走る傾向が多いようです。
それを揺り戻して、中庸になってくれたら良いのですが。
そのような方々のために、前にご紹介して大反響だった記事をもう一度リンクしておきます。
・マクロビオティックの人も要注意!「菜食はなぜ老けるか」 2015.3.20
こちらの記事も目を通していただけると参考になります。
・マクロビオティックの人も要注意!「菜食はなぜ老けるか」 再掲載 2020.2.18
なお、マクロビオティックにはあるけれど、ヴィーガンにはない考え方があります。
それが陰陽の考え方ですね。 ← ココ大事
(車海老の具足煮 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
もう少しするとお正月です。
おせち料理には欠かせない「海老」ですが、これも動物性だからと言って召し上がらない人がいます。
アレルギーがある場合は仕方ありませんが、「縁起物」であるお料理は、みんなで笑顔で囲めたらいいなあと思います。
ちなみに、おせちに海老を入れるのは、「ともに腰が曲がるまで長生きできますように」といわれています。
また、「赤白」がおめでたい配色であることも関係していますね。
やわらかい食べ物って必要なんですねぇ
単発講座のご案内記事が続いたので、また閑話休題ということで。
先日「第1回 京料理人中川善博の料理試食会」にいらしてくださった方(以下Aさんと呼ぶ)のこと。
こちらの記事にも少し書いたのですが、他のマクロビオティック教室に通われていて、食養指導も受けておられるそうなのです。
しかし、「指導されたお料理の出来上がりがこれでいいのか分からなくて・・・」と話しておられました。
そうですよね。
食養指導はお料理名だけなので、出来上がりは個人差がとても大きいのです。
前は私が習った先生が「食養料理」の講座をされていましたが、各人の出来上がりを細かくチェックすることはありませんでした。
つまり、教えっぱなしなんですね。
そうすると、人それぞれの仕上がりになって、陰陽差が生じてしまうのです。
ですからむそう塾では、お教えしたお料理をご自宅で再現して、それをチェックする方法を二重にも三重にも用意しています。
人間というのは、結構勘違いがあったり、思い込みをしていたりするものなので、確認作業は大事ですね。
* * *
ところで、そのAさんは、試食会のお食事を召し上がっている途中で、お顔がとてもよい表情になってきました。
そばに行って少しお話をしてみると、「やわらかい食べ物って必要なんですねぇ」とのこと。
なるほど。
Aさんは「中川式出汁巻き玉子」や、「高野豆腐の白煮」のやわらかさに癒やされたようです。
そうなんです。Aさんには「やわらかい」という陰性が足りなかったのですね。
だから、とても体が喜んだのだと思います。
あなたもありませんか?
なんとなくホワホワしたものが食べたいと思ったり、やわらかいものに触れて幸せな気持ちになったりすることが。
それを、「やわらかいものは陰性だからダメ」と排除してしまうと、かえって疲れが溜まってしまうことがあります。
いつもフワフワのものばかりを食べているのは考えものですが、もしそれが体からの声なら、ちゃんと対応してあげましょう。
きっと陽性になりすぎているか、ストレスがいっぱいなのでしょう。
肉体的もお疲れがたまっていることが考えられます。
え? 陽性になっているのに、陽性の玉子?
いえいえ、料理方法の陰陽を考えてみましょう。
陰陽は奥が深いですよ〜。
こんなところにも、心身の病気を未然に防ぐ力があるんですよ。
(中川式出汁巻き玉子 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
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中川式麻婆豆腐の続き お豆腐と豆乳の陰陽
来年度コースの募集記事が続きましたので、閑話休題。
先日中川さんのところで麻婆豆腐をいただいた話の続きです。
お食事後にお皿を洗っていたら、お腹のまわりが「ぽわ〜あ」と暖かいのを感じました。
暖かい麺類を食べて、スープを飲み干すと汗がダラダラ流れますが、そういう激しさとは違って心地よいあたたかさなのです。
遠くに湯たんぽでも抱えているような、そんな「ぽわ〜ん」としたあたたかさに気づきました。
これが麻婆豆腐のとろみの力であり、辛味のおかげでもあるわけです。
お豆腐は冷奴で食べればクールダウンしますが、湯豆腐に代表されるように温かくして食べれば体を温めます。
【豆腐と私】
ちょっと話が飛びますが、マクロビオティックでは豆腐を陰性ととらえますので、私はマクロビオティックを始めてからかなり長い年月お豆腐を購入しませんでした。
もともと陰性体質だったので、根本的には今でもお豆腐にはあまり手が伸びません。
お豆腐は打撲のときや、やけどのときの応急手当として冷湿布がわりにできるほど熱を奪うのです。
そんなことを考えてしまうので、陰性体質の私は今でも冷奴は食べません。
【豆乳】
ところで、牛乳の代わりに豆乳を使う人がいますが、色と形状が似ているだけで陰陽や体への作用はまったく異なるので、安易に置き換えない方がいいですね。
そして、お豆腐より豆乳の方がより陰性なのですから、これをお菓子に使えば、甘さの他に陰性が加わってクワバラクワバラです。
牛乳とバターよりヘルシーということなのでしょうが。
過去記事にも豆乳について書いたものがあります。
・牛乳のかわりに豆乳を使っていませんか? マクロビオティックの人は要注意! 2015.6.10
(中川式麻婆豆腐 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
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中川式麻婆豆腐が美味しかった夜
昨日、3日間の講座が終わって、やれやれとした気分で20時頃帰ろうと思ったら、スタッフの麗可ちゃんがお腹がすいたということで、急遽中川さんが麻婆豆腐を作ってくれることになりました。
「美風さんも一緒に!」と声をかけてもらったので、いただく事になりました。
最近、私も中川さんもスタッフの麗可ちゃんもTAMOも、全員が喉の痛みを感じて、鼻水が出る人、咳が出る人、熱が出る人、頭痛になる人、色々でした。
共通しているのは、粘っこい痰が出ることでした。
でも、この時季に風邪をひくのはよいことなので、ウイルス干渉でコロナから距離を置けるかなと感じています。
昨夜は喉の痛い麗可ちゃんが、「つるんとしたものが食べたい」ということで、購入してあったお豆腐と、冷凍してあったお肉で、サササッと中川さんが麻婆豆腐を作ってくれたのでした。
本当にすぐできました♪
大きなお皿にこーんなにたくさん!
なんと、お豆腐2パック分です(゚д゚)!
お豆腐は、「上田とうふ株式会社」の「京とうふ」。
お肉は、いつも利用するお店の「鹿児島の特選黒豚」です。
(中川式麻婆豆腐 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
麗可ちゃんの痛い喉には、お豆腐のつるんとした感じがよかったらしくてご機嫌でした。
喉が痛いのに辛味は大丈夫?と一瞬思ったのですが、中川さんの麻婆豆腐は際立った辛さではないので、全然平気なようでした。
そういえば、「アジア料理講座 第3弾」で麻婆豆腐を習った塾生さんが、「小さな子どもでも平気で食べている!」とビックリされていたので納得です。
胃が弱くて辛いものが苦手な私でも、中川さんのスパイスの使い方は胃が痛くならないのでした。
カレーがその代表格でしょうかね。
「アジア料理講座 第3弾」の内容はこちらからご確認ください。