食べ物あれこれ」カテゴリーアーカイブ

感謝(1)教室のお掃除

むそう塾の教室のお掃除は、授業がある日にスタッフの麗可ちゃんと私でしているのですが、油煙が上がってしまう天井付近は毎回お掃除することができません。
それで、時々不定期に塾生さんと麗可ちゃんが大掃除をしてくれます。
12月の大掃除はユーキちゃんが協力してくれました。
27日の寒い日に遅くまで念入りにお掃除をしてくださって、埼玉にいた私は本当に申し訳なく思っていました。

膝をついて床を雑巾がけしてくれることは勿論ですが、お鍋を1つずつ洗い直してくれたり、お皿やお鍋の配置を授業内容に合わせて置き換えてくれたり、油煙のついた照明器具を丁寧に拭いてくれたり、外の排水溝のお掃除までしてくれたり、それはそれは細かいところまで綺麗にしてくれます。
当初は業者さんに頼むことも考えたのですが、薬品を使ったり、万が一珪藻土に傷がつくことも考えて、塾生さんのお申し出に甘んじてここまで来てしまいました。
業者さんに頼めば有料なのですから、その分を塾生さんにお支払いしようと思ったのですが、当初から「私たちが使わせてもらう教室だからお金はもらえません」と奉仕でお掃除してくださるのです。
本当にありがたいの一言に尽きます。

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 大掃除

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 教室のガス栓)

そんなこともあって、お昼ごはんを中川さんが簡単に何か作るようになりました。
この日はお好み焼きを食べたいというので、中川式のお好み焼きを作ったそうです。
こんな感じかな?

お好み焼き 中川善博

 
 

(お好み焼き 料理:京料理人  中川善博)

中川さんは前職でお好み焼きを相当研究したことがあるそうで、かなりの自信作とか。
ブログ内検索で「お好み焼き」と入れると、いくつも過去記事が出てきて、マヨネーズを見ると私はめまいがしそうになります(笑)
マヨネーズの原料を考えてしまうからなんですよね。
でも、共に関西人の麗可ちゃんとユーキちゃんには美味しかったことと思います。

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麗可ちゃん、ユーキちゃん、大掃除をありがとうございました。
心から感謝しています。

 
 
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小麦のことを正しく知って腸を整えましょう

年末年始はお食事が乱れがちになる人が多いのですが、すでに忘年会やクリスマスの影響が体に出ている人がいるかもしれませんね。
体調を崩す一番の理由は食べ過ぎです。
私は迷ったら食べない方を選択するので、一日に1食なんてこともザラにあります。
断食をしたことのある人なら経験済みでしょうが、食べないことってつらいことではなく、快適なんですよね。
このままずっと食べなくても生きていられるような気持ちになって、ちょっとハイになったりします。
ま、そこまで行かなくても、1週間に1日くらいは胃腸にもお仕事を減らしてあげた方が、その他の臓器の負担も減って体が楽になります。
年末は大掃除の季節ですが、体も大掃除して感謝できたら最高ですね。

ところで、体調を崩す一つの原因として、小麦製品の過剰摂取があります。
マクロビオティックでは粉物の摂取を控えた方が良いと考えていて、その理由はすでに過去記事で何本も書いてありますが、次の記事はぜひお読みいただきたいです。
「日本人(特にアトピーの人)はなぜ小麦粉を多く摂らない方が良いのか?」

さらに、こちらの本を読むと小麦の現実を知ることができて良いと思います。
「小麦は食べるな すべて小麦が原因だった!」
この本の帯には「人間の脳にヘロインと同じ重大影響を及ぼす!」と書いてありますが、簡単にいうと、小麦が消化されて脳に入り込んでモルヒネと同じように、軽い感情的高揚状態を誘発してしまうというのです。(詳しくは本を読んでね)
ですから、小麦製品はまた食べたくなるのです。
この犯人はグルテンなのですが、そんなところからもグルテンフリーがブームになっているのでしょう。

じゃあ、マクロビオティック料理教室でよく作っている車麩のカツって、グルテンだらけだと思いませんか?
もしあなたが気になるなら、まずはお菓子類から減らすことをおすすめします。
その次はパン。
主食としてパンは食べないこと。パンはおやつですね。
パンからせめて白米に移行すること。
もし可能なら一気に玄米に移行してみてください。
大いなる体の変化を感じるでしょう。

脱小麦!
そんな生活を1か月、できれば3か月実験してみると人生が変わると思いますよ。
しかし、それを一生頑なに続けなくても良いです。
つき合いにくくて面倒くさい人になるから(笑)
たまには美味しいパスタでも食べながら、お友達と交流できる心のゆとりと、それに耐えられる体になってほしいと思います。
私は小麦の何が悪いかって、腸へのダメージが大きいことをあげます。
貧血の人には小麦製品の好きな人が多いですね。
来年の「マクロビオティックの陰陽実験と個人別食べ方講座」では、そんなことも含めてお話をしようと思います。

 
 

牡蠣と雲丹と堀川牛蒡のペペロンチーノ アルポルト

 
 

(牡蠣と雲丹と堀川牛蒡のペペロンチーノ アルポルトカフェ京都高島屋)

なお、玄米を食べてみたいと思われる方は、むそう塾の愛クラスを受講してくださると、抜群に美味しい玄米ご飯の炊き方をお教えします。
この中川式玄米ご飯は、小麦とは反対に腸を守り育てる主食の王様です。
新しい年は、腸を育てる食生活に挑戦してみませんか?
まずは主食です。

 
 
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腎臓と食生活のこと

私たちはお母さんのお腹からオギャーと産まれて来たわけですが、実はお母さんのお腹の中にいる時に、すでにその人のパワーのほとんどは決まっています。
残りのパワーを後天的に補って行くわけですが、小さい時にはその役目の大半を母親が果たし、大きくなったら自分で管理しなければなりません。

パワーの主なものは腎臓が請け負っていますので、腎臓が強いか弱いかということはとても大きな要素になります。
じゃあ、この腎臓はいったい誰の責任で強くなったり弱くなったりするのでしょうね。
それはやはりご先祖様まで遡らないといけません。
私が野口整体をしていた時には、7代先のことを考えろと言われました。
ということは、私たちの暮らし方は7代先の子孫にも影響するということですね。

ちなみにマクロビオティックでも3代くらいは遡ってその人の症状を考えますし、精神面ならもっと遡ります。
たとえばあなたの腎臓はどんなふうにご先祖様の影響を受けてきたのでしょうか?

それは、あなたの「祖母がご先祖様から受け継いだものと、祖母の食生活」で祖母の腎臓が決まり、あなたの「祖父がご先祖様から受け継いだものと、祖父の食生活」で祖父の腎臓が決まります。
それがあなたの父方と母方の祖父母の要因としてあなたの父と母に影響します。
つまり、「父と母が祖父母から受け継いだものと、父と母の食生活」で父と母の腎臓が決まるのです。
そして次はあなたの番です。もうお分かりですね?
「あなたが父母から受け継いだものと、あなたの食生活」であなたの腎臓が決まります。

ということは、あなたの腎臓の状態はあなたの責任でもあるわけです。
ご先祖様からの影響はもう受けていますので、これから将来に向けてあなたが腎臓を守れるような食生活を心がける必要があります。
中医学では腎臓の働きが弱ったり衰えている人を「腎虚」と分類しますが、マクロビオティックなら陰性陽性という言葉で分類します。

「腎虚」には8つのタイプがあって、細かく見ていくと、どこかに自分が当てはまってしまって、自分は病人だと思ってしまう人もいるので、素人があまり首を突っ込むことはおすすめしませんし、ここではそれが目的でもありません。
私の恩師は病人を8タイプに分けて指導に当たっていましたが、それは高いレベルだからこそ出来ることです。
ここでは、腎臓が生命エネルギーの源であることを知っていただいて、だからこそ精エネルギーを司る臓器として、腎臓をしっかり守ってほしいとお伝えしたいのです。

もしあなたに何か不調があったなら、まず第一に腎臓のことを思ってください。
なぜなら、そのくらい腎臓はあらゆる症状に影響していますし、腎臓は水にも関係するため、寒くなるこれからの季節に悪化することが多いからです。
また、腎臓は耳や骨にも関係し、恐れる感情にも影響しています。

ですから、これからの季節は耳を温めたり、少し塩分を意識してみたり、鹹さ(塩からさ)を上手くコントロールしましょう。
むそう塾はマクロビオティック京料理教室として、補腎となるように、塩分の上手な摂り方をそれぞれのお料理に最高の形で陰陽を活かしています。

後天的に腎臓を育てるのはあなたの食生活が鍵を握っています。
ぜひお料理を通じてあなたの生命力を最大限に発揮できるようにしましょう。

 
 

玄米雑炊 マクロビオティック

 
 

(玄米のお雑炊 料理:京料理人  中川善博)

寒い季節には空気が乾燥します。温かくて水分のあるお料理は腎臓を守ってくれます。

 
 
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中川式肉じゃがが美味しすぎる

ああ、美味しかった(๑´ڡ`๑)
中川式肉じゃがは本当にやさしくて、ホワンとするお味です。
お汁が本当に美味しいの。

中川式肉じゃが マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(中川式肉じゃが 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室  むそう塾)

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マクロビオティックの必須食材 蓮根

蓮根 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(無農薬蓮根)

マクロビオティック料理ではお馴染みの蓮根ですが、無農薬で品質の良い蓮根を入手できるように、むそう塾では自然食品店さんのご協力をいただいて、安心してこうして使わせていただいています。
きょうも京都入りの前に、蓮根のおかずを作っていました。
この生命力溢れる節を見ると、思わず写真を撮りたくなってしまいます。
この穴と茎がつながって、その先にあの綺麗な花が咲くと思うと、何だか命のつながりを愛おしく思ったりします。

少しの無駄もないように、丁寧に薄く薄く切って一緒にお料理します。
最も薬効成分の高い節の部分は、硬いからと捨ててしまう人も多いのですが、マクロビオティックを知っている人なら絶対捨てませんね。
東洋医学やマクロビオティック関連の本やサイトには、蓮根の効能がいっぱい書かれていますので、あえて私が書くこともないのですが、やはり凄い力を生み出してくれる食材です。
こういう根菜類をしっかり摂ることが、人間の根っこ部分を丈夫にしてくれます。
心身の安定につながりますね。

蓮根まんじゅうなんて、お子様のおやつとして、ご主人様のお酒のおつまみとして、絶対大喜びされること間違いなしです。
ハフハフ〜。
は〜、食べたい(๑´ڡ`๑)

 
 
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