マクロビオティックが楽しい♪」カテゴリーアーカイブ

もったいない一日~その3~

もったいない一日~その2~>の続き。

 

田中愛子先生は、「ここだけのお話ね」と仰って、たくさんの裏話をお聞かせくださいました。
そのどれもが宝物のような内容なので、皆さんにお伝えしたい気持ちでいっぱいなのですが、当然ながらここでは書けません。
一面に並べられたトランプのように教えていただいたお話を、シュッと私の手元で一つにしてみました。
すると、私の手元には「普段着の桜沢先生やリマ先生」がいました。
つまり、「桜沢先生を神格化してはいけない」ということだと思います。
桜沢先生は素晴らしい考え方を教えて下さったけれど、神様ではありません。
教祖様のようにすることによって、新興宗教のようにすることもできたでしょう。
しかし、そうすると自由な思考は奪われます。
盲目的になります。
マクロビオティックが宗教ではないゆえんがここにあります。
*    *    *    *
「ノン・クレド」
マクロビオティックではよく使われる言葉ですが、言葉だけが虚しく伝わっている現状があります。
マニュアルとしてマクロビオティックを受け入れてしまっている人の何と多いことか!
むしろマクロビオティックはその対極にあります。
自分で考え、実践し、その結果をまた考え、また実践する。
その繰り返しがマクロビオティックなのです。
マニュアル世代の人には雲をつかむようなイメージかも知れませんね。
でも、諦めないで繰り返してみてください。
必ず宇宙(自然)は答えをくれます。
あらゆる命を大切にして、大自然に沿って命を調和させる。
これが出来れば、言葉は何でもいいのだと桜沢先生は仰りたかったのでしょう。
だから当然マニュアルはありません。
*    *    *    *
そろそろ巷で流行しているマクロビオティックは、収斂作用に入った感じがします。
各地を歩いていると、肌でそれを感じます。
そして、真価が問われるのもこれからです。
頑固にマクロビオティックを追及してきた私が、やはり頑固な中川善博さんと手を取り合えたのも、そんな時代の後押しなのでしょうか?
桜沢先生の最も伝えたかったことを実践する場として「むそう塾」を始めようとしたこの時期に、マクロビオティックの大先輩から大切なお導きをいただき、ただただ感謝しております。
私は幸せ者です。
愛子先生や大先輩から学んだことは、「むそう塾」で多くの人達に還元することでご恩返しにさせて戴きたいと思います。
ありがとうございました。
<追記>
「むそう塾」のスタートにあたって、大先輩から過分なお祝いをいただきました。
思いがけないことで一瞬ビックリしましたが、そのお気持ちがとても嬉しくて、帰宅してからも涙がこぼれました。
「むそう塾」を認めてもらえた気がして、そのことを心から有難く思えたのです。
今も涙がウーっと湧いて来ます。
そのお気持ちを無にしないように、期待に応えられるように、日々精進して大先輩に一歩でも近づけるように努力いたします。
これからも見守ってくださいね。
<終わり>

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もったいない一日~その2~

もったいない一日~その1~>の続き。
ハンマリング。
耳慣れないこの言葉は、今マクロビオティックに出会った人は当然のことながらご存知ないと思います。
もちろん私も当初は知りませんでした。
しかし、昔のマクロビオティック関係の書物を読むと、ハンマリングの厳しさが書かれています。
つまり、端的にいうと修行ですね。
桜沢先生から教えを受けた人は、このハンマリングがあるからこそ人間的に成長出来たのだと思っています。
田中愛子先生は10代で桜沢先生に出会い、数々のハンマリングを乗り越えて来られたからこそ、多くの人から憧れの的になり得るのだと確信します。
やはり10代で M I 生になられたS・Tさんもそうですが、マクロビオティックの大先輩にお目にかかっていつも感じるのは、とにかく太い柱をお持ちだということです。
微動だにしない確固たる足場をお持ちです。
これがまさしくマクロビオティックなんですね。
その結果、年齢を乗り越えた体力と精神力、そして何よりもいつまでも現役で輝き続けること。
これこそがマクロビオティックの行きつくところなんですね。
ただ機械的に玄米とお野菜を食べていれば、長生きして元気で素晴らしい人生になるのではないということです。
その点、最近のマクロビオティックの拡がり方を見ると、機械的過ぎて悲しくなってしまうことが多いです。
*    *    *    *
田中愛子先生が桜沢先生の言葉として、とある本に書かれています。
苦しみなき者に、喜びなし。
喜びあるものに苦しみなし。
苦しみ乗り越えて喜びつつ、
喜び限りなき国に来たれ。

そうして、次のように愛子先生は綴られます。
「苦しみをただ探検と思い、乗り越え、乗り越えて行きますと、すべてが面白く、喜び限りない生活を進んで行けるように思うのです。」
つづく

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もったいない一日~その1~

2008年9月11日(木)、東京・上野池の端「水月ホテル鴎外荘」での一日。
私にとっては嬉しくもあり、勿体なくもあり、最高に贅沢な夢のような一日でした。
それは、こんな素敵な集まりがあったからです。
<田中愛子様と語ろう会」>
出席者は下記のとおり。
 ☆田中愛子先生(84歳):桜沢如一先生の愛弟子
 ☆S・Tさん(73歳・男性):元 M I生(桜沢先生の直弟子・某文庫主宰)
 ☆S・Kさん(69歳・女性):元 C I 協会関係者(元正食協会講師・子育てに関する研究所主宰)
 ☆N・Kさん(64歳・男性):元 C I 協会関係者(鍼灸師・大森英櫻正食医学講座第1期生)
 ☆マクロ美風(59歳)
会の名前は堅苦しいけれど、元 M I 生のS・Tさんは、愛子先生のことを「姉さん、姉さん」とお呼びになれる関係なので、その場の雰囲気はほんわかムードです。
何といったって、あの愛子先生がいらっしゃったら、絶対柔らかな空気になることは目に見えています。
全国と海外にその愛子先生のファンは数多いですよね?。
もちろん、私もその一人です。
                  *    *    *    *
私が初めて愛子先生にお目にかかったのは、リマ・クッキングスクールの試作会でした。
その後、師範科の授業で愛子先生に習ったのですが、その時のことが今の私の原点になっています。
愛子先生は一言で表現すると「憧れ」でした。
年齢を重ねていらしてもお美しくて、チャーミングで、お上品で、外見が素敵なのは言うまでもありません。
そして、当然のことながら、その外見を作りだす精神的な部分がとてつもなく大きいのです。
愛子先生の人生において、何度天と地を行ったり来たりされたのでしょうか?
富裕なお生まれでありながら、桜沢先生によってどん底に次ぐどん底の試練を受けられ、それでもそれをやり抜いた結果なのです。
並みの人には真似の出来ないことです。
ところで、私が最も惹かれたのは、愛子先生のお話を聞く教室の光景でした。
普通なら高齢になると、家族から邪魔者扱いにされたり、家族の助けを借りたり、とかくお若い世代からは歓迎されない部分があるものです。
ところが、目の前にいらっしゃる愛子先生は、孫以上にお若い人たちからも頼られ、美しいと言われ、活き活きとされているのです。
それに何といっても身のこなしが優雅で軽やかなんです。
これなんです!
私はこの姿に感動したのです!
この年齢になってもご自分を必要としてくれる人がいる。
そして、それに応えられる体力と能力を維持されている。
ストーンと抜けるように物事の核心をついた言葉がポンポンと出てくる。
この小気味よさに私は魅せられたのです。
愛子先生の授業を受けて初めて、「あ、こんな人生になれるんだったらマクロビオティックととことん付き合ってみたい」と思えたのです。
(愛子先生の血の滲むようなご苦労はまったくわからないまま)
私にとってその時が、マクロビオティックの明確なモデルが決まった瞬間だったのです。
つづく

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9月17日開催の「むそう塾」にキャンセルが出ました!

すでに満席になっておりました9月17日(水)開催の「むそう塾」に2名のキャンセルが出ました。
ただいまより2名の募集を行います。

お申込みはこちらから。(満席になりましたのでリンクをはずします9月13日10:13追記

なお、9月17日開催の「むそう塾」の募集を致しました時には、中川善博(旧 中川屋 善右衛門)&マクロ美風が提案するマクロビオティック教室(第1回)」 と長い名前になっております。
その後、名前も正式に決まりましたので、「むそう塾」として募集させていただきます。
(ややこしくてすみません)
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「なかがわマクロビオティック教室」から「むそう塾」へ

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9月17日開催の「むそう塾」お申込者の皆様へ

吹く風に秋を感じるようになって来ましたね。
空気が軽くなって来ました。
嬉しいです!
さて、いよいよ5日後(9月17日)に「むそう塾」の第1回目が開催されます。
あまりにも早く(7月2日)に、お申し込みを受け付けておりましたので、もしかしたらお忘れになっていらっしゃるのではないかと思って、この記事を書きました。
中川善博さんも私も、皆さんにお目にかかれるのを、ずっと首を長くしてお待ちしておりました。
暑い日が過ぎて、そろそろ食欲も本格的になって来る季節です。
新米も収穫されていますね。
新しいお米で、とびきり美味しい玄米ご飯を炊きましょう。
それでは、17日(水)の11時30分に「なかがわ」さんでお待ちしております♪

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