マクロビオティックが楽しい♪」カテゴリーアーカイブ

糠床5兄弟

糠床5兄弟にはそれぞれ個性が出てきました。
一つひとつのタンクの状態が微妙に違うのだそうです。
単純に5つの糠床を均一にかき回していれば良いのではなく、それぞれの発酵具合に応じて細かく対応しなければ旨味のある美味しい糠床にはなりません。
ワインのように温度調節をまめにして、中川式ならではの美味しさに近づけます。
きょうはそれぞれのタンクにナンバーがふられました。
最高の状態に管理するためです。
皆様のお手元に届くまで、愛情を込めて大事に育てています。

カテゴリー: 中川式糠漬け, マクロビオティックが楽しい♪ | 4件のコメント

適正体重「ダイエットのために 3」

ダイエットというと痩せることばかり考えますが、実は太ることもダイエットには含まれるのをご存知でしたか?
以前の記事ですが、私もその時に初めて知りました。
つまり痩せ過ぎの人もダイエットが必要ということですね。
この「月のリズムでダイエット」という本が出版された頃は、私の体重は41キロくらいでした。
しかし今は中川式玄米ご飯のおかげで、46キロあります。
マクロビオティックを始めて一気に10キロ減った体重は、その後どんなことをしても戻らなかったのは、玄米ご飯の炊き方に原因があったことを、中川式玄米ご飯をいただくようになって初めて知りました。
玄米ご飯の炊き方はとても重要です。
最近古いマクロビオティックの指導を受けた方々の間で、玄米ご飯の炊き方が原因と思われるある事例が多く耳に入ります。
つまり、もう玄米ご飯が入らないとおっしゃるのです。
特に夏には。
しかし、そのような方々でも中川式の玄米ご飯なら「美味しくて全部いただいちゃいました!」とおっしゃる。
これなんてまさしく陰陽そのものです。
陰陽を知らないでマクロビオティックダイエットをするより、陰陽を駆使してマクロビオティックダイエットをした方がどんなに合理的で効果が出やすいか。
私はそんなことを日々感じながら皆さんのお身体を拝見しているのですよ?ニヤニヤ
*   *   *

さてさて、ダイエットをするときには一つの目安を設けた方が良いです。
それは痩せる必要のない人までダイエットをする傾向にあるからです。
多いです、こういう人が。(危険)
この場合は愛情不足を疑います。
冒頭の文章のように、痩せすぎている人もダイエットが必要なのですが、マクロビオティックで言うところの適正体重を書いておきます。
「身長 × 0.30」
男性の場合はもう少し多くても良いです。
それから、生まれつきの骨格があるので、それも考慮しなければなりません。
つまり身長だけを基準にするのではなく、親からもらった体質も十分鑑みること。
これがマクロビオティックダイエットらしいところですね。
まったく大雑把ですが、体重ってこのくらい大雑把でも良いのです。
それより、その人の持っている氣の方が重要です。
氣が数字より優先されます。
面白いもので、あまり痩せ過ぎよりちょっとふわっとしている方が印象が良いものです。
お金がなくてもあるように見えたり(笑)、幸せそうに見えたりするから不思議です。
それは人間は知らず知らずのうちに、相手の全体から氣を受けているということなんですね。
だから氣が大事なんですよ?。

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旨味の陰陽

先の記事で旨味は陽性だと書きました。
ここで何でも盲目的に信じてしまう人のために、誤解されないための記事を一つ。
なぜイライラしているときに「美味しいものを食べよう」と思うか?
旨味が陽性だったら、そんな陽性なときには陽性なんて要らないと思いませんか?
イライラしている時や疲れているときには、陰性な食べ物でホッとしたくなるからです。
仕事が終わってからのお酒や、甘いものは陰性で緩めてくれるから、これは分かりやすいでしょう。
でも、旨味となると?
長い年月を経て旨味となった食べ物には、陽性だけでない陰性も含んでいるということですね。
まさにこれぞ陰陽の絶妙のバランスです。
だからこそ、人々はその心地良いバランスを求めるわけです。
黄金比率、機能美、旨味。
この研ぎ澄まされたバランスが、人々に無言で安定感をもたらすのです。
陽性になっているときには陰性をというのは荒っぽい考え方で、どんな時にもバランスの取れたものに安定を感じる感覚を磨いていたいものです。
その感覚こそがマクロビオティックでいうところの中庸です。
「旨味」

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ダイエットの具体的方法「ダイエットのために 2」

世の中にはダイエットと称して実に様々な方法があります。
まともなものから怪し気なものまで。
でも、絶対にこれだけが正解!というのはありません。
それは、人それぞれの体質はもちろんのこと、食べ物や暮らし方や人間関係が違うので、同じことを実行したとしても結果が違って来るからです。
そんなことを百も承知のうえであえてお薦めする簡単な方法は、次の2点を守ることです。
<その1 食べ物>
・主食をしっかり食べる。
・主食は玄米ご飯が望ましいが、炊き方や食べ方で消化吸収できる状態であること。
・ご飯の量は最低でも一食につき200グラムは摂ること。
・ご飯二口におかずを一口がベストのバランス。
・食間に何かを食べたくなったら飲み物にする。
・夜の飲食は就寝の3時間前までには終わるように。
・食べた時刻、飲んだ時刻を記録する。
・飲食したものの量も書けたらなお理想的。(アバウトでも良い)
<その2 生活面>
・楽しいことだけを考える。
・マイナス思考をしそうになったら体を動かす。
・おやつを食べたくなったら掃除をする。
・共感出来る相手をつくる。(できればTwitterで仲間に公表してしまう)
・まず1ヵ月は頑張ってみる。(3ヵ月は心と身体の変化を観察しようと決心する)
最初から細かいことは考えないで、上記の2点の実践に努めます。
出来なかったことにクヨクヨするのではなく、できたことを喜びましょう。
いつも記録の手帳を持ち歩いて、ビジュアルに観察しましょう。
自分を観察することがこのダイエット法のポイントですから。
◆関連記事 太る理由「ダイエットのために 1」

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続 旨味

旨味ってつくづく陽性だなぁって思います。
だって美味しい食べ物に人は集まるでしょ?
美味しいお店には行列ができて多くの人を集めます。
赤ちゃんだって美味しい美味しくないを判断するでしょ?
だから旨味って本能で判断するのだと思います。
料理の世界で旨味を生み出すには、料理する人がそれなりの陽性さを持っていなければなりません。
なぜなら、旨味を生み出すには集中と気づき、観察と実行、勇気と冒険などが必要です。
あ、もちろん繊細さも必要です。
ご家庭でもご自分のお料理がイマイチ美味しくないと感じておられる方、あるいはご家族に不評な場合は、作る人の陰性さが影を落としていると考えましょう。
心当たりがありませんか?
陰性な気持ちで炊いた玄米ご飯は、美味しい炊き上がりにならなかったことを。
◆関連記事:旨味の陰陽

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