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投稿者「マクロ美風」のアーカイブ
第214次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します
<第214次 むそう塾 パスポート取得者>
<寸評>
◆中川善博より
いちからやり直す。という強い覚悟で受講してくださった愛クラスでしたね。
美味しい玄米ご飯が食べたいという思いのたけを訴えてくださって気持ちよかったです。
少ない投稿回数で無駄打ちの無い理想的な進化を見せてくださったのでパスポートを差し上げます。
これからもお体からの通知票としてお通じチェックを一生続けてください。
ブレないように100日まずは食べ続けましょう。
おめでとうございます。
◆マクロ美風より
ご両親様の健康のことを思われて愛クラスを受講されたあなたが、こうして初期の目標を達成されたことがとても嬉しいです。
まずはあなた自身が美味しく笑顔で玄米ご飯を召し上がっていたら、何かしら良い方向への体調変化があります。
おそらく疲れにくくなるでしょう。
そして精神的にも知らず知らずのうちにプラス思考が出来るようになります。
そんなあなたの変化がご両親を動かしますので、それまでご両親には玄米を勧めないでくださいね。
まずは元気のお手本になってしまいましょう。
次はお味噌汁と糠漬けを制覇しましょう。
体調が激変しますよ。

(むそう塾三種の神器の一つ 中川式糠漬け 料理:京料理人 中川善博)
【関連記事】
「マクロビオティック京料理教室 むそう塾」の玄米炊飯指導の過去記事はこちら、パスポート取得者発表の過去記事はこちらのカテゴリーからご覧いただけます。
カテゴリー: むそう塾 パスポート発表
5件のコメント
お料理の力を借りて生き直すむそう塾生
昨日上級幸せコースの復習投稿をされたFuさんのメール文を読んで、一つのお料理が持つ力というのを感じて胸がいっぱいになりました。
つらかった過去の記憶を、美味しさが上書きして塗り替えてくれました。
Fuさんはお父様との記憶が暗い影を落としていて、それがずっと彼女の精神面の壁になっていました。
これから少しでもその壁がもろくなってくれることを望んでいます。
とても個人的な内容のメールなのですが、お世話になったむそう塾に少しでもお役に立てるのならと公開を快諾してくださいました。
<Fuさんのメールより>
中川さん
こんばんは。
南瓜の含め煮の復習を致しました。
ご指導をよろしくお願い致します。
1日おきか2日おき位に作って、ほぼ毎日頂いています。
その時に、何度か調味料や◯◯を入れるタイミングを間違えたり、等分の仕方や皮の剥き方、煮崩れなどの失敗を重ねました。
その時はガッカリしましたが、後日作るときの気づきにもなりましたし、何度も作ることで覚書が頭に入ったり、自分なりの手順ができました。
毎日の様に頂いても、家族みな、飽きることなく美味しく頂いています。
Aバージョンの味付けも、Bバージョンの味付けも、どちらも好評で、娘は大半(満腹の時以外)お代わりをし、主人も(男性ですが)よく食べます。
私は、頂く度に、自己主張し過ぎることも、控えめ過ぎることもなく、ほかのお料理に寄り添ってくれるようなお料理に感じます。
小学生の頃、ひとりお留守番の毎日でした。
夕方、母が仕事から戻るまでに何かお手伝いしようと夕食を作る時に、南瓜の含め煮をよく作りました。(多分、1番よく作りました)
母が戻ると、歌を歌いながら一緒に作った温かい想い出があります。(その時によく歌ったのが「朧月夜」で、Twitter名の由来です)
一方で、そうして作ったお料理を、些細な事をきっかけに父が激怒して暴れ、卓袱台をひっくり返すような(実際はテーブルでしたが)悲惨な夕食になり、泣きながら後片付けした哀しい想い出もあるお料理です。
お教室の日、中川さんにこの南瓜の含め煮を教えて頂き、母との想い出はより温かく大切に思え、父との想い出は、雪がとけるように消え始めて、帰宅する時に、とても嬉しくて幸せな気持ちになると同時に、この南瓜の含め煮を食べて、生き直すんだという気持ちになりました。
そして、自宅で復習する度に、心が癒されていくように感じます。
南瓜の種類や大きさによって、食材の等分の仕方やお鍋の中の様子が変わるので、毎回難しさを感じますが、何度も練習して、中川さんのお味を完全コピーできるようにしたいと思います。
大好きなお料理を中川さんに教えて頂けて、本当に嬉しいです。ありがとうございました。
Fu

(南瓜の炊いたん 塾生作品 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
<マクロ美風より>
Fuさんの文章を読んで、このお写真をじーっと見つめていると、煮汁があなたが過去に流した涙のように思えました。
きっともっとたくさんの涙を流したことと思います。
でも、むそう塾生となって今は心身ともお元気になってきました。
幸せコースの頃に比べてずいぶん明るさが増してきました。
そしてとても偉いのは、どのお料理も真剣に復習をされて投稿をされていることです。
何度も作って投稿されるその姿勢は、必ずあなたのお料理が美味しくなるだけでなく、あなた自身の精神面を解放してくれるでしょう。
そのことがご家族様との関係もベストな方向に導いてくれます。
お料理から人間関係が改善されるって素敵ですね。
お料理って凄い力を持っていますね。
>この南瓜の含め煮を食べて、生き直すんだという気持ちになりました。
嬉しいです。あなたがこのように前向きに考えられるようになったことがとても嬉しいです。
一緒に生き直しましょう!
カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, こころ・想い
2件のコメント
小豆入り玄米ご飯 中川式で人生初めての挑戦
3日前に生まれて初めて玄米ご飯を炊いた息子。
昨日まではプレーンな玄米ご飯で、今日は小豆入りでした。
3回目の炊飯で小豆入り玄米ご飯ですが、手順さえ間違わなければ美味しく炊けるのが中川式なので初挑戦しました。
まずは小豆を買いに行くところから始めます。
買い物をするときにはもうお料理が始まっているので、まずはお店選びから。
家でまったくお料理をしたことがない息子なので、小豆の量だけは教えてあとは手順に間違いがないかどうかを見ていました。
息子は鍋につきっきりで湯気の状態を確認したり火加減をのぞいたり、まだまだ不安で冷や汗をかきながらの状態でした。
蒸らしの時間が終わってフタを取るときはドキドキした様子でしたが、見事に美味しそうな小豆ご飯が炊き上がっていました。
この写真は私がiPhoneで撮影しました。

(小豆入り玄米ご飯 塾生作品 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
まずは仏壇にお供えして、夫も私もふわふわ小豆ご飯を美味しくいただきました。
夫はお代わりをしていました。
想像はしていましたが、やはり中川式の炊き方は息子のような初心者でもとても美味しく炊き上がることをこの目で確認して、むそう塾の玄米炊飯指導に自信が増した3日間でした。
息子は嬉しくてパスポートをいただいた後であるにもかかわらず、中川さんに写真を添えて小豆入り玄米ご飯のご報告をしていました。
中川さんから次のようなお返事をいただいて息子も感激していました。
<中川さんからのお返事>
こんばんは
良い小豆を選べていますね。
香りが判りそうな表情に炊けています。
小豆には邪を滅する力があると信じられている他の豆たちより位が高い豆なのです。
昔から1日(お朔日)と15日には さぁ、今日から新しい月が始まった。さぁここで月の折り返しだ。
と日々のけじめを付けるときに小豆を食しました。
美味しい玄米を炊く才能に気づけたのですから、1日15日には小豆御飯を炊いてお仏壇にお供えしてください。 きっとあなたのルーツが輝きます。
そして護ってくださるでしょう。
皮感無く美味しく炊けているので素晴らしいです。
自信を持ちましょう。
53点
中川さん、ありがとうございました。
* * *
今日はこの他に息子がコーヒーを淹れる練習をしました。
珈琲好きの夫が淹れる珈琲より美味しく出来て、夫もビックリ!
(これも実は中川式なんです・・・。ビシッと数値が出ていて、息子はそれに従っただけでした。)
そんな様子を見ていて、なんだか珈琲講座をしたくなってしまいました(笑)
普段はコーヒーを飲まない私も試飲して、一日中お腹がすく暇なしの状態でした。
ああ、それにしてもこの3日間、玄米ご飯がたくさん体に入ったなあ。
モチロン、お通じはベストの状態です(^^;)
息子もお疲れさま。
カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 食べ物あれこれ
2件のコメント
中川式玄米の炊き方はやっぱり凄い!
昨日は改めて中川式玄米の炊き方は凄いなあと思いました。
というのは、まったくご飯を炊いたことのない男性が、生まれて初めて玄米ご飯を炊いたのにパスポートレベルで炊けたからです。
かつて中学生の男の子が1回の玄米投稿でパスポートをゲットしたことがありましたが、炊き方さえ正しく伝われば、中川式は物凄く計算され尽くした簡単な炊き方なのだと改めて確信しました。
事前にお鍋の調子と炊飯手順を水実験で確認し、教えられたとおりに炊飯すれば良いだけです。
1分の狂いもなく忠実に再現できれば、あのふわふわの美味しい玄米ご飯が炊きあがるのです。
それを阻むものが道具の準備不足であったり、タイムへのアバウトさであったり、既成観念だったりするのでしょう。
つまり、炊飯経験はなくても美味しく炊きあがるということです。
この方法はある意味画期的なことです。
実は昨日のNaさんは私の息子でした。
恥ずかしながら彼は今までに一度も炊飯をしたことがなかったのです。
(その年令まで炊飯もさせない親の顔が見たいと石を投げられそうですが・・・。)
彼が愛クラスを受けるに当たって、私は一つだけ言いました。
絶対メモを取らずに中川さんの手元をしっかり見て、数値は覚えなさい。
メモは手順だけ新幹線の中で書きなさいと。
家で実際に炊く前に、彼はしげしげと圧力鍋のフタを長い間観察していました。
きっと構造を知りたかったのでしょう。(やはり男なんですね。)
次は水実験です。中川さんがデモで見せてくれたような手順で、シューまで行ないました。
さて、いよいよお米洗いからスタートです。
圧力鍋の重さに戸惑っている手つきです。
音を立てないように慎重に扱っている姿をみて、中川さんの話を覚えていたんだなと思いました。
さあ、いよいよ炊飯開始です。
手順は頭に入っていたようですが、なにぶんにも初めてなのでオロオロヒヤヒヤしています。
教えられたとおりにタイマーと鍋の中に全神経を注いで、片時も鍋のそばから離れずにつきっきりです。
湯気の量が途中から少なくなっていくので心配になって私に一度聞きました。
そこで私は鍋の中の今の状態を説明すると納得していました。
蒸らし中は体中を耳にして全神経を音に集中しています。
『鍋の中の音が変わるんだね』などと言いながら。
(なかなかいいところに気がついたぞ。そうなの、鍋の中は刻々と変化しているからね。)
タイマーの音が鳴ってカシャンという音を聞いた時には、二人で大喜びをしました。
* * *
玄米投稿をしてからは、親子でドキドキして中川さんの記事を待ちました。
いつしか私も投稿者の気持ちになって、みんなこんな感じで記事を待っていてくれるんだなあと思いました。
いよいよ記事がアップされました。
中川さんの記事からは思いがけないパスポートの文字が(゚д゚)!
『どうしましょう!』というのが実感でした。
息子の様子を見ると、びっくりしながらも嬉しそうでした。
何だか拍子抜けすると同時に、まだ目の前の展開がよく分からない息子は、よそったご飯を一口食べたり、写真を眺めたり、ウロウロしていましたが、食べかけのご飯がいつまでたっても硬くならないことを不思議がっていました。
というのは、彼は幸か不幸か某所で硬い玄米ご飯を食べ続けた日々があったので、玄米ご飯は時間が経つと硬くなるものだと思い込んでいたのです。
しかし自分が炊いた玄米ご飯が時間が経っても硬くならないので、そのことに感激したようでした。
ここでちょっと話を戻します。
愛クラス当日、お土産用にほんの少しだけもらった中川式の玄米ご飯を、夫が翌日のお昼にいただいたそうですが、まったく硬いことはなく、ふんわりと軟らかかったと息子に話していました。
そうなんです。中川式の玄米ご飯は冷めても美味しいのです。というか、冷めるとまた別の美味しさが顔を出すのです。
これは「温かい=軟らかい」「冷たい=硬い」だけではなく、「冷たい=軟らかい」炊き方があることを物語っています。
息子は自分の手で軟らかい玄米ご飯を炊きあげられたことが何よりも不思議な感じらしく、狐につままれたような顔をしています。
そういう意味では某所の硬い玄米ご飯経験も無駄ではなかったのかなと思います(笑)
今回の経験で息子は一気に玄米に対する認識が変わったようでした。
臭い・硬い・美味しくないのが玄米。
私はそんな玄米ご飯は食べさせていなかったのですが(笑)、いつしか某所で上書きされてしまったようです。
母親がすることは当たり前すぎて価値を見出していなかったということですね(泣)
* * *
ところで、息子は中川さんのことが大好きです。
車のこと、カメラのこと、パソコンのことなど、何を話しても中川さんの世界は広くて教えられることばかりだったからです。
息子の周りには中川さんのような尊敬出来る大人の見本がいなかったのですが、その大好きな中川さんから直接教わることが出来る嬉しさが彼にはあったのです。
ですからきっと息子は嬉しい気持ち全開で炊飯に向かったことでしょう。
誰かを信じて、誰かを尊敬して自分に出来ることを増やして行くのはとても恵まれたことです。
中川式の炊き方をそのとおりに実現しようとした息子の純粋な気持ちが玄米ご飯を軟らかい炊き上がりにしてくれたのかもしれません。
ですから、忠実に手順どおりに炊けば中川式の炊き方は簡単に玄米ご飯が軟らかくなる方法だと、息子を通じて再確認したところです。
きっちりと数値化して誰にでも美味しい玄米ご飯が炊けるようにした中川式玄米の炊き方は、やはり画期的な方法だと思います。

(松茸の炊き込み玄米ご飯 料理:京料理人 中川善博/マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
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4件のコメント
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<寸評>
◆中川善博より
ちょっと1回目では炊けないレベルのご飯を炊いて来ましたねぇ。
良く私の手元と呼吸を見て持って帰れました。
目で見て食べて「うまかった」と感じたものを自分で再現するって面白いでしょう?
これからはブレないようにキレよくもっと美味しくならないかな?と探求していってください。
わからなくなったら愛クラスに来てください。
おめでとうございます。
◆マクロ美風より
生まれて初めて炊いたご飯が玄米ご飯って、なかなか珍しいですね。
というより、それまでご飯を炊いたことがないのもビックリですが(笑)
尊敬して信じている人に教えてもらって炊飯出来たことが、1回目でも美味しいご飯に炊き上がった理由でしょうね。
これから少しでもお料理を身近に感じて、厨房に立つ男子を目指してください!
おめでとうございます。
記念にあなたの炊かれた玄米ご飯のお写真を添えておきます。

(玄米ご飯 塾生作品 Naさん)
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