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桂剥き投稿について塾生さんの質問より
むそう塾の「幸せコース」は、7月8日(金)まで桂剥き月間です。
8名の方々がどんなふうに変化してくれるか、それがとても楽しみです。
というのは、今までの人生で、「出来ないことへの挑戦」が少なかったと思うからです。
しかも、「やったことのないことへの挑戦」であり、「今までの癖を直す挑戦」でもあるからです。
自分の癖を直すのは並大抵のことではありませんが、それが出来た人から上達していきます。
先日、塾生さんから次のようなMessageが届きました。(抜粋)
>桂剥き、スマートな時間の使い方が知りたいです。
>過去記事で、桂剥きに臨む姿勢についての記事がありましたら、ラインアップしていただけないでしょうか。 なにぶん、人よりトンチンカンで時間がかかります。
>でも、頑張り抜きたいです。
う〜ん。お気持ちはすごく分かるのですが、スマートな時間の使い方と言われれば、「集中する」の一言に尽きるでしょうか?
集中というと、気持ちの問題だと捉えがちですが、桂剥き投稿が終わるまでは、特別の日程にするということです。
一日はあっという間に過ぎて行くので、とにかく無駄な時間を省いて行かないと、練習の時間が捻出できないからです。
みんな今まで働いたり、育児や用事をこなしたりしながら過ごして来たわけですが、そこに闖入者のように桂剥きの練習が入り込むわけですから、それは大変です。
桂剥きは頭で剥くものではないので、学校の勉強のように頭で考えるだけではダメなのです。
スポーツのようにとにかく体を動かさなくてはダメなのです。
よく中川さんは自転車乗りや水泳に例えます。
一度自転車に乗れるようになったら、しばらく乗っていなくても乗れるでしょ?
泳げるようになったら、しばらく泳いでいなくても泳げるでしょ?
桂剥きもそれと同じだから、とにかく出来るようになるまで練習することだよと。
「体に覚え込ませる」という表現もします。
***
2009年にむそう塾が初めて桂剥きを教えたとき、塾生さん(56名)の中に、20歳の男子大学生(Tくん)がいました。
当時は「桂剥き投稿」に動画があるわけでも、iMessage指導をしているわけでも、先輩の投稿記事があるわけでもありませんでしたから、皆さんがひたすら大根に向き合っていました。
Tくんは毎日近くのスーパーで大根を6本買って、ひたすら練習をしました。
若い男性が毎日6本の大根を買うので、不思議に思ったお店の人に「何に使うんですか?」と声をかけられたと翌月話してくれました。
その彼は、桂剥きが上手になって面白くなったのでしょう。
大学を1年休学してヨーローッパ数カ国の旅に出かけました。
行く先々で桂剥きを披露して大絶賛だったと帰国後に教えてくれました。
Tくんです。

中川さんも嬉しそうです。

なんと、同じクラスには、同じ大学の先輩がいました。
彼もまた素晴らしい桂剥きと刻みで、先日お送りした刻みの動画に登場しています。
写真は、その先輩の刻みの姿勢が良いと中川さんから褒められているところです。

もし今悩んでいることがあったとしたら、それは練習不足に尽きます。
今できないことに悩んで時間を浪費するより、とにかく「今の自分のありのまま」を投稿して、中川さんから指導をもらって、それを踏まえて練習すると着実に改善していきます。
あと21日間です。
正しく体に覚え込ませるように頑張りましょう。
カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾
2件のコメント
本当に美味しいお味噌汁とは? 塾生さんの食事日記より
塾生さんから提出された食事日記で、嬉しいことがありました。
それは、5月の授業で習った「一番出汁」でお味噌汁を作ったら、お味噌汁嫌いの子どもがおかわりして飲んでくれたというのです。
また、今まで何も言わなかったご家族が、「このお味噌汁美味しいね」と言ってくれたそうなのです。
そんなふうに言われると、作った者としてはすごく嬉しいですよね。
「美味しい!」という反応は、お料理をする人には最高の応援になります。
なんというか、報われるんですよね。
お料理を作り上げるまでに費やした時間が、無駄にならなかったことが嬉しいんです。
そこにあるのは、食べた人の笑顔。
作った人の笑顔。
これって、最高の空間ですよね。
良い気に包まれた空間です。
***
でもね、食事日記を見ていてちょっと気になることがありました。
ものすごく具沢山にしている人が何人かいました。
お料理が苦手だと、お味噌汁に色々な材料を入れて、それをおかず代わりにしてしまう考え方があります。
しかし、それだと本当のお味噌汁の美味しさから少しズレてしまいます。
お出汁の美味しさを味わうためには、材料がいくつも入ってしまうと、その分だけお出汁の味に濁りが出てしまうのです。
よく素材の美味しさを引き出すために、出汁すら不要で、いくつもの食材のハーモニーで美味しくなるのだという考え方もあります。
それも分かりますが、多すぎるとやはり雑味が出てしまって、透き通った美味しさにはならないことが多いです。
もっと単純に、お出汁の美味しさを味わうお味噌汁。
お味噌も具材も添え物みたいなお味噌汁が、案外喜んでくれたりします。
毎日飲むものは、あんまり複雑でない方がいいのです。
その方が体が疲れません。
具沢山のお味噌汁はたま〜にね(^_-)-☆

(アジサイ キンシバイ)

(ビヨウヤナギ)
埼玉の自宅に帰ったら、エントランスに色々な花が咲いていた。
この後にはクチナシも咲く。
カテゴリー: うれしかったこと, マクロビオティックの指導現場からシリーズ, 子育て・野口整体・アトピー, からだ
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お嬢さんが小豆玄米ご飯を食べるようになった 塾生さんの食事日記より
今年も「幸せコース」の食事日記の添削が終わりました。
食事日記も感想文も提出は任意なのですが、全員が両方を提出してくれました。
いつもの日常生活に、負担になることを取り込むのは大変なものですが、それをきちんと終えてくださったことに、心から感謝しています。
皆さんの1食1食を細かく見ていくのは、とても時間のかかる作業なのですが、塾生さんの今後の健康や、より良い人生へのヒントが日記にはいっぱい潜んでいるので、そこを見つける作業をしているわけです。
食事日記には感動することが色々書いてあって、本当ならその都度記事にしたいくらいでした。
でも、次々に送られてくるメールに早くお返事を出すことを優先していたため、こまめに記事化できませんでした。
そんな中、Tさんの食事日記に嬉しいことが書いてありました。
>娘も最近玄米小豆ご飯、糠漬けを食べてくれる。玄米を食べると便秘をしないと言ってます。
いやあ、嬉しかったです\(^o^)/
便秘をしないということは、これからお肌の状態もよくなるでしょうから、ますますお嬢さんは小豆玄米ご飯を見直してくれると思います。
(糠漬けを召し上がってくれるのも嬉しいな)
小豆玄米ご飯の注意点は、しゃもじが当たると小豆がホロッと崩れるくらい柔らかく炊き上げることなのです。
それ以上柔らかいと、ご飯に小豆のでんぷん質がくっついてしまうので、ご飯の美味しさが減ってしまいます。
このレベルに炊き上げると、誰しも小豆玄米ご飯にハマってしまう美味しさになります。
梅雨入りが始まった今、湿度に負けないように小豆を摂ることはとても重要です。
腎臓の働きを助けてくれるからですね。
セカンドジェネレーションの炊き方を習った人は、あの柔らかさでせっせと召し上がってください。
まだ習っていない方は、9月と10月の単発講座を受講なさってください。
腎臓の調子がよくなると、疲れにくくなりますよ。

(京都市京セラ美術館の庭)
東山を借景として作られたこの庭は、心落ち着く場所。
七代目小川治兵衛氏が作庭に関わったとされる池泉回遊式の庭園。
藤の季節には綺麗な藤の花越しにこの景色を眺められる。
上の方から垂れ下がっているのは藤のさや。
このさやの中に藤の種(実)ができる。
カテゴリー: うれしかったこと, 玄米の炊き方講座, マクロビオティック京料理教室 むそう塾
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「中川式鉄火味噌(筍入り・節多め)」が出来上がりました
梅雨入りがまだの京都ですが、梅雨入りした地域が多くなりましたね。
梅雨に入ると体調不良の人が増えますが、それは湿気にやられてしまうからなのです。
自分の体内も外も湿度たっぷりでは、そりゃあ不調になるというものです。
こういう時期はせっせと汗をかいたり、汗と一緒に出ていったミネラルを補給するようにしましょう。
これを忘れると、本格的な夏になってから、いわゆる夏バテ状態になります。
さて、鉄火味噌が2種類出来上がりました。
「節多めタイプ」と「筍入りタイプ」です。
ご注文の際に、ご指定ください。
鉄火味噌は、一時的であっても、お薬のお世話になっているような人には、ぜひ摂っていただきたい食べ物です。
お薬という極陰性に立ち向かうには、強い陽性が必要だからですね。
節多めというのは、蓮根の節のことですが、これが呼吸器系によいと言われています。
風邪が流行する時だけでなく、一年中人気があります。
筍入りタイプは、一時的にしか作れないものですが、まろやかな美味しさが大人気です。
(ただし1,000円増し)
「お宝さんDIRECT」に入れることができますので、メールでご注文ください。
※事前にご連絡いただければ、教室でお渡しすることもできます。
鉄火味噌の体験談のカテゴリーにこんな記事もあります。
・食べ物の力と鉄火味噌の力 2017.11.21
* * *
【注文できる人】
①むそう塾の幸せコース在籍以上
②現在コースに通っていなくてもOK
③2023年度幸せコース申込者
④むそう塾が特別に許可した人
【注文先】
中川善博
メールアドレス:order.musojuku@gmail.com
<メールの記載事項>
・お名前
・塾生番号
・郵便番号
・住所
・電話番号
・個数
・節多めか オリジナルか
【代金の支払方法】
1)代金の支払時期:品物を受け取ってから
2)鉄火味噌代金:22gで5,000円(消費税込) オリジナル版は6,000円
3)送料の支払先:受領時にヤマト運輸へ
4)代金の支払先:PayPay銀行のジョブズ口座へ
てっぺんに見える白いものは、大きさの比較のための玄米です。

(節多めの鉄火味噌 料理:京料理人 中川善博&スタッフ麗可 マクロビオティック京料理教室 むそう塾 2022.6.13撮影)
真ん中に見える白いものは、大きさの比較のための玄米です。

(節多めの鉄火味噌 料理:京料理人 中川善博&スタッフ麗可 マクロビオティック京料理教室 むそう塾 2022.6.13撮影)
カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項
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第14期幸せコースの皆様へ 桂むき投稿の要領 動画のお知らせ
「第14期幸せコース」の「桂剥き投稿月間」がスタートしました。
これから1か月間にわたって、包丁とぎと桂むき、そして刻みの練習をします。
「桂むき投稿」の要領を下記にまとめましたので、ご確認なさってスムーズにスタートができるようにしましょう。
この桂剥き投稿は難しく考える必要はなく、「今の自分の状態」を動画と写真に収めてメールに添付するだけです。
お分かりにならない点は、中川さんにiMessageにてご質問ください。
なお、動画撮影に必要な三脚などは、お奨め品を中川さんにiMessageでお聞きください。
Twitterやブログでご紹介すると、品切れになってしまうことが過去にあったためです。
<練習方法>
1 赤ペン練習と包丁砥ぎを並行して練習する
2 Air桂剥きと大根の桂剥きを並行して練習する
3 マッチ棒の厚さにむいて、マッチ棒の幅に刻む(縦ケン)
4 1〜3を5分以内の動画に収める
5 横ケンの指示が出たらウール玉の写真も加える
5 ぴら〜んの指示が出たら、ぴら〜んの写真も加える
<締切日>
2022年7月8日(金)21:00
<桂むき投稿の要領>
①【桂剥き投稿の専用アドレスに送る】 katsuramukido@gmail.com
②【まず外側を中にして巻いた大根+マッチ棒+芯+カード+包丁の写真】
・メールには1サクむき終えるまでにかかった時間も記入する。
・2020年から1サクの大根の長さは7センチに変更されたので、カードより1センチ短くなる。

③【刻んだ大根を真上から写してマッチ棒を載せて写真】

④【刻んだ大根を途中から一度切断して切り口を真正面から写した写真】
(写真はもっと接近して断面がはっきり写るようにしましょう。)
・写真は横撮りが理想。
・写真の大きさは横幅880〜1000ピクセル以内に収めること。

⑤【剥いているところと刻んでいるところの動画を添付する。】
・動画は横撮りで、長さは5分以内とし、包丁砥ぎの動画も加えてよいが1本にすること。
・動画のアップは限定公開にして、そのURLをメールにコピペする。
⑥投稿は一日に何度してもよい。ただし、中川善博のアドバイスを踏まえたうえで練習した投稿であること。
⑦桂剥きや包丁砥ぎの練習中は、ラジオやテレビの音を消すこと。音楽もかけない。
(大根が切れる音を確認するため、砥石の上をすべる包丁の摩擦音を確認するため。)
<中川善博と先輩塾生のお手本動画>
13本の動画をメールで全員にお送りしました。
(ブログでは記事が重くなってしまうため。)
とても重要な動画ばかりなので、繰り返して学ぶことにより確実に上達します。
練習のお手本としてお使いください。
【桂剥き】 9本
【へぎ切り】 4本
なお、上手になってくると投稿内容が変わってきます。
下記にその記事をご紹介しておきますので、最後までたどり着けるよう頑張ってください!
・プロが教えるかつらむき上級者向けのアドバイスと動画 2021.6.28
・かつらむき投稿 横ケン指令が出た場合の投稿 2021.6.29
以上です。
1か月間「必死になって」頑張ってください。
受験前の1か月間のイメージで。
なお、過去の桂剥き投稿はこちらのカテゴリーからご覧になれます。
先輩から学ぶことがいっぱい載っています。
カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項
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