娘へのお弁当を3年間作り終えて(1)「お弁当の想い出」

先日OBENTERS™のつむぎさんが、ご長女さんに作っておられた3年間のお弁当作りが終わりました。
まだ下にお子さんがいらっしゃるので、お弁当投稿自体はまだまだ続くのですが、一つの区切りとして「お弁当の想い出」を書かれてはいかがですか?と提案しました。
それに応えて第1回目の文章が送られて来ました。
この想い出感想文は何回かのシリーズになりますので、「お弁当の想い出」というカテゴリーを作りました。


<つむぎさんからの感想文>

『OBENTERS™とともに。娘へのお弁当作りを通して感じたこと』(1)

先日、高校入学時からの長女へのお弁当作りが終わりました。

職場での昼食休みにわたしも同じお弁当を食べたあと

「今日のお弁当、中川さんから100点いただきました」
「いつも『ごちそうさまー♪』ってきれいに食べてきてくれてありがとね。
○○へのお弁当作りなくなるの寂しいよ(๑• – •`๑)」

と娘にLINEすると、
夕方になって帰りの電車の中から

「おーー おめでとう!」
「こちらこそ、いつも朝早くから作ってくれてありがとうございました」
との返事。

お弁当を作る中でいろいろなことがあったのを思い出しながら
ありがたくて 嬉しくて、「自分はなんて幸せ者なんだろう」と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

*****

OBENTERS™に参加するまで、お弁当作りにはコンプレックスがありました。
できあがるお弁当が「とにかく美味しそうでない」(苦笑)。
お料理を作るのは好きだし、「美味しそうだと思うもの」を作るものの、いざ盛り込みの段階になって「う〜〜〜〜〜ん」と途方に暮れるのが常でした。

今だから言えるのですが、長女の高校受験の時のお弁当が特に酷かった。
「(試験を受けた)教室がしーーーーーんとしてて、よく噛んで食べることができなかった…」とあまり食べられずに残してきたお弁当。娘がそれを広げている様子を想像したら「どうしてもっとあったかそうに美味しそうに作ることができなかったんだろう。…ごめんね…」と胸が痛みました。
結局、その試験ではびっくりするほど点数が取れず(後になって「わたし全然勉強が足りてなかった。普通にやれば普通に受かると思ってたから」と言ってましたが…)、第一志望の公立高校は落ちてしまい、滑り止めで受けた私立の高校に通うことに。長女にとっては少し暗い気持ちでの高校生活のスタートとなりました。

そんなことがきっかけで、「せめて学校では明るい気持ちでいられるようなお弁当を作れるようになりたい。高校入学に合わせてむそう塾のお弁当投稿の仲間入りをさせていただこう」とお弁当作りが始まるまでのひと月半ほどの間、すでに投稿されている方々のお弁当を拝見して予習をしました。

そして、いよいよお弁当生活が始まった2014年4月10日、「いざ!」とばかりにお弁当作りとTwitterへの投稿が始まったのです。

*   *   *

<マクロ美風より>

つむぎさん、こんにちは。
お忙しい毎日なのに、早速感想文をお書きくださりありがとうございました。
原稿を読んでいるだけでも私はウルッとしてしまいましたよ。
お母さんとしての優しいお気持ちが溢れてくる文章に、つむぎさんのお人柄を感じました。
「せめて学校では明るい気持ちでいられるようなお弁当を作れるようになりたい。」というつむぎさんの決心は、見事に達成されましたね。
私はつむぎさんのお弁当を拝見して、何度つむぎさんちの子供になりたいと思ったことか(^^)

これからお弁当投稿中のあれこれが登場すると思うと、今から楽しみでなりません。
続きをお待ちしております。

 
 

 
 

お嬢さんへの3年間最後のお弁当 マクロビオティック京料理教室 むそう塾 )

 
 

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コメント

  1. つむぎ より:

    美風さん

    こんにちは。
    拙い感想文を記事にしてくださってありがとうございます。

    文章にすることで、様々な想いも溢れるように思い出されてきました。
    素敵な機会をくださって感謝しています。

    • マクロ美風 より:

      つむぎさん、こんばんは。

      とても素晴らしい文章を綴ってくださって、母親の気持ち、お子さんの気持ち、両方を共有させてもらっています。
      書くっていいでしょ?
      次の原稿もいただいているので、このあと記事にさせていただきますね。

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