みなさんは初めてむそう塾へ受講しに来られた時のことを憶えていますか?
愛クラスですね。
日本人が一番大事にしなければいけない「主食」のなんたるかをお教えして、その炊き方を口伝しましたね。
苦しい玄米炊飯投稿のことも憶えているでしょうか?
スムーズにパスを取れた人、なかなかパスポート品質の炊きあがりにならずに困り切って再受講に至った人。
長い間に我流が入り込んでしっかりブレてしまった人。
いろんな人が居ました。
愛クラスの講義とデモが終わってこれからのことをお話した内容も憶えているでしょうか?
——今日お教えした事、お見せしたデモは記憶がハイビジョン動画のうちに自宅で繰り返して練習してください。 数日経ってしまうと白黒動画になり、さらに日が経つと画像になり、ついには文章になり、最後にはなんとなくという印象になってしまうのです。
記憶が熱いうちにしっかり練習して短期集中で身体で覚えるようにしましょう。
これが上達の最大のコツです。
これは決して玄米炊飯だけのことでは無いのです。 玄米ご飯が炊けるようになって幸せコースや上級幸せコースに通い、毎月美味しい難しい料理を習うときにも当てはまる大事な不文律なのです。
どうも高いお金を出して高い汽車賃を出してわざわざ習いに来ているという緊張感や集中力が薄れている人が多いように思います。 いや、多いのです。
そしてその復習、練習不足を自分で気づいている人は、アホな受験生が試験の前日に一夜漬けをするかのようにやっつけで復習モドキをして画像や動画を送ってきます。
まるで閉まりかけた校門の隙間をギリギリですり抜けて風紀の先生にアカンベしていく女子高生のようです。
それでは上達は望めませんね。間違いなく今月(いや、先月分)も積み残し決定です。
その積み残しが12ヶ月分積み上げられて後悔と言い訳の焦げつきになるのです。
なぜ練習、復習をしないのでしょうか? 学校の勉強でも親に無理やり行かされているお稽古事でも無いのに、自分で身につけたいと願ってお金の工面をして、申し込みの秒速の闘いを勝ち抜いての席なのに。
私にはどうにも考えられないのです。
積み残しの無い一年を過ごしてくだされば、絶対に授業料の倍、いや3倍4倍のことをお教え出来る自負があります。 あ〜、むそう塾ってなんてお安いんだ。と思ってもらえる自信があります。
しかし、笛吹けど踊らず。せっかくお渡ししても受け止めてもらえなければ、通わせて下さったご主人やご家族の「な〜〜んや、たいしたことないね」という悲しい一言を言わせてしまうのです。
しっかり私と練習しましょう。
もう2度と言いません。
塾長 中川善博
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