私たちは自分の意志より大きいものに生かされています。
自分の意識より無意識の時間の方が圧倒的に多いです。
だから、その意志より大きいもの、無意識の世界を少しでも知っておくと、より生きやすくなります。
それを知る一つのツールがマクロビオティックという考え方です。
マクロビオティックとはマクロビオティック料理のことだと思っておられた方々、残念でした(笑)
マクロビオティック料理は、マクロビオティックの物の見方考え方を具体的に実現するための入り口にしか過ぎません。
それは健康と精神の安定を獲得出来るためのツールでもあります。
もっと大事なことは、その肉体と精神で「どんなふうに生きるのか?」ということです。
生きるというと自分が主体になりそうですが、実は「どうやって生かされ切るか?」というのが本当の姿だと私は思っています。
生かされ切るためには、生かそうとするものに気づくのがいいですね。
それが宇宙(自然)の営みです。
たとえば赤ちゃん。
妊娠から成長まで、私達人間はそれを見守ることしか出来ません。
何一つコントロール出来ないのです。
人間は生かされていることを実感する場面です。
こんなにぷっくりしたほっぺもお手々も、そして骨も歯も、み〜んな母乳だけで賄っているのです。
母乳って勝手に配合されているんですよね。
まさに生かされているのです。
そのことに気づく方法をマクロビオティックは教えてくれます。