マクロビオティックとは気づくことです

私たちは自分の意志より大きいものに生かされています。
自分の意識より無意識の時間の方が圧倒的に多いです。
だから、その意志より大きいもの、無意識の世界を少しでも知っておくと、より生きやすくなります。
それを知る一つのツールがマクロビオティックという考え方です。
マクロビオティックとはマクロビオティック料理のことだと思っておられた方々、残念でした(笑)

マクロビオティック料理は、マクロビオティックの物の見方考え方を具体的に実現するための入り口にしか過ぎません。
それは健康と精神の安定を獲得出来るためのツールでもあります。
もっと大事なことは、その肉体と精神で「どんなふうに生きるのか?」ということです。
生きるというと自分が主体になりそうですが、実は「どうやって生かされ切るか?」というのが本当の姿だと私は思っています。

生かされ切るためには、生かそうとするものに気づくのがいいですね。
それが宇宙(自然)の営みです。
たとえば赤ちゃん。
妊娠から成長まで、私達人間はそれを見守ることしか出来ません。
何一つコントロール出来ないのです。
人間は生かされていることを実感する場面です。

 
 

IMG_6067

 

こんなにぷっくりしたほっぺもお手々も、そして骨も歯も、み〜んな母乳だけで賄っているのです。
母乳って勝手に配合されているんですよね。
まさに生かされているのです。
そのことに気づく方法をマクロビオティックは教えてくれます。

 


カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | 3件のコメント

マクロ美風の体験的マクロビオティック 目の充血

先日京都から帰宅したら、夫の右眼が充血していた。
「どうしたの?」と聞くと、「忙しかったから」とのこと。
年度末で忙しかったんだね。ご苦労様。
そういえば去年にも一度右眼が充血していたことがあった。
慣れない出張が重なって疲れたらしい。
その時の夫の弁。
「お母さんはそんなに京都へピョンピョン行っててよく疲れないね」。
(あのね、私はあなたのように甘いものが多くないのよ。笑)

マクロビオティックを始める前の私は、しょっちゅう眼の充血があった。
視力は良いのに眼は弱いと思っていた。
でも、マクロビオティックを始めたらトンと充血しなくなった。
パソコンに一日18時間向かっていても、眼は疲れない。
肩も凝らない、頭も首も痛くならない。
きっと肝臓が丈夫になったんだと思っている。

夫はといえば、外食が増えて肝臓に負担がかかるようになったのかも知れない。
これでは紺屋の白袴になってしまう。
夫にもなんとか料理をしてもらわねば。(頼む夫よ)

さてさて、陰陽五行説では春は何かと肝臓が忙しい季節。
冬のうちに溜め込んだ毒素を体外に排出するため、主に皮膚に変化が生じる。
背中にも出てくる。
でも、それらを抑えこもうとしないで、早く出せるように助けてやると良い。
一番いいのは汗をかくことである。
体を動かして汗をかくのが理想だが、入浴でも良い。
春の温泉は効果的だ。
大小便をしっかりして、汗をかいて、胸を張って生きる。

意識は将来を見据えて辛抱強く次の用意をする。
「今日」の次は「明日」なので、明日のためになる今日を生きる。
これしかない。

 

IMG_5367

 

(京都 野村別邸のモミジ)

 


カテゴリー: マクロ美風の体験的マクロビオティック | 14件のコメント

みんな違って当たり前

027A8195

 

同じように見える花びらでも、五弁とも少しずつ形が違う
これが自然なんだよね

浅はかな人間はすぐ型を作る
全部同じ形にしてしまう

人間も同じ
みんな違っていい
みんな違って当たり前

だから面白いんじゃないかな

 


カテゴリー: こころ・想い | 2件のコメント

京都 岡崎疎水の桜

027A8197

 

岡崎疎水の桜には花弁が一枚ずつ散るのではなく、椿のようにポトンと下に落ちている種類がありました。
その一つをじっくりと見て、上級幸せコースの「花びら生姜」の授業を思いました。
決して下品に切り込まないこと。
これがお約束でした。
私が着ていたコートは、ちょうど上級カラーだったので、コートの上に載せてパチリと写しました。

 


カテゴリー: その他 | コメントする

「言葉の陰陽」を操れるエネルギーバランス

027A8145

 

027A8142

 

027A8148

 

027A8122

 

自然界ってなんてエネルギーのバランスが良いのでしょう。
陰陽のバランスが取れています。
だからそこには安堵感があります。
それは人の心を潤します。

エネルギーが過剰な人は自分に疲れます。
暴走しがちになるからです。
そしてそれは時には周りをも疲れさせます。

自分の持っているエネルギーの特長をよく把握して、それが適正にコントロールできるようになると、かなり人生が愉しくなります。
マクロビオティックではそんなエネルギーを理論的に考えることが出来ます。

あなたはこんな経験がありませんか?
誰かに言われた言葉を額面どおりに真に受けて失敗した(恥ずかしかった)こと。
大人の世界ではそんなことは笑い話ですが、これはその言葉が陰陽併せ持っているということですね。
これを「言葉の陰陽」と言います。
この言葉の陰陽をうまく潜り抜けられるようになると、あなたは一流です。
エネルギーバランスも安定ゾーンに入っていることでしょう。

もし今エネルギーバランスが崩れていると思われる方は、見えないものを見る練習をされると良いです。
私たちは目に見えるものばかりで判断しがちです。
そのために壁にぶつかったり、煮詰まってしまったりするのです。
心の中を爽やかな風が吹き抜けられるように、ちょっと視点を変えてみましょう。

「マクロ美風の陰陽落とし込み講座」でお手伝いします。

 


カテゴリー: マクロビオティックの陰陽で考えてみよう | 8件のコメント