(福ZEN iPhone撮影)
写真のお料理は、昨日の愛クラスでお出しした福ZENです。
一度のお食事でこのおかずの量は多いのですが、中川さんのお料理の味を楽しみに来られる方のために、色々なお味を盛り込んであります。
この時にいただいたお料理の美味しさが忘れられずに、幸せコースを目指す人もいらっしゃって人気の福ZENなのです。
ところがこのお料理を味が薄くて水っぽく感じたと感想を述べられている人が昨日いらっしゃいました。
それで納得!
彼女の体調がよく判りました。
かつて私も歩んだ道ですから(笑)
つまり塩分慣れしてしまっているんですね。
私がこのことをハッキリ自覚したのは、初めて中川さんのお料理をいただいた時でした。
それから何回も何回も中川さんのお料理をいただきに京都まで通いました。
そして中川さんの塩分濃度でお料理をしてみました。
するとやっぱり予想した体調の変化があったのです。
古い記事ですが、ここに書かれていることを再認識した出来事でした。
お酒をいただくから濃い味が美味しく感じる。 → 濃い味のお料理が並ぶからお酒がほしくなる。
この循環のなかにいると、いつしか体が本来求めていない味を美味しいと感じてしまいます。
ここが体調のバランスが取れなくなる始まりですね。
つまり塩分は薄い方にも濃い方にも慣れるのです。
この慣れが後々体調不良の原因になったりしますので、ぜひ本当のお味が判別できる体調でいてください。
「生活習慣病」というのはまさに言い得て妙な名前なのです。
濃い味も薄い味も、その結果の体調も経験したマクロビオテッィクの先輩として、後輩に一番伝えたいことです。