四毒抜きを実践する人は身体の声を聴き逃さないでほしい

昨日の「幸せコース」の授業は、私の座学でした。
日頃疑問に思っていることを、次々と質問してくださる塾生さんがおられたので、内容が色々盛り沢山になって充実しました。

そのご質問の中に「四毒抜き」の食事法がありました。
すでに過去記事でも発信していますが、ポイントは盲信しないことですね。
人間は必ず身体から発信している「声」がありますので、その声を聴き逃さないでほしいのです。

声といっても、音で聞こえるわけではありません。
発疹だったり、痛みだったり、痒みだったり、色の変化だったり、便の変化だったり、身体の重さや睡眠時間や寝起きだったり、精神面だったり、無言のまま教えてくれます。
ですから、それらの声に気づくことが大切なのです。

 
 

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私たちの身体は、吸った空気食べたもの考えたことで出来上がっていますので、食べるものだけでなく、考え方も大きく影響します。
どんなに理想的な食べ物をいただいたとしても、考えている内容が食べ物の効果を十分に発揮できなかったり、相殺してしまう場合があります。

逆に、少々身体に悪いものを食べていても、考え方が理想的なので、食の悪さが大きくならずに通過してしまう不思議な人もいます。
ですから私は、何を食べるかも重要ですが、どんな考え方で生きるかはもっと大事だと思っています。

というわけで、四毒に気を配るのも悪くはありませんが、実践している期間を考えながら、身体の声にしっかり耳を傾けて、行き過ぎないようにしてほしいなと思っています。

 
 

<過去記事>
「四毒抜き」を実践するときに押さえておきたい点  2024.11.27
四毒抜きとマクロビオティックに感じる共通点と理想 2024.11.28

 
 


うぐいす餅 仙太郎さん)

 
 

あえて四毒の一つを(笑)

 
 

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「オムライス特訓講座」開催のご案内

過去に何回も開催した講座ですが、まだ受講されていない方がいらっしゃいますので、2年半ぶりに開催することになりました。
オムライスやコロッケはお子さんの大好きなお料理ですが、なかなか上手にできなくて…という声も聞きます。

そこで、家庭料理を考えた時、洋の東西を問わないお料理を色々お教えするのもむそう塾の役目かなと思います。
なぜなら、むそう塾は家庭料理を大切にして、健康を目指す人を応援しているからです。

当日はお弁当箱にオムライスを詰めていただくところまで練習しますので、大きめのお弁当箱をご持参ください。

 
 

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【講座名】
「オムライス特訓講座」

【開催日】
2025年6月1日(

【会場】
「むそう塾」京都市左京区孫橋町18

【内容】
1  オムライス(実習
2  チキンライス(デモ)
3  ポテトコロッケ(デモ)
4  パンプキンスープ(デモ)

<昼食>
実習後試食あり

<持ち物>
大きめのお弁当箱1個

【タイムテーブル】
11:00  開場
11:30〜17:00 デモ&試食
17:00 解散

【定員】
8名

【受講資格】
幸せコース在籍以上

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
55,000円(税込)

【受講費の支払期限】
講座開催日の1か月前迄

【申し込み方法】
こちらの予約システムから 随時受付

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・開催日の15日前〜8日前:受講費の50%
・開催日の7日前〜当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

 
 


(オムライス 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

(オムライス弁当 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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久しぶりの「梅園 三条寺町店」 京都の甘味処

昨日は「満足コース」の授業がありました。
いつもより早く終わったので、全員で三条寺町にある「梅園」さんに行きました。
私も久しぶりで、暑い季節に塾生さんとご一緒して以来です。

お店の前に行くと、案の定待っているお客さんがいて、30分ほど外で待ちました。
寒い日だったのですが、みんなで話していると寒さも忘れます。
女性はどんなときにも話のネタは尽きないのです(笑)

やっと順番が来て、2階のカウンターに通されましたが、先客がいらっしゃったので、私とこまめちゃんはテーブル席で待つことにしました。

 
 

1階も2階も満席のため、なかなかオーダーしたものが出てきません。
そのうちに私とこまめちゃんもカウンターに合流して、すぐ注文品が出てきました。
私は「白玉ぜんざい」です。

 
 

おや?
じゅんじゅんちゃんは「みたらし団子」も注文したのね。
きっと隣の人の影響ですね(笑)

 
 

隣の人は白玉だらけ(笑)
何やら、特別にお店の人が考えてくれた組み合わせだそうです。
きな粉も美味しかったとか。

 
 

甘いものを食べてほっこりすると、身も心も暖(温)かくなって、みんなで幸せムード(^^)

 
 

たまにはこうして、外の空気を吸うのもいいですね。
あみさんは髪型が変わったし、こまめちゃんもこれから変えたいそうだし、いいねいいね。
みんなで新しい風を吹かせましょう。
私も1月に書いたこの記事から、変わることを意識して生活しています。
楽しいですよね、こういう生活の仕方って。

 
 

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「腸内細菌とお手当を話しながら学ぶ会」開催のご案内

むそう塾では病気になりにくいお料理をたくさんご紹介してきましたが、細かい食べ方についてはまだまだお伝えしたいことが沢山あります。
特に腸内細菌については、世界規模で研究が進んでデータも集まって来ました。
一昔前は栄養価がないと見向きもされなかった食物繊維が、今や腸内細菌との関係で俄然脚光を浴びています。

腸内細菌?と思われるかもしれませんが、「食べる=腸内細菌を育てること」なので、何をどのように食べるかは、とても重要なことなのです。
ありきたりの食べ方講座ではなく、食物繊維と腸内細菌を考えた食べ方をお伝えします。
もちろん、マンツーマンでのアドバイスも行います。

さらに、塾生さんからご希望のあった「お手当」についても、判断の仕方や選び方、さらには作り方も実践を交えて伝授します。
陰陽のよい勉強になりますよ。

当日はマクロ美風の座学としての展開になりますが、中川さんも加わって世界観の広いお話も飛び出すでしょうから、みんなでワイワイとお話を楽しみましょう。
話して癒やされることもこの講座の目的です(^o^)

 
 

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【講座名】
「腸内細菌とお手当を話しながら学ぶ会」

【講座日】
2025年3月29日(

【会場】
「むそう塾」 京都市左京区孫橋町18

【講座内容】
個人の環境に合った食べ方をアドバイスし、腸内細菌の意外な働き方の最新情報もお伝えする。
お手当の方法や判断のポイントを実践を交えて解説する。

【昼食など】
中川善博の季節のお料理
中川善博のお菓子(コーヒー付)

【タイムテーブル】
11:00     入室
11:30~12:30 昼食
12:30~17:00   座学と実践&お話し会とティータイム
17:30     退室

【定員】
8名

【申込資格】
むそう塾生(会員登録済みの方)

【受講費】
33,000円(消費税込)

【受講費の振込期間】
講座開催日の1か月前まで

【申込方法】
こちらの予約システムから 随時受付

【キャンセル料】
・開催日の15日前〜8日前:受講費の50%
・開催日の7日前〜当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

 
 

 
 

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マクロビオティックは自分の陰陽を知ることが大事 かかとの荒れ

「マクロビオティックのメール相談」を受けていて、共有したいことがありましたので記事にさせていただきます。
相談者(Y)さんは、拒食&過食を繰り返していたのですが、本でマクロビオティックを知り体調を改善するべく頑張っておられます。

図書館から数冊の本を借りてきて頑張っておられるのですが、流派の異なる著者であるため、情報が整理しにくい状態になっていました。
相談内容からすると、Yさんは陽性なタイプなので、昔のマクロビオティックのやり方ではYさんには合わないと判断できます。

まことに困ったことなのですが、本を頼りにマクロビオティックを始めると、ご自分の体調に合わない食べ方をしてしまう場合があります。
これが実に多くて、そういう人のためにこのブログを始めた経緯があります。

Yさんは玄米を一日2回80gずつ召し上がっておられるそうですが、これでは少なすぎますね。
むそう塾生のお弁当投稿を見てもわかりますが、1食につき200gは召し上がってほしいです。
そうしないと、甘いものへの欲求が強くなるからです。
さらに、主食が少ないと、結果として陰陽バランスが取りにくくなります。

過食というのは陽性な状態ですから、もともと陽性なYさんは無理して玄米ご飯を召し上がらなくても、白米でも分づき米でもよいので、主食を玄米より陰性にすることもおすすめです。
どなたにも玄米をおすすめするというより、体調の陰陽に合わせて主食もコントロールするのがマクロビオティックの考え方です。

でも、本を見ると、まずは玄米とごま塩が必須になっていて、そこからスタートしてしまうと、陽性な人はさらに陽性になってしまう危険があります。
ですから、むそう塾では体調と相談しながら、玄米や白米、あるいは小豆玄米ごはんや炊き込みごはん、麺類やパンなどを自在に採用して、いつもベストの主食を選んでもらっています。

 
 

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なお、かかとのガサガサを治したいとの訴えがありました。
かかとのガサガサの原因は次のとおりですから、ここを改めると改善されます。
①動物性の摂りすぎ
②油・脂の摂りすぎ
③小麦製品の摂りすぎ
④毒消しがきちんと出来ていない

なお、私のブログ内にはかかとに関する記事がたくさんあります。
ブログ内検索で「かかと」と入力してみてください。
私の体験をはじめとして多くの人の体験が載っています。

皮膚の状態は今の食べ物だけではなく、過去の食べ物の反映ですから、皮膚が変わるまで時間が必要です。
一番よいのは毒消しをしっかりすることなので、私のブログから毒消しの記事を読み込んで、ぜひ過食の総精算をしてあげましょう。
「絹玄米ごはんの炊き方講座」をご希望ですが、その日まで少しでも改善されていますように。

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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