第74回「玄米の炊き方秘伝(愛クラス)」の光景から

昨日は第74回の愛クラスでした。
美味しい福ZENに舌鼓を打ったあとは自己紹介です。
相変わらず涙を交えて、お互いが学び合える貴重な時間です。
きのうはなぜか懇親会の写真も撮ることができました。
そのくらい穏やかなムードがあったということですね。

今日は愛クラスが始まって以来の、全員リピーターのクラスです。
中川さんがいつもの愛クラスとは違った雰囲気にしようと言っています。
どんなことになりますやら(ハラハラ・ドキドキ)。
そして、懇親会もどういうことになりますやら。
楽しい一日にしたいと思います。

では、愛クラスの様子の一部を見てみましょう。
ご飯が炊きあがるのを待っている間、お鍋のフタの点検をしています。IMG_2796

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部品交換です。
お鍋のメンテナンスがちゃんとできていません。
綺麗に正しく使いましょう。
お鍋がご機嫌よく働けるように。
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今度はお塩とお米の診断です。
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この袋作りが楽しいのです♪
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最後は懇親会です。
楽しく勉強になる2時間あまり。
アルコールも甘いものも解禁です。
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mikayan725さんが頼んだ「竹炭&黒ゴマプリン」。
美味しかったそうです(∩´∀`)∩
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皆さん、お疲れ様でした。
さ、今日から毎日玄米投稿をしてください。
少しでも早くスタートして、連続投稿することが一番の上達の秘訣です。
困ったときには私にもメールをください。
中川さんと二人で強力にサポートします。
では、頑張ってください!

 


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小麦は食べるな すべて小麦が原因だった!

Amazonで本を注文するとき、何かの間違いで3冊頼んでしまったようです。
同じ本が3冊届いてしまいました。
でも、読んでみると、大いに納得出来る部分もあるので、どなたかにプレゼントします。
明日は愛クラスがあるので、その時にほしい方は手を挙げてくださいね。

ちょっと小麦粉の害が誇張されているかなと思いながら読んでいました。
でも、今まで多くの人を見ていて、思い当たるフシがかなりあるので、マクロビオティック的にも頷けるのです。
要するに最近の小麦粉は品種改良されすぎて、もはや人間に害を及ぼすレベルまで品種破壊をされていることが諸悪の根源なのです。
これはアメリカの話なのですが、日本は小麦の全消費量の85%を輸入に頼り、そのうち6割をアメリカが占めている現実を考えると、小麦に対しての認識を正しく知る必要があると思います。

過去に「食生活欧米化の真の原因」という記事を書いていますが、この記事の内容とは別に、今は小麦の「質」が著しく低下してしまって、もう危険ゾーンに入ってしまったという話です。
それがアメリカでは色々な症状として現れているので、その小麦を輸入している日本でも該当する事例が多いと予測出来ます。

日本には幸いにしてお米があります。
小麦の摂取量が増えて体調を崩す人が多いこの時代に、この本は大いなる参考になると思います。
試しに小麦抜きの生活を1ヵ月送ってみましょう。
その次に純粋に国産小麦粉だけに絞り込んでみましょう。
話半分ととらえても、ちゃんと答えが出ます。

マクロビオティックではすでに小麦製品は避けた方が良いと結論がでているのですが、それは腸の組織を壊してしまうからなんですね。
そして、その体験は多くのむそう塾生もしています。
パスタの練習を続けてしたら、皮膚トラブルや口内炎や膨満感や、色々な症状を訴えています。
ふっと思うのですが、最近日本人でも欧米型の禿げになる人が多いのは、小麦粉が影響しているのかも知れません。
もちろん、肥満は確実に該当しますね。
アトピーの人は完全に小麦製品は影響しますしね。

この本で一番問題にしているのは、砂糖が精製されすぎて問題なのと同じように、小麦も品種改良されすぎて問題なのだということです。
アメリカではかつて食べていた小麦品種は、今は市場には存在しないそうです。
それが仮に全粒粉であっても、オーガニックであっても、品種そのものが問題なのだそうです。
次の文がすべてを物語っています。

ー訳者あとがきより引用開始ー
つまり、全粒粉の小麦は精製しているわけではないが、同じような人工的なプロセスが品種改良という作業の中で既に起きていたというのが著者の主張である。
ー引用終わりー

なお、巻末にある「小麦抜き生活健康レシピ」は、アメリカ人向けのメニューなので、日本人にはあまり参考にならないかもしれません。
でも、マクロビオティックをしている日本人なら、苦労なく小麦抜きメニューが作れると思います。

書名:「小麦は食べるな」
著者:Dr.ウイリアム・ディビス
訳者:白澤卓二
発行:日本文芸社
定価:1400円+税

 

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秋がスタートした京都

そういえば先週(19日)京都から帰るとき、京都駅にある「伊右衛門」のポスターがモミジに変わっていました。
五山の送り火が済んだばかりで、まだすご〜〜く暑くて、37度とかいっていても。

季節に合わせて敏感に着物の柄も地も反映させる意識の強い京都なら当たり前のことですが。
お洋服より和服の方が繊細で、季節を愉しむ奥ゆかしい文化があって好きです。

これから紅葉までは、京都が静かになる時です。
私たちの体も秋仕様に変えて行きましょう。

 

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(京都 東福寺 2012年の撮影)

 


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「がんの花道」 患者の「平穏生」を支える家族の力

今やがんは2人に1人がかかるそうです。
そして3人に1人はがんで死ぬそうです。
私の場合は、今のところは何も自覚症状はなく、元気に暮らしていますが、どうもがん家系のようなので、将来がんになるかもしれません。
しかし、気丈な長女(私の姉)は、「○○子(私の名前)は癌にならないね。あの子はきっと癌が逃げて行くと思うわ。」と次女(私の姉)に言ったそうです。
なんとまぁ(笑)
ちょっと私の親兄弟の病歴をご紹介しますね。

父:直腸がん(94歳で手術 人工肛門 95歳で死亡)
母:乳がん(手術せず 95歳で死亡)
長女:子宮筋腫(55歳で子宮全摘手術 75歳で生存中)
次女:乳がん(39歳で左乳房全摘手術 72歳で生存中)
長男:直腸がん(69歳で手術 人工肛門 70歳で生存中)
三女(私):病名なし(健診を受けないので判らない 64歳で生存中)

6人中4人が癌になっています。
平均値より高いですね。
こうして並べると病人一家のように見えますが、実に健康的で元気に暮らしていたんですよ。
まるで病気とは無縁で人生が終わるかのように。

まず、とても元気で93歳まで車も運転していた父ですが、94歳で便の異常を訴えるようになって病院に行ったところ癌と診断されました。
3人の娘は年齢が年齢なので手術はしない方が良いのではと思いましたが、唯一兄が手術に積極的で医師に手術をお願いしました。
父には潰瘍の手術ということで、癌を告知しませんでした。
生存中に父からは、癌に対する自分の判断は示されていなかったので、子供たちで話し合う結果になりました。

母は父の死後も、一人で日常生活を不便なく送っていましたが、どうしても胸の痛みが我慢できなくて病院に行ったところ、乳がんと診断されました。
痛み止めの薬を飲みながら自宅療養をし、最後は3ヵ月ほど入院して亡くなりました。
母は信仰心の厚い人で、毎日仏壇の前で般若心経を詠み、「いつお迎えが来ても準備はできている」と言っていましたので、一切の手術はしませんでした。

両親の人生が最期を迎えるときに、私は思いました。
「ああ、常々自分の希望をはっきり伝えておくべきだ」ということを。
人生の最期も自分の思いどおりに終えられるように、そして、残された家族が困らないように。
子供たちに共通の想い。
それは「本人の意志を尊重する」ことと、「少しでも苦しまないように」というものでした。
その時に本人の明確な意思表示が残されていたら、家族が決断をしやすくなります。

癌がこんなにも多くなってしまった現代において、人それぞれ思うところがあるでしょうから、自分なりの意志を固めておくのがご家族のためにもなると思います。
そんな意味で次の本は、癌とどんなふうに向き合って行くのかという具体的な内容が書かれていますのでお奨めです。
巻末には全国397か所の「相談支援センター」一覧がついているので、たとえば一人暮らしで癌になってしまった時にも役立つと思います。

 
 

書名:「がんの花道」
著者:藤野邦夫・長尾和宏
発行:小学館
定価:1600円+税

 
 

がんの花道 がんの花道2

 


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長尾和宏医師の「医療否定本」に殺されないための48の真実

先に近藤誠医師の本をご紹介しましたが、今度はその近藤医師の理論にノーというお医者さんの本をご紹介します。
なぜ私が両極の本をご紹介するかというと、物事の本質が見えやすくなるからです。
どのような分野でもそうですが、必ず反対意見というのはあるものです。
その時に展開される反対意見の理論を知ることによって、事の本質がより詳しく理解出来るようになるし、問題の所在もつかめるようになるからです。
そして、自分の判断材料にするのです。
決して迷うためではありません。

・書名:「医療否定本」に殺されないための48の真実
・著者:長尾和宏
・発行所:扶桑社
・定価:1155円

 

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長尾和宏2

 


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