賀茂茄子の味噌炒め

賀茂茄子の味噌炒め2

 
 

(賀茂茄子の味噌炒め 料理:中川善博)

茄子とお味噌って相性がいいんですよね。
美味しいということは、陰陽バランスが取れていることが多いです。
中川さんがササッと作ってくださった賀茂茄子の味噌炒め。
美味しかったです!
やはり賀茂茄子は美味しいなあを思いながらいただきました。
ごちそうさまー!

 
 

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肉体と精神の健康は車の両輪です 滞らないように

自分をさらけ出せないで苦しんでいる人がいます。
頑固な人、臆病な人、しっかり者タイプさん。
全部自分で抱え込んでしまって、自分でもふーふー言っています。

愚痴はこぼさない主義の人もいます。
でも、愚痴を一瞬でもこぼせたらどんなに楽になるでしょうか。
もしかして、我慢するのが美徳と思ってはいませんか?
そんなことをしていたら癌になっちゃいますよ。
ストレスで体調を崩しますよ。

肉体も精神も家の中も、そして職場も人間関係も、すべて滞りなく流れないと駄目です。
健康に生きるとは、滞りをなくして呼吸をすることでもあります。
家の中が雑然としていたり、精神的に凝り固まっていたり、不満が渦巻いているようでは、健康はおろか望ましい人間関係も保てません。

たった一人でもいい。
打ち明けられる人がいれば救われます。

ストレスは万病の元。
これはもうお医者さんも認める定説です。
とかくストレスが多くなってしまう現代社会ですが、発想の転換だけでもかなりストレスが減ります。
この世に生きている意味、生かされている意味。

それは笑顔になれれば全うできるのではないでしょうか?
笑顔になるためには、肉体も精神もその他すべてが川の流れのように順調に流れていることが必要です。
淡々と淀みなく流れること。
これが案外出来ていない人が多いですね。

まずは健康。
それから考え方。
そこで行き詰まったら誰かの力を借りましょう。

むそう塾はそんな人たちのためにあります。

 
 

ほおずき 京都 宝泉

(ほおずき 京都駅 宝泉)

 
 

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煮麺から学ぶマクロビオティックの陰陽バランス

連日猛暑が続いていますが、むそう塾生はその中でも煮麺やカレーうどんの復習メールを送ってくれます。
暑い時に熱いものを食べるのは体に良いことです。
特に冷房でガンガン冷やされた体には、冷たい麺より温かい麺の方が体調を崩さないのでおすすめです。
でも、汗をガンガンかいた時には、あの涼麺が絶対悶絶しますよね。
(もう立秋をすぎましたが。)

ところで、煮麺の写真を見ていて思うのは、葱の青い部分が情けないことになっていることです。
もしあのままが実際の出来上がりだとしたら、葱を加熱しすぎですが、おそらく写真を撮るのにモタモタしているのだと思います。
私も教室で写真を撮るときには大急ぎでシャッターを押します。
湯気と闘いながら。
こんな湯気が出る状態で写しています。
葱がピンピンとまだ起きているのが判りますね。

煮麺(にゅうめん) むそう塾 マクロビオティック料理教室1

 
 

もう少し近寄ってみましょう。
これは13枚目の写真なので、それなりの時間は経っているのですが、まだ葱はしっかりと綺麗な緑をキープしています。
ということは、復習投稿される皆さんはおそらく盛付けがもたついているか、加熱し過ぎか、撮影に時間がかかりすぎということになります。

煮麺(にゅうめん) むそう塾 マクロビオティック料理教室2

 
 

常々むそう塾ではお料理をする際にスピードを要求します。
特に麺料理は速さが味を決めてしまうので、スピードが命です。
中川さんからは最高に美味しい割合の作り方が伝授されています。
材料も同じならあとは作る人の腕次第ということになりますが、その腕の中にはスピードが入ることを、この際しっかりと認識しましょう。
出汁巻き玉子もスピードが鍵を握ります。

速いというのは、マクロビオティックでいうと陽性なエネルギーが働きます。
ですから、いつも陰性エネルギーにどっぷりと浸かっている人は、美味しい麺料理は難しいです。
このブログでは度々書いていますが、人間は中庸からちょっと陽性寄りがちょうど良いです。
人間関係もね。

物事には落とし所というのがあって、陰陽バランスがうまく調和できる一点(幅を持たせてゾーンでも良い)があります。
自分の気持ちだけで物事を進めると、このゾーンを逸脱して緊張や悲しみや不満が出てきて、ストレスが生じます。
でも人間は自分が正しいと思いたいし、自分のスピードが世の中一般のスピードだと思い込んでしまうのです。
それは独りよがりになっているので、いずれまわりと摩擦を生じるようになります。

それを修正しようと思うなら、落とし所のゾーンまで自分が移動することです。
それは自分では見定められないことが多いので、第三者の力を借りるか、自分を客観視する必要があります。
落とし所には笑顔があって、気持ちの良い空気が流れていますから、このゾーンを知ったらきっと病みつきになります。
お料理からそのゾーンに到達できるなんて素敵でしょ?

さ、きょうも美味しくてドンピシャのお料理が作れる人でいてください。
そのためにはまず心の陰陽バランスを!
環境の陰陽バランスを!

 
 

カテゴリー: こころ・想い, マクロ美風の陰陽落としこみ講座 | 4件のコメント

出汁巻き玉子講座とじっくりコースのご質問にお答えします

今夜募集予定の「料亭の一番出汁の取り方と出汁巻き玉子特訓講座」についてお尋ねがありました。
その内容は他の方にも共通すると思いましたので、記事でお答えいたします。
じっくりコースの方からですが、「料亭の一番出汁の取り方と出汁巻き玉子特訓講座」と同じ内容をじっくりコースでしてもらえないでしょうかというものでした。
当初は幸せコースの再受講のつもりだったので、桂剥きや出汁巻き玉子の1か月の練習結果を教室でチェックする今の形式に戸惑っているとのことでした。

おっしゃる意味はよく理解できます。
「料亭の一番出汁の取り方と出汁巻き玉子特訓講座」のご案内記事の冒頭にもありますように、幸せコースで習う料理技術のうち、一番難しいのが出汁巻き玉子です。
幸せコースで習ったお料理を完全に出来るようになりたいとの思いで申し込まれていらっしゃるからこそ、なかなか出来ない桂剥きと出汁巻き玉子に時間を割いている現状があります。
しかし、じっくりコースに申し込まれた方は、その他のおかずを実際に作りたいのかもしれません。

でもね、幸せコースで習ったおかずを美味しく作れないとしたら、それは何かを勘違いをしているか、陰陽をちゃんと理解していないか、動作が遅い場合です。
なぜそこでそのようにするのか?
各お料理に存在するポイントは、皆さんが大好きな書くことによってお伝えした方が効率が良いと判断して、口頭で説明することにしています。
そういうポイントは出汁巻き玉子が巻けるようになったら、ちゃんとご説明します。
まずは出来ないことを一つずつ減らしましょうということで今があります。
なぜなら、出来ないことを出来るようにするためのコースだからです。

じっくりコースと満足コースの受講者は、きっと今が一番つらいと思います。
なかなか進化しない自分と向き合うのはとてもしんどくて、教室への足も遠のくと思います。
しかし、これが出来るようになると激変します。
毎月が待ち遠しくて待ち遠しくてたまらないはずです。
なんとか早くそうなってほしくて、先日から「オロエス動画Tweet」なんてことをしてタイムリーにサポート出来るように中川さんも頑張っています。

Tweetに動画を投稿するのは写真と違って一手間かかりますが、みんなと共有できて、OKをもらった人から学ぶこともできます。
現に昨日まで7名の方がOKをもらいました。
残りの方はもうフライパンを振ることが出来ているのでしょうか?
もし出来ていないとしたら、動画を撮ってTweetしてください。
出汁巻きはフライパンが振れないと永遠に美味しく作れません。

・「降ろす 返す」を意識するために声に出してフライパンを振る。
・本当のコツは降ろすの「す」と返すの「か」がくっつく速さだから、縮めてオロエス(オロ◯◯エス)と発音する。
これだけのことが出来るようになるためには、何十分かで充分なはずです。
難しいのはそれを玉子でも同じようにするところです。
なぜなら玉子は破れるからです。
ですから布巾で練習するときに、布巾を玉子だと思って練習する必要があるのですが、それが出来ていない人が沢山います。
Air桂剥きの練習で、大根を剥いていると思えるかどうかと同じですね。

たとえば絹ごしのお豆腐をお箸で持ち上げる時、乱暴に扱うとすぐ崩壊しますね。
ですから玉子を巻くときも絹ごしのお豆腐に接するような感じでお箸を動かすのです。
これはもう、ご自分の感覚を訓練していただくしかないので、ご自宅で練習してくださいとしているのですが、ここのところを良くご理解いただけていないようです。

ということで、じっくりコースの中で問題解決をするのもよし、特別講座で違った刺激を受けるのもよし、ということになります。
要は自分でいかに積極的に課題解決に取り組む姿勢を作り出せるかが問題だと思います。
笛吹けど踊らずというのであれば、お金と時間があまりにも勿体ないです。
ギューッと一時期真剣に取り組んでみてください。
何となくではなく、ロジカルに出汁巻き玉子を解説してお伝えしているのですから、これ以上解りやすい教え方はありません。
あとはあなたの頑張りだけです。

今とても難しく感じていても、練習を続けているうちにフッと「あ、出来た!」という時があります。
まだそこまで練習が出来ていないから、あーだこーだと思いを巡らすのです。
きっと今まで、ある程度の努力で出来るようになることしかしてこなかったのでしょう。
そうだとしたら、この壁は破れません。
ご自分を試すつもりで新たな挑戦をなさってください。
いくらでも応援をします。
喰らいついて来てください。

<じっくりコースと満足コースの方へ>
中川さんの前で何本も焼きたい人は特別講座を受講されるのも良いでしょう。
その中から何かをつかむことが出来るかもしれません。
一方、じっくりコースも満足コースも今までどおり毎月1本勝負で行きます。
練習結果のすべてを一本に託すのです。
その緊張感も含めての学びがあるからです。
この点もご理解くださいますように。

出汁巻き玉子入りお弁当 むそう塾

 
 

(幸せコースの盛付けの授業から 料理&盛り込み:中川善博)

 
 

カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項, マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | 8件のコメント

「料亭の一番出汁の取り方と出汁巻き玉子特訓講座」のご案内

むそう塾の幸せコースで習う授業のうち、一番難しいのは出汁巻き玉子です。
桂剥きも苦戦される人が多いのですが、こちらは火を使わないので出汁巻きに比べるとまだ楽です。
幸せコースで出汁巻き玉子を習ったけれどもう一度習いたい方、まだ幸せコースに行っていないけれど今から予習しておきたい方、そのような方を対象にビッグな一日を企画しました。
まずは料亭の一番出汁の取り方をデモで伝授します。
それから出汁巻きの練習方法を特訓します。(もしかしたら新しい方法になるかも知れません。)
さらに、中川さんの出汁巻きデモを何回も披露して、参加者にも時間の許すかぎり何回も焼いていただきます。

マクロビオティックの教室なのに一番出汁と出汁巻き玉子?と言われそうですが、これを喜んで召し上がってくださる男性が実に多いのが現実です。
これから寒い時期に向けて、料亭レベルの美味しいお澄ましやお味噌汁、そして数多くのお料理の基本になるお出汁の取り方を、正統派の京料理人から学ぶ意義は大きいです。
じっくりコースや満足コースの人でも、これで自信をつけて出汁巻き玉子の卒業チャンスに出来たらいいですね。
レベルに応じて個人特訓しますので、安心してご参加ください。

なお、今回は少しでも練習時間を確保するために、福ZENはありません。
申し訳ありませんがお昼を済ませてからお集まりください。

*   *   *

【講座名】
「料亭の一番出汁の取り方と出汁巻き玉子特訓講座」

【開催日】
・2014年9月15日(
・2014年9月23日(

【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18

【内容】
・料亭の一番出汁の取り方(デモ)
・出汁巻き玉子の巻き方練習
・各人で実際に出汁巻き玉子を焼く

【タイムテーブル】
11:00  開場
11:30〜16:30 実習
16:30〜17:00 質問&記念撮影
17:00 解散

【定員】
各10名

【受講資格】
むそう塾のパスポートをお持ちの方

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
43,200円(税込)

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
8月7日(木)21:00予約システムから

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前〜8日前:受講費の50%
・開催日の7日前〜当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

【お問い合わせ】
こちらから

 
 

出汁巻き玉子 むそう塾1

 
 

出汁巻き玉子 むそう塾2

 
 

(料理:中川善博)

 
 

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