最近、お料理をする時のワクワク感を感じることが増えて、楽しいです。 塾生さんの復習メール(2)

<Fu(37-7)さんからのメール>

お教室の日、中川さんが焼きうどんを作られている間、食べてみたくて仕方ありませんでした。
そして、試食させて頂いて、『作りたい!!』と思い、中川さんが『さ、作りましょう』と仰った瞬間、小走りで自分の場所に戻った自分に、後から可笑しくなりました。
最近、お料理をする時のワクワク感を感じることが増えて、楽しいです。
むそう塾に通う前は、あの食材もこの食材も御法度!、油もお塩も使わず、味気ないお料理を食べる事がマクロビオティックだと思い込んできたので、お料理の楽しさを忘れていたように思います。

むそう塾 塾生さんの復習作品
(中川式焼きうどん 塾生さんの復習作品)

中川式焼きうどん マクロビオティック料理教室 むそう塾
(中川式焼きうどん 料理:京料理人  中川善博)

<マクロ美風より>

むそう塾に通う前は、あの食材もこの食材も御法度!、油もお塩も使わず、味気ないお料理を食べる事がマクロビオティックだと思い込んできたので、お料理の楽しさを忘れていたように思います。

この文章に心が痛みました。
あなたのあの元気のないヨロヨロした体調は、そんな間違ったマクロビオティックのせいであることを、初めての愛クラスで指摘しました。
でも、そのマクロビオティックを盲信されていたあなたには、私からの言葉は馬耳東風とばかりに通りすぎてしまいました。
幸せコースを終えて上級幸せコースになってから、やっとあなたの表情に弾力が出てきましたね。
良かったですε-(´∀`*)ホッ

最近、お料理をする時のワクワク感を感じることが増えて、楽しいです。

良かった(^^)
そのワクワク感をそのままご家族様にも届けてくださいね。
良いお仕事をしてもらうために、元気を注入出来るお料理でご主人を心から愛してあげてください。
お母さんのお料理をワクワクしながら待ってくれるお嬢ちゃんのためにも、あなたが一家の太陽になりましょう。
中川式のお料理にはそれだけの力があります。

 
 

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必然的に何度も復習することになるのですが、それが凄い! 塾生さんの復習メール(1)

<Sa(84-2)さんからのメール> 抜粋

カレーうどんの復習をしました。
今回は最後までとろみがありました。
とっても美味しかったです。
すでに何度も作っていますが、
また明日にでも食べたいくらいです。

他のお料理教室で習ったお料理は
家で作ることなんて滅多になかったのですが、
中川さんのレシピは、美味しいうえに簡単で何度でも食べたくなります。
必然的に何度も復習することになるのですが、それが凄い!と思いました。
こんなにおいしいお料理を教えていただいてありがとうございます。
 
これからどんなレシピが待っているかと思うとすごく楽しみです。

84-2

(中川式カレーうどん 塾生さんの復習作品)

中川式カレーうどん マクロビオティック料理教室 むそう塾

(中川式カレーうどん 料理:京料理人  中川善博)

<マクロ美風より>
美味しいから復習をしたくなる。
これが中川さんのメニューの凄さですね。
そして、忠実に再現してくださったことが嬉しいです。
アレンジ版も作ってみてね。
ご主人が大喜びされると思います。

それにしても笑えるのは、
他のお料理教室で習ったお料理は
家で作ることなんて滅多になかったのですが、
の部分です。
そうらしいですね。
お料理を習いに行っても復習する人が凄く少ないんだとか。
お料理を習いたくてお料理教室に行ったはずなのにね。

いえ、これはマクロビオティック料理教室だけの話ではありません。
一般のお料理教室での話です。
それほど一方的な教え方をしていて、美味しくないからですね。
やはり「美味しい!」と思えることは、凄い原動力になるのだと認識を新たにしています。

過去にこんな記事も書きました。
「復習率」

 
 

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新しいカテゴリー「塾生さんの復習メールから心に響いたこと」

むそう塾では、習ったお料理や技術を自宅で復習して、それを写真や動画で中川善博に送って、正しく再現出来ているかどうかを確認してもらうようにしています。
プロの技術をご家庭でも再現できるようにアレンジして教えるお料理の数々、あるいはプロの技術をそのまま伝授していますので、素人がそれを身につけるためには何度も練習していただく必要があるからです。
しかし、その練習はつらいことばかりではなく、お料理を召し上がってくださるご家族の反応とともに、作り手にとっては励みになることも多く、塾生の皆さんは毎日頑張って復習に汗を流しています。

おそらく、むそう塾生の技術は料理教室として日本一ではないかと密かに思っています。
理由は、外でそれ相当のお店でお食事をしても、なかなか納得の出来る技術に出会うことは少ないからです。
某有名料理専門学校で教えている内容や方法を2年間分知る機会がありましたが、「その方法では絶対に力はつかないでしょ」という内容でした。
やはりお料理は習いっぱなしでは絶対身につきません。見たことがある、食べたことがあるで終わりますね。
ですからむそう塾では徹底して復習のフォローをしています。
その復習の結果の手応えから、塾生さんのレベルの高さを感じたのでした。

むそう塾は、単にマクロビオティックを教える料理教室としての位置づけではなく、日本料理や日本文化の伝承にも力を入れて、何よりも健康を司るためのお料理の基本を徹底的に教えています。
お料理のイロハから始まって、個々人の体調に合った食べ方や暮らし方、さらには生き方まで、多くの塾生さんとともに双方向で質の高い人生を歩むために頑張っています。
そして、中川善博が伝えた技術が、むそう塾生を通じてそのご家庭の幸せのために役立ち、なおかつその家のお味として定着してくれることを、心から嬉しく思います。

塾生さんたちの感動の姿を記録に残しておきたく、新しいカテゴリーを設けました。
中川善博に送られたメールの中から、復習してみて感じたこと、ご家族の反応など、アトランダムに私が抜粋して記事にさせていただきます。
サイトの方には「塾生のきょうの100点お弁当」がありますので、この復習メールの記事は私のブログの方で更新して行きます。
双方向指導のむそう塾でなければ書けない記事が並ぶとことでしょう。
「塾生さんの復習メールから心に響いたこと」をみんなで共有して、孤独になりがちなお台所仕事を、他の人とつながっている意識をもって、復習を楽しくしてもらいたいなと思います。

 
 

加茂茄子 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(加茂茄子の素揚げ 料理:京料理人  中川善博)

 
 

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風の通り道は氣の通り道 京都東山のすぐそばの風

京都に住んで二日目の朝を迎えました。
夜になっても気温がなかなか下がらない暑い夜でしたが、朝5時に起きて窓を開けると一気に涼しい風が入って来ました。
まるで体の中に血液が流れこむように。
室温27度、湿度60%、快適な朝です。

すでに気温は上がり始めていますが、このマンションの間取りのおかげで、かなり風が動くように設計されているため、爽やかな風が室内を走ります。
別に風が強い日ではないのですが。
そういえば、徒然草に「家の作りやうは、夏をむねとすべし。」というのがあって建築の定説なのですが、今では冷房が普及してマンションが多くなると、そんなことは忘れられるようになって来ました。
京都では今なおこの定説どおりの家の構造が多く見られ、マンションなのに風の通り道が組み込まれていることに感動したのでした。

このマンションで一番気に入っているところ。それは4畳半の畳の間です。
和室というほどの本格的な部屋ではないのですが、単に畳と押し入れがあって縁取りしてある空間です。
それでも畳を見るだけでホッとする私なのです。
今はまだベッドが到着しないので、しばらくはこの和室で寝ることになりますが、ベッドが来たらこの部屋は何も置かない空間にしようと思います。

マクロ美風の家事アドバイス講座では、この「家の作りやうは、夏をむねとすべし」を念頭に置いてアドバイスしていたのですが、まさに今こうして私もそのことを体感しているところです。
マクロビオティックでは氣を大切にしますが、空気がこもって風がうまく通らないところは陰性なので、レイアウトや置物の大きさを考えて風が通るようにして陽性にするとそこは陰陽が逆転します。
陰性な環境では一生懸命頑張っても効果は出にくいので、まずは環境を陽性にしてから目的に向かって頑張りましょう。

マクロビオティックの陰陽を生活に生かして、少しでも日常生活が心地よく送れること、そしてその時間のつながりが良い氣に満たされるように、むそう塾はあらゆる方法でお手伝いしています。
京都での自然を感じる暮らしが、私にもう1ページ書き加える内容を与えてくれそうでワクワクしています。
もうお気づきかもしれませんが、京都に住むことを決意した時から新しいカテゴリーを設けてあるんですよ。
「京都やマクロビオティックのことなど」
こちらもお楽しみに♪

*   *   *

人は何かわだかまりや心配事があると心がスッキリしません。
でも、それが解決すると心の中に涼風が吹き抜けたかのようにスッキリします。
いわゆる風通しの良い状態ですね。
今こうして自然の風に吹かれながら記事を書いていると、こよなく幸せでいつまでも生きているような錯覚にとらわれます。
この心地良い風は、きっと東山を吹き抜けてくる湿度をほどよく含んだ風のためかもしれません。
私の部屋からは東山がこんなにも近くに見えます。

 
 

京都 東山

(京都の朝 自宅の窓から東山方面)

今の時間帯は逆光で写真が綺麗に撮れないのですが、1本1本の木々がよく見えるので、秋にはきっと綺麗な紅葉を楽しめることでしょう。
こんなに近くに東山があるので、ここを渡った風の心地よさを満喫出来て幸せです。
朝早く起きて、小鳥の声や風が肌を撫でる心地よさに触れていると、本当に生き直している感じがします。
ありがたい時間です。
いつまでこのお部屋に住めるか分かりませんが、ご縁をいただける間はここでの時間を大切に過ごしたいと思います。

と言いながら、きょうは埼玉に帰ります。
埼玉には中一日の滞在で金曜日には京都入りですが。

 
 

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京都の朝

京都の自宅で初めての朝が明けました。
昨夜は久しぶりに畳の上で寝ました。
何十年ぶりだろうと思いながら。

畳の上で大の字になると、何だかとても心に穏やかさが増えて行く気がします。
そういえば昔、弁護士の中坊公平氏の本を読んだ時、腹を立てて帰宅すると、父親から昼間でも布団を敷いて寝ることを命じられたという記述があったのを想い出します。
立っている時と寝ている時では陰陽が違うので、結果的には効果があったのだと思います。

京都の自宅の周りには緑やお寺があるので、小鳥の鳴き声やお寺の木魚や鐘の音が聞こえて来ます。
ヒグラシやカワズの鳴き声もにぎやかで、今まで泊まっていたホテルから聞こえていた車の音は一切聞こえません。
たま〜にどこかに呼ばれたタクシーが通るだけです。
今はウグイスも鳴き始めました。

何十年も便利さを優先して暮らしてきたので、京都では少し不便な環境で暮らしてみようと思って選んだ部屋でした。
環境の陰陽が変わると精神的にも影響するので、これから先どんなふうに変化するのか楽しみです。

生き物というのは正直なもので、こうして緑やきれいな水があると必ずそれにふさわしい生き物が生息してくれるんですね。
このことは当然のことながら人間にも大いに影響しているのですから、当たり前のことですが、改めて環境の大切さを実感した朝でした。

 
 

京都の朝

 
 

(京都の朝 自宅の窓から)

 
 

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