世には子育てに関する悩みがたくさん溢れていますね。
ネット上でも私のところに寄せられる相談でも、悩んだり結論を出すのに躊躇したりして、誰かに背中を押してほしい状態の人がたくさんいます。
結論として私は子育てに正解はないと思っています。
なぜなら、みんなお顔が違うように、お子さんの性格も環境も異なるので、それぞれが異なる状況で対応するのが良いからです。
しかし、それでは現時点での不安や悩みは解決しないでしょうから、似たようなケースを参考にしながら自分なりに納得できるところに落ち着くということでしょうか。
一つだけ心したいと思うことは、躾と称して子供を親の思いどおりにしないということです。
これはオギャーと産まれた時から、いやお腹の中にいる時から始まっていて、何歳になっても続くと思っています。
往々にして、直接的間接的に親の意志を子供は感じ取りますから、場合によってはそんな空気すら漂わせてはいけない時もあります。
親がすべきことは、ひたすら子供に生きる背中を見せることだと思っています。
もし子供が親の望まぬことをしたなら、それは子供の主張なのだから、その主張にはちゃんと耳を傾けるべきだと思うのです。
それが遊びであっても、オモチャを買うことであっても、何歳であってもです。
行動にはすべて原因があるからです。
世には二つとして同じ親子関係はありません。
すべて親子関係と環境は異なるのですから当然ですね。
あなたにはあなたらしい子育てがあると思います。
良い親子関係が築けるといいですね。
(中川式ぼたもち 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
子供には子供の世界があってよい。
大人には大人の世界があってよい。
大人の考え方や生き方を押しつけるのが子育てではない。
大人もまた育つ途中なのだから。
一緒に成長できたらいいね。