京料理人 中川善博のお料理 万願寺とうがらしの金平

万願寺とうがらしの金平 京料理人 中川善博

 
 

(万願寺とうがらしの金平 料理:京料理人  中川善博)

 
 

きのう、中川さんの所で初めてのお料理をご馳走になりました。
「万願寺とうがらしの金平」
上賀茂にある京野菜農家の森田さんが届けてくださった、朝取り野菜で作ってくれたものです。
最初は盛り付けが綺麗だなあと思ってぼんやり見ていたのですが、うっかり銘々皿に取って盛り付けを崩してしまいました。

その後、口に運んで「ん! 美味しい!」と思って、慌てて体裁を整えて写真を撮った次第です(大汗)
本来なら、すぐ講座になるところですが、もう日程がないので記事で漏洩します。
いくらでも食べられる軽さが魅力のお料理です。
材料の刻み方が参考になりますね。
これからは夏野菜を上手に使って、クールダウン出来る体にしておきましょう。

マクロビオティックの陰陽では、夏野菜は陰性揃いなので、マクロビオティック初心者は敬遠する傾向にあるのですが、夏だからこそ陰性の野菜が出まわる意味を考えて、間違った食べ方をしないようにしましょうね。

こんなことを書いている私は、マクロビオティックを始めた当初、丸3年間ほど陰性野菜には手を出さなかった頑固者でした(笑)
それでも平気なくらい陰性な体質だったんですよ(泣)
体って食べ物で本当に変わるものです。
今では陰性食材も上手に食べられる体になりましたから。

 
 

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これから開催予定の講座案内(2016.5.28現在)

2016年5月〜8月に開催予定の単発講座と、2016年度コース授業のご案内です。

<単発講座>
【5月】
1日() 「夏のお弁当講座」 満席
2日(月) 「夏のお弁当講座」 満席
3日() 「夏のお弁当講座」 満席
4日() 「夏のお弁当講座」 満席
5日() 「夏のお弁当講座」 満席
13日(金)「夏のお弁当講座」 満席
14日(「夏のお弁当講座」 満席
29日(「玄米の炊き方秘伝(第97回愛クラス) あと1席

【6月】
11日() 「夏のお弁当講座」 満席
13日(月)「夏のお弁当講座 追加開催」あと3席

【7月】
7日(木) 「鱧の骨切り特訓講座」 満席
8日(金) 「鱧の骨切り特訓講座」 満席
9日()  「2014年春のお弁当講座メニュー再開催」 満席
30日(「2014年春のお弁当講座メニュー再開催」 満席
31日(「2013年夏の特別料理講座 涼麺と賀茂茄子のピザ再開催」あと1席

【8月】
1日(月)「2013年夏の特別料理講座 涼麺と賀茂茄子のピザ再開催」あと3席
11日(「2014年版 夏から秋の極上お弁当講座再開催」あと2席
13日(「2014年版 夏から秋の極上お弁当講座再開催」満席

*   *   *

<2016年度コース授業>
5/7〜   「2016年度(第8期)幸せコース 土曜クラス」満席
5/8〜   「2016年度(第8期)幸せコース 日曜クラス」満席
5/10〜 「2016年度(第8期)幸せコース 火曜クラス」満席
5/15〜 「2016年度(第6期)上級幸せコース」満席
5/21〜 「2016年度(第2期)秘伝コース」満席
5/22〜 「2016年度(第3期)満足コース」満席
5/23〜 「 煮物コース 夏秋編 2016 A(月)クラス」満席
5/27〜 「 煮物コース 夏秋編 2016 B(金)クラス」満席
5/28〜 「 煮物コース 夏秋編 2016 C(土)クラス」満席
5/30〜 「 煮物コース 夏秋編 2016 D(月)クラス」満席

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 2016年度年間日程表 2016/5/28現在)
マクロビオティック京料理教室 むそう塾 年間日程表

 
 

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マクロビオティックにおいて「玄米」は一つの座標軸

Facebookで「玄米」について意見交換しておりました。
私の尊敬する高桑智雄氏の記事に、玄米について書かれていて、その表現がとても解りやすいので、ここでも共有させていただこうと思います。
コメントがまた素晴らしいので、コメントも抜粋で転載させていただきます。

<高桑智雄氏の記事より>

今日はマクロビオティックの料理教室「リマ・クッキングスクール」の初級5回目。私にとっては、2期に渡った全12回の最終日でした!

メニューは、発芽玄米と玄米をそれぞれ土鍋で炊き食べ比べ、お味噌汁と車麩煮、なますと葛餅でした。

仕事がらみとはいえ、15年たずさわってきたマクロビオティックの活動においても初心に帰るとてもよい機会になりました。

とにかくあらためて「玄米」と向き合う毎日。
とかくマクロビオティックは、「玄米にこだわりすぎ」とか、「玄米教」とかいわれるとこもあります。

しかしながらマクロビオティックにおいて「玄米」は、一つの座標軸です。玄米をゼロポイントとして、自分が陰性、陽性のどちらに傾いているかを知ることがマクロビオティックのメソッド(方法論)なのです。

だから、陽性に傾いていれば、玄米ではなくより陰性な分搗き米や麦やうどんを食べればよいし、陰性に傾いていれば、雑穀を入れたり、そばなどを食べればよいわけです。

だから「玄米を絶対に食べなくてはいけない」なんて言っているのではありません。環境によっては玄米を食べられない所ももちろんあります。しかし、どこまでも「玄米」がすべての食材の中での中心軸であると考えるのがマクロビオティックなのです。

中心軸を定めることによって、私たちは陰陽を捉えることができるようになります。マクロビオティックを実践する者にとって「玄米と陰陽」は、世界の荒波に溺れないための「救命胴衣」であり、世界を自由に泳ぎまわるための「サポートアイテム」なのです。

だから「また玄米・・・」とか言わないでくださいね(笑)
とにかく玄米と向き合うことから始めるのが、マクロビオティックなのです。

*   *   *

<高桑智雄氏のコメントより> 抜粋

【最近マクロビオティックの業界の中でも、「玄米にこだわりすぎ」と言われることが多くて…。
茶道の世界で「お茶にこだわりすぎ」とはいわれないのに(笑)】

【自然食なら「米」にこだわるで充分だと思いますよ。ただ、マクロビオティックは「穀物中心」「一物全体」思想が基本ですから、どうしても「玄米」ということになりますね~】

【「現時点の自分の中心軸」を見つけるための第一歩が「玄米」なのです。だから「現時点の自分の中心軸が玄米ではない」と発見できることも、「玄米」が座標軸になっているからなのです。

マクロビオティックは、日本の伝統食から発展した新しいメソッド(方法論)です。ですから「マクロビオティック=日本の伝統食」ではありません。大森先生も「マクロビオティックは新しい未来の食べ方」と言っていましたね!

現代的な道具で炊けるようになった「玄米」を基準点として、自分の生き方を見つけて行くという、ある意味「新しい試み」なのです。】

【マクロビオティックにおいての「玄米と陰陽」は、茶道でいうところの「お茶と茶筅」みたいなものなので、「玄米と陰陽はもういいよ」というのであれば、それは「マクロビオティック」ではなく「自然食」やら「ベジタリアン」でよいのではないかと思ってしまいます。
まぁそんなこと言っているとまた「原理主義」とか、「時代にそぐわない」とか言われちゃうのですが(笑)
でもまずは「お茶と茶筅を取り上げないで!」と。まぁ達人になれば、「お茶と茶筅」がなくても、茶道を体現することはできるのでしょうか(笑)】

【マクロビオティックにおける玄米論争盛り上がってきました(笑)
そうそう、マクロビオティックが多くの人々の助けになったのは、玄米と陰陽という座標軸があるからです。これがあるから、複雑な現象世界を迷わずに生きることができるようになるのですね~。座標軸はあくまで座標軸で、善悪の基準ではありません。座標軸に善悪の基準があったら、それはもう座標軸ではありません。】

【マクロビオティックは、食、とりわけ玄米を通して「自分」を発見するプログラムです。だから私も茂木さんと同じように、私なりの「自分」をマクロビオティックを通じて発見しています。

100人いれば、100通りの自分のマクロビオティックを発見していいと思いますし、それこそがマクロビオティックの醍醐味です。

なので私ももちろん「タカクワ・マクロビオティック」を持っています。

ただ人にはそれぞれ役目があります。
自分で発見したマクロビオティックを普及する人もいれば、元のプログラムが変更されないように守り手として活動する者もいます。

私は「タカクワ・マクロビオティック」を配信するより、源流の守り手としてプログラム管理を行う方が性にあっているのです。

そういう意味では、私は「原理主義」です。
でも日常では「原理主義」を離れて、自分のマクロビオティックを楽しんでいます。

そういう二重人格的な要素を持っているので、みなさんからはとてもわかりにくい人になっているかもしれませんね(笑)】2016.5.26追記

*   *   *

<マクロ美風より>

いかがでしたか?
高桑氏の発する言葉の数々で、玄米や陰陽のことで腑に落ちたことがあったのではないでしょうか。
むそう塾はマクロビオティックの料理教室として、他に類を見ない玄米の指導をしています。
それらはマクロビオティックの総本山である「リマ・クッキングスクール」でもしていない取り組みなのですが、それは少人数だからこそ出来ることであり、プロの料理人だからこそ見える世界があるからです。

しかし、それを続けるのは恐ろしく労力のいることで、誰も真似をしたくない方法かもしれません(笑)
それでも、むそう塾を始めてからずっと玄米を大切にして、おかずを教える前に主食の玄米に膨大な時間を費やしているのは、玄米がそれだけ多くの情報を教えてくれるからです。
玄米にこだわればこだわるほど見えて来る世界があります。

高桑氏は「座標軸」という言葉を使って説明されていますが、まさに塾生さんをずっと見続けていると、玄米ご飯とその人の生き方がリンクしていて恐ろしいほどです。
心身がブレたらいつでも原点に返る場所があって、むそう塾の場合はそれが愛クラス(玄米の炊き方講座)です。
一物全体の世界に我が身を置いて、静かに自己の内面と会話することが玄米では可能になります。

陰陽と玄米。
この2つで人生が変わることを、私は日々確認しています。

 
 

玄米ご飯 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(中川式玄米ご飯 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

【これから開催予定の講座案内 最新版】
【玄米の炊き方講座(愛クラス)】

 
 

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文章が書けない理由 感想文のこと

幸せコースの皆さんから送られてくる感想文には、判で押したように「文章を書くのが苦手で」とか「うまくまとめられません」とかいう言葉が並んでいます。
謙遜の意味で使われているのかも知れませんが、中には「文章力」の本を数冊買って、それから書こうとしたけど書けなかったという人までいてビックリするやら可笑しいやらです。

一言で言い切りましょう。
文章が書けないのは、「うまく書こうとするから」です(`・?・´)キッパリ!!

思っていることを文字に託すことが文章を書くという行為なので、うまく書こうとしなくても書けない場合は、普段なにも思っていないということになります。
ということは、頭の中で物事が整理できていない可能性があります。
常々物事の整理がついている人は、結論を出すのが早くて決断力もあります。

ですから、おそらく文章を書くのが苦手ではなく、その前の整理ができていないから「何を書いたらよいのか分からない」状態になるのだと思います。
整理とは、大なり小なり決断を伴います。
普段から決断を他人任せで、自分の意志をあまりもたない生き方をしていると、文字に託す感情もあまり出てこなくなります。

でも、皆さんは何かしら感じながら生きているわけですから、ちゃんと文章が書けています。
感想文を読ませていただくと、ちゃんと書けているのに過小評価されている人がほとんどです。
突然、宇宙だの陰陽だの、マクロビオティックだのと、馴染みのない言葉が並ぶ本を読んで感想文を書くなんて、ハードルが高過ぎることは重々承知しています。
でも、むそう塾の授業に入るには、陰陽のことを輪郭だけでも知っておいてほしいから宿題にしているのです。

なお、幸せコースの感想文の締切日は次のとおりです。
24時まで受付けます。
・土曜クラス 5月27日(金)
・日曜クラス 5月28日(土)
・火曜クラス 5月30日(月)

 
 

瀬戸内海2

 
 

(瀬戸内海 岡山から高松へ 2016.5.24 12:08)

 
 

瀬戸内海 

 
 

(瀬戸内海 高松から岡山へ 2016.5.24 17:36)

 
 

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毒消し記事のご紹介

ただいま幸せコースの感想文を読ませていただいているのですが、毒消しについて初めて知った人がおられたようなので、ここで過去記事をもう一度ご紹介しておきます。
時間のない人は次の記事だけでもお読みください。

「毒消しの考え方や方法および注意点のまとめ」

 
 

<毒消し関連記事>
マクロビオティックの陰陽バランスは毒消しの目安でもあります 2015.3.23
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毒消しの考え方や方法および注意点のまとめ 2014.7.25
野菜に毒消しは不要 陰陽バランスだけ考えよう 2014.6.26
排毒と毒消しのこと 2014.6.21
排毒の季節になりました 上手に毒消しをしましょう 2014.4.7
マクロビオティックだからこそ動物性の食べ方を教えるむそう塾 2013.11.8
ふろふき大根の柚子味噌かけ(毒消し満点のマクロビオティック料理) 2013.11.4
なぜ毒消しをするのか? マクロビオティックの意味 2013.9.25
毒消しの食材と玄米ご飯の力 有害ミネラルの排出 2013.9.25
マクロビオティックにおける毒消し大根の食べ方 2013.9.23
マクロ美風の体験的マクロビオティック 毒消しの重要性 2013.9.22
マクロビオティックにおける毒消し 2012.9.20
食べ過ぎ熱の毒消し 2012.6.1

 
 

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 毒消し

 
 

(毒消し食材の例 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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