医学博士の安保徹先生が、12月6日に亡くなられたようです。
公式サイトにもお知らせがあります。
大動脈解離だそうです。
1947年生まれなので、私と2歳違い。
まだまだ、これからのご活躍を期待していただけに、残念でなりません。
心よりご冥福をお祈りいたします。
お通夜・告別式のご案内はこちら。
※(12/22にブログが閉鎖されて、リンク内容が読めなくなっております。)
医学博士の安保徹先生が、12月6日に亡くなられたようです。
公式サイトにもお知らせがあります。
大動脈解離だそうです。
1947年生まれなので、私と2歳違い。
まだまだ、これからのご活躍を期待していただけに、残念でなりません。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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昨日はカレーの試作会でした。
私がスタッフの麗可ちゃんのカレーが美味しかったので、中川さんのカレーも食べてみたいと言っていたため、特別に試作会をしてくれたものです。
あえて試作会にした理由は、「美風さんに美味しいものを食べさせると、必ず後で講座になる」という中川さんの口癖があるので、それを予測してのことだったのでしょう。
実は私はあまりカレーが好きではありません。
理由は胃が痛くなるからです。
しかし、麗可ちゃんのカレーは胃が痛くならなかったので、もしかしたら中川さんのカレーも?と思ったのです。
昨夜カレーを試食してから、ずっと起きていますが、今も胃は痛くありません。
カレーの後にブラックコーヒーを飲んだというのに。
昨夜はチキンカレーとビーフカレーを試食したのですが、その食べやすさにビックリしました。
そして、なんとまろやかでシルキーで滑らかな舌触りだこと!
これには驚きです。
でも、何といっても一番驚いたのはその作り方でした。
従来のイメージのカレーの作り方とは全然違うのです。
グルテンフリーなのですから、それだけでも想像がつこうというもの。
たとえば出汁巻き玉子でさえも、舌触りを徹底的に追求した焼き方をする中川さんなので、カレールーにも舌触りを追究して極めていたのでした。
その結果、まるでシルクのような舌触りが実現していたのです。
これなら美味しいだけでなく、腸にも負担をかけないカレーだと思えました。
小麦粉に弱い人には朗報ですね。
講座にしたら皆さんが喜んでくれるだろうな。
主婦が家を空ける時に助かるだろうな。
そんなことが頭にいっぱい浮かんできます。
(中川式ビーフカレー 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
(中川式チキンカレー 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
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【ご案内】
・これから開催予定の講座案内 最新版
【サイト内の記事】
・マクロビオティックの盲点
・塾生のきょうの100点お弁当
・陰陽を感じる日々の暮らし
・中川善博から娘へのお弁当
・中川善博厳選!おすすめ器具と食材
むそう塾のサイトには「きょうの100点お弁当」というコーナーがあります。
毎朝Twitterに投稿される塾生さんたちのお弁当を、京料理人で塾長でもある中川善博みずからが添削して、マクロビオティックの陰陽と食べる人の体調を踏まえた指導をしているのですが、その中から100点をもらい、さらに優秀な人を1名選んで記事にしているものです。
このお弁当投稿にはとても中身の濃い指導が並んでいて、その内容は本として出版したいほどの高次元です。
いかにもむそう塾らしいお弁当が並んでいて、塾生さんのレベルの高さに驚かれることでしょう。
今回はどうしても1名に絞りきるのが勿体なくて、全員を登場させた記事を書きました。
目を通していただけると、暮らしに大事な心構えが伝わってきて参考になると思います。
【京料理のプロが個人指導するマクロビオティックの陰陽を考えたお弁当577 2016.12.2】
(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品のお弁当 麗可さん)
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先日Twitterで久しぶり(数年ぶり)に会話をした人から、こんなTweetをいただきました。
>動物性増えて肌のハリの変化とかどうですか?
う〜ん、ブログを見てくださっている人には、マクロ美風は動物性をバンバン食べていて、どこがマクロビオティックだー!って思われているのかもしれませんね(笑)
でもね、実際はそんなに動物性の量が多いわけではありません。
その時の体調と気持ちで少しチョイスする程度です。
分かりやすく言うと、毒消し出来る範囲内での量ということですね。
お肉好きの多くの人は私より多くの量を召し上がっていると思いますが、私は食が細い方なので、動物性をいただくときでも、そんなに食べれません。
具体的には、ステーキなら50〜70gぐらいでいいですね。
このくらいだと毒消しもできますので、食後にツケを残しません。
しかし動物性の量は個人差が著しくて、何gが理想的なんていえません。
それは消化力や耐性が個々人によって物凄く違うからです。
私からみたら暴飲暴食の範囲に入る人でも、とても健康で長生きする人もいるからです。
健康相談をされればされるほど、杓子定規的な食べ方を伝えることは危険だなと思います。
私はもう40年近くもすっぴん生活をしていますので、今のお肌はまさに「私が食べたもの」で出来ています。
玄米を食べるようになって変わったことはたくさんありますが、一番早く感じたのはお肌の状態が良くなったことですね。
これはお通じが変わるのと連動しているので、当然の結果かなと思います。
つまり、腸の景色が変わったということなのでしょう。
* * *
京都の家で久しぶりに玄米ご飯を炊いたある日のこと。
美味しく炊き上がった玄米ご飯を一人で噛み締めていると、とても癒やされて、白米のときとはまた別の奥深い味わいに、しばし感動しながらその幸せな世界に浸っていました。
穀物のもつ穏やかな甘味は、まさに精神安定剤のようであり、これこそが玄米ご飯の醍醐味だと感じていたのでした。
お菓子のようなインパクトの強い甘さではなく、ジワジワと感じさせてくれる心地よい甘味。
この甘味が実は心身の安定につながっているのであって、この甘味まで排除する食べ方は死者をも出して危険ですらあります。
日本人ならお米を食べましょう。
白米でも玄米でもお好きな方でかまいませんが、玄米を白米のようにふっくらと炊く方法をマスターすると、想像以上の良いことが起きたりします。
今朝、ある塾生さんから中川さんに嬉しいメールが届きました。
塾生さんをAさんとしておきます。
Aさんのお父様は、Aさんの作ったお料理を今まで何一つとして召し上がらない人だったのに、Aさんの炊いた玄米ご飯のおにぎりを「夜も食べたい」と仰って、「7個全部をちょうだい」と言ってくれたそうです。
Aさんは、「私にとっては奇跡に近いことが起きました」と書かれていましたが、これはお父様にとっても奇跡に近いことなんだと思います。
きっとお父様のお体(体の声)は、玄米を求めていらっしゃる状態なのでしょう。
玄米ご飯一つでこんなにも親子関係が動くなんて、「むそう塾をしていて良かった」と改めて思えた朝でした。
(中川式玄米ご飯 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック教室教室 むそう塾)
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先日シャンソン歌手の若林ケンさんのお店に行った。
12月27日で閉店するということなので、想い出の場所を目に焼き付けておくために。
マイクを持つケンさんは、70歳を過ぎた人とは思えないほどエネルギーがある。
声量が相変わらず素晴らしいうえに、前にも増して色っぽくなっていた。
それは世間一般でいわれる単純な色っぽさではなく、魂から絞り出すような強烈な色香だ。
女の色気と違って男の色気に私は弱い。
女は女であるだけで色気を出せると思っているが、男の色気はそうではない。
男の場合はそこに人生のすべてがかかっているのだ。
ふと思う。
世の中からこの色気を除いたら、なんとつまらないことだろうか。
デキル男には色気がある。
なぜかというと、デキル男は人の心をつかむのがうまいからだ。
物事は心をつかまれて初めて動く。
本来のビジネスはそういうものだ。
物にも色気がある。
ジョブズが生きていた頃のMacやiPhoneにはまさに色気がたっぷりあった。
まるで美術品のように。
お料理にも色気がある。
これがあるかないかで美味しさの感じ方が異なってくる。
色気のない人生は悲しいな。
この場合の色気は心意気とでもいおうか。
ありきたりではなく、意外ななにか。
それが私の思う色気だ。
思わぬ場面で色気を感じると、人生が何倍も愉しくなる。
感動する。
ケンさんのお店が終わってから、一緒にお食事に行った。
ワインをいただきながら、ケンさんとの出会いは私に色気の奥深さを教えるためだったのかと思った。
もしかしたら、本物の色気ってこういうものかもしれない。
安っぽい色気ではなく、本物の色気に出会えたことに感謝。
ケンさんはお店を閉めてもコンサートは続けるので、着々と次の仕事の準備をしている。
毎日唄う環境を維持するために、新しくスタジオの用意もした。
ケンさんは毎日練習を欠かさないのだ。