「中川式玄米稲荷寿司&春夏バージョン金平牛蒡講座」のご案内

もうこの講座のご説明をする必要はないかと思われます(笑)
そのくらいこの講座を心待ちにしている人は多く、このために絶対「上級幸せコース」に行きたいっと思ってくれている塾生さんもいらっしゃるほどです。
私が「あとひき稲荷」と命名しているほど美味しい稲荷寿司です。
この稲荷寿司と巻き寿司をセットにした「助六寿司」も塾生さんの憧れです。
ぜひ作れるようになってくださいね。

【講座名】
「中川式玄米稲荷寿司と春夏バージョン金平牛蒡講座」

【開催日】
2017年2月26日(

【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18

【内容】
・中川式玄米稲荷寿司(デモ&一部実習&試食)
・春夏バージョン金平牛蒡(デモ&試食)
・昼食(玄米ご飯・春のおかず・お味噌汁・糠漬け)
・お土産稲荷寿司(一人前)

【タイムテーブル】
11:00 開場
11:30〜12:15 昼食
12:30〜16:30 デモ&実習&試食
16:30 解散

【定員】
8名

【受講資格】
上級幸せコース在籍者

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
54,000円(消費税を含む)

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
こちらの予約システムから 2017年1月18日(水)21:00受付開始

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前〜8日前:受講費の50%
・開催日の7日前〜当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

 
 

中川式玄米稲荷寿司 むそう塾 

 
 

(中川式玄米稲荷寿司 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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「みそ汁は、いわば肉汁。日本人のスタミナ源だよ」by小泉武夫

先日発酵学でお馴染みの小泉武夫氏の記事を書きましたが、お味噌について語った記事もありましたのでご紹介します。

発酵学の第一人者・小泉武夫さんに聞く。「みそ汁は、いわば肉汁。日本人のスタミナ源だよ」

お味噌汁の効能についてはすでに皆さんもご存知でしょうが、お若い方にはお味噌汁を飲む習慣がない人もおられるので、あえてリンクしておきます。
毎日コーヒーは飲んでもお味噌汁は飲んでいない生活を続けていると、いつしか不調が増えたり、睡眠の質が低下したり、なかなかやる気モードにならなかったり、数え上げればキリがありません。

むそう塾でもお味噌汁の大切さはずっと伝え続けていて、日本の食文化としても、マクロビオティックの観点としても、お味噌汁の重要性は確実にお伝えしておくため、力を入れて頑張っています。
3月26日(日)にはお味噌汁の講座も開催しますので、まだ受講されていない方はご予定を空けておいてくださいね。
後日募集記事をアップします。

 
 

 
 

(ある日のお味噌汁 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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これから開催予定の講座案内 最新版
【サイト内の記事】
マクロビオティックの盲点
塾生のきょうの100点お弁当
陰陽を感じる日々の暮らし
中川善博から娘へのお弁当
中川善博厳選!おすすめ器具と食材

 
 

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再び小泉武夫氏の「日本人よ、和食にかえれ!」

2013年の記事に小泉武夫氏の文章で「日本人よ、和食にかえれ!」というのがあります。
その後ブログをリニューアルした際にうまく移行できなかったようで、とても見苦しくなっていますので、こちらにもう一度記事を上げておきます。
今食べ物のことでお悩みの方、体調不良の方、そして、マクロビオティックでわけが分からなくなっている方、多くの人に参考になる文章だと思います。
何を食べようかなと迷ったら、この記事を思い出してくださったら嬉しいです。
きっと体が喜んでくれるはずですから。

ただし、ここで注意すべきことがあります。
それは植物が昔のようにミネラルをたっぷり含んだものが少なくなったということです。
それは土壌が昔より悪くなっているからですね。
大量の農薬の問題もあります。
私達が食材を選ぶ時には、植物性はもちろんのこと、動物性にいたるまですべて作られ方や育てられ方や産地に気をつけなければならない時代になってしまいました。
つまり「質」の問題ですね。

マクロビオティックを知っている人なら陰陽で質の問題を考えたら良いでしょう。
食材の質を落としてしまう原因を陰陽で判断するのです。
そうすると、次に打つ手が見えて来ます。
いたずらに悲観ばかりするのではなく、必ず解決策を考えながら上手に「和食」を食卓に載せましょう。

*   *   *

「日本人よ、和食にかえれ!」

日本人が長年、食べ続けてきた「和食」とは、どんな食べ物なのでしょう?

和食は、八つの食材によって成り立っています。

一つ目は、根菜類。ニンジンやゴボウ、大根、イモなど、土の中に入っている根っこや茎ですね。

二つ目は、菜っ葉。白菜、ホウレンソウ、小松菜などがこれに含まれます。

三つ目は、青果。トマトやキュウリ、それからリンゴやブドウ、ナシなどのくだものもここに入ります。

四つ目は、山菜ときのこ。ワラビやゼンマイ、シイタケやシメジなどの山の幸です。

五つ目は、豆類。特に大豆は“畑の肉”と呼ばれるほどの豊富なタンパク質を摂取できるので、豆腐や納豆にして毎日の食卓にのぼるだけでなく、発酵させて、味噌や醤油の原材料として活躍します。

六つ目は、海草。ワカメやヒジキ、海苔などのことですね。

七つ目は、主食の米。それから麦。

最後の八つ目は、動物タンパク質です。日本人は昔から牛や豚などの肉を食べなかったかわりに、魚を食べてきました。だけど、食卓に必ず魚がのぼったかというと、そうではありません。魚は日本人の民族食のひとつで、肉より栄養を摂取する効率がよいというデータもあるくらいですが、海から離れた土地に住んでいた人にとっては、なければないですむ食材でした。

つまり、和食というのは最初に挙げた、七つの食材で構成されています。それらの食材に共通しているのは、植物だということです。
植物というのは、動物のように自分で移動することができませんから、生きていくための栄養を摂取するには、太陽の光を浴びて光合成するか、地に根をおろして栄養素を吸い取るしかありません。
地面の栄養素というのは、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄、マンガン、亜鉛などのミネラルです。和食を食べてきた日本人は、つねに豊富なミネラルを摂取していたわけです。

食べ物が人間に大きな影響を与えると言いましたが、食べ物は体のつくりだけでなく、心にも大きな影響を与えるんです。というのも、和食に豊富に含まれているミネラルは、副腎髄質というところから分泌されるアドレナリンという興奮ホルモンの働きのバランスを整え、ストレスを軽減する作用があるからです。日本人の性格がおだやかで、困難な事態にも冷静に対処することができるのは、和食パワーのおかげだと私は思っています。

ところが、戦後60年間で肉や油の消費量は急速に増え、日本人のミネラルの摂取量は4分の1に落ちてしまいました。これは、“あの人は切れ者だ”とか“頭がキレる”という具合に、かつて褒め言葉だったはずの“キレる”という言葉が逆の意味に使われるようになったことと無関係ではないでしょう。

それから、ミネラルのひとつである亜鉛は、“セックス・ミネラル”ともいわれていて、精子をつくるための重要な役割を果たします。もしかしたら、女性化して“草食男子”と呼ばれている現代の若者が現れるのは、当然のことだったのかもしれません。

また、日本人の死因の上位を生活習慣病が占めているのも、肉や油にかたよった食習慣が原因になっていることも言うまでもありません。
だから私は、声を大にして主張します。
日本人よ、和食にかえれ!
和食を食べて、日本人らしさを取り戻せ! と

 
 


(菜の花のからし浸け 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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なぜ京都には京巻きがあるのか?

Facebookで次のようなコメントがありました。
「僕は、長崎に住んでまして、和食の世界にいた際、京都巻とは逆の方向から巻いてきてたので、京都巻を見て驚かされました。なぜ、京都では京都巻と言うものがあるのか?!ご存じでしたら教えて頂きたく思います。宜しくお願い致します。」

東京で出汁巻きというと京巻きとは反対側で向こう側から手前に向かって巻きます。
大阪でも東京と同じ方向から巻きます。
しかし、京都では手前から巻くのです。
昨年むそう塾生が優勝した「第111回京料理展示大会」の「だし巻き作りコンテスト」で、京都の調理師学校の先生から京巻きについての説明がありました。
その説明が次の動画の中にあります。

 
 

むそう塾は「マクロビオティック京料理教室」なので、当然出汁巻きは京巻きで教えています。
そして、その理由も教えていますが、今回コメントをいただいた方へのお返事として、記事にしてお答えしたいと思います。

*   *   *

<なぜ京都には京巻きがあるのか?>

京巻きについては諸説あるようですが、塾長である京料理人中川善博は次の二つが説得力があるかなあと話しています。
【1】
京都には古くから「仕出し」の文化がありますが、中に空気が入ると仕出しの場合はいたみやすくなるので、出し巻きの層に空気が入らないようにするため、手前から玉子を巻いて締めながら巻くようになった。
【2】
京都は庭園の枯山水に代表されるように、見立ての文化が根付いているので、お料理にも当然それが求められ、出汁巻き玉子の形も「真円」か「小判」の形にした。

庭園に限らず、茶の湯や歌舞伎や絵画や文学など、日本には「見立ての文化」がたくさんあるので、【1】の仕出しの理由も【2】の見立ての理由も、どちらも知っていて良い内容だと思います。

 
 

 
 

そんなわけで、むそう塾の出汁巻き投稿の指導では、プロの視点で断面の隙間・穴・緩みをチェックして、それらをなくせるように指導をしているのです。

 
 

カテゴリー: 中川式出汁巻き玉子 | 4件のコメント

むそう塾生が3人目の赤ちゃんを出産!

外出から帰ったら、嬉しいメールが届いていました。
むそう塾生の緋乃ちゃんが3人目のお子さんを無事出産されました。

 
 

<緋乃さんからのメール>

中川さん、美風さん

こんばんは。
今日の13時16分に無事に3008グラムの男児を出産しました!
陣痛来て3時間、分娩室入り15分での超安産で、医師も助産師も驚いていました。
自分でも、あっという間で驚いてます。
双子の時は産後ぐったりでしたが、2回目の今は超元気です!
やはり、産まれる瞬間は感動ものです。
新生児は小さくて儚くて、本当に可愛いです。
この授かった命を一生懸命育てていきます。
取り急ぎ、ご報告です。

緋乃

 
 

<マクロ美風より>

緋乃ちゃん、お疲れさまでした。
3人目の大仕事を成し遂げましたね。
最初の双子ちゃんに比べると、余裕の出産ですね(^^)
男子4名の中に緋乃ちゃん1名の家庭だから、みんなにうーーーーんと大事にしてもらってね。
赤ちゃんの方もすでに大人っぽい手つきと表情に、ゆとりさえ感じるお写真です。
寒い時期の授乳は夜中も大変ですから、緋乃ちゃんも冷やさないようにしてくださいね。
玄米っ子赤ちゃんとママの出産体験は、何度聞いてもいいものです。
これからも食生活を大切にして子育てを頑張ってください。
なにはともあれ、無事のご出産に心からおめでとうを申し上げます。

 
 

カテゴリー: 子育て・野口整体・アトピー | 26件のコメント