選挙や政治のこととマクロビオティックの陰陽

私は中学生の頃から政治に関心を持っていました。
学校からの帰り道に、習ったばかりの政治の話を学友と話していたのですが、話の決着がつかなくて、私の家の近くの道路で大きな声で話を続けていました。
しばらくすると母が家から出てきて、そんな話をすると、親も同じ考えだと思われるから、人前で政治の話をする時には注意するようにと言われました。

その時には「なんで?」と母の意見に逆らったのですが、当時の私は親の支持する政党と違う政党の主義が良いと思ったのです。
今思えば青臭い考え方で、世の中の裏表もまったく分からないままごとのような内容だったのですが、母親の考え方と違っていて、何か裏があるのかもしれない空気は感じたのでした。

その後に親が政治というものを解説してくれたり、政治の話を子供の前ですることはなかったのですが、私はずっと政治に関心をもっていて、高校生の時には新聞部でかなりの量の原稿を書いていたものです。
高校生活最後の記念にと思いを込めて書いた原稿は、顧問の先生が「思想的に偏りすぎている」といって没になりました(泣)

戦争のことや自衛隊のことを先生に質問しても、納得できる答えをもらったことはなく、自分で入手できる本を読んでもスッキリしませんでした。
大人になると、そういうことの裏事情もだんだん分かるようになってきましたが、それほど政治は複雑なものなんですね。
ですから、18歳から選挙権を認められても、果たしてどれほどの人が納得して投票できるかは疑問です。

ところで、マクロビオティックの陰陽の視点で選挙を考えると、また違った見方ができて、とても面白いです。
望診も兼ねて観察していると、陰陽での見方が出来るのですが、本当に政治家っていうのは陽性ですねぇ。
逆に言うと陽性でなければ務まらないのが政治家でもあります。
陰性になると淘汰されてしまう世界ですからね。

私が総理大臣になってほしいなぁと思う政治家は、体調を崩して政界から去ってしまいました。
どんなに素晴らしい考えをもっていても、どんなに人徳のある人でも、運と健康がなければその目的を叶えることができません。
何を目指すにしても健康が第一ですね。

 
 

 
 

(2017年産の玄米ご飯 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

私は今、京都で食事日記の添削中です。
うどんだしを使った講座が続いていたので、玄米ご飯に飢えていました(笑)
京都のマンションで玄米ご飯を炊きましたが、中川さんも玄米ご飯を炊いたそうです(^^)
その写真を載せておきますね。

何日か玄米ご飯が入らないと、「玄米ご飯がほしい!」と体の声が大きくなってきます。
白米ではダメなんですねぇ、玄米なんです。
白米の糖質部分がほしいのではなく、白米にはない部分(ミネラルやビタミンや排出力)を体が欲しがっているのがビシビシ伝わって来ます。

玄米を炊いて梅干しを入れて自然塩をつけて海苔を巻いたおにぎりをパクリ!
ああ、幸せです\(^o^)/
食事日記頑張ります!

 
 

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シャンプーや常在菌のこと

昨日、東京でマクロビオティックの大先輩お二方とお食事をしました。
当然のことながら私のヘアスタイルの話になり、髪のお手入れに話題が移りました。
大先輩のうちのお一人(60代)は髪が黒くて、もうお一人(60代)は髪が白いのです。

巷でも年齢がいっても髪が黒い人がいますが、マクロビオティックの世界でも同じ。
ただ、大先輩たちには、男性でもシャンプーを使わないという人が何人もいます。
そういえば、芸能界でも石鹸やシャンプーを使わない男性がいますね。

私の友人は野口整体の指導室を開いていて、子供3人をシャンプーなしで育てたのですが、ちゃんと天使の輪が出来て綺麗な髪のお嬢さんに育ちました。
お湯で余分な脂分を洗い流すだけなので、シャンプーもリンスもいらないのです。

しかし私の夫は脂性なので、シャンプーを使っています。
iPhoneにもすぐ指紋がつくので、息子に嫌われていますが(笑)

そもそも頭皮って顔の皮膚の延長線なので、お湯で顔を洗うのと同じようにすればいいだけなのではないかと私は思います。
シャンプーの目的はその頭皮を綺麗にすることであって、その結果髪の汚れも落ちるわけです。

頭皮には頭皮を守ってくれる皮膚常在菌がいるので、それを死滅させないようにしてあげることがとても大事です。
この常在菌が皮膚をちょうどよいpHにしてくれるのですから、私たちの体は常在菌のおかげで守られているんですよね。

糠漬けも乳酸菌のご機嫌次第で明暗がわかれます。
微生物や常在菌の存在を忘れない生き方が、本物の健康につながることを改めて感じます。
過度に綺麗にしすぎない生活。
そんな生活が好きです。

 
 

 
 

なみなみと注がれる日本酒。
マクロビオティックの大先輩とこうしてお酒をいただけるご縁に感謝した一日でした。
貴重なお時間をありがとうございました。

 
 

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マクロビオティックの陰陽で判断する食事日記

ただいま幸せコースの食事日記が次々と送られてきています。
でも、まだマクロビオティックの陰陽をしっかり意識して食べていない方もいて、これから個人指導をせねばと思っているところです。

マクロビオティックの陰陽は難しいものではありませんが、奥が深いのは確かです。
多くの人が??となるのは、学校で習って来なかったからですね。
ただそれだけなんです。
つまり、聞き慣れていないだけ。

だから、最初はちょっととっつきにくいのでしょう。
でも、大丈夫。
すぐ、「なあんだ、そういうことね♪」と思えるようになります。

食べ物と体の関係は間違いなく誰しも経験していることなのですが、それを陰陽という視点で把握していなかっただけですね。
それを把握していただこうとするのが食事日記です。

昨年の食事日記を添削中に書いた記事があります。
今年の人にもぜひお読みいただきたいので、リンクしておきます。
マクロビオティックの食事日記と判断力の7段階 2016.9.28

 
 

 
 

(京都 瓢亭)

写真のデザートは、先日瓢亭さんでいただいたものです。
甘いもの耐性の弱い私はとても食べきれないので、隣の中川さんに手伝ってもらいました。(ゴメン こうして中川さんは丸くなってしまうのでした。)

こういうコース料理は量が多すぎるので、普段はあまり食べません。
ですから、この日は瓢亭さんでいただいたお料理1食で、翌日の14時まで何も食べませんでした。
お水は2杯飲みましたけど。
つまり23時間お食事を抜いたわけです。

でも、当日の夜でもお夕飯をいただいた人もおられるでしょうし、翌日の朝もお食事された人が多かったのではないかと思います。
それは個人差なのです。

そんな個人差を把握して、自分の体を知ることで、ベストな体調をキープできるようになったら、毎日元気に暮らせるようになりますよ。
そのために役立つのがマクロビオティックの考え方であり、陰陽であり、食事日記です。

 
 

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むそう塾に新米が届きました

実りの秋になった。
新幹線の窓から稲穂の美しさを眺めるだけでも、精神的に満たされてくる。
非情にも新幹線はあっという間のスピードで通り過ぎてしまうけれど、本当は田んぼで清々しい空気とともに、稲の香りをかぎたい。

数か月もの間、太陽に当たって育った稲には、しっかりとした陽性のエネルギーがこもっていて、手にすると安堵感や幸せな気持ちが広がってくる。
それは主食という重みだけではなく、お米がいかに神聖な穀物であるかを感じるときでもある。

今の私は田んぼに出ることはないけれど、お米を作っていた時にマクロビオティックを知っていたら、もっと感謝の気持ちで農作業をこなせたかもしれない。
とはいっても、やはり農作業には腰の痛くなることや力仕事も多い。

丹精込めた仕事をしてくださって、今年も滋賀県の農家さんから新米が届いた。
ありがたいことだ。
身土不二で探しても良いお米が入手出来ない塾生さんは、こちらの農家さんから直接送ってもらうことも出来る。

 
 

 
 

(2017年滋賀県産玄米 マクロビオティック京料理教室  むそう塾)

 
 

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「玄米の炊き方秘伝(第114回愛クラス)」開催のご案内

現在むそう塾で使用しております圧力鍋は、輸入がストップしておりますため、新しくお鍋を供給できない状況です。
そのために、再受講者に限ってサードジェネレーションの炊き方で愛クラスを開催することにしました。
開催日はクリスマス・イブではありますが、ご都合のつく方は「より美味しい玄米ご飯」を目指して時間を共有しましょう。

*   *   *

【講座名】
「玄米の炊き方秘伝(第114回愛クラス)」

【開催日】
2017年12月24日(

【会場】
授業・懇親会とも:「なかがわ」京都市左京区孫橋町18

【内容】
・中川善博による玄米炊飯デモ1回&試食
・各自が自分のお鍋で実際に炊く練習&試食
・玄米の量り方や洗い方の実習(1名ずつ)
・玄米とお塩の診断(1名ずつ)
・再受講者の圧力鍋のフタ、部品のチェック(1名ずつ)
・昼食(福ZEN:玄米ご飯・おばんざい・お味噌汁・糠漬け・三年番茶)

【玄米投稿の回数】
受講後10日間のうち3回まで

【タイムテーブル】
11:00       開場
11:30~12:15 お食事
12:30~16:00 玄米炊飯のデモ・各自の実習・診断・質問など
16:00      記念撮影
16:00~18:00 懇親会

【定員】
6名

【受講資格】
むそう塾のパスポート取得者(ビジョン鍋のある人に限る)

【持ち物】
・デジカメまたは比較的新しい携帯電話
・お鍋
・お米(1回炊飯分)
・お塩(1回炊飯分)
・鍋敷き
・ふうわりさん
・教室とカセットコンロが異なる場合はカセットコンロ

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
21,600円(消費税を含む)

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
こちらの予約システムから

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前~8日前:受講費の50%
・開催日の7日前~当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

 
 

 
 

(滋賀県産玄米 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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